金沢駅でお土産を見つけよう！かわいい雑貨や定番のお菓子がおすすめ！

北陸新幹線が開通したこともあってか、いま金沢は非常に人気の高い観光スポットとなています。観光をした際に欠かせないのがお土産ですが、そんな人向けにいろいろなお菓子や雑貨を取りそろえたお土産売り場が金沢駅のなかには設けられています。今回はそんな金沢駅のお土産売り場にある商品のなかから特におすすめのお菓子・雑貨をいくつか紹介します。

金沢駅のお土産売り場で買えるお菓子のなかでも特におすすめなのが銘菓『福うさぎ』です。福うさぎはうさぎの形をモチーフにしたかわいらしい蒸しまんじゅうで、美味しいのはもちろんのこと見た目もグッドなのでお土産にはもってこいです。ふんわりかつモッチリとしたおまんじゅうの生地が非常に癖になる一品です。

金沢駅のお土産売り場にもある『山野草』も人気のお菓子です。ちなみに山野草（さんやそう）と読みます。この山野草は蒸したカステラと抹茶のそぼろ餡を二層に重ねて作られたお菓子です。山野草の生地には地元加賀の丸芋が使用されており、素朴な甘さはお茶にはもちろんですがコーヒーなどのお供としてもぴったりです。

金沢の伝統的なお菓子のひとつが柴舟です。いろいろなメーカーがこの柴舟を作って販売していますが、なかでも特におすすめなのが大正6年創業の小出の柴舟です。柴舟は船の形をモチーフにしたおせんべいで、表面がショウガ風味にコーティングされているため子どものおやつというよりは大人のおやつといった感じのお菓子です。

金沢駅で買えるお菓子のなかでは三作せんべいも非常に人気の高い商品です。三作せんべいはマーガリンと卵をたっぷりと使って焼き上げられたおせんべいで、一般的な固いものとは違い少ししっとりとしているのが特徴です。先ほどの柴舟は大人にぴったりのお菓子でしたがこちらの三作せんべいはほんのり甘いのでお子さんにもおすすめです。

金沢の特産品のなかに加賀野菜がありますが、その加賀野菜のひとつである加賀れんこんをふんだんに使って作られたお菓子が『加賀れんこん餅』です。なかには「お菓子にれんこん？」と感じる人もいるでしょうが、加賀れんこんには独特の粘り気があってこれがお餅と相性抜群なのです。味はもちろん名前のインパクトも強いためお土産に最適です。

金沢駅のお土産売り場で買えるお菓子のなかでも特にインパクトがあるのは『焼きまん』でしょう。この焼きまんには大と小の2サイズがあり、大の方は直径が15cm近くあります。焼きまんは蒸したおまんじゅうに焼き目を付けたお菓子で、その表面にはことじ灯籠や加賀だるまなどのイラストが焼き印されているためお土産におすすめです。

『金城巻』も金沢駅で買えるお菓子のなかではお土産として人気です。金城巻は三角形のフォルムをした一風変わった焼き菓子で、生地の表面には梅鉢紋のイラストが焼き印されています。ちなみにこの金城巻には黒糖と伊予かんの2種類の味があり、オーソドックスな黒糖味だけでなく酸味がありさっぱりとした伊予かん味もおすすめです。

金沢を代表するお菓子と言えば『きんつば』が有名です。そして数あるお菓子メーカーのなかでも特に人気なのが中田屋のきんつばです。きんつばのあんこは大粒の大納言小豆だけを厳選して使用しており、薄っすらと皮ができる絶妙な焼き加減が食欲をそそります。ほのかに塩が混ぜ込まれており、これがより一層あんこの甘みを引き立てます。

一風変わったお菓子をお土産に買って帰りたい時におすすめなのが『じろ飴』です。このじろ飴は小さな壺のなかに水飴がたっぷりと入っているお土産菓子で、赤ちゃんの栄養食や食欲がない時に食べるお菓子として地元の金沢では知らない人がいない商品となっています。棒に水飴を巻き付けてぺろぺろと舐めながら食べるどこか懐かしいお菓子です。

