カナダのスキー場をご紹介します
カナダといえば、世界屈指のスキーリゾートがあることで有名です。カナダ全体には100を超えるスキー場が点在し、11月頃から5月頃までの7ヶ月間もオープンしているスキー場も少なくなく、スキーヤーには夢のような国なんです。今回は北米最高峰と言われるウィスラースキー場の情報を中心に、カナダのスキー旅行情報をお伝えしていきます。
カナダの州ごとのスキー場情報
ブリティッシュコロンビア州
カナダの西に位置するブリティッシュコロンビア州は、カナダでも有数のスキー場があることで有名です。特にウィスラーブラッコムスキー場は、何日かけても同じ場所を滑走することがない程の広さを誇ります。また、カナダの西側のスキーリゾートはヘリスキーが楽しめることでも有名。日本からもバンクーバー経由で行きやすいのも特徴です。
アルバータ州
中西部に位置するアルバータ州は、カルガリーオリンピックが開かれた州としても有名で、景観が美しいスキー場が多い州です。州境にあるロッキー山脈によって、11月から5月までのロングスパンでオープンしているスキー場が多いことでも知られています。特にカルガリーから2時間の所にあるレイクルイーズ、サンシャインビレッジは人気のスキーリゾートです。
オンタリオ州
トロントを州都に持つオンタリオ州は、カナダ東部に位置しています。ブリティッシュコロンビア州やアルバータ州ほどスキー場の数は多くはありませんが、アメリカから行きやすいことから、アメリカ人で賑わうスキーリゾートが多いのが特徴です。特にトロントから2時間の所にあるブルーマウンテンはとても人気のスキーリゾートです。
ケベック州
カナダの東海岸に位置するケベック州は、フランス語が公用語で、パウダースノーが楽しめるスキー場が多いことで有名です。特にモントリオールから2時間の所にあるモントランブランスキーリゾートが人気があります。また、ナイトライフも楽しみたいなら、ケベック市に近いストーンハムマウンテンやサンタンヌ山もおすすめです。
カナダのスキー場のベストシーズンは?
今日ウィスラーがオープンしたらしい…今年は早い!
— happyryo (@happyryo) November 18, 2017
年内滑りに行けるかな〜?:snowboarder: pic.twitter.com/U6aqPhXS4v
カナダのスキー場の平均的なオープンは、11月後半からになっています。ベストシーズンは雪が安定する1月から3月頃がおすすめのようです。雪質以外にも注意したいのが北米の国民の休日なんです。そのシーズンはかなり混み合いますので、カレンダーをチェックし、混むシーズンをなるべく避けて行くことをおすすめします。
カナダのスキー場ウィスラー
世界トップクラスのスキーリゾートとして知られ、北米でも最大級の大きさを誇るウィスラースキー場。2010年のバンクーバーオリンピックで世界的に有名になったスキー場です。冬は11月から5月までスキーが楽しめます。また、夏の間もリゾート地として人気があり、マウンテンバイクやトレッキングを目当てに訪れる人が絶えません。
カナダのスキー場ウィスラー:ウィスラービレッジ
ウィスラースキー場の麓には、ゲレンデへ行くゴンドラベースを中心にビレッジが広がっています。標高675mのウィスラービレッジでは1年中を通してショッピングが楽しめる他、90以上あるレストランでは、世界中の料理が楽しめるようになっています。また長期滞在者に嬉しいスーパーやベーカリー、お惣菜を売るお店も揃っています。
ウィスラービレッジ、外食がとにかく高いけど、キッチン付きホテルも多いし、スーパーもちゃんとあるから、1週間ぐらいここにこもりたい。 pic.twitter.com/nfVSxJdvCv
— あかりてょん (@akkrrr257) November 3, 2015
ウィスラービレッジの中は一般車輌の通行が禁止されていて、子供連れには嬉しい歩行者天国になっています。お隣にあるブラッコムへも徒歩で行くことができ、ブラッコムのアッパービレッジとビレッジノースにあるマーケットプレイス間はシャトルバスも無料で運行されているので、旅行者にはとても便利なリゾートになっています。
カナダのスキー場ウィスラー:ゲレンデ情報
フィッツシモンズ谷を挟んで位置する2つの北米屈指のスキー場、ウィスラーとブラッコムは麓のビレッジで繋がっていて、 両スキー場のコース数は200以上あり、最長コースは11kmになります。その他、林間、氷河コースに12個のアルパインボール、そしてゴンドラとリフトは37個という北米最大規模のスキー場になっています。
