キャンプ用鍋おすすめ31選！使いやすい定番の道具セットやクッカーは？

キャンプの楽しみの一つである食事。外で食べる食事は美味しくて楽しいので、普段はなかなか食べない小食のお子さんでも沢山食べるというケースも多いです。そんなキャンプの食事をさらに便利に楽しくするためのキャンプ用鍋を紹介します。初心者から上級者向けまで様々な鍋がありますのでぜひ参考にしてください。

まずはキャンプ用鍋にはどのような種類があるのかを紹介します。鍋には大きく分けて2種類、クッカーとダッチオーブンです。もちろん家庭で使用している鍋でも利用は可能で、初めてキャンプをされるという方は普段使っている道具で充分です。しかしキャンプ用鍋も一つ持っておくと非常に便利です。

まずはクッカーですが、クッカーはキャンプ用鍋としてだけではなく器としても使用することができ、キャンプでは大変汎用性の高いもののため一つ持っていると非常に便利です。形状は浅いものと深いものがあり、それぞれ用途によって使い分けられます。素材もステンレス製やアルミ製、チタン製など様々あり、浅いものと深いものがセットになっている便利なものも販売されています。

ダッチオーブンという名前は、普段キャンプをする方以外でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。蓋つきになっており、上にも炭火を載せることができるので上下からの熱伝導がよく美味しい料理ができあがります。煮るだけではなく揚げる・蒸す・焼く・炒めるなど様々な用途に使うことができます。見た目もおしゃれなものが多く女性にも人気です。

それでは、おすすめのキャンプ用鍋について、まずはクッカーからメーカー別に紹介していきます。最初は定番の「snow peak」です。「トレック900 SCS-008」ですが、こちらは容量900ml、深型のベーシックなクッカーです。ソロキャンプにおすすめで、初めて購入するという方にはおすすめのお手頃サイズと値段です。

900以外にも、700や1400もあり、それぞれはまるでマトリョーシカ人形のように収納することもできます。900の場合だと袋ラーメンに他の野菜などを入れてもちょうどよいサイズなので、キャンプだけでなくツーリングの際にも便利に使うことができます。

snow peakの「アルミパーソナルクッカーセット SCS-020」はアルミニウム製のフライパンと浅型のクッカーが2つずつセットになっています。炒めたり煮込んだりと幅広い料理に利用することができます。浅型のクッカーは開口部が広いため、調理もしやすく洗うのも簡単です。食器としても使用でき、キャンプの定番の道具です。

snow peakの「トレックコンボ SCS-010」はアルミニウム製のフライパンと深型クッカーを2つがセットになっている、ソロキャンプにも家族連れでも便利に使うことができる道具です。トレック900とトレック1400がセットになっておりコスパも抜群です。

深型クッカーは中にガス缶などを収納することもできるため持ち運びにも非常に便利です。蓋を食器に使うことにより、荷物を減らすこともでき数人でも楽しむことができます。クッカー内壁にはアルマイト加工が施してあり、耐久性も高いです。

snow peakの「ケトル CS-068」も一つあると便利です。ケトルなのでお湯をわかすのはもちろんのこと、ラーメンを作ったりお米を炊いたりと幅広く使えます。持ち手もついているため安心してる使うことができます。吊るしての使用も可能で、家でも使える定番のケトルです。

続いて「ユニフレーム」のクッカーを紹介します。まずは「ライスクッカーミニDX」です。キャンプといえばやっぱり最初は定番の飯盒をしてみたいという方も多いのではないでしょうか。ユニフレームのライスクッカーミニDXは、お米は1合から3合炊くことができ、初めてでも失敗せずにできると評価が高いです。

お米を炊くときにわかりやすく水の目盛りがついているためにちょうどよい水加減ができます。また、蓋がカタカタと動いて弱火にするタイミングを教えてくれるので初めての方でも非常にわかりやすいです。美味しいご飯が炊きたいという方にお勧めのクッカーです。

