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東京御徒町の銭湯「燕湯」を調査!
JR御徒町駅から徒歩数分でアクセスできる「燕の湯」。東京の銭湯のなかで唯一国の登録有形文化財に登録されています。近頃はどこの東京の銭湯にもあるサウナや水風呂などはありませんが、満足度の高い銭湯としてとても有名です。今回は「燕湯」へのアクセス、入浴料金、おすすめポイントなどについてご紹介します。
東京御徒町の銭湯「燕湯」のある御徒町とは
お風呂の温度がとっても熱いと話題の「燕湯」。そんな「燕湯」は東京の御徒町にあります。御徒町から少し歩けば上野や秋葉原に足を運ぶことも可能で、人気の観光エリアとなっています。アメヤ横丁(通称アメ横)では外国人観光客が特に多く、平日でもにぎわっています。各国の料理の屋台が出ていて軽食をはしごしながら楽しむことができます。
2017年11月にオープンした「おとなパルコ」、正式名称「上野フロンティアタワー」では、若い子向けのパルコというイメージとは違った雰囲気の店づくりとなっています。大人向けのファッションから地元老舗の新業態まで、落ち着いた店内で買い物ができます。パルコヤ限定のグッズも販売されていて、こちらを求めに来る方も多いほど人気の施設になります。
「2k540 AKI-OKA ARTISAN」は秋葉原方面の高架下にあるお店です。「ものづくり」をコンセプトに様々なアトリエや工房、モノづくりの体験なんかもできる場所があります。高架下なので風通りがよく涼しいので、ゆっくりと買い物を楽しむことができます。カフェも数件あるためお茶をしに足を運んでみるのもおすすめです。
東京御徒町の銭湯「燕湯」の歴史
人気の観光スポット東京御徒町にある銭湯「燕湯」。開業時期はわかっていませんが、太平洋戦争中の昭和20年(1945年)に空襲で建物が焼失したため、昭和25年(1950年)に現在の建物に建て替えられています。4代目が引き継いだ2008年に、浴室の岩山が「再現することが容易でないもの」として、国の登録有形文化財に登録されています。
御徒町からのアクセスが便利な、熱いお湯の銭湯で有名な「燕湯」。文化財の登録以降に湯を沸かす燃料をガスに変更し煤煙が出なくなりました。なので、煙突については文化財が関連する機関と確認を取りながら痕跡を残しつつ取り壊しています。国の登録有形文化財に登録されるとどんな工事も大変なことがわかります。
東京御徒町にある「燕湯」の名前の由来は、一番最初に「燕湯」の営業を始めた人が、新潟の燕三条の出身の方だったためです。現在は家族3人で営業しています。朝早くから営業している熱いお湯で有名な銭湯のため、それぞれ生活リズム異なります。熱いお湯づくりは夜10時から朝の営業時間前までに行われます。
東京御徒町の銭湯「燕湯」お店のつくり
東京御徒町にある「燕湯」は道路の西に面して建つ間口5間半奥行4間の木造2階建です。立派な和風のつくりでかなり年季があり、写真を撮る人も多いです。背面には平屋建ての浴室があり、造釜場を設置しています。正面中央に入母屋屋根の下足場を付けられています。下足場を上がると昔ながらの番台があって、1階は男女の脱衣場になります。
脱衣場は座敷のある2階まで吹き抜けていて、さらに浴室は3階まで吹き抜けになっています。浴室は梁行中央2間半を建ち上げ湯気抜窓を設けています。昔ながらの銭湯の番台に立つ方は女性の方2人が代わりばんこに立ってくれています。銭湯ならではのお話を聞くことができるかもしれません。
東京御徒町の銭湯「燕湯」おすすめ1:早朝営業
熱いお湯で有名な「燕湯」。朝早くから営業していることも有名です。古くからある熱い銭湯で有名な「燕湯」。高齢の方が多く訪れているという印象を持ちそうですが、高速バスで朝着いて、お風呂に入っていくという方が多く、若い方が半数を占めるそうです。東京観光や就職活動で利用する若い方が年々増加しています。
現在秋葉原のUDXというビルが建っている辺りに、「ヤッチャバ」と言う野菜市場がありました。市場の仕事は夜中の仕事のため朝早くに終わります。そこで働いている方たちや、上野の駅に行商に出かけてきた人が、朝「燕湯」の熱いお風呂に入ってから仕事にいくということで需要があったことが朝風呂の始まりといわれています。
東京御徒町の銭湯「燕湯」おすすめ2:牛乳瓶
