御園座にある御園小町！こけら落としを前にグルメや営業時間をチェック！

名古屋にある劇場「御園座」(みそのざ)が、2018年に新しくなって戻ってきます。御園座のニューオープンに伴い、御園座が入るビルの1階には商業施設「御園小町」が登場。御園座よりも一足早くオープンを迎え、名古屋グルメやお土産等を販売しています。早速、「御園座」と「御園小町」の詳細についてお届けしましょう。

「御園座」(みそのざ)は、名古屋市中区に位置する歴史ある劇場です。1896年6月に初代市川左團次一座がこけら落とし公演を行いました。その後、空襲や火災等の原因で何度か再建されましたが、2015年3月で閉館。現在「御園座」がある場所には、新しいビルが建設中です。ビルには、新しくなった「御園座」と分譲マンション、商業施設が入ります。

2018年4月に開場予定。こけら落とし公演を皮切りに、5月には新装開場記念公演の「スーパー歌舞伎Ⅱワンピース」の上演が予定されています。その後も、オペラやミュージカル、歌手の公演等が行われます。それでは、新しい「御園座」のこけら落としについて見て行きましょう。

新しい「御園座」のオープンは、2018年4月。そこで注目なのが、新装開場のこけら落とし。4月のこけら落とし公演は、「こけら落とし四月大歌舞伎」が予定されています。そこでは、歌舞伎のビッグスターである松本幸四郎と市川染五郎の襲名披露興行が行われます。

「御園小町」は、「御園座」よりも一足先にオープン。新しいビルの1階に店舗を構えており、2017年12月17日より営業開始。「御園小町」のコンセプトは、食のテーマパーク。バラエティー豊かな名古屋のお土産やグルメを提供しています。1階店内は、御園麦工房・御園楽座・御園茶屋の3エリアに分かれています。　

御園麦工房は、焼き立てのパンが美味しい人気ベーカリーです。店内でパンを焼き上げており、パンの香ばしい香りが漂います。「御園小町」にある御園楽座では、名古屋の銘菓や御園座関連グッズ、お土産等が購入できます。様々なお酒が揃っており、ワインや日本酒、ビール等が味わえます。

御園楽座の人気の商品は、やはり歌舞伎グッズ。歌舞伎グッズと一緒に和風な小物も販売しており、歌舞伎ファンだけでなく幅広い客層に評判です。バラエティー豊富な品揃えで、名古屋のお土産や歌舞伎関連の商品が欲しい方にピッタリ。「御園小町」を訪れたら、先ずは御園楽座でどんな商品が揃っているのかチェックしてみましょう。

御園茶屋は、店内で買った総菜や弁当、パン等がいただける和カフェスペース。セルフ式のドリップコーヒーやソフトドリンクのマシーンが完備。コーヒーは100円と良心的な値段です。また、モーニング・ランチ・グリルメニュー等を用意しており、御園茶屋オリジナルグルメが楽しめます。それでは次に「御園小町」へのアクセスをチェックしましょう。

「御園小町」の最寄り駅は、名古屋地下鉄「伏見駅」。駅から歩いて1分の場所に位置し、アクセスに便利です。旧御園座の跡地に新しいビルが建設されています。「御園小町」は、ガラス張りのおしゃれな雰囲気が素敵です。電車でのアクセスが良いので、買い物や食事が気軽に楽しめます。

名古屋駅からのアクセスは、地下鉄東山線・鶴舞線利用が便利です。「名古屋駅」から「伏見駅」へは1駅だけで、乗車時間は僅か3分ほど。また、「名古屋駅」から徒歩でもアクセスする事が可能。徒歩の場合、およそ20分ほどかかります。「御園小町」周辺には、ホテルや公園、科学館、美術館等が集まっています。

「御園座」周辺には数多くの宿泊施設があります。「御園座」から近いのが、ビジネスホテル「三交イン名古屋伏見」。無料朝食が付いた宿泊が人気。「伏見モンブランホテル」も近く、リーズナブルな宿泊が楽しめます。豪華な宿泊を希望の方には、「ヒルトン名古屋」がおすすめ。「伏見駅」より徒歩3分。名古屋駅よりシャトルバスが利用できます。

