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道の駅「保田小学校」は廃校を利用した人気スポット!宿泊もできる施設を紹介!

道の駅「保田小学校」は廃校を利用した人気スポット!宿泊もできる施設を紹介!
投稿日: 2018年8月31日最終更新日: 2020年10月8日

千葉にある人気スポット、保田小学校をご存知でしょうか。小学校を再利用した道の駅で、今大注目されています。地域の特産品を変えるのはもちろん、小学校ならではの他にはない楽しみ方もあり、子供だけでなく大人も夢中になってしまう道の駅、保田小学校をご紹介します。

テーマパークだけじゃない!千葉県の人気スポット見出し

Photo by t.kunikuni

ディズニーテーマパークで有名な千葉県。関東の中でも広い面積を持つ場所で、都会から美しい自然まであります。野島崎灯台は日本で最初に作られた洋式灯台の一つとして、夏には美しい星空が見える観光スポットとして有名です。そんな千葉県には、ノスタルジックな新スポットが登場し、多くの人が立ち寄っています。

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日本中で人気急上昇中の道の駅見出し

Photo by alberth2

日本のあちこちに存在する道の駅。その地域の特産品を扱っていたり、そこでしか食べられない食材を使った食事が楽しめたりと、大人気の施設です。ドライブの休憩に便利な場所として、途中で立ち寄るスポットでしたが、今では道の駅を目当てにドライブに出かける人も増えてきました。

Photo by Kentaro Ohno

食事ができるだけではなく、温泉やプールなども隣接されていて、お得な料金で利用できるところが増えてきています。営業時間も長く、夜遅くても安心して利用できる場所もあり。道の駅巡りをする道の駅ファンもいるほど。千葉県にも29箇所に道の駅があり、千葉県外から訪れる人も多いです。

千葉県にできた道の駅は小学校を再利用した他にはない珍しい道の駅です。名前は「保田小学校」。学校の体育館を再利用して朝市を開いたり、学校の中に大浴場を作ったり、さらには学校の中で宿泊ができるサービスも行っています。懐かしいノスタルジックな気分になれる保田小学校は、子供だけでなく大人にも大人気の道の駅です。

日本に点在する道の駅とは見出し

Photo by Kentaro Ohno

かつて日本には多くの「ドライブイン」という看板をかかげる、レストランや自販機、ゲームセンターなどのなどのアミューズメント施設が一緒になったスポットが点在していました。長距離トラックのドライバーが食事や休憩をとったり、宿泊する場所がない状態でも駐車場で休めるようにと作られた場所でした。

Photo by alberth2

深夜までの営業時間を設けている場所が多く、料金も安いため仕事だけでなくドライブでも利用する人が多くいました。しかし、高速道路の整備とともに減少していき、現在でも残っている施設は少なくなりました。そんなドライブインに変わって、現在の日本では道の駅が多く存在しています。

Photo by Kentaro Ohno

「24時間利用可能な一定数の駐車スペースと電話」「トイレ」「情報提供施設」を備えた施設が道の駅として認可され、その地域の特産品を販売したり、地域振興のための施設として各地で作られました。現在ではさらに防災時の避難施設としての機能を備えている場所も増えています。

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人気急上昇の道の駅「保田小学校」見出し

100年以上の歴史を持つ小学校、保田小学校。2014年に校舎としての役割を終えました。今は道の駅として活躍中。その外観は一瞬小学校とは気づかないほど、シンプルなのにおしゃれな印象を受けます。しかしよく見れば、学校でおなじみの二宮金次郎が建っていたり、玄関に懐かしい雰囲気があったりと、小学校らしさをにじみだしています。

内部もおしゃれで綺麗な印象を受けるデザインです。しかし、そこからは隠しきれない懐かしさがにじみだしています。何歳になっても忘れられない、小学校の頃の思い出がよみがえってきます。レストランやアトリエが内部にはあるのですが、そのすべてが保田小学校の頃のままの間取りを活用しています。

Photo by yto

ほとんどの施設の営業時間は朝9:00から夕方18:00までになっています。しかし宿泊する人には食事処や温浴施設など特別な営業時間を設けている施設もあるので、事前に確認していくと便利に活用することができます。一般的な施設より料金が安く利用できる分、タオルや歯ブラシなど、行く前に用意が必要なものもあります。

地域の情報発信基地!道の駅「保田小学校」見出し

保田小学校は道の駅として地域の情報の発信基地としても機能しています。初めて観光に来た人は、鋸南町になにがあるのか分からない、どういった見所があるのか分からない、ということがありますが、保田小学校では飲食店や宿泊施設、そこでしか体験できない催しの情報も確認できます。

Photo by akabane_hiro2

インターネットでは検索しきれない、生の情報が確認できるのは道の駅ならではの強みです。大型モニターや情報端末なども用意されていて、地域の渋滞情報や通行止めなどの交通情報から、気象情報も確認でき、また公共施設の受付、フロントとしての役割ももっています。