ユニフレームの「fan5 DX」はライスクッカー、フライパン、ステンレス大鍋、ステンレス片手鍋、メッシュバスケットがついている非常に便利なユニフレームでは定番のセットです。これがあれば4～5人でのキャンプでも様々な料理を充分まかなうことができます。全てスタッキングでき、収納ケースもついているので場所もとりません。

ライスクッカーは大鍋にもぴったり収まりますので、冷めてしまったご飯を湯煎であたためることも可能です。フライパンには大鍋の蓋のサイズがぴったりですので、目玉焼きを作ったり火が通りにくい料理にも使えます。このクッカーセットがあれば他の調理道具を購入しなくてすむほどの便利なセットです。

続いて、アウトドアの定番メーカー「mont-bell」のクッカーです。まずは「アルパインクッカー14」です。こちらはmont-bellの調理道具の中でも定番のもので、mont-bell好きの方の中では買って間違いなしと言われている商品です。サイズは14から20まで揃っており、用途に合わせて購入することができます。

非常に軽量なので持ち運びも便利、熱伝導がよく素早く調理をすることができます。ハンドルや蓋にはシリコンカバーがついており、熱くなりにくい仕組みになっています。内側には目盛りもついていますので、調理しやすいと女性にも人気です。

こちらは先ほど紹介したアルパインクッカーのスクエアバージョンです。四角い形状なので、持ち運ぶときに他の道具との間でデッドスペースが作りにくくなっています。また、袋めんがぴったりおさまるサイズを計算して作られており、角が四角になっているのでお湯も注ぎやすいです。

続いて紹介するのがアルパインクッカーの「ディープ11」です。こちらは底が深くなっており鍋や食器としても使うことができる蓋がついています。ガスカートリッジや小型ストーブなども中に収納することができます。ソロでのキャンプにぴったりのクッカーです。

クッカーはセットで購入すると様々な用途に使うことができ、非常に便利です。こちらはmont-bellの「アルパインクッカー18+20 パンセット」で、「アルパインクッカー18」と「アルパインクッカー20」のセットに、「アルパインフライパン 20」を付属したタイプです。

定番の深型クッカーが2つと、フライパンがついているのでほとんどの料理に対応することができます。煮込み料理はもちろん、焼いたり炒めたりと料理の幅も広がるセットなのでこれから道具を揃えようという初心者にもおすすめのクッカーセットです。

テントなどのキャンプの道具はColemanで揃えているというキャンパーも多いのではないでしょうか。キャンプ道具といえば定番のColemanといわれることも多いですが、キャンプ用鍋も人気が高いものが多いです。まずは「パックアウェイクッカーセット」です。

こちらは深型のクッカーに蓋とフライパンがついているセットで、アルミでできているので非常に軽量です。外側は傷がつきにくいハードアノダイズド加工、内側はこげつきを防止するノンスティック加工、底部はごとくの上ですべりにくいスパイラル加工となっています。

Colemanの「アルミライスクッカー」を使うと美味しく簡単にご飯を炊くことができます。熱伝導率のよいアルミニウムを使用しているため、ご飯をふっくら炊き上げることができます。うまさを逃がさない二重蓋になっており、おこげもきれいに剥がれるノンスティック加工も施してあります。米研ぎ用のザルとメジャーカップもついておりお得です。鍋はご飯を炊くことにしか使わないという方におすすめの調理道具です。

Colemanの「アルミクッカーコンボ」は、一つあればキャンプに必要な調理道具がそろうということで定番のクッカーが揃っているセットです。調理道具を少しずつ買い足していくのも楽しいですが、セットになっていると一度購入すると様々な料理をすることができ非常に便利です。

フライパンにポット蓋、ハンドル、内釜、ライスクッカー蓋、ザル、計量カップ、ライスクッカー、ポットと揃っており、全てをポットに収納することができるため移動のときに場所も取らず便利です。美味しご飯も炊けるし、煮る・焼くなど様々な使い方をすることができます。

Colemanの「ホットサンドイッチクッカー」では、その名の通りホットサンドを作ることができます。内部はノンスティック加工になっており食材がこびり付きません。Colemanのシンボルであるランタンのマークの刻印が可愛らしいと女性に人気です。

