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「あわじ花さじき」は兵庫・淡路島の絶景スポット!見どころや料金は?

「あわじ花さじき」は兵庫・淡路島の絶景スポット!見どころや料金は?
投稿日: 2018年8月31日最終更新日: 2020年10月8日

あわじ花さじきは淡路島の丘陵部に作られており、四季折々の花を眼下に一望できる絶景スポットとして人気があります。四季の美しい花々を贅沢に楽しんでみませんか。そんなあわじ花さじきへのアクセスや季節ごとの見どころについて紹介します。

あわじ花さじきを楽しもう見出し

Photo by yosshi

四季のある日本では、四季折々の美しい自然を楽しめます。有名なお花見スポットなどが多くあるということは、それだけ自然を楽しむ人が多いということでしょう。そこで、四季折々の美しい自然を楽しむことができるスポットであるあわじ花さじきについて、見どころスポットやアクセス、料金などを紹介します。

あわじ花さじきとは見出し

あわじ花さじきは兵庫県が淡路島に設置した、県立の施設です。ですから正式名称は「兵庫県立あわじ花さじき」です。1998年4月に開園しました。花の島にふさわしい花のスポットとして設置され、眼下に花のじゅうたんを楽しめる極上の見物席という意味で「あわじ花さじき」と命名されました。

あわじ花さじきはどこにある?見出し

Photo by k14

あわじ花さじきはその名前の通り、淡路島にあります。住所は兵庫県淡路市楠本となります。淡路島の北部の丘陵地域に作られました。

ちょうど淡路島の北部丘陵地域の頂上部分に作られており、そこから大阪湾に向く形で花が植えられているのです。この丘陵部は標高が235メートルから298メートルあり、そこから大阪湾に向けて高原がなだらかに広がります。ここに花が植えられているわけです。

ですから、あわじ花さじきから大阪湾の方を見ると、大阪湾や明石海峡を背景として、花がじゅうたんのように見えるということになります。甲子園球場の約4倍の広さを持つ、約15ヘクタールの土地に四季折々の花が植えられ、それぞれに違った見どころを楽しむことができるようになっています。

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あわじ花さじきへのアクセス見出し

Photo by kennejima

それでは、あわじ花さじきへのアクセスについて紹介しましょう。前述したように、あわじ花さじきは淡路島の中にあります。そのため公共交通機関を利用する場合は電車とバスを利用するか、船を利用してのアクセスとなります。

電車とバスを利用してのアクセス

Photo by misijp

まず、電車とバスを利用してのアクセスから紹介します。バスの場合、淡路島の最寄駅はJR「舞子」駅、山陽電鉄「舞子公園」駅となります。遠方からの場合は東海道新幹線「西明石」駅で下車し、在来線に乗り換えて舞子駅まで来るとよいでしょう。ただし、舞子駅には新快速が停まらないため、乗る時には注意が必要です。

Photo by Nisa Yeh

一方、山陽電鉄の舞子公園駅は直通特急も使うことができます。時間帯により違いがありますが、舞子公園駅周辺はJRと競合しているため、山陽電鉄のほうが料金は安いとされています。また、舞子駅そのものに新快速が停まらないため、所要時間もあまり違いがないかもしれません。乗車するときの時間や料金を調べて、オトクな方を選ぶとよいでしょう。

Photo by misijp

舞子駅と舞子公園駅は駅が隣接しており、さらにこれらの駅と隣接して「舞子バスストップ」(高速舞子)があります。淡路島に行くためにはここから高速バスに乗る必要があります。

乗るのは「高速大磯号」というバスです。高速舞子の2番乗り場から発車します。このバスに乗ったら「東浦BT」で下車し、そこからタクシーを利用して10分ほどでアクセスできます。

Photo by alberth2

なお、このバスですが、山陽新幹線の「新神戸」駅から発車するものもあります。先ほど紹介した西明石駅とは違い、新神戸駅は全てののぞみも停車しますから、もしタイミングが合えばこちらを利用するとさらに楽にアクセスできる可能性があります。遠方からアクセスする方は時間や料金などを調べるとよいでしょう。

船を利用してのアクセス

淡路島には船でアクセスすることもできます。船は淡路ジェノバラインという航路があり、明石港から淡路島の岩屋港までを結んでいます。明石港の最寄駅はJR「明石」駅で、駅からは徒歩で7分ほどです。

岩屋港に到着したら、タクシーもしくはバスで移動となります。バスは淡路交通の縦貫線(東浦・志筑・洲本方面)、もしくはあわ神あわ姫バスの東回りを使います。あわ神あわ姫バスは東回り、西回りがあり、東浦は東回りの方が早く経由するので、行きは東回り、帰りは西回りに乗るとよいのです。

