「豆腐ラーメン」が岩槻で話題に！人気店をまとめて紹介します！

テレビの地元グルメや、B級グルメ特集などでもよく登場する、埼玉県さいたま市岩槻の「豆腐ラーメン」をご存知でしょうか。「豆腐ラーメン」は、埼玉県岩槻の地元民に愛されている人気のラーメンで、価格も手頃で安い上に、味も美味しいと昔から評判のラーメンです。そのため他県からも人気がありおすすめです。そんな「豆腐ラーメン」について探っていきましょう。

県民の愛してやまない地元料理などを紹介する番組などでも、頻繁に取り上げられるようになった「豆腐ラーメン」。こってり味のイメージが強い「ラーメン」と、あっさりヘルシーなイメージが強い「豆腐」。その二つを組み合わせたラーメンである「豆腐ラーメン」とは、一体どんなラーメンなのでしょう。ただ豆腐がトッピングとしてのっているラーメンだと思っている方は、大間違いです。

埼玉県岩槻のご当地ラーメン「豆腐ラーメン」は、普通のラーメンにただ豆腐がのっているわけではなく、鶏ガラなどをベースにした、あっさり醤油系スープの上に、滑らかで柔らかい絹の豆腐と、挽肉の餡をかけたものになっています。見た目は、まるで麻婆豆腐のラーメンのようにも見え、インパクトもあります。しかし辛さがないので、老若男女が食べられるようになっているのも人気が高いポイントです。

埼玉県岩槻の「豆腐ラーメン」は、先程ご説明したように、辛みのない優しい味わいのため、老若男女が食べれることから、幅広い年齢層に人気で愛されているB級グルメです。そして、食材も野菜と、ひき肉、さらにお豆腐なので、朝から食べたくなるという人も多く、万人におすすめできるラーメンになっています。また何より安い価格帯も人気の理由です。

先程、「豆腐ラーメン」がどのようなラーメンかはご説明しましたが、本当にそんなラーメンが美味しいのか、まだ疑問に感じている方も少なくないでしょう。豆腐ラーメンは、鶏ガラなどを基本としたあっさり醤油スープなので、豆腐の味わいを消すこともなく、また滑らかな絹どうふと挽肉の餡との相性も抜群で美味しいんです。見た目は麻婆麺のようにも見え辛さはありませんが、物足りないと感じることはないでしょう。

また、豆腐ラーメンの麺は、少し柔らか目の中太縮れ麺となっているので、豆腐とひき肉の餡との絡みもよく美味しいです。さらには、ネギやわかめがいい味のアクセントになっているので、こちらもお豆腐と一緒に頂くのがおすすめです。豆腐ラーメンと聞くと、軽めのラーメンと思いがちですが、実際の豆腐ラーメンは、丼がかなり大きいサイズなので、かなりボリュームがあります。意外と男性にもおすすめのガッツリ系ラーメンです。

この埼玉県岩槻のご当地ラーメン「豆腐ラーメン」の発祥のお店は、岩城城址公園内にある「レストラン大手門」です。岩城城址公園内にある「市民会館いわつき」の1階にある、昭和レトロを感じられるような雰囲気の食堂レストランで、岩槻の地元民は豆腐ラーメンと聞くと、ここの「大手門」のイメージする人が多いそうです。

そのため、まず豆腐ラーメンを味わうなら、こちらの「レストラン大手門」を目指すのがおすすめです。発祥のお店ともあって、人気も知名度も抜群ですし、岩城城址公園内にある「市民会館いわつき」の1階にあるので、迷う事もないでしょう。駅からは少々離れてはいますが、駐車場も周辺に沢山完備されているので、遠方からの来店でも困る事もなく、おすすめです。

豆腐ラーメンの総本山とも言える「レストラン大手門」の豆腐ラーメンは、今も不動の人気看板メニューです。豆腐ラーメンの発祥は意外に古くて、1970（昭和45）年になります。約半世紀前に、埼玉県旧岩槻市、現在のさいたま市岩槻区にあるこちらの「レストラン大手門」で誕生しました。当初はまかない料理として出されていたものですが、いまでは、岩槻の名物というより、埼玉県を代表するB級グルメにまで成長しています。

