関西の美術館・博物館特集！京都・大阪・神戸のおすすめスポットをご紹介！

関西にある美術館・博物館には歴史の長いものからとても新しいものまで、おすすめの施設がたくさんあります。ここでは京都、大阪、神戸でおすすめの美術館や博物館を厳選してご紹介します。どれも特徴がはっきりとしていて面白い施設ばかりとなっています。関西でアートな休日を過ごしてみてはいかがでしょうか。

京都鉄道博物館は2016年春にオープンした比較的新しい博物館で、オープンから話題となり現在もとても人気があります。ただ鉄道関係のものを展示するのではなく、見てさわって体験することを重視しているため、子供から大人まで楽しみながら鉄道について学ぶことができます。

ここには50両を超える実車両が展示されており、国内最大級の鉄道博物館となっています。JR社員よるワークショップやSLスチーム号の体験乗車などもでき、お楽しみ満載の施設です。実物の1/80の鉄道ジオラマもとても細かく再現されていて多くの人が足を止めて長時間眺めています。品揃え豊富な鉄道グッズショップでのお買い物もお楽しみください。

フォーエバー現代美術館は京都祇園にあり、日本の伝統建築で建てられた建物を使い、現代美術品を展示するというユニークな美術館です。草間彌生さんの作品を多く有しており、美術館のシンボルとして彼女の代表作の一つでもある南瓜のパブリックアートが置いてあります。

美術館内は写真撮影が可能なところもあり、多くの人が写真を撮っています。美しい日本庭園もあるので、庭園もお見逃しなく。ミュージアムショップでは草間彌生さんのグッズを中心に100を超える商品を取り揃えています。水玉が印象的な可愛らしいグッズがたくさんあるので、お土産にしても喜ばれるでしょう。

フォーエバー現代美術館には座席数が100席もあるとても広いミュージアムカフェもあり、食事やスイーツを楽しむこともできます。草間彌生さんの作品をイメージしたロールケーキやあんみつがフォトジェニックと話題になっています。展示を見た後は食事もここで楽しみましょう。

漢字ミュージアムは京都の祇園に2016年にオープンした漢字を学べる体験型博物館です。館内に入ると5万字の漢字が書かれた漢字タワーがあります。多くの人がここで自分の名前の漢字を探しています。そして正面を見ると毎年恒例の今年の漢字が展示されています。

2階に上がると楽しみながら漢字を学べる展示がたくさんあります。タッチパネル式の漢字ゲームや漢字回転寿司ゲームなど面白いゲームがあります。企画展示ブースもあり、くにがまえの輪投げなどユニークな遊びを楽しむことができます。さかなへんの漢字が一面に書かれた巨大湯のみに入って写真を撮るブースも人気があります。

漢字ミュージアムにはカフェやお土産屋さんもあります。カフェでは京都らしいメニューを楽しむことができ、ミュージアムショップでは漢字ミュージアムならではの漢字が書かれたグッズがたくさん販売されています。自分の好きな漢字のグッズをぜひ見つけてみてください。

京都市国立近代美術館は平安神宮の近くにあり、近代美術作品を多く展示しています。年に4回から6回ほど特別展や企画展が行われており、いつ行っても独創的で魅力的な近代作品を楽しむことができます。国内外問わず多くの作品を見ることができる美術館で、2018年1月からはゴッホ展が予定されています。

ミュージアムショップでは展覧会関連の商品の他、海外のミュージアムショップのグッズなども販売されています。カフェもあり、自家製麺の生パスタを提供しています。もちもちとした食感でどれもとても美味しいので、ぜひランチもお楽しみください。サンドイッチやスコーンなどの軽食もあります。

国立国際美術館は大阪の中之島にあります。国内外の現代美術品を中心に所蔵しており、期間限定の企画展も頻繁に行われています。この美術館の歴史は1974年に遡りますが、竹の成長や美術の発展を表現したという現在のユニークな建物に移転したのは2004年です。最寄駅は京阪中之島線、渡辺橋駅となります。

魅力的な展覧会が多い国立国際美術館ですが、2017年夏から始まったブリューゲル「バベルの塔」展は特に人気を集めており、毎日多くの人で賑わっています。ブリューゲルの最高傑作とも言われる「バベルの塔」が日本で見られるのは24年ぶりだそうです。16世紀のネーデルラント絵画の魅力に引き込まれに行きましょう。

大阪の新しいランドマークとなったあべのハルカス16階に入っているのが、都市型美術館のあべのハルカス美術館です。国や年代、ジャンルにとらわれない企画展が行われており、2017年10月6日からは大英博物館との国際共同プロジェクトとして北斎展が予定されています。

2017年12月からはとても人気のある「ジブリの立体建造物展」の開催が予定されており、すでに注目を集めています。行きたい方は早割を使ってチケットを購入しましょう。あべのハルカス内にあるため、アクセスもよく買い物や観光も一緒に楽しむことができるおすすめの美術館です。

神戸ファッション美術館は公立では日本初のファッション専門の美術館で、他の美術館ではなかなか見られないファッションの歴史や面白いデザインのファッションを楽しむことができます。世界各国のファッションの多様性に驚き、関心しながら館内を見て回りましょう。おしゃれな民族衣装などもあります。

2017年は神戸開港150周年記念として、マリンをテーマにした展示がされているそうです。女子学生のセーラー服の原点ともなった海軍の制服やスカーフはあまり見る機会がないので、この機会に見に行ってはいかがでしょうか。アイランドセンター駅から徒歩すぐの便利なところにあります。

兵庫県立美術館は9000点もの作品を所蔵しており、アトリエやホール、カフェ、レストランなどもある広い施設です。屋外にもいくつも作品が展示されています。この広い敷地から「芸術の館」の愛称で親しまれています。2017年秋からは世界三大美術館の一つである大エルミタージュ美術館展が予定されています。

神戸海洋博物館は神戸の人気観光スポットである神戸ポートタワーの横にある白い特徴的な屋根で有名な博物館です。この建物を誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。海洋博物館として、海や船、港の歴史と未来に関する展示がしてあります。川崎重工の企業博物館カワサキワールドとチケットが一緒になっています。

館内ではロビーにイギリス軍艦の大きな模型が置かれています。展示室では船の仕組みやクルーズ船の魅力などを知ることができるようになっています。船で実際に使われる航海計器の実物やジオラマ模型などもあり興味深いです。映像で学べるシアターもあります。神戸に来た時は港からの景色を楽しむだけでなく海洋博物館で海について学びましょう。

いかがでしたか?関西にはユニークで面白い美術館や博物館がたくさんあります。雨の日でも心配なく楽しむことができる施設で感動と学びのある時間を過ごしてはいかがでしょうか。ここで紹介した以外にも多くの美術館や博物館があるので時間がある方はいくつか巡ってみてください。