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マキシムドパリのミルフィーユが復活!ザ・グラン銀座で食べられる!

マキシムドパリのミルフィーユが復活!ザ・グラン銀座で食べられる!
投稿日: 2018年2月5日最終更新日: 2020年10月8日

2015年、マキシムドパリが閉店した時、日本から姿を消したあのミルフィーユが復活しました。マキシムドパリの苺のミルフィーユは、まさに銀座のケーキの王様です。このケーキがどこで食べられるのか、どんな味なのかその秘密について紹介します。

マキシムドパリのケーキ見出し

Photo by t-mizo

スイーツ好きの方なら一度は食べてみたいというケーキの一つがマキシムドパリのミルフィーユです。おそらく一度はその姿を目にしたことがあるのではないでしょうか。このミルフィーユを食べたい方のために、食べられる店舗を紹介します。

閉店したマキシムドパリ見出し

マキシムドパリというのは、パリの「マキシム」というレストランを再現したフランス料理店で、1966年に銀座に開店しました。本格的なフランス料理が味わえる店として長年愛されてきました。中でも苺のミルフィーユは「ナポレオンパイ」という名前で、少女マンガにも登場していました。大粒の苺が乗ったその姿はゴージャスで、多くの女性たちにあこがれをいだかせた一品だったのです。

ところが2015年、そのマキシムドパリが閉店することになり、それに伴って関東に5店舗あったケーキショップもすべて閉店することになりました。閉店の理由は、マキシムドパリが入っていたソニービルの店舗運営を引き継いだ会社が、今後このマキシムブランドをうまく成長させていくことが難しいという判断になったからなのだそうです。

店舗が閉店する当日、各店舗には最後のミルフィーユを手に入れたいと願うファンが長蛇の列を作りました。マキシムドパリのレストラン併設のケーキショップはもちろん、ほかのケーキショップにも開店時間前から列ができ、あっという間に売り切れとなったそうです。

マキシムドパリのケーキが食べられる見出し

日本から姿を消したマキシムドパリのスイーツですが、それ以後しばらく販売されることはありませんでした。しかしあのマキシムドパリのミルフィーユがまた食べたいというファンの願いがかなうこととなりました。2017年9月、このマキシムドパリのミルフィーユが再び食べられるようになったのです。

マキシムドパリのケーキはどこに?見出し

2017年9月、この苺のミルフィーユは「ザ・グラン銀座」で復活することになりました。「ザ・グラン銀座」は2017年4月にGINXA SIXの13階にオープンした多目的ラウンジで、食を中心に日本のトレンドや文化を発信する場として位置づけられています。

「ザ・グラン銀座」ではファンの声を聞き、銀座の価値ある文化を発信していくというコンセプトのもとに、この苺のミルフィーユを復活させることを計画します。完全な形で復活させるためにマキシムドパリの元総支配人・初代パティシエに監修に入ってもらい、当時の味そのままの一品を復活させることに成功したのです。

ケーキが食べられる店へのアクセス見出し

「ザ・グラン銀座」ですが、前述したように東京都中央区銀座六丁目にある「GINXA SIX」の13階にあります。店舗へのアクセスですが、銀座ですので、公共交通機関を利用することをおすすめします。

Photo by IQRemix

公共交通機関ですが、JRの最寄り駅は「有楽町」駅になります。有楽町駅には山手線など複数のJRが停車するので、遠方から来る場合にはこちらを利用することになるかもしれません。ただ、中央出口から徒歩で10分ほどかかるので、少し距離があります。

店舗まで近いという点でおすすめなのは、東京メトロの「銀座」駅です。日比谷線、銀座線、丸の内線がこの駅を通ります。銀座駅からはA3出口から徒歩で1分ほどと近く、迷う心配も少ないからです。日比谷線の日比谷駅と有楽町駅は連絡しており、日比谷線に乗り換えるならおすすめです。

苺のミルフィーユは「ザ・グラン銀座」のラウンジで食べることができます。ラウンジではこのほかにアフタヌーンティーや軽食、スイーツ、ドリンクなども楽しむことができます。苺のミルフィーユは「苺のミルフィーユ 香ばしいナッツの香り」というメニュー名になっています。

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マキシムドパリのミルフィーユの魅力見出し

マキシムドパリのミルフィーユはなぜこれほどに人気が高いスイーツなのでしょうか。それはなんといってもたっぷりの苺、たっぷりのカスタードクリームと、サクサクとしたパイ生地の味わいがなんとも贅沢だからではないでしょうか。