イベントにおすすめ!道の駅「保田小学校」見出し

小学校といえば、音楽室や美術室、家庭科室などの設備が整っています。保田小学校にも学校の時の設備は残っています。中には当時なかった最新の設備に一新し、より使いやすい設備となっています。料金も安いため、自分の作品を飾ってみたいなと感じている人や、地元の芸術家の作品展示の場としても利用することができます。

自分の画廊が持てる!道の駅「保田小学校」

写真や絵画の展示ができる「まちのギャラリー」は校舎の一階を再利用し、ピクチャーレールやスポットライトなどの本格的な設備が利用できます。基本料金は一時間500円、一日3000円、一週間借りても20000円で利用できます。営業時間は朝9:00から夕方18:00まで。趣味で創作活動をしている人にもおすすめです。

Photo by MIKI Yoshihito. (#mikiyoshihito)

ピアノのある「音楽室」も貸し出しされていて、営業時間内であれば、料金は一時間500円、一日3000円で利用できます。大勢で利用すればカラオケよりも安く、バンドやダンス、舞台の稽古におすすめ。ミニコンサートなどの趣味の集まりにも利用することができ、他の施設に比べるとずっと安い料金になので個人でも気軽に借りられます。

利用は地域活性化に限っているので、商業用などの使用はできません。音楽室は「まちのギャラリー」と異なり、一週間の基本料金はありませんが一日以上借りる場合は相談するようになります。地域の人たちの趣味の発表や、活性化につながっている場所なので、興味のある人や創作の趣味のある人にもおすすめです。

保田小学校の給食が味わえる!「里山食堂」見出し

保田小学校には食事ができるお店がいくつもあります。中華やピザ、ちょっとした軽食までできる休憩にもおすすめの保田小学校。その中でも素朴でおいしい食事が味わえるのが「里山食堂」です。営業時間は11:00から15:00まで。千葉の魚介を使った海鮮丼から里山の食材を使った里山カレーもあり、地元グルメを満喫できます。

小学校と言えば味わいたいのが「給食」。里山食堂のお食事メニューのなかには保田小給食の文字があり、850円で販売されています。懐かしいコッペパンや鯨の竜田揚げが味わえるのですが、その食器も小学校でおなじみの食器に入って出てくるのです。少量限定なので、食べたい人はお早めに。

保田小学校のおしゃれカフェ「cafe金次郎」見出し

二宮金次郎の銅像が目印のおしゃれなカフェ、「cafe金次郎」では珈琲からちょっとしたお食事メニュー、パンケーキなどのスイーツが堪能できます。営業時間は朝9:30から17:30まで、ラストオーダーは17:00までになっています。定休日は毎週水曜日。オリジナルのソフトクリームもあり、甘いものが好きな人にはおすすめのカフェです。

cafe金次郎でしか食べられない和スイーツもあり、2018年夏に発売された新メニュー、「びわあんみつ」は食べるべきおすすめメニューの一つです。びわの実とあんこ、ミルクソフトクリーム、コーヒー寒天や白玉などもりだくさんの具材に新鮮なびわを使った絶品スイーツです。

道の駅「保田小学校」のBIGマルシェ見出し

保田小学校で再利用されているのは校舎だけでなく、体育館も巨大な市場として利用されています。「きょなん楽市」という旧体育館を利用した市場には生花や千葉の特産品、野菜などから作られた調味料など多くの商品が販売され、その旬のおいしいものがそろっています。玄米コーヒーなど珍しい商品も多いです。

一階のお食事処が並んでいるスペースには千葉県の特産品や地元のアーティストや企業とコラボレーションした「鋸南百貨店 快」があり、は朝10:00から夕方18:00までの営業時間で、特産品の完熟トマトや、千葉の特産品ピーナッツを使った調味料を発売しています。おしゃれでお土産にもおすすめの商品もあります。

買って作れる!「みんなの家庭科室」見出し

Photo by gatta_m

旅先で市場に行ったときに新鮮な野菜や魚介を見て「キッチン付きのホテルだったらな」と感じたことは、グルメな人ならだれでもあるかと思います。保田小学校には食事ができる場所もありますが、小学校ならではの設備、調理室があるのです。きょなん楽市で買った野菜や、房総半島のおいしい魚介類を自分で調理することができます。

料理に目覚める道の駅?保田小学校

Photo by t-mizo

千葉県の房総半島は関東でも有数の魚介の宝庫。そして保田小学校には周辺の特産物が手に入るマルシェもあるので、自分で好きな料理を好きな食材を使って作ることもできます。調理済みの食事もおいしいですが、自分好みにこだわった食材を好きな味付けで食べるのも食事の楽しみ方の一つです。事前に予約をすれば、野菜乾燥機等も使えます。