降りるバス停はこちらも「東浦BT」です。バス停からタクシーで10分ほどは変わりません。基本的にあわ神あわ姫バスは岩屋港の船と連絡するようになっていますが、ない時間もあるので、使う場合は確認しておきましょう。

また、4月から10月までの土曜、休日に関しては、あわ神あわ姫バスの観光施設周遊回りコースというものがあります。こちらは淡路花さじきに停まるので、より楽にアクセスすることが可能となります。

なお、岩屋港から直接タクシーを使うと15分ほどであわじ花さじきにアクセスできます。所要時間を考えるとタクシーの方が楽ですが、料金が違ってくるため、時間と料金を考えてアクセス方法を選択するのがおすすめです。

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車でのアクセス

淡路島に行くということで、車でアクセスを考えている方も多いのではないでしょうか。あわじ花さじきは車でのアクセスも可能です。車の場合は神戸淡路鳴門自動車道を利用してのアクセスとなります。

往路は、神戸淡路鳴門自動車道の「淡路IC」が最寄りとなります。出口の交差点を直進し、県道157号線を通り南に約7キロのところにあわじ花さじきはあります。所要時間は12分ほどです。

復路は往路の道を戻るのではなく、そのまま南下し、神戸淡路鳴門自動車道の「東浦IC」から高速に乗ります。これは周辺の道路事情があまりよくないためです。距離は12キロほど、所要時間は20分ほど見ればよいでしょう。

駐車場は乗用車130台、バス10台が駐車できるものがあります。ふだんの状態であれば問題なく駐車できるでしょう。駐車場の料金は無料となっているので、その点でも安心です。

あわじ花さじきの開園時間は?見出し

このあわじ花さじきの開園時間は9時から17時となっています。休園日は年末年始(12月29日から1月3日)だけですので、見たい花が咲いている時期をねらって、いつでも見に行くことができるということになります。四季の見どころについては後で述べますが、花の状況を確認してから行くとよいでしょう。

花を楽しむ施設で、冬でも開園しているということは、それだけ淡路島が温暖で、四季折々に花が咲く土地だということを示しているようなものです。特に冬はなかなか花が楽しめる場所がないので、花好きの方にはおすすめのスポットとなるでしょう。

あわじ花さじきの料金は?見出し

このあわじ花さじきですが、料金はかかるのでしょうか。四季折々の美しい花々が楽しめるということで、料金は気になるところなのですが、なんと駐車場だけではなく、入園の料金も無料なのです。家族連れでも安心して楽しむことができます。

あわじ花さじきの見どころ1:春見出し

Photo by kennejima

それでは、あわじ花さじきの見どころスポットを、季節ごとに紹介していきましょう。春は3月上旬ごろから楽しめる菜の花で始まります。これと前後してムラサキハナナ、リナリア(姫金魚草)が咲き始めます。菜の花の黄色とムラサキハナナの紫、そしてリナリアの淡いパステルカラーは、春の訪れにぴったりの可憐さと初々しさです。

4月中旬ごろになると、ポピーの花が咲き始めます。アイスランドポピー(シベリアヒナゲシ)が咲き誇ります。このポピーは寒さに強いタイプですが、黄色やオレンジの花々は春の浮き立つ気持ちにぴったりと言えるでしょう。

あわじ花さじきの見どころ2:夏見出し

あわじ花さじきに初夏の訪れを告げるのは三尺バーベナです。薄紫色の花が風にふわふわと揺れるさまが美しく、また風のゆらぎも感じられて、涼しさを演出してくれます。

そして夏といえばやっぱり忘れてはならないのが、ひまわりです。ご存知のようにひまわりは朝日に向かって咲く習性があるため、「共生の花園」というエリアに植えられています。このエリアに植えられることで、ちょうど花を正面から見ることができるようになっているのです。

このひまわりと共に楽しめるのがクレオメ(西洋風蝶草)です。こちらはその名前の通りチョウが集まってくる花と言われており、淡いパステルカラーの色合いと香りが楽しめます。クレオメの大花壇は西日本では珍しく、また高原で夜の気温が下がることから長く花が楽しめるという特徴があります。

そして真夏のピークを過ぎたころから見どころの時期を迎えるのがサルビアとブルーサルビアです。ブルーサルビアはその美しいブルーが夏にさわやかさをもたらしてくれますし、赤いサルビアとのコントラストはとても鮮やかです。これらは晩秋まで、あわじ花さじきを美しく彩ります。

あわじ花さじきの見どころ3:秋見出し

秋の花というとやはり忘れてはならないのはコスモスではないでしょうか。「秋桜」と書くその字の通り、秋を彩る花としてよく知られていますが、あわじ花さじきの秋はコスモスが美しい時期でもあります。

一般的にコスモスというと白やピンクなどが思い浮かびますが、あわじ花さじきにはイエローキャンバスという珍しい黄色いコスモスがあわせて植えられています。アクセントカラーになっていて、他の色のコスモスもきれいに映えています。

