オーボンヴュータンの焼き菓子は絶品！取り寄せ可能！手土産にもおすすめ

東急大井町線尾山台駅南、商店街にあった店舗から環七通り沿いへと移転をし新たにオープンしたオーボンヴュータンは、異国情緒ただようおしゃれで美しい店内が特徴的なフランス伝統菓子の名店です。現在ではパティスリーだけではなくその他のお土産製品も充実、昼のランチ営業も始めたそうです。それでは、ここは一体どんなお店でどんな焼き菓子があるのか見ていきましょう。

オーボンヴュータンは、日本橋高島屋店と尾山台店と2箇所に店舗を構えていますが尾山台店にはお車でお越しの方に駐車場の用意がありませんが、周辺には提携している「タイムズ尾山台第二」駐車場があるので、そこに駐車をすれば証明書を発行できます。税抜きでお買い上げの値段が1500円以上だとサービス券がもらえる仕組みです。

尾山台店へは、東急大井町線上にある尾山台駅下車しハッピーロード尾山台商店街を進み環八都道を右折します。駅からは徒歩7分で到着します。JR東京駅から日本橋高島屋へは、八重洲北口から徒歩5分で到着。地下鉄銀座線もしくは東西線を利用し日本橋駅から向かう場合は、日本橋駅のB2出口から出、浅草線でも徒歩4分ほどで到着します。

住所:東京都世田谷区等々力2-1-3 電話番号:03-3703-8428

オーボンヴュータンの店内は、来店された方が隅々までフランスの銘菓が見渡せじっくり選べるようコの字のレイアウト。お店の真ん中にはレジカウンターが用意されています。光り輝くショーケース内に並んだ銘菓は、ジュエリーが美術品のように大切に並べられています。入り口付近でまず目にするのはペイストリー生地を焼いた菓子パンであるヴィエノワズリー。

次に焼き菓子、手土産やギフト用のアイテム、そして左側にはショコラ、正面にパティスリー、グラス、グラッセと並び、お肉から作られるこだわりの加工食品であるシャルキュトリー、そしてお菓子屋が作るお惣菜であるトゥレトゥールまで揃っています。奥はそれらを味わえる場所イートインスペースになっています。

シャンデリアとキャンドルで出迎えられる輝く店内は、南仏やどこか異国で見かける街角にタイムトラベルしているかのようです。店内の棚には沢山、金色の蓋のコンフィチュールが丁寧にディスプレイされていて設計や色彩、インテリアなど菓子以外にも全てにおいてセンスが光ります。ここの焼き菓子は手土産として大変おすすめ、お茶やおしゃべりも楽しくすすむでしょう。

作りたての焼き菓子をその場で味わえる事も魅力ですが、ここでは取り寄せや発送できる商品は限れているものの、遠方にお住まいの方の為に公式ホームページによる取り寄せやお電話による発送も行っています。ホームページ上の商品は全て税抜き価格、未開封の場合の賞味期限が記載されています。

オーボンヴュータンの店舗へ直接買いに行く場合のお会計はクレジットカードが使用できません。スタッフの方に注文をするとチケットが渡されるので、追加注文がある場合のみ再度それを渡すというシステムになっています。スタッフの方はそれぞれ私達が注文した個々の製品をまとめてくれます。

それを中央のレジカウンターまで持って行き、お会計という風になります。お会計が済んだ後は、領収済みのスタンプが押されたチケットが渡されるので、最後にこれをスタッフの方に渡し製品と引き換えになります。店内のイートインスペースで購入したものを食べる場合はサロンで会計、手土産など持ち帰るものはレジカウンターで支払いをします。

オーボンヴュータンでは、12時から14時の間がランチタイムとなっていますが、メニューの数量が限定されている為なくなり次第終了となります。事前にランチメニューの予約などはできませんが、メニューにはカフェクレームやホットミルクなどの暖かい飲み物、ペリエや野菜とフルーツジュースをはじめアルコールメニューが用意されています。

ランチは1200円で、神奈川県産高座豚のロールキャベツや豚方ロースの蒸し煮、豚肉のハンバーグキャベツ蒸しやポーチドエッグ、野菜のクスクスなどのメニューが店内でゆったりと堪能できます。メニューによりその日のランチの数量は異なり、日替わりで1種類のみのメニューとなっています。ケーキやスイーツは早い時間ほど様々な種類が並んでいるようです。

