ローソンでWAONが使える？カードの使い方やポイントの貯め方など！

全国にあるコンビニエンスストアのローソンでは、2015年12月15日からイオンが発行する前払い式の電子マネー「WAON」が使えるようになったんです。イオンの電子マネーカード「WAONカード」での支払い方法やローソン店頭でのチャージ方法などを調べてみました。ポイントカードについてのお得な情報と合わせて紹介します。

「WAONカード」は、2007年4月27日にサービスを開始したイオンの電子マネーです。「WAON」は前払い式となっており、現金もしくはクレジットカード、イオン銀行の普通口座などから入金する必要があります。「WAONカード」には、様々な種類のカードがあり用途に応じて選ぶことが出来ます。

イオンやローソンなどのコンビニエンスストアで使える電子マネー「WAON」の由来は複数の音が調和してできる美しい「和音」と「イオン」を掛けているそうです。「色々な人が、色々なお店で、色々な場面で、色々な思いを込めてご利用いただけるイオンの電子マネー」という意味が込められているそうです。

HappyWaon(ハッピーワオン)は「WAONカード」に描かれている白色の犬がキャラクターで、決算終了時に「ワオン」と鳴き声で通知してくれます。「ワオン」という決算音から犬に結びつきやすくなっていますが、サービス開始直後は名前が付いていなかったのですが、その後一般公募で「HappyWaon」と決まりました。HappyWaonがしている首輪はイオンのマークである「エターナルリング」です。

「WAONカード」には、様々な種類があります。まず、年齢制限がなくだれでも利用できるのが、「WAONカード」です。発行手数料として300円かかります。イオンの店舗や加盟店で発行することが出来ます。年会費は無料で個人情報の登録も必要ありませんが、チャージは現金からのみになります。

「WAON」とクレジットカードが1枚になった「イオンカード」は、イオンカード受付カウンターやインターネットなどから申し込みをすることが出来ます。発行手数料や年会費は無料になります。クレジットカード一体型となっているため18歳以上の方のみ申し込みをすることが出来ます。現金・クレジットカードの両方からチャージが出来ます。

「イオンセレクトカード」は、「WAON」とクレジットカード、イオン銀行のキャッシュカードが1枚になったカードです。口座申込カウンターやイオン銀行窓口、またATMに設置されている申込書を記入し郵送することで申し込みが出来ます。18歳以上の方が利用でき、年会費や発行手数料は無料となっています。このカードはイオン銀行普通口座から電子マネーをチャージすることが出来ます。

「WAONカードプラス」はイオンカード会員の方が申し込みを出来るWAONカードです。家族会員の方も利用できます。年会費は無料ですが、発行手数料が300円かかります。申し込みは店頭にある申込用紙に必要事項を記入し郵送するか、インターネットからの申し込みになります。

WAONカードには他にも、各地のキャラクターや風景がカードデザインになっている「ご当地WAON」やJリーグに加盟しているクラブチームのエンブレムなどをデザインした「サッカー大好きWAON」などがあります。ご当地WAONは利用額の一部が地域や施設の復興や修復の為に寄付されているそうです。

また、ヤマト運輸や吉野家などの他の企業と提携した「提携WAONカード」があります。さらに、androidスマートフォンで利用できるモバイルアプリ「モバイルWAON」があり、スマートフォンを使ってチャージや決済をすることも出来ます。

クレジットカード機能やキャッシュカード機能が付いていない「WAONカード」の発行は、イオンのお店やローソンなどの加盟店で購入することが出来ます。個人情報や利用登録などが不要なので購入後チャージをすればすぐに利用することが出来ます。インターネット上で利用者情報を登録することも可能で、登録をしておくと万が一紛失や盗難にあった際に残高を新しいWAONカードに移行することも出来ます。

WAONとクレジットカードが一体となった「イオンカード」を発行するときは、イオンのお店にある「イオンカード受付センター」で申し込みをします。加盟店などに設置されている申込用紙を記入し郵送でも申し込みが可能です。また、インターネットでの申し込みも出来ます。クレジットカード会社の審査に通ればカードは後日郵送で届きます。

イオン直営店やローソンなどの加盟店のレジでチャージすることが出来ます。レジでのチャージは現金のみで1000円単位でチャージすることが出来ます。1回のチャージでは最大49000円までチャージできます。レジでチャージをした後には「ワオン」となります。「ワオンワオン」と2回なることもあり、その場合はチャージと残高照会をした合図だそうです。

「イオンカード」や「WAONカードプラス」などクレジットカード付きのWAONは、現金の他にクレジットカードからもチャージできます。チャージにはWAONチャージャーや、モバイルWAONを利用してチャージすることができ「ワオン」となったらチャージ完了です。クレジットカードからのチャージも現金と同じで1回のチャージは最大49000円までとなっています。

イオン銀行ATMでは現金・クレジットカードからのチャージはもちろん「イオンカードセレクト」と「イオンバンクカード」を利用の方は、イオン銀行の普通預金口座からのチャージも出来ます。銀行口座からチャージする際には、口座の暗証番号が必要になります。こちらも「ワオン」となったら手続き完了の合図です。

「WAONカード」での支払い方法は、会計時にワオンで支払う旨を伝えます。その後、レジに設置されている読み取り機に「WAONカード」をタッチします。「ワオン」となったら支払いが完了した合図になります。読み取り機に「WAONカード」をタッチするときは電波の妨げとなる、硬貨などの金属や他のICカードと離して利用して下さい。