この苺のミルフィーユですが、この味わいを出すためにさまざまな工夫がなされています。まず味の基本となるカスタードクリームは、ふつうは薄力粉を使うところを強力粉を使っています。そうするとカスタードクリームがこってりとして固めに仕上がるのだそうです。それにコアントロー(オレンジリキュール)を香らせます。

パイ生地はサクサク感を出すために高温で一気に焼き上げます。さらに一層一層にカカオバターを塗ることでサクサク感を保つ工夫がされているのだそうです。こうすることで、食感を保つことができるのです。

また、苺は中に挟まるものは半分にして裏表を交互になるように乗せていきます。そうすると、半円形の苺の平らな部分と丸い部分とが交互にならび、パイが安定します。安定することでパイと苺とクリームのコラボレーションを口の中で楽しみやすくなるようです。

あとは170度で長めにローストし、香りが引き出されたスライスアーモンドで周りを覆い、大粒の苺にナパージュをして艶を出して上に飾ります。それぞれの要素の香りや味わいを極限まで引きだし、それをまとめ合わせることでスイーツの王様ともいえる一品を作りだすのです。

マキシムドパリのミルフィーユを味わう見出し

ところで、ミルフィーユは好きだけども、ちょっと苦手だと思う方もいるかもしれません。他のスイーツと違い、パイ生地が厚いこともあり、なかなか切り離せなかったり、ぐしゃっと崩れて恰好が悪くなったりしたことはありませんか。そんな方に、おすすめの食べ方を紹介します。

まず、ミルフィーユが立った状態で出てきた場合でも、そのまま切ろうとしないで倒した方がきれいに切れるそうです。立ったままだとパイ生地をぎゅっと押すことになるので、中のクリームなどがはみ出てしまうのだそうです。

ミルフィーユを倒したら、パイの底をフォークで支えながら、縦にナイフを入れていきます。苺の位置を見つつ、三等分位にカットするといいかもしれません。ナイフが入ったら、あとは生地とクリームと苺が入るように一口サイズにして口に運ぶのがおすすめです。

このおすすめの食べ方だと、パイ生地がぐしゃっとなることもないですし、苺とクリームと生地を一緒に口に入れて味わうことができます。このおすすめの食べ方はパイ生地のスイーツを食べる時に応用できそうなので、覚えておくとよいでしょう。

マキシムドパリの他のケーキは?見出し

マキシムドパリのファンだった方の中には、マキシムドパリの他のスイーツや食事なども復活してほしいと思っている方もいるのではないでしょうか。しかし、現在のところ「ザ・グラン銀座」で食べることができるマキシムドパリの食べ物は、この苺のミルフィーユだけだそうです。

ちなみに苺のミルフィーユは単品はもちろんですが、コーヒーまたは紅茶がつくドリンクセット、シャンパンがつくセットがあります。せっかくのミルフィーユですから、美味しい飲み物とともに楽しむのがおすすめです。営業時間は11時から23時30分(ラストオーダーは22時30分)です。

なお、「ザ・グラン銀座」では前述したように、このほかにも軽食やスイーツ、ドリンクメニューが充実しています。その中でアフタヌーンティーセットには、この苺のミルフィーユのハーフがつきます。苺のミルフィーユだけでなく、他のスイーツも楽しみたいといった方にはおすすめです。

ミルフィーユは持ち帰られるの?見出し

このミルフィーユ、どうせならうちで家族と味わいたいと思う方もあるのではないでしょうか。実は苺のミルフィーユは持ち帰りをすることもできます。ただし、それにはいくつかの条件があります。

まず、持ち帰りは1日20食限定となります。また最初から20食分作って店舗に置いてあるのではなく、受け取りに来る時間に合わせて作ってくれるのです。というのは、パイのサクサク感をうちでも味わうことができるようにするためなのだそうです。

ミルフィーユの持ち帰りを希望する場合は、受け取りに行く時間を含めて予約することが必要です。できたてのミルフィーユを渡してくれるというこだわりがうれしいところです。また、食べてしまうのがもったいないと思うかもしれませんが、当日中、できるだけ早めに食べた方がパイ生地のサクサク感が味わえておいしいそうです。

マキシムドパリのケーキを味わおう見出し

Photo by hermitage#605

マキシムドパリが閉店したときは、もう二度と味わうことはできないだろうと思っていた苺のミルフィーユが復活したというのはとてもうれしいニュースです。前からのファンはもちろん、実物をまだ食べたことがないという方も、機会があったら一度味わってみてください。

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投稿日: 2018年2月5日最終更新日: 2020年10月8日

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