フランス伝統焼き菓子の元祖と称されるほど名店であるオーボンヴュータン尾山台店では平日でも来店客が多く、フランスの地方伝統の焼き菓子のバリエーションの多さが人々の予想を上回る為か、週末であれば12時半に完売してしまう日もあるそうです。ここのオーナーである河田勝彦さんはフランスで9年間も修行をされたプロのパティシエ達にも多大な影響を与え続けている方です。

彼の意思が反映された美しく、洗練され抜かれた店内には見ているだけでも人を幸せにするだけでなく、手土産として味わった際も人を幸せな気分にさせてしまう正統派フランス菓子独自の魔法が施されています。そんな彼のお店に並ぶフランスの伝統をほこる焼き菓子たちを一堂にご紹介していきます!

色とりどりで美しく、店内でもひときわ目立つ存在であるコンフィズリー。実際にはコンフィズリーの種類はとても豊富、キャンディーやヌガーといったヨーロッパの街角で多く目にする砂糖菓子全般を意味しています。ここにも様々な形や色の可愛らしいコンフィズリーが存在しますが個性が豊かです。

まるでフランスの宮廷や庭園の中で色とりどりのインテリアや花に囲まれながらお茶の時間を楽しんでいるかのような女性の夢を反映した人気の一箱がこのコンフィズリーの詰め合わせです。ジェリーやヌガーといった異なった風味や食感をもつこの詰め合わせは大切な方への送りものや皆で楽しみながら味わえるお菓子です。

ここ、オーボンヴュータンのもう1つの人気商品であるケークショコラオランジーナは、濃厚なチョコレートだけでなくオレンジの爽やかな風味もミックスされたとてもしっとりとした口当たりのパウンドケーキです。全体にチョコレートがしっかりと染み渡った豊かで濃厚な甘みとオレンジの繊細な酸味が口の中でハーモニーを繰り広げます。

パッケージを開けた際の香りと、シンプルであるのに奥深いチョコレートのコクのある味わいに心惹かれリピーターとして再度お店に足を運んで来る人も多いでしょう。秋から冬にかけてはホットミルクやカフェクレームとも相性が抜群ですがすっきりとしたフレーバーティーやフルーツティーと一緒に召し上がるのもおすすめです。

オーボンヴュータン店内の中で大きな存在感を放つ、白銀の雪の世界のような焼き菓子であるガトーピレネーは、フランスとスペインの国境に位置するピレネー地方に代々伝わる伝統的な焼き菓子です。その歴史は、ドイツ発祥の伝統菓子であるバウムクーヘンよりも長く、同じように真ん中に穴が空けられているのが特徴です。

20cmのものが小、30cmのものが大、60cmのものが特大として、ここのガトーピレネーには3種類が用意されています。冬をむかえ山脈に雪が積もったかのような白銀の世界をイメージさせるこのお菓子にはドイツやフランスで見られるシナモン入りラズベリーティーやグリューワインなどと相性が良さそう。予約制の商品になり、食べる際はカットして召し上がります。

大切な方やフォーマルなシーンにも手土産として喜ばれそうな焼き菓子の定番であるクッキー。オーボンヴュータンの店舗内にもプチ・フール・セックと呼ばれるクッキーの詰め合わせが用意されています。通常の店舗で購入できるクッキーと違うのはやはりチョコと同様深みのある味わいと、サクサクしてとろけそうな食感でしょう。

これらは手を汚すことなく、1口で食べられ、様々なタイプの味が堪能できます。ココナッツ味のクッキーや、やわらかいメレンゲの他に赤すぐりのジュレのサブレや木苺のサブレなど、後をひく遊び心のある味達が五感を楽しませてくれます。クッキーだけでなくそれを守っている缶や包装のデザインも素敵なので様々な世代に喜んでもらえそうです。

オーボンヴュータンのおすすめケーキメニューの中の内の1つヴァレ・デ・フレーズは、フランスのキルシュが効いたいちごのカスタードケーキです。このオーボンヴュータンで食べられるスイーツにはクラシックなものも多く、お酒も効いています。海外のレシピになるため甘さはどちらかというと濃厚です。