金沢駅には和菓子以外にも美味しいお菓子がたくあんあり、なかでも若い女性を中心に人気なのが『ちょこ豆』です。このちょこ豆は豆の表面にチョコレートをコーティングさせた斬新なお菓子となっており、みんなでつまんで食べやすいことからお土産にもおすすめです。ちなみにちょこ豆は容器がとてもかわいいのでこれを目当てに買う人もいます。

金沢駅のお土産で見た目にもかわいらしいお菓子と言えば『かいちん』です。ちなみにかいちんとは地元金沢の方言で「おなじき」のことを意味します。このかいちんは色鮮やかな寒天を砂糖でコーティングしたお菓子で、動物や花などのいろいろな形にくりぬかれているのが特徴です。若い人はもちろんどこか懐かしい味のため年配の人にも人気です。

『花うさぎ』という一口サイズの落雁も金沢駅で人気のお土産のひとつです。花の形をした落雁が白い紙でくるまれているのですが、その見た目がうさぎに似ていることからこの名前が付けられました。上質な和三盆糖を用いて作られた落雁は口のなかに入れると「スッ」ととけてなくなります。お茶やコーヒーのお供にもおすすめのお土産菓子です。

金沢駅のお土産売り場にある『愛香菓』です。アーモンドやレモン、シナモンを使ったとても上品な口当たりのお菓子となっており、一口サイズであることも相まってついつい手が伸びてしまう美味しい逸品です。ほかのお土産と比べると非常にスタイリッシュでおしゃれなお菓子であるため、若い女性を中心に高い人気を博しています。

生菓子なので日持ちはしませんが、それにも関わらず金沢駅で高い人気を誇るお土産菓子が『塩豆大福』です。金沢駅のブースのなかでお餅をついており、つきあがったらすぐに丸めてそのまま店頭に並びます。つきたてのお餅と黒豆の相性は抜群で、さらに使用されているあんこは甘さが控えめなので普段甘いものを食べない人にもおすすめです。

『緑のぶどうのクリームサンド』も非常におしゃれで若い女性を中心に人気のお土産菓子です。この緑のぶどうのクリームサンドはしっとりとした柔らかめのビスケットでレーズン入りのクリームをサンドした見た目にもかわいらしい一品です。レーズンのほんのりとした酸味が癖になるお菓子で、何個でもペロッといける非常に人気のお土産となっています。

加賀友禅や水引細工など金沢の周辺には数多くの伝統工芸が存在しています。そして金沢駅のお土産売り場にはこの伝統工芸を使って作られた雑貨もたくさん並んでおり、若い女性を中心に非常に高い人気を博しています。金沢の雑貨はほかの地域と違って伝統を感じさせるものが多く、若い人だけでなく年配の人にも喜ばれるのが特徴です。

金沢駅で買える雑貨のなかで特におすすめなのが『加賀友禅ハンカチ』です。加賀友禅は国にも指定されている伝統工芸品のひとつで、その歴史は江戸時代中期の加賀藩の頃までさかのぼります。加賀五彩（藍、臙脂、草、黄土、古代紫）を用いて作られた生地は非常に艶美で、その美しさは国内だけではなく海外の人からも高い人気を誇ります。

ちなみにこの加賀友禅をまともに買おうと思ったらビックリするような金額になります。もちろん、それだけのお金を出す価値が加賀友禅にはありますが、お土産として買うのには少々厳しいのも事実です。そんな金沢駅の雑貨売り場にある『加賀友禅ハンカチ』は比較的お手頃な価格で買うことができるため、これならお土産にもぴったりです。

結婚式などに欠かせない工芸品のひとつに水引細工がありますが、この水引細工は金沢の加賀が発祥と言われています。金沢駅にある雑貨コーナーにはこの水引細工を用いて作られたお土産がたくさん並んでおり、普段使いできるものもたくさんあるためお土産にはぴったりでしょう。また値段がお手頃なのもお土産を買う人にとっては嬉しいです。

例えば、水引細工を使用して作られたストラップなどは若い人を中心に人気となっています。加賀五彩をモチーフにしたカラフルなストラップとなっており、純和風の見た目はどんな携帯電話にもぴたりとマッチします。若い人にはもちろんですが、伝統的な趣もきちんと持ち合わせているため年配の人にも喜んでもらえるお土産でしょう。