■ウィスラーにスキーシーズン到来!世界有数のスキー場知っトク情報!■ウィスラー、ブラッコムで一番混むリフト。それは、ビレッジからメインのエリアにアクセスするゴンドラなんだけど、実際にスキー場に上がって最も混むのは4人乗りのエメラルドチェアなんだ。そこは…https://t.co/qBNwGIfjlr pic.twitter.com/Z8qGttZ3pu
— バンクーバー新報 - Vancouver (@vanshinpo) November 20, 2017
ウィスラー山の標高差は1530m、ブラッコム山の標高差は1609mで、ブラッコム山のゲレンデのほうが急斜面が多く、やや上級者向けになっています。200を超えるコース以外にも、スノーボードのパークやハーフパイプの他、キッズパークもあります。スキーパスは5日間で約630カナダドルになっていて、シニア割引もあります。
カナダのスキー場ウィスラー:ヘリスキー
by souota, ウィスラー最高でした。また行きたい。#whistler #ヘリスキー #heliski #ski #カナダ - more at https://t.co/9MTlwRr967 pic.twitter.com/ROiFX8vEFD
— DEEP 'N' STEEP (@DEEP_N_STEEP) March 17, 2016
カナダのスキー場、ウィスラーといえば、ヘリスキーが気軽に楽しめるということでも有名です。ヘリスキーというと上級者専用のイメージですが、ここでは中級者から楽しめるようになっています。1日3本から最高6本の滑走を選べ、本数や人数に寄りますが、料金も10万円弱で体験できるプランもあるようです。
カナダのスキー場ウィスラー:宿泊情報
カナダのウィスラースキー場には、目的や人数に合わせて様々なタイプの宿泊施設があります。高級リゾートホテルから、長期滞在者向けのキッチン付のコンドミニアムやロッジ、また、料金を抑えてスキー旅行を楽しみたい人向けのモーテルからユースホステルまで幅広く選ぶことが可能です。
ウィスラー到着。ここでもリゾートホテルに宿泊。キッチン付き。 pic.twitter.com/TwjjvQHmzT
— 加納学:骨ストレッチ&安納芋 (@DreamChaserJPN) June 6, 2015
ウィスラーで日本人に人気の長期滞在者用ロッジが、アルパインロッジ。清潔でリーズナブルな上、なんとここには日本語が話せる親切なスタッフが常駐しているので、英語が苦手な方も安心です。また、ホットタブやサウナもあるので、スキーで疲れた体をゆっくり休めることができます。希望者には指圧の予約も可能です。
カナダのスキー場ウィスラー:ツアー
カナダのスキー場ウィスラー行きのお得な旅行ツアーも毎年たくさん出ています。現地での日本語での送迎付きのプランやリフト券付きのプラン、バンクーバー観光プランもあるようなので、一人旅や初心者の方にもおすすめです。シーズンにもよりますが、ツアーは直行便利用で最短3泊5日、料金は最安7万円台からが相場のようです。
カナダのスキー場ウィスラー:アクセス方法
ウィスラーの最寄の空港、バンクーバーまでは、成田空港、羽田空港からそれぞれ直行便が出ているので大変便利です。お休みが長く取れない方でも、3泊4日で十分楽しめるようになっています。飛行時間は約9時間で、現在は日本航空、全日空そしてエアカナダの直行便が出ているので、マイレージや発着時間によって選べるようになっています。
バンクーバー空港着いた〜〜9時間フライト寝れたし思ったより快適だった٩( ᐛ )و:sparkles:
— あさひ (@asahi_oxo) October 30, 2017
ビザ審査待ち〜〜!そしてバンクーバー空港めっちゃシャレオツ:sob: pic.twitter.com/vpuO9Dzz0c
最寄空港のバンクーバー空港からウィスラーまでは約2時間半の道のりです。おすすめは空港からのバス利用で、ウィスラーエキスプレスが空港と主要なホテル間を1日4往復しているので、旅行者に便利です。料金は大人1名につきカナダドル79ドルからです。また、6名ほどの人数の場合は、1台の料金が350ドル位のリムジンもおすすめです。
また、バンクーバーのダウンタウンからもアクセス可能で、ダウンタウンのグレイハウンドのバスターミナルからウィスラービレッジ行きの便が1日4往復出ています。その他、水上飛行機でのアクセスも可能で、ダウンタウンからウィスラーのグリーンレイクまでシーズン中1日2往復していて、料金は約200ドル、所要時間は30分になります。
カナダのスキー場へ行くときの荷物は?