銭湯や温泉に行ったら欠かせないものといえば飲み物。なんといっても瓶入りの乳飲料です。東京御徒町にある銭湯「燕湯」にももちろんあります。銭湯に入って、番台の横にあるミニ冷蔵庫の中に入っています。定番の瓶のコーヒー牛乳やフルーツ牛乳、他にはヤクルト、紙パックの野菜ジュースやペットボトル飲料などが揃っています。
すぐ横には座るベンチもあるため、腰に手を当ててごくごく飲むこともできますが、ゆっくりと座って飲むこともできます。冷蔵庫でよく冷やされた飲み物は、お風呂上がりのほてった体にしみわたり、心地よい気分になることができます。飲み終わった瓶などは、可愛らしい招き猫のぬいぐるみの前にあるかごの中に戻すのがルールとなっています。
東京御徒町の銭湯「燕湯」おすすめ4:岩山
服を脱いでいざ浴場に入ると最初に目に飛び込んでくるのが、浴槽上の岩山になります。なんと富士山の溶岩で作られたもので、建物と同様に有形文化財として登録されている、大変貴重なものです。ごつごつとした大きな真っ黒の岩が高く積まれていて、はじめて「燕湯」に来る人を驚かせています。
以前は富士山が描かれていましたが、2012年5月より富山県の立山に変更になったペンキ絵は共に中島盛夫が制作したものです。このペンキ絵の横にある岩山は、なんと実際に富士山の溶岩で造られています。現在、富士山は国立公園となっているため、溶岩などの岩石を持ち出すことはできません。銭湯で見ることができるとあってアクセスする人も多いです。
今全国でもペンキ絵師さんは二人しかいなく、中島さんはそのうちの一人になります。銭湯の壁はタイル絵のところもありますが、ペンキ絵にはペンキならではの独特の趣があります。中島さんは銭湯の減少にともない背景画師が減る中、日本を代表する背景画師の一人として幅広いフィールドで活躍しています。
東京御徒町の銭湯「燕湯」おすすめ5:謎の板
「燕湯」の扉には、不思議な板がかけられています。時間帯によって変わる板です。銭湯の営業時間対中は、「わ」と書かれた板がかけられています。「わ」に「いた」で「沸いた」で、「お湯が沸いています、営業中ですよ」という意味です。閉店時にはこれが「ぬ」の字にります。「ぬ」と「いた」で「抜いた」で、「お湯を抜きました、営業時間外ですよ」という意味になります。
ただ板に「営業時間中です」と書くのではなく、少しユーモアを利かせている点に楽しさを感じられるようになっています。同じく扉には「せんとう虫」なるものがくっついています。銭湯芸術家・ウエハラヨシハルさんの作品で、先ほどの「わ」と「ぬ」の板もウエハラさんの作品で、遊び心を感じることができます。
東京御徒町の銭湯「燕湯」のお湯は熱い?
東京の銭湯の中でもお湯の温度が大変熱いと話題の御徒町にある「燕湯」。熱くて気持ちがいい!と感じる方がいる一方で、こんなの熱すぎて入れない、という方も中に入るそうです。 一日の平均温度は46℃くらいになります。熱いお湯に慣れていない人は、体がびっくりしないよう十分にかけ湯をしてから入るのがおすすめです。
東京御徒町にある銭湯「燕湯」に朝6時に一番に入りに来てくれている方たちは、燕湯の熱いお湯に入りに来てくれている常連の方たちが多いです。そのときは48度とか50度くらいになっているため、熱いお湯が苦手な方はだんだんと冷めてくる時間帯がおすすめです。それでも45度位と熱いのが「燕湯」の特徴です。
東京御徒町の銭湯「燕湯」の営業時間
東京御徒町にある、熱いお湯で有名な「燕湯」の営業時間は朝6時から夜20時までです。12月31日は6時から17時まで。1月1、2、3日は6時から12時。1月4、5、6、7日は6時から20時の営業です。1月8、9、10日はお休みになります。正月あたりの営業時間はホームページで確認することができます。定休日は月曜日です。
東京御徒町の銭湯「燕湯」の料金
大人は460円(中学生以上)。中人は180円(小学生)。小人は80円(未就学児)になります。タオルや化粧水など持って行って「燕湯」のお風呂につかることもできますが、販売されているため、最小限の持ち物で行くことも可能です。貸しバスタオル50円、貸しフェイスタオル20円、使い切りシャンプー30円と、入浴料金だけでなく各種料金も低いです。
東京御徒町の銭湯「燕湯」のアクセス方法
「燕湯」はどの駅からもアクセスが大変便利です。JR線「御徒町駅」より徒歩約4分。都営地下鉄大江戸線「上野御徒町駅」より徒歩約5分。東京メトロ銀座線「上野広小路駅」より徒歩約4分。東京メトロ日比谷線「仲御徒町駅」より徒歩約7分。東京メトロ千代田線「湯島駅」より徒歩約5分です。