秋の花としてもう一つ見てほしいのが、そばです。食べるそばの原料である「そばの実」が獲れる植物なのですが、花を見たことがある方はあまり多くないのではないでしょうか。花の時期は短いのですが、夏と秋の2度あり、白く可憐な花が咲きます。ぜひ見てください。

あわじ花さじきの見どころ4:冬見出し

Photo by noe**

他の土地ではあまり花がない時期である冬ですが、あわじ花さじきはこの時期も美しい花があります。それはストックです。実は淡路島はストックの有名な産地でもあるのです。

比較的背丈の低いストックが多く植えられていることもあって、海などの景色とカラフルなストックを一緒に楽しむことができます。特に冬になると、空気が澄んでくることもあって、花と澄んだブルーの空と海がとても美しく見えるようになってきます。

あわじ花さじきのおすすめスポット見出し

では、あわじ花さじきの中でおすすめのスポットを紹介していきましょう。まず、あわじ花さじきに到着したら案内所に行きましょう。案内所では、その時の見ごろの花がどこで見られるのか、どんな花が見ごろなのか教えてもらえます。

あわじ花さじきはメイン花壇である「天空の花園」と、庭園ゾーンである「歓びの庭」があります。天空の花園では毎年テーマを決めて草花を使ってさまざまな絵を描きだします。また、歓びの庭では、一年草を使い「歓びの瞳」や「花のカスケード」などが美しく彩られます。

また、その周辺には、先ほど述べた「共生の花園」などのゾーンが分かれており、それぞれに季節の花が美しく植えられています。四季折々の花が見られると述べましたが、それは季節に合わせて年3回植え替えが行われているからでもあります。

この花のじゅうたんを鑑賞するなら、展望デッキに行きましょう。入口の近くにある展望デッキは360度の眺望が楽しめます。木製のテラスデッキとなっており、特にひまわりの時期は撮影スポットとしても大人気の場所となります。ぜひこちらを向いて咲くひまわりを撮影しましょう。

あわじ花さじきの行事見出し

あわじ花さじきでは、日常的に花を楽しむことができるのですが、特に美しい花の時期にイベントが行われます。菜の花まつり、ポピーまつり、コスモスまつりです。

それぞれの見ごろの時期に開かれるのですが、逆に言うとまつりが行われている時期にその花を見に行くのが一番いいということにもなります。時期としては、菜の花まつりが3月下旬から4月中旬、ポピーまつりが4月下旬から5月中旬、コスモスまつりが10月上旬から11月上旬となります。

このまつりの時期には、それぞれの花を使った花摘み、花束づくり体験なども行われる予定となっています。開催日、時間については花の状況などによって決まるので、もし行く予定があるならば公式サイトなどで確認するとよいでしょう。

あわじ花さじきには売店はある?見出し

あわじ花さじきには休憩所と直売所があります。この直売所では、淡路島の新鮮な野菜や果物などが売られており、旬の特産物をお手頃価格で購入することができます。また、ソフトクリームなどの軽食もあるので、散策の後に一休みしてみてはいかがでしょうか。

あわじ花さじきの周辺観光スポット見出し

アクセスのところで述べましたが、あわじ花さじきは行きと帰りで車のルートが違います。ですから特に帰りに関しては帰り道の途中に観光スポットを経由するルートがいくつかあります。

あわじ花さじきから経由していくことができる観光スポットとしては、北淡町震災記念公園、淡路夢舞台(奇跡の星の植物館)、国営明石海峡公園などかあります。中でも淡路夢舞台は広い敷地の中にホテルやレストランのほか、温室もあります。

見どころも多いですし、食事をとることもできるので、あわじ花さじきを楽しんだあとで寄るのにおすすめです。淡路島の見どころである美しい花をめいっぱい堪能できる観光コースとなるでしょう。

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淡路島の人気ドライブコース!デートや家族でも楽しめるスポットを紹介! | 旅行ガイドTravelNote[トラベルノート]
明石海峡大橋がある淡路島の北端から中央部に位置する淡路市。淡路島は花に関する公園がたくさんあり、デートや家族でドライブするには最適な魅力のあるスポットがたくさんです。本州四国連絡道路で、神戸と徳島が直結しており、ドライブに出かけるには非常に便利なところです。

あわじ花さじきで癒しのひとときを見出し

Photo by Stephen Wheeler

あわじ花さじきは、四季を彩る花々をのんびり楽しむことができる、おすすめ観光スポットの一つです。春の菜の花からはじまり、冬のストックまで、いつ行っても美しい花を楽しむことができるスポットは、日本国内を見てもそうそうあるものではありません。ぜひ日本の四季を存分に楽しんでください。

投稿日: 2018年8月31日最終更新日: 2020年10月8日

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