名古屋市科学館では、様々な展示を開催しています。プラネタリウム施設があり、星空を眺めながら星や宇宙に関する知識が学べます。理工館の竜巻ラボでは、竜巻ができる仕組みが学べます。放電ラボでは巨大な機械を使った放電ショーが楽しめます。生命館では、生命に関する様々な実験が体験できます。

「御園小町」の気になる営業時間ですが、平日の営業時間は7時から22時まで。土・日・祝の営業時間は、10時から22時までとなっています。平日の朝は早くから営業を開始しており、朝ごはんを買ったり食べたりするのに便利です。夜も遅くまで空いているので、時間を気にせずに利用できます。

御園焼は、名古屋のシンボル・シャチホコをイメージした可愛らしい和スイーツです。手のひらサイズの大きさで、ちょっと小腹が空いた時やコーヒー・お茶のお供にちょうど良い一品。歌舞伎公演前や公演後に御園焼を食べながら歌舞伎の話に花を咲かせるのにピッタリです。

御園焼の中の餡は、粒餡・白餡・八丁味噌餡の3種類より選べます。ベーシックが好きな方には粒餡が人気。白あんは上品な味わいが楽しめます。八丁味噌の餡は甘さ控えめの塩辛い風味で、名古屋らしい味を食べたい方に評判です。お土産としても人気があります。

「御園小町」の人気パンと言えば、御園サンドロールです。その場で食べたり、お持ち帰りにしたりできます。気軽に購入できる「御園小町」の名物パンです。店内のベーカリーで焼き上げたロールパンに好みの具材を入れて完成。注文してから作ってもらえるので、出来立てが味わえます。

御園サンドロールは、甘いおやつサンドと食事系の惣菜サンドを用意。おやつサンドは、あんマーガリン・いちごジャムマーガリン・ブルーベリーマーガリン・アップル＆シナモン・カスタード・チョコ・カフェオレ・ピーナッツ・焦がしきなこの全9種類より選べます。

惣菜サンドは、キーマカレー・ヒレカツ・車海老フライ・アボカドサーモン・ツナサラダ・ポテトサラダ・自慢だし巻き玉子・玉子サラダ・焼きそばの全9種類。惣菜サンドはボリューム満点の具材で、モーニングやランチに最適です。おやつサンドは200円から220円、おかずサンドは240円から480円で販売しています。

気軽に食事が楽しめる御園茶屋では、モーニングメニューを提供。モーニングメニューの営業時間は、平日7時から11時まで。土・日・祝は10時から11時までです。朝の選べる朝食セットは500円。和定食と洋定食があり、メイン・おかず・スープ・サラダがセットで付きます。メインやおかず等はそれぞれ数種類用意しており、好きな物が選べます。

御園茶屋では、ランチメニューも用意しています。こちらのランチは1000円以下のお得なメニューで、ボリュームがたっぷり。現時点では、御園ハンブルグランチ・オムライスランチ・ソーセージポトフランチ・グリルチキンランチの4種類より選べます。ランチメニューの営業時間は、11時から15時までです。

御園ハンブルグランチ900円は、飛騨牛と飛騨旨豚のハンバーグランチ。ブランド肉をリーズナブルな値段で食べられると評判のランチです。オムライスランチ800円は、自慢のビーフシチューソースがトロトロオムライスにたっぷりかかった一品。ハンバーグとオムライスの両方に名古屋の八丁味噌を加えており、味噌のコクと香りが楽しめます。

御園茶屋では、モーニング・ランチの営業時間が終了しても美味しい御園グリルメニューが味わえます。メニューは、御園パングラタン・ソーセージ・ビーフシチューの3種類を用意。グリルメニューの営業時間は、15時から22時（ラストオーダー21時）までとなっています。

御園パングラタン880円は、御園小町のロールパンをチーズと八丁味噌で焼き上げた一品。ソーセージ500円は、ドイツの国際大会で評価が高い名古屋の有名ソーセージ店のものを使用。ビーフシチュー1000円は濃厚な味わいで、ゴロッとしたお肉が入っています。

以上、「御園座」と「御園小町」についてお届けしました。新しい「御園座」は2018年4月からスタートします。1階の「御園小町」はオープンしているので、先ずはアクセス良好な「御園小町」に足を運んでみてはいかがでしょうか。名古屋の美味しいグルメや買い物を楽しみましょう。