成蔵は高田馬場の人気とんかつ店！メニューなどおすすめ情報を紹介！

数々の名店が競い合う東京のとんかつ事情ですが、最も話題になっているのが高田馬場にある成蔵です。とんかつと言えば高温で衣が茶色になるまで揚げる調理が一般的ですが、成蔵のとんかつは低温で揚げた白っぽい衣の色が特徴となっています。個性的な調理法が注目を集め、大勢のお客が並ぶ人気店です。今回は成蔵のとんかつの魅力を詳しくご紹介します。

とんかつは豚のロースやヒレ肉をカラッとした衣の食感とジューシーな豚肉の旨みを同時に楽しめる人気のグルメです。とんかつの歴史は古く1900年頃には東京銀座の洋食店でメニューとしての提供が始まったと言われています。グルメの定番と言える人気から今では全国各地にとんかつの名店があります。中でも東京にはとんかつの人気店が集まっています。

なかでも成蔵は世界的に有名な美食ガイドミシュランの2017年ビブグルマンを獲得した実力店です。ちなみにビブグルマンはおいしくてコスパに優れた選りすぐりのお店だけが獲得している評価の基準です。また、食べログのとんかつ部門で堂々の一位に選ばれています。高田馬場だけでなく、東京の数あるとんかつ屋さんのなかでもまさに最高峰の人気店と言えます。

成蔵のとんかつは超低温の油で時間をかけて揚げています。白っぽい淡い色の衣はとても柔らかくサクッとした食感を残しながら口の中でほろほろと崩れます。通常のとんかつに比べて粗いパン粉を使っていることがわかります。中の豚肉も超低温揚げによってさらにおいしく柔らかくジューシーな味わいです。柔らかさと旨みに超温揚げの効果が出ています。

初めて来店した方がまず驚くのが白い衣です。そしてひと口食べると今まで食べたことのない柔らかさと食感に驚きます。衣はふわふわとしていて分厚い豚肉を優しく包んでいます。衣の中からはきれいなピンク色の豚肉が登場します。独自の超低温揚げの調理法によって豚肉への火の通り方が絶妙になっています。特にシャ豚ブリアンかつが極上のおいしさです。

豚肉は火が通り過ぎると硬くなってしまいますが、成蔵のとんかつは低い温度の油でじっくりと火を通すためとても柔らかな食感が特徴です。豚肉本来の甘みがダイレクトに伝わってきます。卓上にはソースが置いてありますが、豚肉の味を堪能するなら岩塩で味わうのがおすすめです。成蔵のメニューはとんかつが苦手な方にもおすすめできる絶品ばかりです。

高田馬場の名店成蔵には長い待ち時間をかけても食べたいメニューがそろっています。まずおすすめなのが定番メニューの「霧降高原豚ロースかつ定食」です。素材の豚肉は店主自身がこだわって選んでいます。豚肉の量は130g、お値段は1600円です。オーダーから出来上がりまでは約20分かかります。人気の理由は柔らかさの中のほどよい噛み応えです。

成蔵のメニューはすべて定食での提供となります。メインのとんかつだけでなく定食の料理一つずつも感動できるおいしさです。ご飯は山形県産はえぬきを使用し、マヨネーズから自家製のポテトサラダ、とんかつ屋さんならではの豚汁、日替わりの小鉢と香の物が付いてきます。どのメニューの定食も食いしん坊の方もお腹いっぱいになれる満足感があります。

霧降高原豚ロースかつのメニューには、「上ロースかつ定食(190g)」2280円と「特ロースかつ定食(250g)」2920円もあります。上ロースはロース一本からわずか3人前しか取れない極上のリブロース肉を使用しています。脂身と赤身のバランスの良さが人気の理由です。とんかつが提供されたらソースをかけずにまずはそのままひと口味わうのがおすすめです。

ロースと並ぶとんかつの二大人気と言えばヒレかつです。高田馬場の人気店成蔵でも絶品のヒレかつがあります。豚肉の希少部位であるヒレをふんわりと柔らかく揚げた「霧降高原豚ヒレかつ定食」です。お箸で切れる柔らかさが人気の理由となっています。「霧降高原豚ヒレかつ定食」(90g)のお値段は1420円です。ヒレかつは単品でもオーダー可能です。

