乙女の滝は那須の人気観光スポット！おすすめの紅葉シーズンやアクセスなど紹介

乙女の滝とは栃木県那須塩原市の一級河川である沢名川にある滝で、落差は10メートル程あり幅は5メートル程あります。乙女の滝という名前からは想像できない位、実際に間近で見ると迫力のある滝です。今回はそんな乙女の滝の情報についてまとめました。観光スポット、紅葉シーズン、アクセスなど情報満載でお届けしますのでぜひ最後までご覧下さい。

那須にある滝の多くはアクセスが便利とは言えませんが、乙女の滝には駐車場がありますので車で気軽に行くことができます。那須インターチェンジから車で40分です。県道266号線沿いに駐車場があります。駐車場には20台分のスペースがあります。車以外の交通手段としては、黒磯駅からバスがでていますので「乙女の滝」下車後、徒歩数分で到着できます。

駐車場は無料で近くに公衆トイレもあります。そこから60メートル程で滝壺に到着できます。途中で滝の音が聞こえてきます。駐車場からは急な階段になっており、3分程歩きます。足元には石も多いので歩きやすい靴を履いていくことをおすすめします。滝の近くまで行くことができますので、マイナスイオンを浴びてリフレッシュできます。

乙女の滝の紅葉は10月末から11月初旬にかけて一番の見ごろを迎えます。崖の下にある滝ですが紅葉はとてもきれいなことで有名です。滝の豪快な流れと紅葉の色鮮やかさが見事な景色を作り出しています。

乙女の滝という名前の由来は、滝が流れる様子が乙女の髪を思い起こさせるからという説や実際に乙女が髪を洗っていたという説も伝えられています。乙女の滝の近くには展望台があります。ここの展望台から下に滝を眺めることができます。

紅葉シーズンは一段ときれいな景色を写真に収めることができます。階段を降りて滝の近くで紅葉を眺めることもできますが、急な階段なので足元が不安な方は展望台からでも十分に紅葉を楽しむことができます。乙女の滝は紅葉の名所として知られていますのでぜひ行ってみて下さい。

乙女の滝は滝壺の近くまで行くことができ、間近でマイナスイオンを感じることができるのが特徴です。出来たら階段を降りて近くで滝を見ることをおすすめします。滝の近くでは季節ごとに違う景色を眺めることができます。一番のおすすめは紅葉シーズンですが、新緑の季節も鮮やかな緑と滝がマッチした絶景が広がっています。

初夏にはツツジも楽しむことができます。夏は水遊びで涼しさを味わえます。滝の近くまで行くと水しぶきで更に涼しさを味わえるのでおすすめです。水量の少ない季節は名前の通り繊細な雰囲気の滝になりますが、雪解けの時期は滝壺近くで見るとかなりの迫力を感じることができます。乙女の滝にお越しの際は展望台からだけでなく、間近でご覧になってみて下さい。

駒止めの滝とは日光国立公園の「那須平成の森」の中にある滝です。高さはおよそ20メートルほどありますのでかなり迫力があります。乙女の滝のように近くまで行くことはできませんが、直瀑ですので観瀑台からでも絶景を楽しむことができます。紅葉の時期は観瀑台からの光景は絵のような美しさで写真を撮る人がたくさん訪れます。以前は那須御用邸の一部でしたが、現在は一般に公開されています。

駐車場のすぐ近くに観瀑台があるので気軽に滝を楽しむことができますが、観瀑台は凍結することがあるので注意が必要です。9月下旬から紅葉が始まり、10月末ごろに見ごろを迎え、この時期は多くの観光客で賑わいます。紅葉の時期以外でも四季それぞれの良さがあり、自然を満喫できます。那須平成の森のハイキングコースの一部にもなっています。

八幡ツツジ群落とは那須高原にある観光名所です。5月下旬の見ごろの時期は20万本のツツジが咲き誇り、絶景が広がります。「栃木県景勝100選」と「かおり風景百選」に認定されています。つつじ吊橋を経由するアクセス方法が一番便利で、道も平坦で負担も少ないのでおすすめです。主にヤマツツジが咲いていますが、品種ごとに開花の時期は異なります。

新緑の緑とツツジのピンクや朱色が映えて美しい景色が広がっています。敷地はかなり広く開放的で、木道が整備されていますので歩きやすいです。大株のツツジもたくさんあり見ごたえがあります。ハイキングコースもいくつかありますので、自分のペースで散策することができます。常時開放されており、また駐車料金と入園料は無料ですのでおすすめです。

那須町の桜の名所として有名な場所です。芦野氏の陣屋でしたが、現在は公園になっています。800本の桜が植えられていますので、4月の開花の時期は公園全体が桜で埋め尽くされた様な光景が広がり絶景です。満開の時期は多くの観光客で賑わいます。別名を「桜ヶ城址」と言われています。300メートル程の丘の上にあり、町全体を見降ろせます。

アクセス方法としては、JR黒田原駅から車で15分程です。国道294号線沿いに案内板が出ています。本数は少ないですが、バスも出ています。那須歴史探訪館に駐車場がありますのでそこから少し歩いて公園を散策します。ゆっくりと散歩したい方にはおすすめのスポットです。城址内には土塁なども残っていますので歴史に興味がある方にもぜひ行って頂きたいスポットです。

那須の簑沢地区にある地元では有名な観光地です。「とちぎのふるさと田園風景百選」に選定されています。9月下旬から10月上旬が見ごろで、満開の彼岸花は赤いじゅうたんのようで絶景です。こちらの群生地は町によって管理されているものではなく、地元の方によって保存されている場所です。天気の良い日には青空とのコントラストで彼岸花がより美しく見えます。

