大阪くらしの今昔館で江戸時代を感じよう！割引・アクセス情報や見どころ紹介！

大阪市北区の天神橋商店街にある「大阪くらしの今昔館」は2001年に開館した「住まいの歴史と文化」をテーマにした博物館です。江戸時代の大阪の街並みと明治。大正・昭和の大阪の様子が再現されています。特に人気があるのが江戸時代のフロアで、まるでタイムスリップしたかのような気分にさせられます。地元の人たちだけでなく外国人にも人気が高い博物館です。

大阪くらしの今昔館へのアクセスは大阪の街中なので電車を利用するのが便利です。最寄駅は地下鉄谷町線・堺筋線、阪急電鉄の「天神橋六丁目」です。3号出口から直結になっています。またJR「天満」からは商店街を右方向に徒歩7分、住まい情報センタービルに到着したらエレベーターで8階に行ってください。

JR大阪駅からでもアクセスできますが、徒歩で行くには少し遠いので、タクシーを利用すると便利です。タクシーでは御堂筋南口から都島通経由で約7分です。車でのアクセスは、阪神高速道路「守口線」長柄出口から都島通経由で約500kmです。天神橋商店街はとても長い商店街なので、いろいろなお店をぶらぶら見ながら歩いて行っても楽しいです。

大阪くらしの今昔館の9階は江戸時代の大坂の町を再現した「なにわ町家の歳時記」で、口コミでも評判が高いフロアです。商人の町として栄えた大坂が細かいところまで再現されていて、大人気のフロアです。ここでは実際に町を歩くことができるので、江戸時代にタイムスリップしたような気分が味わえます。とてもビルの中とは思えない町が広がり、現実の世界を忘れそうになります。

町並みを散歩することができる他、江戸時代のお店に実際に入ってみて商品を手に取ってみることもできます。きっと細かいところまで再現されていることに感心することでしょう。着物をレンタルして着て歩くこともできますので、外国人にも人気のスペースです。落語家の桂米朝さんによる音声ガイドも楽しむことができます。英語・中国語・韓国語の案内もありますので、外国人の方も安心です。

大阪くらしの今昔館の9階では自由に江戸時代の町並みを歩くことができるのですが、ただ歩くだけではなく着物を着て歩くことができるのです。着物体験は外国人やデート中のカップルにとても好評で、国籍関係なく時代劇の一シーンの中の人物になれるのは楽しいものです。着物は夏季は浴衣になります。服の上から着物を羽織る簡単な着付けですが、和服を羽織るだけで昔の日本人になったような気分になれます。

着物体験は9階フロアのみで、他のフロアに着物のまま移動することはできませんが、9階では着物のまま自由に写真を撮ることもできます。デートで二人で着物体験をしてみるのも良い思い出になります。身長110cm以上であれば500円で30分間の着物体験ができます。人数制限があり、先着300人しか利用できませんので注意してください。着物の他にも草履や和小物のレンタルができます。

大阪くらしの今昔館の8階は明治時代から昭和にかけての近代大阪の暮らしの様子を模型と資料で再現しています。若い人には新しく、年配の人には懐かしく感じるフロアになっています。空堀商店街で生まれ育った「悦子」を主人公にした「住まい劇場」が意外に面白いという評判です。女優八千草薫さんのナレーションも素敵です。

模型は細かいところまで再現されていて見ごたえがあります。心斎橋商店街の昔の姿を今と比べてみるのも楽しいです。明治45年に開業した一大歓楽地「新世界」のシンボルタワーである通天閣と遊園地「ルナ・パーク」が見事に再現されてあり、今の新世界・通天閣との違いにも驚かされます。

大阪くらしの今昔館では、いろいろなイベントが開催されています。江戸の町並みを歩いたり近代の大阪の模型を見たりする他にも興味があるイベントに参加してみるのがおすすめです。物作りや落語は定期的に開催されています。また展示のイベントとしては2017年には「浪花の大ひな祭り-浪花の豪商の雛道具-」が開催され、迫力がある大ひな壇が展示されました。