この力強さのなかにも繊細で妥協がなく、口の中で豊かに広がる風味を兼ね備えています。上にのせられたいちごの酸味も強めでクリームやカスタードに添えられたアクセントとなっています。風味豊かで後をひいてしまう仕掛けが沢山施された大人の味に仕上がっています。

白い渦をまいたメレンゲが印象的なここのお店のシトロンのタルトの中にはクリームが入っていますが、しっとりとしていて意外にもかなりさっぱりとした味わいに仕上がっています。仕上げに絞って焼いたメレンゲが上にのる、外側のサクサククッキータルトと、中の滑らかなクリームが特徴の、味わっておきたいフランスの伝統菓子です。

このシトロンのタルトは2口ほどの小さなものになりますが、レモンのフルーティーな酸味がタルト生地の中に染み込み、風味がしっかりと閉じ込められていて絶品です。タルトも薄めに調節されていてメインの風味であるレモンに五感とアイディアが刺激されます。ショコラの他にも様々な種類のスイーツがあるので迷われた際は是非スタッフへ!

イートインとして、店内にあるカウンターサロンでいただけるメニューの1つがソルベ3点盛りです。プチガトーやショコラ、ケーキに少し物足りなさを感じた方は好みによって選択のできるピスターシュやフリュイルージュ、エピスなどソルベの豊富な種類を堪能してみてはいかがでしょう?

こちらも口当たりはかなりまろやか、1つ1つの個性が生きた濃厚なお味です。エピスというのはバニラがベースになっていて、アニスやシナモンなどのスパイスが効いています。後味がすっきりとしているため女性に人気があるようです。ピスタチオ味のソルベもケーキを堪能しているかのようなリアルで丁寧な味です。

珍しい色合いを持つこのケーキは、タルトダムール。ピスタチオとフランボワーズのクリームから成り立っていてグリーンの方を食べれば甘さとナッツの香り、ピンクのクリームの方を食べると酸味の効いた甘酸っぱさが口の中いっぱいにとけるように広がります。この下にはカラメリゼされたりんごがさらに詰まっています。

りんごはすでに色が変化していますが、中心部はまだりんごのフレッシュさが残り楽しみが沢山詰まる上品なケーキに仕上がっています。タルトの上にはガナッシュまで絡まり、酸味がしっかり主張されているのに甘いクリームの効果で心が解けていきます。タルトの生地は最高に薄いにもかかわらず綺麗に焼かれ技とセンスが光ります。

ガレットブルトンヌは、ブルターニュ風のガレットを意味していてバターの香ばしい香りが高いフランスブルターニュ地方の伝統的な焼き菓子です。ほろっと崩れていくしっとりとした食感が特徴の飽きのこないシンプルかつ深い味わいです。何十年も変わらない伝統の焼き菓子の風味が伝わってきます。

手土産の他に来客があった際も、紅茶をお供にすれば茶葉の豊かな香りを引き立たせるよい組み合わせとなりそうです。バターのシンプルな風味の焼き菓子がお好きな方にはアルザス・ロレーヌ地方の伝統菓子であるヴィジタンディーヌやヘーゼルナッツも使用した、田舎風焼き菓子ペイザンヌもおすすめです。

ここでは紹介しきれないほど他にもローレーヌやブリオッシュレザンと呼ばれるレーヌンやチェリー入りのシンプルな田舎風焼き菓子から、フランス語でバルヴァパパと呼ばれるパパのヒゲを意味するフランス版綿あめやお店のロゴの名前にもなったオーボンヴュータンと呼ばれるキャラメルで全てコーティングされたケーキなどところ狭しと並んでいます。

フランス焼き菓子の名店オーボンヴュータンの絶品スイーツメニューやランチメニュー、アクセス方法や店舗情報などをお伝えしてきましたがオーボンヴュータンの計算されたセンスや店内などの様子が伝わったでしょうか?店舗に入店してから購入、堪能するまでのプロセスからパッケージまで楽しみやアイディアが沢山詰まった体験になると思います。東京へ足を運ばれた際は是非オーボンヴュータンへ。