「燕湯」からアクセスできる銭湯1:ひだまりの泉萩の湯
東京銭湯の平均的な料金の460円で入浴することのできる「ひだまりの泉萩の湯」。上野周辺に住む方たちには誰もが知っている老舗銭湯「寿湯」のオーナーさんが弟さんに受け渡した後、新しく作った銭湯になります。さびれたビルをリノベーションしたスーパー銭湯以上の広大な設備を楽しめる銭湯です。
食事処があり、幅広いメニューをそろえているため、ファミレスの少ない土地柄ということもあり、家族連れや、仕事帰りに立ち寄る方からは、大変便利と人気の銭湯です。無料のリンスインシャンプー・ボディソープ備え付けとなっています。営業時間は6時から9時。11時から25時です。19時過ぎが一番の混み時間になます。
「燕湯」からアクセスできる銭湯2:寿湯
燕湯からアクセスできる銭湯2番目。露天風呂、寝風呂、超音波、ボディーマッサージ風呂などの設備が充実してる銭湯です。料金は大人460円。サウナなどすべて利用しても料金は700円と比較的安い料金で銭湯を楽しめます。露天風呂は8人も入ることのできる岩風呂です。スーパー銭湯よりは小さいですが、ゆったりとつかることができます。
アメニティも充実していているだけでなく、携帯電話の充電も可能です。お年寄りの方への配慮が行き届いているだけでなく、自転車利用客の増加に伴い空気入れも設置されています。期間限定で桃の葉を利用したお風呂や海洋深層水、実母散の薬湯風呂を楽しむことができます。営業時間は11時から25時です。
「燕湯」からアクセスできる銭湯3:日の出湯
燕湯からアクセスできる銭湯3番目。創業は明治の初期と古くからある銭湯です。1階はスチームサウナ・ひのき風呂・ジェット風呂、2階にはスチーム風呂はありません。一番の人気は、ひのき風呂です。古代檜と呼ばれる神木ともいう貴重なひのきで造られた浴槽のお湯はやわらかく、香りもいいのが特徴です。
入浴料金は大人460円。レンタルのセットにはタオル、リンスシャンプーなどがついて料金150円です。営業時間は15時から24時です。少し変わったサービス「ランステ」をしています。銭湯に荷物を預けて、ランニングするかたの受け入れになります。5名以上でグループランをする際は、予めメールフォームで連絡することが必要になります。
「燕湯」からアクセスできる銭湯4:六龍鉱泉
燕湯からアクセスできる銭湯4番目。創業はなんと太平洋戦争前の1931年です。建物自体はかなり年季が入っていて使い込まれていますが、きれいに清掃しているため、気持ちがよいと長年愛され続けています。浴槽の壁一面には銭湯で定番の富士山ではなく、岩国の錦帯橋のタイル絵が描かれています。
六龍鉱泉は、天井が高い昔ながらの銭湯のつくりとなっています。「燕湯」に負けないくらいの熱いお湯で、熱湯好きの方もさすがに水を足しているほどの湯加減となっています。営業時間は15時30分から23時までです。定休日は月曜日。入浴料金は400円になります。上野動物園からがすぐ近く、アクセスに大変便利です。
「燕湯」からアクセスできる銭湯5:鶴の湯
燕湯からアクセスできる銭湯5番目。ビルの中に入っている「鶴の湯」。古さを感じられる銭湯で、桶はすべて木桶となっていて、銭湯ファンからは大変貴重であると話題になっています。描かれている絵は側面まで続く夕空にたくさんの黄金色の鶴のチップタイル絵となっています。「燕湯」同様熱いお湯で、平均46度となっています。
木をふんだんに利用した銭湯。30年以上前に建築素材の再生利用という思いの元建てられた銭湯で、内装材の中で一番古いのは番台。昭和3年からずっと変わらずに使われ続けられている番台には着物姿の美しい女将さんが座っています。入浴料金は450円。手ぶらセットは100円です。営業時間は15時から24時30分。定休日は月曜日です。
東京御徒町の銭湯「燕湯」に行こう
東京御徒町の熱いお湯で有名な銭湯「燕湯」。駅からのアクセスも非常に便利。また手ぶらでも気軽に訪れることができます。上野駅や秋葉原駅での買い物・観光を楽しんだ後でも前でも利用することのできる銭湯。朝は熱いお湯、午後からは少し低くなったお風呂を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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