見た目にもかわいらしい金沢のお土産雑貨のひとつが『加賀八幡起上り』です。この加賀八幡起上りは金沢で古くから愛されている郷土玩具で、もともとは八幡さんという名前でも有名な祭神応神天皇が生まれた時に包まれていた真紅の錦がモチーフになっていると言われています。その後、育成と多幸を願ってこの加賀八幡起上りが作られるようになりました。

パッと見た感じは松竹梅の模様が描かれたかわいらしいだるまです。七転び八起きという何度転んでも起上る様が非常に縁起がいいと考えられ、幸運を呼ぶ雑貨としても若い女性を中心に人気です。とても小さくて置く場所にもそこまで困らないため、プレゼントをすれば間違いなく喜んでもらえるおすすめのお土産です。

『加賀てまり』も金沢駅で買える雑貨のなかではおすすめです。もともと加賀てまりは地元の子たちが遊ぶ時に使うおもちゃでしたが、最近ではその見た目のかわいらしさからインテリアとしても人気です。職人さんの手で丁寧に作られた加賀てまりはどんな部屋にもあうため、贈る人を選ばないのもお土産として高い人気を誇る理由でしょう。

加賀てまりの特徴のひとつに振るとかわいらしい音がなる点が挙げられます。ちなみに音が良くなる加賀てまりであるほど持っている人にたくさんの幸運をもたらしてくれるという言い伝えもあります。美しいことからインテリアに最適なのはもちろんとして、そういった豆知識と一緒に加賀てまりをプレゼントするとより一層喜んでもらえるでしょう。

一風変わった雑貨として人気の金沢土産が『加賀ゆびぬき』です。この加賀ゆびぬきは地元金沢で昔から使われてきた裁縫道具のひとつです。ただ、その見た目の美しさから裁縫道具としてではなくインテリアのひとつとしてお土産に買って帰る人が最近増えてきました。ちなみにインテリアとしてだけでなくアクセサリーとしてもおすすめです。

もともと加賀ゆびぬきは裁縫で着物を縫った時に出る糸や布の残りを使って作られていました。日本の誇る『もったいない』の精神がこの加賀ゆびぬきには込められているわけです。それ故に国内の友達にはもちろん、海外に人にプレゼントするのにもおすすめのお土産と言えるでしょう。実際、純和風を感じさせるデザインが海外の旅行者を中心に人気です。

余談ですがこの加賀ゆびぬきは作り手の減少から少し前までは伝統の消滅が危ぶまれるほどの事態に陥っていました。しかし、SNSの普及なども相まってその美しさが見直されるようになり、作る人も増えてそれに伴って次々と斬新的なデザインの加賀ゆびぬきも登場しています。そう言った時代背景も含めて非常におすすめの雑貨となっています。

雑貨というとどうしても女性のものというイメージが強いですが、金沢には男性にぴったりの雑貨もあります。それが『加賀毛針』です。加賀毛針はもともと江戸時代の頃に加賀藩主が武士の鍛錬のひとつとして推奨していたアユ釣りの道具として使われていたのが始まりだと言われています。これを聞いただけでも男心をくすぶられるのではないでしょうか。

加賀毛針の材料には野鳥の羽毛が使われており、接合する部分には石川県の伝統工芸品である金箔や漆が使われています。野性味あふれるその見た目は男性のお土産にはぴったりですし、また見方によっては非常に見目麗しい雑貨でもあるため女性に贈るインテリアやアクセサリーとしても加賀毛針は高い人気を誇っています。

ちなみにこの加賀毛針は機械で作ることができません。熟練の職人さんの手でひとつずつ丁寧に作られるため大量生産することが非常に難しい雑貨だと言われています。日によって数字は微妙に変わりますがどんなに頑張っても1日に作れる加賀毛針の数は30本程度とのことです。その希少性も相まって最近では非常に競争率の高いお土産雑貨となっています。

金沢駅のお土産売り場は非常に広く、取り扱っている商品の数も豊富なため初めて行った人はきっと「どれを買えばいいのか」で迷ってしまうことでしょう。もちろん、お土産を買う時に大切なのはもらってくれる人のことを考えながら選ぶことですが、さらに人気のお菓子や雑貨をピックアップして持ち帰ることで喜んでもらえる確率はぐっと上がります。