千葉の「ばんや」特集！市場直営の食堂で新鮮な魚介を食べよう！

千葉県安房郡鋸南町にある「ばんや」は新鮮で美味しい魚介類がいただける、保田漁協直営の食事処です。車や電車、東京湾フェリーでアクセスしやすい場所にあり、新鮮な漁師料理を豪快にいただける事で人気のお店となっています。周辺には観光名所も多く、あわせて楽しめます。美味しい魚料理が人気の「ばんや」をご紹介します。

保田漁港直営の「ばんや」には、水揚げされたばかりの新鮮な魚を使った漁師料理がいただける『ばんや本館』、美味しいコース料理が楽しめる予約制の『ばんや新館』、高濃度の人工炭酸泉と食事が楽しめて宿泊する事もできる24時間営業の『ばんやの湯』、お土産品が買える『土産物コーナー』といった施設があります。

ここからは、「ばんや本館・ばんや新館・ばんやの湯・土産物コーナー」の順番に、それぞれの施設やアクセス方法をご紹介していきます。施設により営業時間や定休日が異なり、予約が必要なものもあるので、事前に良く確認してから訪問し、「ばんや」で美味しい魚料理や高濃度炭酸泉での入浴を堪能しましょう。

隣接する保田港からはもちろん、房総にあるそのほかの漁港からも魚が直送されるので、千葉の新鮮な魚を使った美味しいお料理をいただく事ができます。漁協直営なので新鮮なうえにお値段も低価格となっていて、メニューの種類も豊富なので、ファミリーでもグループでもカップルでも、1名さまでも楽しめるお店となっています。

メニューは、メニューボードで掲載されます。売り切れになってしまった場合は、そのメニューの文字の上に『売切』と表示されます。数量が少ない物や人気のメニューは早い時間に売り切れとなってしまうので、食べたいメニューがある場合は早めの訪問がおすすめです。刺身盛り合わせや海鮮丼などに使うネタが書かれた紙もあります。

各メニューは単品料理となっていて、プラス250円で定食にする事も可能です。定食は『ライス・味噌汁・お新香』が付いています。このあと、おすすめメニューをご紹介していきますが、お料理に使われる魚はその日によって変わるので、今回ご紹介したメニューが提供されなかったり、ネタが違う場合もあります。お気を付けください。

期間限定のメニューもあります。画像は『サバづくし』で、2017年9月30日から10月9日までの期間限定で、1日15食のみ提供されていたメニューです。これだけの品がそろって1500円（税別）と低価格で美味しいサバが堪能できるメニューです。このほかにも、旬の魚介類を使った期間限定メニューが提供されています。

「ばんや」には持ち帰り用のパック（有料）も置いてあるので、「色々と食べてみたくて注文しちゃったけど食べきれなかった」という人でも安心です。ただし、生ものは持ち帰りができないのでお店で食べきりましょう。豪快な盛り付けの料理が多いので、色々と食べたい人は大人数で訪問してシェアするのもおすすめです。

席数が多くて生け簀などもあり、『活気のある店内で豪快な漁師料理をにぎやかに楽しくいただく』という雰囲気のお店です。休日や祝日など、日によっては開店時間の午前9時30分に満席になってしまうほどの人気店です。朝獲れの魚介類だけではなく、午後にも鮮魚が入荷するので、どの時間帯でも新鮮な魚を堪能できます。

営業時間は午前9時30分から午後5時30分まで（ラストオーダーは午後5時まで）で、年中無休で営業しています。店内の混雑状況によって閉店時間とラストオーダーの時間が早まる場合があるので、混雑が予想される土日祝日の閉店間際に利用する場合は、事前に電話で閉店時間を確認してから訪問しましょう。

午前9時30分の営業開始時間より前の時間でも、食事の受付をしています。その日に水揚げされた珍しい魚や限定メニューなど、品数が少ないメニューを食べたい場合には早めの受付がおすすめです。ただし、休日などは開店と同時に満席になってしまう場合もあります。平日でもお昼の時間帯は混雑している事もあります。