利用料金は一人一時間1000円からになっています。真空包装機や野菜乾燥機、スチームコンベクションオーブンやジューサー等、自宅にはない調理器具も使えるので、料理の幅も広がります。新鮮な野菜や果物でオリジナルのブレンドジュースを作ったり、水産物の加工試作も作ることができます。

Photo by yto

千葉県とはいわず、日本中でもなかなかない、買って調理のできる道の駅。友人や家族など大勢で料理をするきっかけにもなり、良い思い出作りにもなります。日帰りでないとなかなか買えない新鮮な海産物も、すぐに料理ができるならば色々買うことができ、新鮮ならではのおいしさを味わうことができます。

宿泊できる!道の駅「保田小学校」見出し

保田小学校が全国的に人気となったのは、宿泊できる小学校としてテレビでも取り上げられたことがきっかけの一つでもあります。宿泊学習や部活動の合宿で学校に泊まった思い出のある人はいるでしょうが、それもごく少数。ほとんどの人は体験したことのないことかと思います。

保田小学校では事前に予約をすることで宿泊することができます。旧校舎二階を利用した「学びの宿」という施設で利用人数は2人以上から。5人以上で大部屋の貸し出しもあります。電話で事前に予約が必須になっていて、三日前からの予約が必須になっています。懐かしい雰囲気のする部屋で、友達同士で宿泊すれば盛り上がること間違いなしです。

食事は家庭科室で作ることもできますが、保田小学校内にある食堂で朝7:30から8:30まで特別に営業時間を設けて提供してくれます。温浴施設も朝5:30から9:00まで入浴できるようになっているので、少し早起きして朝食前後の朝風呂を楽しむこともできます。チェックアウトが朝10:00までなので、早起きすればギリギリまで保田小学校を満喫できます。

道の駅「保田小学校」の宿泊料金見出し

営業時間は朝9:00から夕方18:00まで。その間に予約をすると個室なら一泊料金4000円、大部屋なら料金3500円で宿泊することができます。個室は二人から四人まで、大部屋は十五人まで利用ができる、千葉県でもあまりない広々とした面積。団体から合宿まで人気の部屋です。

小学生以上が3500円、三才以上が2000円で利用でき、大部屋は500円安く利用できるようになっています。三歳未満は無料なので家族での宿泊にもおすすめ。友人同士で行くと、大人になっても合宿気分が味わえます。ジャージやTシャツを用意して寝れば青春時代の思い出がよみがえってきて眠れないほど盛り上がってきます。

職員室を意外な再利用!道の駅「保田小学校」見出し

Photo by khf_fjs

学校に必ずある部屋といえば職員室。学校の中では一番入りづらい場所だったと感じている人も多いかと思います。しかし、保田小学校では、そんな入りづらい職員室を驚きの場所に変身させちゃいました。それは、広々ゆったり入れる温浴施設にしてしまったのです。宿泊するときに使っても良し、日帰りで利用する人もいる人気の職員室です。

旧職員棟を利用して作られた「里の小湯」は料金が大人500円で利用できます。屋外のテラスにシャワーが設置され、夏場も快適な雰囲気でさっぱりできます。男性用は6名から8名、女性用は4名から6名利用できる博歳なっています。ドライヤーやシャンプー、ボディーソープも設置されています。

Photo by つんつん

営業時間は朝10:00から夕方17:30まで。利用時間は変わることがあり、設備の点検や掃除のため木曜日は定休日になっています。タオルはないため、持参する必要があります。日帰りでお風呂に入ってさっぱりしてもよし、保田小学校に宿泊の時にも利用できます。久しぶりのお風呂で思いっきり足を延ばせば疲れがとれて気分をリフレッシュできます。

道の駅「保田小学校」へのアクセス方法見出し

東京からの保田小学校へのアクセス方法は新宿の湾岸道路から、川崎浮島JCTアクアラインを経由して木更津南JCT館山自動車道を通り、富津館山道路から鋸南保田ICを出ます。信号を左折するとすぐに保田小学校が見えてきます。所要時間は約1時間ほどなので、日帰りのドライブにもおすすめです。

電車でのアクセスはならJR「東京駅」から「君津駅」で下車し、内房腺館山方面行に乗車し千葉の「保田駅」で降ります。「保田駅」からなら徒歩約16分で道の駅安田小学校に到着します。東京からの所要時間は約2時間なので、電車ですと行くまでに疲れてしまうこともあり。大勢で来るときはレンタカーをレンタルするのもおすすめです。

道の駅「保田小学校」に行こう!見出し

Photo by ajari

日本でも珍しい小学校を丸ごと再利用した道の駅、保田小学校。学校らしいノスタルジックな雰囲気を残しながらも、楽しめる設備やサービスが満載。地元の魅力もたっぷり詰まっている観光にもぴったりの道の駅。日帰りでも、泊まりでも、ぜひとも一度訪れてみてください。

投稿日: 2018年8月31日最終更新日: 2020年10月8日

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