オタワ観光おすすめはここ！人気の名所やツアーも一挙ご紹介！

カナダの首都のオタワを知っていますか?オンタリオ州の東部に位置する都市で、都市と豊かな自然が融合している美しい街ということで有名です。オタワには、博物館や美術館、オタワ大学などがあり、文化の中心でもある都市です。今回は、そんなカナダの首都、オタワの人気の観光スポットや名所、ツアーについても一挙ご紹介をさせていただきます。カナダ旅行へ行く際の、参考にしていただければ嬉しいです。

オタワの観光名所、人気の観光スポットといえば、｢カナダ国会議事堂｣です。カナダ国会議事堂は、1857年、イギリスの統治時代に建築されたネオゴシック様式のイギリスらしい、威風堂々とした建物です。中央棟と東西の棟の3棟で構成されております。建物の一部が1916年に火事によって焼失してしまいましたが、修復され、現在でも国会議事堂として役割を果たしています。

国会議事堂では、議事堂の内部を見学することのできるツアーが毎日無料で開催されています。そのツアーに参加するには、オタワのビジターセンターで朝の9時から配布されている整理券をもらい、整理券に記載されている時間帯に議事堂に向かっていただきます。ただ英語かフランス語のツアーとなり、日本語のツアーはないので、注意してください。

国会議事堂のツアーでは、国会議事堂の歴史など、詳しい説明が聞けるだけではなく、個人で入ることの出来ない、ツアーの参加者だけ特別に、上院と下院議場、そして国会図書館が見学できるのです。その図書館がゴージャスで素敵なので、絶対に見ておきたいスポットです。また個人でも行ける中央のピースタワーにある展望台からは、オタワの美しい街並みが望める絶景スポット!オタワ観光で欠かせないおすすめのスポットですよ。

オタワの｢リドー運河｣は、2007年に世界遺産にも登録されている有名な運河です。首都のオタワと、古都のキングストンを結んでいる全長202キロメートルもの長く、北米最古の運河です。1832年に開通して以来、昔とほとんど変わらない状態で、現在でも船の往来のために使われています。リドー運河では、現在の時代でも、手動で水門を動かしています。

運河を眺めていると、ボートや船などが通り、水門が稼働する様子が見られることもあるので、少しの間眺めてみてはいかがでしょうか。また冬場になると、運河が凍りつき、リドー運河はスケートリンクになります。世界一長いスケートリンクとしてギネスブックに乗っているほどなので、冬場に観光へ行く際は、スケートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

｢ノートルダム聖堂｣は、35年もの月日を掛け、1885年に完成したオタワで最も古いカトリックの教会です。外観は２つの銀色の尖塔、その間に立つ金色の聖母子像が特徴的です。教会内部の祭壇を取り囲んでいる200体以上の立派な木像は、カナダ国会議事堂を建築をした彫刻家と同じ者が彫刻したものです。カナダ国会議事堂や、国立美術館と近い距離にある教会なので、それらの観光と併せて立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

ノートルダム大聖堂の内部は、ミサの時間帯以外、見学することが可能です。内部には、高い天井にシャトルブルーと呼ばれる青を基調とした、見事で綺麗なステンドグラスがあり、それが目を奪うほどの美しさです。天井には星空を描いた装飾などが施されております。タイミングが良ければ、パイプオルガンの演奏が聴けることもあります。教会にあまり興味がない方でも楽しめる、おすすめの観光スポットです。

オタワに行ってお土産を探すなら｢バイワードマーケット｣がおすすめです。観光客向けというよりも、オタワの地元の人々が利用しているマーケットなので、新鮮な野菜や果物、ケーキやお菓子などが、格安なお値段で、しかも大量に販売されています。食べ物だけではなく、雑貨屋さんや、アートギャラリー、衣服など、幅広い種類のお店があるので、歩いているだけでもとても楽しめるスポットです。