「レストラン大手門」には、豆腐ラーメン以外にも、カレーやハンバーグ、天丼などのメニューもあるのですが、ほとんどの方が、豆腐ラーメンをお目当てに来店されているとのこと。セットメニューなどもありますので、がつっと食べたい方には、こちらのセットメニューも人気でおすすめです。豆腐ラーメンは、600円と安いのですが、値上がり前は500円とさらに安い値段でした。この安い料金も万人に愛されている理由です。

なんとこちらの「レストラン大手門」の豆腐ラーメンは、「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で第2回・第4回と優勝した実績をもつほどです。埼玉は意外と人気の高いB級グルメが多く、メディアでもよく登場するものばかりです。そんな中でも優勝するのは、至難の業です。そのため、こちらの豆腐ラーメンがどれだけ美味しいのか、この点だけでも明確です。

先程ご紹介した「レストラン大手門」の入り口には、しっかりと「埼玉B級ご当地グルメ王決定戦」で優勝したメニューとして、ディスプレイしてありますので、迷う事はありません。遠方からも、こちらに豆腐ラーメン目当てで来店する方もいる程です。また最近では、カップラーメン化され、認知度もUPしていますので、さらに人気は上昇中です。

埼玉県岩槻には、実はもう1店舗、人気の豆腐ラーメンが食べられるお店があります。こちらも安い上に美味しいと地元では評判で、「レストラン大手門」派とこちらの「とうふらぁめん蘭蘭」派と、人気を二分しているほどです。「とうふらぁめん蘭蘭」も老舗ラーメン店で、オープンして40年近くになるお店です。また岩槻駅のすぐ近くにあることから、電車でのアクセスの際は、こちらがおすすめです。

とうふらぁめん蘭蘭の豆腐ラーメンは、700円とこちらも安い価格帯です。中太の麺と醤油風味のあっさり系スープとの相性が抜群で、「レストラン大手門」にも負けない美味しいラーメンです。こちらの豆腐は、岩槻区内に店舗がある、なんと江戸時代から続く老舗豆腐屋「笹屋」さんの豆腐を使用しており、150年以上続く伝統の豆腐を使った、このお店でしか頂けない豆腐ラーメンになっています。

埼玉県民なら、豆腐ラーメンと聞くと、こちらの「トーフラーメン幸楊」をイメージする方もいらっしゃるでしょう。実は「トーフラーメン幸楊」の店主は、以前「レストラン大手門」に勤務しており、そこで考案したメニューが「豆腐ラーメン」だったそう。まかないとして作っていたものが、社長に気に入られて、通常メニューに昇格したとか。

そして「トーフラーメン幸楊」がオープンしたのは、2002年です。つまり「豆腐ラーメン」の考案者はいま、「トーフラーメン幸楊」にいて、埼玉県内でも人気の豆腐ラーメン屋になっていました。そんな経緯があり、埼玉県内の人には、豆腐ラーメンと聞くとこちらの「トーフラーメン幸楊」をイメージする方が、多くいるわけです。

このトーフラーメン幸楊は、岩槻ではなく、西浦和にありますので、来店する際はご注意下さい。発案者でもある方の「豆腐ラーメン」は、650円とやはり安い料金で、スープの味はやさしい味わいになっていますが、「レストラン大手門」より、少々ピリ辛という声もあります。もちろん豆腐のあんかけはアツアツなので、やけどに気を付けながら頂きましょう。

埼玉県岩槻の豆腐ラーメンについて知ったら、きっと岩槻を訪れてみたくなることでしょう。電車でのアクセス方法は、東武鉄道野田線（東武アーバンパークライン）を利用します。都内からでしたら、JR大宮駅で、東武鉄道野田線（東武アーバンパークライン）に乗り換えが必要です。大宮駅からは、急行または各駅停車で、10分強なので、比較的近いです。

車でのアクセスでしたら、国道16号か国道122号、そして高速でしたら、東北自動車道の岩槻インターで降りるとスムーズです。「レストラン大手門」は岩槻城址公園、「とうふらぁめん蘭蘭」は岩槻駅を目印にすると、迷う事はありません。岩槻駅の周辺にも、コインパーキングが沢山ありますので、駐車場にも困らないでしょう。

いかがでしょうか。埼玉県岩槻の豆腐ラーメンは、非常に知名度も人気も高い事が分かりました。またアクセス環境もいいので、ぜひふらっと人気のラーメンを食べに、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。岩槻の豆腐ラーメンにはまったら、西浦和も比較的近い距離にあるので、ぜひそちらにも足を延ばしてみて下さい。