6000平方メートルある敷地に真っ赤な彼岸花が咲く様子は圧巻です。秋の稲穂の黄色に赤が良く映えます。秋の見ごろには沢山の観光客が訪れる、那須でも有数の群生地です。遊歩道も整備されていますので歩きやすくておすすめです。入園料、駐車料金は無料です。アクセスは車が便利で、国道294号線沿い白河の関方面約6キロの場所にあります。

沼ッ原湿原とは那須連山の間にある湿原です。およそ230種類の植物が咲く湿原で、特に7月上旬から見ごろを迎えるニッコウキスゲが有名です。その他にもヒオウギアヤメなどたくさんの高山植物が咲きます。

駐車場から1km程歩いて湿原に到着できます。秋は紅葉が美しく、絶景が広がります。どの季節に行ってもさわやかな空気ときれいな植物でリフレッシュできる場所です。植物以外にもクロサンショウウオなど、めずらしい生き物を見ることができます。

アクセスはバスで行くこともできますが黒磯駅からかなり歩くので車が便利です。東北自動車道那須ICから40分程で到着です。木道が整備されていますが、道がぬかるんでいる場所や砂利道もありますので滑りにくい靴で行かれることをおすすめします。

全国で100番目の「恋人の聖地」として登録された展望台です。また、「栃木県景勝100選」にも認定されています。昼間の眺めも絶景ですが、夜景が美しいことでも有名です。標高は1048メートルあり、関東平野を見渡すことができます。とてもロマンチックな場所で、プロポーズをする場所としても有名です。ここから少し行くとロープウェイがあります。

展望台にはカップルベンチがあり、背もたれにある小窓から夜景を眺めることができます。夜景にピエロが浮かび上がるのを見たカップルは必ず結ばれるという言い伝えがあります。アクセスは那須塩原駅西口からバスに乗り「恋人の聖地」で下車します。車では那須インターチェンジから県道17号線を湯本方面に30分程で到着できます。

遊行柳はJR東日本のテレビコマーシャルの撮影地の一つです。室町時代に上人が柳の精を成仏させたという伝説がある場所です。遊行とは時宗を意味します。松尾芭蕉が「奥の細道」に遊行柳の句を記しました。西行法師と与謝野蕪村もこの地を訪れており、柳の近くには句碑があります。「那須町指定文化財」と「おくのほそ道の風景地」の名勝に認定されています。

のどかな田園風景の中に柳があり、癒される光景が広がっています。この辺りは保全地域になっているので、風景は三人の歌人が訪れた時とほとんど変わらないと思われます。春には桜も咲いて、お花見も楽しめます。ピンクの桜と柳の木の緑のコントラストが素晴らしく、絶景を写真に収めることができます。柳の近くには無料駐車場と休憩所があります。

江戸時代中期に建造された三森家の住宅です。昭和43年に国の重要文化財に指定されました。広い敷地に大きな家が建っており圧倒される光景です。梁や茅葺屋根など工夫を凝らした造りで見どころがたくさんあります。釘を使わずに建てられており、技術の高さが伺えます。静かな高台に建っている建物で、江戸時代に戻ったかのような感覚を味わえます。

三森家は交代名主と問屋を勤めていました。歴史を感じることができる重厚な造りの古民家です。周りは林と田園が広がり、緑で埋め尽くされたような景色で絶景です。JR黒磯駅から約11㎞の旧東山道沿いにありますのでアクセスは車が便利です。見学は随時受け付けていますが、個人所有の家屋となっています。見学したい場合は那須町教育委員会に事前に申請が必要ですのでご注意下さい。

中大倉山ゴヨウツツジ群落は3万本のツツジが生える国内最大級の群落です。5月下旬から6月上旬が見ごろです。標高1410メートルの群生地には巨木がたくさん生えています。那須ゴンドラでゴヨウツツジの群生地まで10分ほどかかります。ゴヨウツツジは隔年開花の植物なので咲かない年もあるようです。開花の年には絶景が広がり、白やピンク、紫の花が咲き誇ります。

ツツジの開花時期だけでなく、初夏や紅葉、雪の季節も素晴らしく四季折々の良さがある場所です。那須ゴンドラの山頂から見える那須連山や茶臼岳の雪景色の美しさは格別です。山頂には子供が遊べる遊具もあります。アクセスはJR那須塩原駅からシャトルバスが出ており、「那須ゴンドラ」まで1時間です。800台収納できる駐車場もありますので車も可能です。

那須りんどう湖レイクビューはりんどう湖を中心としたレジャーランドで年代を問わず楽しめます。動物とふれあったり、キャンドルや絵付けなど手作り体験をしたりと思い出作りにぴったりの施設です。湖では遊覧船に乗ることができ自然を満喫できます。ボートやゴーカートなどアトラクションを楽しむこともできます。ペットも犬に限り一緒に入園できます。ペットの入園料は500円です。

いちご狩りや乳搾り体験など都会では味わえない様々は体験ができます。夜は色とりどりのイルミネーションが園内全体を彩り、絶景です。アクセスは那須インターチェンジから車で10分です。予約制ですが無料シャトルバスが出ています。入園料は大人1600円、小人800円、3歳未満は無料です。60歳以上の方はシニア料金で1000円で利用できますのでお得です。

最後までご覧頂きましてありがとうございました。乙女の滝の特集はいかがでしたでしょうか？乙女の滝は那須を代表する観光地で、都会では味わうことのできない清涼感を感じることができる場所です。また、乙女の滝周辺にも那須を満喫できる観光スポットがたくさんありますので、那須へお越しの際はご紹介したおすすめスポットにぜひ足を運んでみて下さい。