豚肉の背中の部分であるロースは脂身が多いのに対し、ヒレは細長い形をした筋肉の部分で脂身が少ないことが特徴です。成蔵のヒレかつはひと口できめ細かさがわかる食感で、ロースに比べてあっさりとした後味をしています。女性のお客さんにも好評だそうです。成蔵の定食にはポテトサラダとご飯、小鉢、味噌汁が付いています。ヒレかつ定食も同様です。

高田馬場にあるビブグルマン獲得のとんかつ店成蔵のいちおしメニューがこちらです。「霧降り高原豚シャ豚ブリアンかつ定食」はヒレの中でも最も柔らかい部位を使った厚切りのとんかつです。ヒレかつよりもコロンとした外見をしています。牛肉のシャトーブリアンの名称から名付けられたユニークな名称も特徴です。低温でゆっくりと揚げる調理法です。

揚げたてのとんかつのお肉はややレアできれいなピンク色をしています。シャ豚ブリアンのジューシーなおいしさが独自の低温揚げでいっそう引き立ち、ひと口食べると肉汁があふれ出します。シャ豚ブリアンのヒレ肉は一頭の豚から3人前しか取れないほどの希少部位でヒレの真ん中です。かなりの肉厚ですがとても柔らかく、赤身のおいしさを堪能できます。

成蔵のとんかつはお肉のおいしさをサクサクの衣が上品に包んでいます。使用するパン粉にもこだわりがあり、成蔵専用に焼き上げた食パンから作っています。口コミではシャ豚ブリアンを初めて食べるおいしさ、とんかつと言うよりフランス料理のメインを食べているようと表現する方もいます。「霧降高原豚シャ豚ブリアンのかつ定食(180g)」は2590円です。

高田馬場だけでなく都内で最も有名なとんかつ店となった成蔵ですが、おすすめのメニューはとんかつだけではありません。「エビフライ定食」ではプリプリの食感がおいしい大きなエビフライが2本付いてきます。エビは身の締まりが格別なブラックタイガーを使用しています。お値段は1780円です。なおエビフライは単品(1本650円)でもオーダーが可能です。

平田牧場三元豚は山形県産のブランド豚です。開放型の豚舎でお米を食べて育つ三元豚はストレスなしの健康的な飼育法が特徴です。きめ細かい繊維の肉質でとろけるような脂の柔らかさと歯ごたえを両立させています。「ミルフィーユかつ定食」(1600円)は三元豚のおいしいもも肉を薄切りで10枚重ねています。肉汁いっぱいのジューシーな食感が魅力です。

もも肉を10枚重ねたミルフィーユかつにモッツァレラチーズをたっぷりと重ねたのがこちらのメニューです。豚肉とチーズの相性は抜群で両方のおいしさを一度に楽しめる人気のメニューとなっています。とんかつと同様に低温でじっくりと揚げていて、サクサクとした衣は軽くてふわふわです。「平田牧場三元豚チーズミルフィーユかつ定食」は1700円です。

成蔵ではシャ豚ブリアンかつが一番目立つメニューとなっていますが、かつ2種類を盛り合わせた「ミックスかつ定食」もあります。2つの味をどちらも食べてみたいという方におすすめです。ミックスかつでは霧降高原豚ヒレかつ2枚とエビフライ1尾を楽しめます。エビフライは大きなブラックタイガーを使用し、ヒレ肉とエビの素材の良さが際立っています。

時季により霧降高原豚ヒレかつ1枚をカキフライ1枚に変更することが可能です。サクサクの衣のおいしさの理由は食パンの段階からオリジナルレシピで焼くという生パン粉にあります。こだわりの生パン粉はもちろんこちらのミックスかつにも使われていて、低温で揚げた薄い衣のおいしさを堪能できます。「ミックスかつ定食」のお値段は1950円です。

シャ豚ブリアンとともに成蔵でしか食べられない特別なとんかつを味わいたいなら、こちらの「霧降高原豚特ロースかつ定食」もおすすめです。お肉の厚さは約3cm、ロース肉の中央の部分を大胆に厚切りしています。厚切りなので出来上がりまでの待ち時間が長めです。約20分の待ち時間でうっすらとキツネ色をした大ぶりの特ロースかつが運ばれてきます。