住所:千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5 電話番号:0470-55-4844

最寄り駅は、JR内房線・保田駅です。東京駅からは、JR総武線で君津駅へ行き、君津駅からJR内房線で保田駅へ向かいます。保田駅から「ばんや」までは徒歩15分ほどとなります。電車でのアクセスはそのほかの路線を使う方法もありますが、所要時間は東京からだいたい2時間ほどとなっています。

横須賀・久里浜港で東京湾フェリーに40分ほど乗って金谷港へ。金谷港からは国道127号線を10分ほど館山方面へ向かい、「ばんや」に到着となります。車やバイクでのアクセスにおすすめのルートですが、強風や荒天などで東京湾フェリーが欠航する場合もあるので、万が一の事を考えて別のアクセス方法も考えておくと安心です。

最寄りのインターは、富津館山自動車道・鋸南保田インターで、「ばんや」までは5分ほどです。東京湾アクアラインを利用した場合は、都心からの所要時間が1時間30分ほどです。都心から京葉道路、または湾岸道路から館山自動車道、富津館山自動車道でアクセスした場合は、所要時間が2時間ほどとなります。広大な駐車場完備です。

漁協直営店ならではの、新鮮で美味しいお刺身がいただけるメニューは『漁師三点盛・刺身六点盛・大名御造り刺』などがあります。画像は、新鮮刺身盛り合わせの『大名御造り刺』です。お刺身に使う魚種はその日によって変わるので、ネタが書かれた紙をよく見て確認してから注文しましょう。

そのほかにもお刺身メニューは、見ためが華やかな『活・伊勢エビ刺』、ゲソのキモあえ付きの『スルメイカ』、大ぶりで食感が楽しめる『サザエ』、胆醤油でいただく人気メニュー『カワハギ』や、その日に水揚げされたたくさんの種類の魚があります。メニューボードをよく確認して、新鮮で美味しいお刺身をいただきましょう。

寿司メニューは、味噌汁付きの『特撰ばんや寿司・ばんや寿司・朝獲れ寿司』のほか、マグロやサーモンなどの一貫ずつ注文できるお寿司もあります。画像は『朝獲れ寿司』で、朝に水揚げされたばかりの魚を使っているのでネタはその日によって変わり、新鮮で美味しいお寿司がいただけます。

丼・重物メニューは味噌汁付きで、『漁師のまかない丼・天然地魚海鮮丼・鉄火丼・イカかき揚げ丼・小エビかき揚げ丼・アジたたき丼・地魚ソースカツ丼・海老天重・アナゴ天重』などがあります。画像は『漁師のまかない丼』と『イカのかき揚げ』です。小エビかき揚げ丼や海老天重などは、揚げ物だけ単品で注文する事もできます。

煮物メニューは、人気の『金目鯛』のほか、『あら煮・カサゴ・メバル・タイ・石持・アジ・ホウボウ・カワハギ・タチウオ・ヒラメ・ムシカレイ』などがあります。魚種はその日によって変わります。魚の種類が豊富ですが、人気のメニューは早めに売り切れてしまうのでお気を付けください。

揚物メニューは、『イカのかき揚げ・海老天ぷら・てんぷら盛合せ・穴子天ぷら・マグロカツ・アジフライ・クジラ竜田揚げ・特大有頭エビフライ・ホウボウ唐揚げ・ヒラメ唐揚げ・タチウオ唐揚げ・カワハギ唐揚げ』などがあります。画像は、一匹丸ごと揚げた、見ためが豪快な『カサゴ唐揚げ』です。

焼き物メニューは、塩焼は『カマス・アジ・サバ・ホウボウ・タチウオ・タイ・イサキ』などがあります。そのほかに『マグロかま焼・鯛かぶと焼・ワラサ照り焼き・くじらステーキ』などとなっています。画像は焼き物メニューの『サーモンかぶと焼』と、揚物メニューの『マグロカツ』、丼物メニューの『海鮮丼』です。

一品料理メニューは、『海鮮サラダ・タコガーリック・ナマコ酢・あさりの酒蒸し』などがあります。汁物メニューは、『生のり味噌汁・つみれ汁・あら汁』などがあります。画像の『さんが焼』は、アジなどの鮮魚を味噌や薬味とともにたたいた「なめろう」を焼いた、千葉の郷土料理です。