バイワードマーケットでは、カナダのお土産に喜ばれそうな定番のメープルシロップや紅茶なども販売されています。ローカル向けだけではなく、観光客向けのお店もあるので、お土産探しのために立ち寄ってみてはいかがでしょうか。1日いても飽きないくらい、様々なお店が立ち並んでいます。

またレストランやカフェなども並んでいるので、散策している間にランチを楽しんだり、お茶を飲んで一服もできますよ。カナダ国会議事堂からも近いので、観光のついでに寄ってみても良いかもしれません。沢山のお店が連なり、人も多く、とても賑やかで明るい街並みなので、おすすめのスポットです。

オタワで外せない観光スポットといえば｢カナダ国立美術館｣です。1988年にオープンした美術館で、カナダ美術のコレクションでは世界最大の美術館です。美術館の入り口にある特徴的な巨大な蜘蛛のオブジェは、東京の六本木ヒルズにあるオブジェと同じもののようです。美術館の収蔵品は、トム･トムソンやグループオブセゾンなどのカナダのアーティストをはじめ、世界中のアーティストの作品が展示されています。

カナダらしい作品というと、カナダの先住民であるイヌイットが作成した彫刻や工芸品が展示されています。その他世界中から集められた絵画･写真･彫刻など、幅広い時代のものが展示されており、ゆっくりと時間をかけて見学するのがおすすめです。美術館自体もアートチックで、自然光が入るように計算されている大きな窓などが美しく、注目していただきたいポイントです。文化の街、オタワで外せないスポットですよ。

｢カナダ造幣局｣とは、その名の通り、カナダ国内で流通しているコインや、メープルリーフ金貨の記念コイン等を製造している製造局です。カナダ造幣局では、ガイドツアーが無料で開催されており、コインの製造工程の見学、コインの展示室などを見学することができるのです。国会議事堂からも近い距離にあり、なかなかコインの製造工程を見る機会はないかと思うので、是非気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。

カナダ造幣局のツアーは、約45分間です。英語とフランス語のみのガイドとなります。英語かフランス語が理解できる方は、カナダのお金、記念コインに関する知識を聴けるので、とてもためになるツアーですよ。ギフトショップでは、ここにしか販売されていない記念コインなども売られているので、記念に購入してみてはいかがでしょうか。ちょっと変わった観光スポットとしておすすめです。

オタワにある｢カナダ戦争博物館｣は、カナダが関係した戦争に関する博物館です。カナダが関係している戦争について、みなさんはどの程度ご存知でしょうか。カナダ戦争博物館では、17世紀のカナダの先住民であるイロクォワ族対フランスの戦いから、朝鮮戦争など、大規模な会館3フロアに渡り展示されています。当時の貴重な資料や模型などを見学できますよ。

カナダ戦争博物館では、実際に使われていた戦車なども展示されております。展示されている説明書きは、すべて英語とフランス語なので、予めご承知ください。館内はとても広く、じっくりとカナダの歴史を学びたい方には最適なスポットです。なんとなく平和なイメージが強いカナダですが、実はこんなこと、あんなこともあったんだ、大変な時代もあったんだなと改めて実感できる場所です。

カナダの芸術に触れられるスポット｢カナダ現代写真美術館｣は、1985年にオタワで設立されました。16万点以上にも及ぶ風景や人物、現代アートなどの写真が展示されている、カナダ初の現代写真専門の美術館です。

美しいモダンな建物、内装なので、とても気分良く芸術に触れられることができますよ。絵画や彫刻などを展示している美術館は多いですが、写真の美術館ってなかなか無いですよね。カナダの芸術に触れられるもってこいのスポットです。

いかがでしたか?カナダのオタワは文化の街という通り、美術館や博物館、国会議事堂など、カナダの歴史、文化、芸術などを学べる都市と言えるでしょう。歴史ある建築物や明るい町並みなど、町歩きをしているだけで楽しくオタワらしいなと思える風景が多い、おすすめの都市です。オタワまでは直行便がないため、馴染みがない方もいるかと思いますが、是非機会があれば、立ち寄ってみてくださいね。