夏休み時期には「夏休みだよ！家電採集　昭和レトロ家電-マスダコレクション展-」が開催され昭和30年代に使われていたなつかしい家電の展示がありました。その他にも毎年、いろいろな企画展示が開催されていますので、興味があるものは特別展のみ割引料金で観覧することができます。9階でのイベントは入館料が必要ですが、落語などは無料で楽しむことができます。

大阪くらしの今昔館の入館料は一般が600円、高・大生は300円です。中学生以下、障害者手帳持参者、大阪市内在住の65歳以上は無料です。20名以上の団体になると、一般は500円、高・大生は200円と、100円の割引になります。年間パスホートが2000円で発行されていますので、何度も行きたいという人は、回数が多ければ多いほど割引料金で利用できるということになります。

その他にも大阪くらしの今昔館に割引で入館する方法はいくつかありますが、大阪市交通局のOsaka PiTaPaカードを提示したり、一日乗車券「エンジョイエコカード」を提示したりすることで100円の割引で入館することができます。また毎年11月に設定される「関西文化の日」には関西の美術館や博物館などの文化施設が無料になります。少しでもお得に入館したい場合は、情報に注意しておきましょう。

大阪くらしの今昔館に行く前に少し口コミを見てみると、どういう所か雰囲気をつかむことができます。まずこの博物館は大阪市内のアクセスが良い場所にあるにも関わらず、知らない人が多いです。ぶらっと立ち寄った所、意外と面白いという口コミが多いです。江戸の町並みや近代大阪の模型が細かいところまで再現されていて感心したという感想もよく聞きます。

江戸時代の町並みがあり、着物体験ができるということで外国人からの人気が高く、入館する日によっては日本人のほうが少ない場合があります。口コミを見ていても外国人がとても多かったという感想が多いです。もちろん日本人が行っても十分に楽しめる場所です。行った人の口コミのほとんどが、こじんまりとしている割には中身が充実していて楽しいというもので、行ったことがない人は一度行ってみる価値がありそうです。

大阪くらしの今昔館はいろいろな楽しみ方ができる博物館です。子どもたちの夏休みの宿題のために訪れると、たくさんの楽しい題材が見つかることでしょう。外国人の友達がいれば、江戸時代の町並みや着物体験を楽しんでくれることでしょう。大阪に住んでいる人も、改めて自分が知らない大阪の様子を見ることができて新鮮な気持ちになれるかもしれません。

大阪くらしの今昔館は室内ですので、雨の日のデートにも最適です。一緒に着物を着て江戸の町並みを歩いて写真を撮るのもデートの思い出になって楽しいです。外に出るとアーケードがある天神橋商店街ですので、デートの続きができます。デートでなくても友達同士で訪れても、博物館と商店街、どちらも楽しめます。大阪に遊びに来た地方の旅行者の方にもおすすめです。

大阪くらしの今昔館がある「天神橋筋商店街」は日本一長いアーケード商店街です。天神橋筋1丁目～6丁目まであり、大阪くらしの今昔館は天神橋筋六丁目の「天六」に位置します。飲食店もたくさんあるので、大阪くらしの今昔館に行った後に立ち寄って食事なども楽しむことができます。1丁目から6丁目まで歩いてみるのも雰囲気の違いがわかって楽しいです。

天神橋商店街の周辺には大阪天満宮、堀川戎神社、キッズプラザ大阪などがあり、デートで遊びに行くにもおすすめの場所です。交通アクセスも良く、地下鉄やJRの駅が近くにあるので大阪市内だけでなく関西のどの方面からでも行きやすいです。特に天神祭の時期は大賑わいになります。食事だけでなく大阪らしいお土産を探すのに立ち寄っても楽しい商店街です。

大阪くらしの今昔館は昔の大阪を知ることができる博物館です。交通アクセスが良い場所にあるので、大阪に住んでいる人であればふらっと訪れることができます。老若男女、誰が行っても楽しいという口コミが多く、デートで行っても楽しめます。割引で入館することもできますし無料入館できる日もあります。楽しいという口コミを信じて、一度訪れてみてはいかがでしょうか？