「ばんや新館」は、ばんや本館とは違って予約ができるお店です。バス旅行や団体向けの施設ですが、5名以上ならファミリーやグループでも利用する事ができ、新鮮な魚を使ったコース料理が楽しめます。店内はバリアフリーで車椅子用のトイレ完備です。テーブル席と座敷席が合わせて200席ほどあり、店内はにぎやかな雰囲気となっています。

席に空きがあれば、予約なしでも利用する事ができますが、メニューは本館とは少し異なります。営業時間は、お昼が午前11時から午後3時まで（ラストオーダーは午後2時30分まで）、夜は午後5時から午後8時まで（ラストオーダーは午後7時30分まで）で、混雑状況により早じまいする事もあります。火曜日は定休日となっています。

住所:千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5 電話番号:0470-50-1226

5名以上から予約ができるメニューは、『コース料理・季節の料理・宴会料理』があります。コース料理は舟盛りや煮つけなど料理の種類によって2000円から4500円までのコースがそろっています。（午後5時以降の夜メニューは3000円以上の注文のみ可能です）宴会料理は3000円から5000円までのコースとなっています。

席が空いていれば予約なしで利用できる場合もあります。本館で提供しているような『刺身・焼き物・寿司』などの単品メニューのほかに、お刺身やお寿司などを御膳で提供するメニューもそろっています。画像の『地魚刺身御膳』は、朝獲れ刺身・旬の煮魚・茶碗蒸し・香の物・汁物がついたメニューとなっています。

「ばんやの湯」は天然温泉ではありませんが、お湯に炭酸ガスを溶かし込む技術を使った、高濃度の人工炭酸泉が楽しめるお風呂となっています。人工の炭酸泉ではありますが、高濃度なので効果が高く、血行促進・保温効果・疲労回復や、肌が滑らかになるなどの美肌効果が期待でき、体に良いお風呂となっています。

営業時間は24時間ですが、深夜0時から0時30分までは清掃のため利用できません。また、火曜日の午前6時から水曜日の午前9時30分までは休業となります。入浴料金は大人（中学生以上）570円、子ども（4歳から小学生）260円で、幼児は無料です。露天風呂はありません。

「ばんやの湯」では食事もできます。朝食メニューの定食は午前7時から午前9時まで利用が可能です。ランチメニューは土日祝日のみ限定で、午前11時から午後7時30分まで（ラストオーダーは午後7時まで）利用でき、海鮮丼や刺身三点盛定食、おつまみ単品、生ビールやソフトドリンクなどのメニューがあります。

「ばんやの湯」での入浴と朝食が付いた、『定置網漁見学』もあります。漁船に乗って定置網漁を間近に見学したあと、ばんやの湯に戻って高濃度炭酸泉のお風呂に入浴。その後、大広間で朝獲れの刺盛朝食をいただく事ができます。乗船は小学生以上となり、予約が必要です。実施していない日もあるので、確認してから予約しましょう。

「ばんやの湯」では宿泊する事もできます。お部屋は和室4室のみ（宿泊収容人数16名）ですが、お風呂は高濃度の人口炭酸泉「ばんやの湯」が24時間利用でき、新鮮で豪快な漁師料理がいただける2食付きのプランもあります。ただし、火曜日は定休日となっているので、利用する際にはお気を付けください。

住所:千葉県安房郡鋸南町吉浜99-5 電話番号:0470-50-1126

サンマ・キンメダイ・真あじ・本かますなどの干物が買えるお土産コーナーもあります。そのほかにも、『鯨のたれ』などの南房総を代表するお土産品もそろっています。「ばんや」特製の化工品や惣菜なども置いてあるので、お店だけではなく自宅でも房総の海の幸を堪能する事ができます。

漁協直営で新鮮な美味しい魚料理がいただける「ばんや」をご紹介しましたが、気になるメニューはありましたか？「ばんや」は各施設により営業時間が違うので、事前に良く確認してから訪問しましょう。都心からもアクセスしやすい場所にあるので、観光名所などとあわせて千葉の美味しい魚料理をお楽しみください。