カナダのスキー場へ旅行に行く際の必要不可欠な荷物ですが、まずは、スキーウェア、グローブ、ゴーグルは必ずスーツケースに入れていきましょう。もちろん現地で調達も出来ますが、いる間は出来るだけスキーに時間を費やしたいという方は自分の物を持参することをおすすめします。レンタルはサイズが合わない場合があるので注意です。
そしてスキーブーツは飛行機に手持ちで持参しましょう。もちろんレンタルは出来ますが、サイズが合わなかったり、全部貸し出されていたりすることもあるので、履きなれたマイブーツを持参することをおすすめします。スキーやボードは通常前日の夕方からレンタル出来ますので、到着したらまずはレンタルすることからおすすめします。
カナダのスキー場へ出発前の注意事項
まずは、カナダでも使える携帯電話を用意していきましょう。カナダのスキー場はゲレンデがかなり広いので、万が一迷った際に連絡を取れるようにするためです。ご自分の携帯電話会社に、海外で使用が可能か等契約内容や料金を確認しましょう。また、成田や羽田では、海外用携帯やポケットWi-Fiも貸し出ししていますのでチェックしてみましょう。
スキー場に長く滞在する場合に必要不可欠なものといえば、コインランドリーです。カナダのスキー場にもコインランドリーはありますが、洗剤は日本から小分けにしてもっていくことをおすすめします。小銭も忘れずに準備しましょう。また、現地では精算の際クレジットカードしか使用できないお店も多いので、海外で使えるカードも持参するようにしましょう。
そして事前に傷害保険に加入していくこともおすすめします。海外でケガをした場合、驚くほどの金額を請求されるケースが多いからです。また、盗難や破損のことも考えて、携行品損害補償も付いているか確認しましょう。現地でスキーやボードをレンタルする場合は、必ず盗難の保険が付いているかどうかを確認しましょう。
冬の #ウィスラー でスキーを楽しみませんか?
— カナダと日本 (@CanadaNihon) November 17, 2017
カナダに入国する際には、電子渡航認証(eTA)を取得する必要があるかもしれません。詳しくは: https://t.co/vMtX1v96Ad #eTACanada pic.twitter.com/ZCQpXRZWCk
最後に、必ずパスポートの有効期限を確認しておきましょう。そして日本からカナダに旅行される方は、カナダ電子渡航認証(eTA)のオンライン申請も必要になりますので、必ず出発前に済ませるようにしてください。また、多少の現金の用意もあれば安心です。成田や羽田空港で事前にカナダドルに両替も済ませておくようにしましょう。
冬休みはカナダのスキー場へ行こう!
カナダのスキー場情報はいかがでしたでしょうか。北米でもトップクラスのスキー場、ウィスラーは、プロのスキーヤーだけでなく、子供からスキーの苦手な方まで楽しめるアクティビティが沢山あり、一人でも大勢でも満足できるスキーリゾートなんです。今度のシーズンは、ヘリで新雪のゲレンデを滑る一生ものの体験をしに出掛けましょう!
RELATED
関連記事
RELATED
- イエローナイフオーロラ特集!人気観光ツアーやおすすめ見どころも!
世界でもっとも美しいオーロラが見られると評判のイエローナイフ!そこは北極圏からはおよそ400km南のカナダ有数の観光地、オ...
メンちゃん
- カナダバンフの観光特集!人気定番スポットから穴場もご紹介!
カナダのバンフは、ロッキー山脈の中にある小さな町です。周辺の観光地の拠点となるバンフ、どんな観光スポットが人気なのでしょう...
neko master
- バンクーバーを観光!人気のお土産や定番のおすすめスポットも!
カナダの大自然と都会が絶妙なバランスで保たれた美しい都市・バンクーバー。山あり海ありの人気観光地バンクーバーの中から日本人...
you-you
- トロント観光おすすめはココ!ナイアガラや子連れ人気スポットも
カナダ最大の都市であるトロントは世界中から観光客が集まる観光地であり、ナイアガラの滝観光への拠点にもなります。トロントには...
patandjessthecat
- オタワ観光おすすめはここ!人気の名所やツアーも一挙ご紹介!