特ロース肉のボリュームと一緒に生パン粉特有のサクサクなのに柔らかな食感を楽しめます。「霧降高原豚特ロースかつ」(250g)定食は2920円です。なお成蔵ではその時に最もおいしい豚肉を厳選しています。定番メニューの霧降高原豚のほかに、雪室熟成豚(ゆきむろじゅくせいぶた)や平牧金華豚(ひらぼくきんかとん)などの銘柄豚も随時登場します。

高田馬場の有名店成蔵では基本的にすべてのメニューが定食となっています。ご飯に豚汁、千切りキャベツといったとんかつ定食の定番に加えてマヨネーズから手作りしているポテトサラダと小鉢も好評です。またうれしいのがご飯は1杯目のおかわりが無料という太っ腹のサービスです。お米は山形県産はえぬきです。噛むごとににじみ出るおいしさが特徴です。

東京でベストワンと評判の成蔵のとんかつは、特に食いしん坊の方でなくてもどんどんお箸が進みます。定食のメニューはご飯だけでなく豚汁や千切りキャベツもおかわりができます。具だくさんの豚汁は豚肉の出汁が出てコク深いおいしさです。豚汁と千切りキャベツのおかわりはそれぞれ100円で成蔵のおかわりのシステムはランチとディナーで共通です。

成蔵のとんかつはランチタイムでも楽しめます。ランチのとんかつの量は基本的にディナーと同じです。ボリュームたっぷりのとんかつ定食で午後のためのパワーチャージができます。ランチタイムでうれしいのは夜に比べてリーズナブルなお値段です。例えば「霧降高原豚ロースかつ定食」(130g)は1300円でディナー1600円より300円お得になっています。

圧倒的な人気を誇る「霧降り高原豚シャ豚ブリアンかつ定食」(135g)もランチタイムにも登場します。お値段は2100円でディナーの2400円よりもお得です。ランチタイムの定食もご飯に豚汁、千切りキャベツ、ポテトサラダ、小鉢が付いてきます。小鉢は香の物が中心で箸休めの存在です。ビールもオーダーしてゆっくり味わうランチもおすすめです。

成蔵の営業時間はランチ11時から13時30分ラストオーダー、ディナー17時30分から20時ラストオーダーとなっています。定休日は木曜と日曜です。店内にはカウンター6席とテーブル12席があります。ビルの地下1階にありシンプルでシックな雰囲気も魅力です。落ち着いた店内はカウンター席もあるためお一人での食事にも向いています。完全禁煙です。

成蔵は高田馬場駅の駅前通りに位置します。JRと西武新宿線の高田馬場駅戸山口から徒歩2分で到着です。駅からとても近くわかりやすい立地です。大人気のため待ち時間が長く、入口から続く長い行列が目を引きます。また成蔵は予約不可の名店です。ランチ、ディナーともに開店前の早い時間から並ぶことがおすすめです。

住所:東京都新宿区高田馬場1丁目32-11 電話番号:03-6380-3823

成蔵では絶品のとんかつを求める人たちで連日行列が続く人気ぶりです。ランチ、ディナーともに席の予約ができないのでお店に出かける前に待ち時間の目安を見積もっておくのがおすすめです。店内の席は全部で18席ということを考えると、11時と17時30分の開店時刻に列の先頭から18番目までに並んでおくと確実です。効率的な待ち時間と言えます。

人数的には地下にあるお店のエントランスから階段上部までが開店直後に入店できる目安となります。口コミでは行列の人数が少なく待ち時間が短めなのは平日の夜という声が聞かれます。また屋根のない外に並ぶことから、雨の日にはふだんより待ち時間が短く済むようです。逆に最も待ち時間が長いのは土曜のランチ、次に土曜にディナーと言えます。

高田馬場で人気の成蔵のとんかつについてご紹介してきました。いかがでしたか。成蔵のとんかつは厳選した素材とこだわりの超低温揚げでこれまでのとんかつの常識を覆す話題となっています。待ち時間が1時間以上かかることもありますが、シャ豚ブリアンかつは一度は食べたい絶品です。皆さんもぜひ成蔵で絶品のおいしさのとんかつを楽しんでください!