キャンプの食事といえばやっぱり炊飯が定番ですが、パンも食べたいという方にはおすすめです。朝食に焼きたてのホットサンドが出てきたらテンションが上がるという方も多いのではないでしょうか。フォトジェニックなのでSNS映えもぴったりです。

2018年に新登場したのがColemanの「おつまみクッカー」です。まるでタコ焼き機のような形状のクッカーでは、ちょっとしたおつまみを作るのにもぴったりです。SNS映えもするビジュアルで、キャンプだけでなくホームパーティーなどでの利用もおすすめです。これを使ってアヒージョを作るとお酒にもぴったりです。

続いてのメーカーは「プリムス」です。プリムスは、ガスコンロでは定番のiwataniのグループ会社です。そんなプリムスでおすすめのキャンプ用鍋は「ライテックトレックケトル＆パン」です。縦形のクッカーで、中には250サイズのガスカートリッジと小型バーナーをまとめて収納することができます。

蓋と鍋の内側にはノンスティック加工を施してあり、蓋は食器としての使用の他にもミニフライパンとしても使用が可能です。底面には滑り止め加工もしてあり、ケトルとしての利用も可能です。一つあると便利につかうことができます。ソロキャンパーにおすすめです。

プリムスの「エッセンシャル ポットセット」はアルミポットが2つ、ノンスティックフライパン、アルミハンドル、収納袋がセットになったものです。アルミハンドルはポットにもフライパンにも付け替え可能ですので、重ねてコンパクトに収納することができます。フライパンを蓋としても使用できるだめ一つあれば非常に便利です。

続いて紹介するメーカーは「ダグ」です。アウトドア商品を多く取り扱っており、その中でもブラックアルミクッカーシリーズの「HEAT-1」は見た目もよく非常に人気が高いです。ヒートエクスチェンジャーが鍋底についており、燃料の使用を最低限に抑えることが可能な低燃費なクッカーです。

ダグの「POT-L」は深型クッカーで、カートッジ&小型バーナーを収納することができます。全体をハードアノダイズド加工してあるため非常に強度が高く、蓋部分も鍋や食器として利用することができます。調理道具がこれ一つですむので非常に人気が高く専用のバッグもついているので持ち運びも便利です。

ダグの「焚火缶 S/Mセット」です。その名の通り、焚き火の時に活躍する大型の鍋です。Sサイズの鍋とMサイズの鍋がセットになっており、それぞれに蓋がついています。蓋はフライパンとしても食器としても使用可能です。シンプルなデザインなので、使い込んでいくことに味わいがでてきます。吊り下げ用の取っ手もついており便利です。

続いてはイーピーアイの「TSチタンクッカーTYPE-2S」です。チタン素材で作られているクッカーは全体的に熱が伝わり、ムラがなく料理を作ることができます。鍋には100ccごとに目盛りがついているため水量をはかるのにも非常に便利です。

また、鍋に注ぎ口がついているためお湯をこぼすことなく注ぐことができます。蓋は深型となっているので、蓋でお湯を沸かすことも可能です。もちろん食器替わりにも使用することができます。コンパクトなクッカーなので揃キャンプにもおすすめです。

スウェーデン生まれの調理器具ブランド「オプティマス」のおすすめクッカーは「テラ ソロ」です。深型のクッカーで、容量は600mlです。メモリがついており水量が非常にわかりやすく、アルマイト処理をほどこしたアルミ製でハンドルは断熱加工されており持ちやすいです。注ぎ口もついているのでお湯も安心して注ぐことができます。

「LOGOS」のおすすめクッカーは「ツーリングクッカーセット」です。その名の通り、ツーリングをするときに便利なクッカーがセットになっています。ポット大、ポット小、フライパン、トレイ、マグが揃っており、重ねると簡単に収納できるのも便利です。もちろんキャンプの時もおすすめです。

「エバニュー」のクッカーの特徴といえばなんといっても軽いことです。キャンプに行く時はどうしても道具が多くなってしまうのでできるだけ軽量で小さいものをと探している方にはおすすめです。その中でも「チタンウルトラライトクッカー1RED」の重さはなんと95グラムと驚きの軽さなんです。