カナダの首都のオタワは、首都でありながらも、自然が豊かな観光スポットとして人気を誇っています。大きな都市ではありませんが、...
neko master
- モントリオール観光!定番の人気スポットやおすすめ名所も!
カナダで唯一フランス語を公用語をとするケベック州最大の都市「モントリオール」。街の雰囲気がカナダの他の地区とは違い、独特の...
mdn
- ケベックシティ観光特集!人気定番スポットやおすすめの穴場も!
カナダ・ケベック州にあるケベックシティは公用語がフランス語、フランス文化が強くみられるカナダの中でもユニークかつ歴史のある...
mikiwild
- カルガリーの観光スポット!おすすめツアーや人気の名所も!
カナダの西部に位置するカルガリー。カルガリーは、芸術などの文化や舞台演劇などが発展している街として有名です。そんなカルガリ...
neko master
- エドモントン観光特集!人気定番スポットや穴場も一挙ご紹介!
カナダの人気観光地「エドモントン」大都会と大自然が共存する素晴らしい街並みは必見。エドモントンには子供から大人まで楽しめる...
TARO-MOTEKI
- ウィニペグ観光ランキング21選!人気スポットやおすすめ穴場も
ウィニペグ観光ランキング21選をご紹介!カナダはマニトバ州にある都市「ウィニペグ」には沢山の観光スポットがあり連日、観光客...
TARO-MOTEKI
- バンクーバー空港情報!お土産・免税店・ラウンジなどご紹介!
飛行機が着陸した瞬間のドキドキ…良いですよね!今年150歳になった人気の渡航先カナダのバンクーバー国際空港。日本人旅行者に...
janedoe
- カナダお土産おすすめはコレ!雑貨やコスメに人気のお菓子も!
アメリカ北部にあるカナダには、人気観光スポットがたくさん集まっており、日本だけでなく世界的にも人気。そんなカナダに旅行に行...
Koharu
- カナダビクトリア観光スポット特集!人気名所やグルメもご紹介
カナダのバンクーバー島の南側に位置するは都市ビクトリアは、カナダやアメリカだけでなく世界中から観光客が訪れる美しい街です。...
patandjessthecat
- カナダ観光特集!おすすめスポットや人気の名所ランキング15選!
雄大な自然がたっぷりのカナダ。北米大陸で比較的治安の良いカナダへは、日本からも留学や観光で訪れる人も多いです。今回はカナダ...
you-you
- 世界三大瀑布とは?おすすめの絶景スポットなどを比較して紹介!
世界三大瀑布「ナイアガラの滝」「ビクトリアの滝」「イグアスの滝」のご紹介をさせていただきます。「世界三大瀑布」の水量、幅、...
堀井千恵子
- カナダ「ブッチャート・ガーデン」は優雅な庭園!年間100万人が訪れる観光名所
カナダにあるブッチャート・ガーデン(Butchart Gardens)は、カナダの国定史跡にも指定されている美しい庭園。観...
Yukilifegoeson
- トロント「CNタワー」は都市のランドマーク!展望台や絶景のレストランも!
カナダ最大の都市、トロントのランドマークであり、高さ553.33mを誇る「CNタワー」は、1976年の完成当時からトロント...
janedoe
- カナディアンロッキーの名所を巡ろう!ベストシーズンやおすすめの服装は?
カナディアンロッキーは、世界遺産に登録されたカナダの国立公園。カナダ側に位置する有名なロッキー山脈は、世界中の観光客を魅了...
Yukilifegoeson
- スタンレーパークは世界で2番目に美しい公園!気持ちいいサイクリングも!
バンクーバーのスタンレーパークはバンクーバー市民の憩いの場であるだけではなく、世界で2番目に美しいと評され、多くの観光スポ...
NamiShow
- カナダのスイーツ&お菓子特集!チョコレートなど現地で人気の商品を厳選!
カナダを訪れたことがある人ならば知っているかもしれませんが、カナダにはたくさんのチョコレートやスイーツ、お菓子があります。...
arugo321328
- バンフ国立公園の見どころ紹介!美しい湖と山脈を望むカナダ指折りの絶景スポット
カナダのバンフ国立公園は、カナディアンロッキーの絶景が望める人気の観光地。今回は、バンフ国立公園の美しい湖や,自然が楽しめ...
Yukilifegoeson