「WAONカード」を使うと、200円ごとに1WAONポイントが自動で付与されます。WAONポイントは電子マネーに交換することで利用することが出来ます。WAONポイントには最大2年の有効期限があり、有効期限が切れたポイントは失効してしまします。1WAONポイント単位で交換できるので失効してしまう前に交換することをおすすめします。

WAONポイントは、WAONステーションやイオン銀行ATM、モバイルWAONで電子マネーに交換することができ、交換後に買い物に利用することが出来ます。1WAONポイント1円の換算で交換でき、1WAONポイント単位で電子マネーに交換できるので、ポイントの失効期限がきて端数を失効してしまうという事なく貯めたポイントを無駄なく電子マネーに交換することが出来ます。

ローソンではイオンの電子マネー「WAONカード」と併用して「Pontaカード」を利用することが出来るんです。2枚のカードを併用して利用することで「WAONポイント」と「Pontaポイント」の両方を貯めることができます。「WAONポイント」は200円ごとに1ポイント「Pontaポイント」は100円ごとに1ポイントが付与されます。

2枚のカードを利用するときは、まず代金支払い前までに「Pontaカード」を提示します。そして「WAONで支払います。」と店員さんに伝え読み取り機に「WAONカード」をタッチします。「ワオン」となったら支払いが完了した合図になります。支払い前に「Pontaカード」を提示しないと「Pontaポイント」が付かないので出し忘れに注意してください。

「Pontaカード」と同じようにローソンではイオンの電子マネー「WAONカード」とドコモが発行する「dポイントカード」を2枚同時に利用することが出来ます。こちらも2枚併用することでイオンの「WAONポイント」とドコモの「dポイント」の2つのポイントを貯めることが出来ます。「dポイント」は100円ごとに1ポイント付与されます。

「WAONカード」と「dポイントカード」の利用の仕方は、「Pontaカード」の時と同じ手順で行います。「dポイントカード」の提示後「WAONカード」を読み取り機にタッチし「ワオン」となったら支払い完了です。「dポイントカード」も支払い前に提示しないとポイントをつけることが出来ないので注意が必要です。

電子マネー「WAONカード」を手にしたら「WAONPOINT」に会員登録するのがおすすめです。WAON一体型のイオンカードを利用している方は自動で登録されるので登録の必要はないそうです。登録することで、電子マネーの「WAONポイント」とは別に、月間の利用額に応じて「WAONPOINT」を貯めることが出来ます。

「月間WAONPOINT」とは、毎月1日から末日までの利用金額に合応じて500円ごとに1WAONPOINTが付与されるサービスです。月間POINTとは別に毎日の利用でも200円ごとに1ポイント付与されます。電子マネーの「WAONポイント」も同時に付与されるので登録しておくとより多くのポイントを貯めることが出来ます。

貯まった「WAONPOINT」を利用するときは、WAONステーションやイオン銀行ATMで電子マネーに交換することが出来ます。電子マネーに交換する際は1度電子マネー「WAONポイント」に交換をしてから電子マネーに交換します。ポイント数の指定をすると交換作業を2回しないといけませんが、全ポイントを交換するときは1回の作業で行うことが出来ます。

「WAONポイント」には有効期限があります。初チャージ日から24か月後の月末となっています。加算期間は12カ月ごととなっており、2年目以降は、1年間隔で「WAONポイント」の有効期限が来ることになります。「WAONPOINT」の有効期限も同じ仕組みとなっています。

財布の中がかさばらず、急いでいるときにも便利な電子マネーですが、いざ使おうと思った時に残高不足ということになると困ってしまいます。「WAONカード」には残高不足にならないために便利なオートチャージ機能があるんです。「イオンカード」や「WAONカードプラス」などクレジットカードと一体になっているカードできます。

オートチャージ機能は申請が必要になります。オートチャージの申請は、WAONステーションやイオン銀行ATMで行えます。オートチャージは設定金額を下回った時に登録されたクレジットカードから自動的にチャージされます。オートチャージの申請には、クレジットカードと暗証番号が必要になります。1度設定した後でもオートチャージ設定金額の設定を変更することが出来ます。

「WAONポイント」では、各電力会社やガス会社など提携する他のポイントを「WAONポイント」に交換し電子マネーにすることが出来ます。ポイントの交換レートや単位などは提携先によって変わってきます。交換申請後はWAONステーションなどで受け取りを行います。

カードの種類は限られてきますが、JALのマイルも交換することが出来るんです。JALのホームページで特典交換を申し込むことで直接電子マネーに交換することが出来ます。申し込みの翌々日からWAONステーションなどで受け取りを行うことが出来ます。

自動車の税金や水道料金などのコンビニ収納代行サービスは、24時間いつでも支払いが出来とても便利なサービスです。コンビニによっては電子マネーでの支払いが出来るところもあるので、ローソンでの支払いについても調べてみました。残念ながらローソンでは「WAONカード」を含む全ての電子マネーでの支払いは出来ないそうです。

イオンの電子マネー「WAONカード」の発行やチャージはローソンのレジでも簡単に行えます。また、前払い式の電子マネーなので使いすぎも防げるとても便利な電子マネーです。ローソンでは「Pontaカード」や「dポイントカード」とも併用でき通常よりたくさんのポイントを貯めることも出来ます。ぜひローソンでも「WAONカード」を活用してみてください。