日本屈指の金属加工の街である新潟県燕市で製造されており、燕商工会議所が原産地・品質安全性を確認して認定した製品となっています。メイドインジャパンにこだわっているという方にもおすすめです。初めて持ってみると誰もが軽さに驚きます。

続いてエバニューでおすすめなのが「チタンパスタもクッカー」です。キャンプでの炊き立てのご飯もいいけれど、たまにはパスタはいかがでしょう。こちらは1～2人分のパスタを茹でるのにぴったりのクッカーです。湯切り用の蓋がついているため、安全につくることができます。

もちろんパスタだけでなく他の料理でも使用することができます。クッカーの縁には絶妙な丸みをもたせているため、液だれしにくく熱いお湯をそそぐのも安心です。持ち手には断熱グリップがついており、内側には目盛りがついているため量を測りやすいです。

それではここからはおすすめのダッチオーブンについて紹介します。ダッチオーブンはいまやキャンプの定番といっても過言ではないほどです。まず最初は「Colemanのダッチオーブン」です。こちらは鋳鉄製で、8インチから12インチまであり、人数に合わせて選ぶことができます。シーズニングが不要なので購入してそのまま使用できるのも嬉しいポイントです。

10インチ・8インチのダッチオーブンは脚がついていないので、自宅でも利用することができます。リードリフターと収納ケースもついているため持ち運びにも非常に便利です。初めてダッチオーブンを購入するという初心者の方にもおすすめの定番ダッチオーブンです。

「LODGEのダブルダッチオーブン」は蓋が深いため、フライパンとしての利用も可能です。両手持ちもできるため移動の際も安心です。購入してすぐに使える慣らし済みのダッチオーヴンとなっており、まるで長年使い込んだもののように表面がコーティングされており見た目も風格ある製品に仕上がっています。

「LOGOSのダッチオーブン」はなんといってもシーズニング不要ですぐに使えるのがポイントです。専用のキャリーバッグもついており、ポリエステル製で油じみしにくいので他の調理道具が汚れる心配もありません。別売りの姉妹品と合わせると囲炉裏風など和風な雰囲気で楽しむこともできます。

「snow peakの和鉄ダッチオーブン」は和鉄という名前の通り、新潟県燕三条の鋳物成型技術によって作られています。他のダッチオーブンと比較しても薄くて軽く熱伝導がよく、そして非常に頑丈です。また、本体と蓋だけではなくスキレットもついている3点セットになっているため料理の幅も非常に広がります。

「ユニフレームのダッチオーブン」は鋳鉄製ではなく黒皮鉄製でありお手入れが簡単なのが特徴です。黒皮とは、鉄を1200度程度で加熱し圧延することでできる「酸化皮膜」のこと。サビ防止の役割を果たします。ただし、完全にサビを防止するものではありませんのでシーズニングは必要です。

酸化皮膜は洗剤で落ちることがないので、洗剤を使って洗うことができるため非常にお手入れが簡単です。また、多少の焦げは金タワシを使用することもできます。ダッチオーブン自体には脚がついていないため自宅のコンロやIHでも利用することができます。

「SOTO ステンレスダッチオーブン」は、その名の通りステンレスでできているダッチオーブンです。一般的にダッチオーブンというと鋳鉄でできているものがほとんどで、ステンレス製のダッチオーブンは珍しいです。鋳鉄製のものと違ってお手入れが楽なので、初めてダッチオーブンを購入するという方にもおすすめです。

ステンレス製なので、使う前に行うべきシーズニングも必要なくそのまま利用することができます。普段使っている鍋と同じように洗剤を使って洗うことができますし、使用後のサビ防止用油の塗布も必要ありません。サビにくくひび割れもしないのが特徴です。

いかがでしたか。おすすめのキャンプ用鍋を紹介しました。定番の形のものから、ちょっと変わったものまで様々ありますのでぜひ参考にしてください。キャンプといえばお食事も楽しみのひとつ。ぜひ用途に合わせて気に入った鍋をみつけてください。