神楽坂飯店はジャンボ餃子が有名な中華料理店！チャレンジメニューは予約が必要？

東京には数多くの飲食店があるのですが、なかには「制限時間内に完食することができれば料金がただになる」というチャレンジメニューを出しているお店もあります。そんなチャレンジメニューのあるお店として大人気なのが飯田橋にある『神楽坂飯店』です。今回はそんな『神楽坂飯店』のチャレンジメニューの種目や予約の有無などをご紹介します。

飯田橋の『神楽坂飯店』でジャンボメニューに挑戦する場合にはいくつかのルールを守る必要があります。まず『神楽坂飯店』では料金が先払いシステムになっています。ですから最低限のお金を持っていないとそもそも挑戦することができません。そして無事に完食できてチャレンジ成功となると最初に支払った料金が返ってくるシステムです。

気になるチャレンジメニューの制限時間ですが、基本的にはすべてのメニューで60分です。ただしチャレンジメニューを食べている時には席を立つことができません。これはトイレも例外ではありません。なのでジャンボメニューに挑む際には事前にトイレに行くなどして途中で席を立つ必要がないように準備をしておく必要があります。途中で席を立つと失格です。

飯田橋にある『神楽坂飯店』を一躍有名にしたのがジャンボ餃子のチャレンジメニューです。このジャンボ餃子は重量が何と2500gくらいあり、枕と言われても信じてしまいそうなくらいインパクトのある大きさをしています。ちなみに『神楽坂飯店』のジャンボ餃子を普通の餃子の大きさに換算すると約100個分になります。普通の人なら絶対に完食できない量です。

ちなみに『神楽坂飯店』で普通に提供されている小さいサイズの餃子は5個入りで料金が480円です。餃子1個当たりの料金が96円で、100個分のボリュームのあるチャレンジメニューのジャンボ餃子は料金が9600円です。ですから『神楽坂飯店』にあるジャンボ餃子のチャレンジメニューに成功することができればこの9600円の料金が無料になるわけです。

餃子と言えばお箸を使って食べるのが一般的ですが『神楽坂飯店』のジャンボ餃子はかなりサイズが大きいのでナイフとフォークを使って食べます。巨大なハンバーグを食べるかのようなイメージでナイフとフォークを使って切り分けながら食べ進めることになります。もしジャンボ餃子にチャレンジするならカットする時間も頭に入れておく必要があるでしょう。

飯田橋の『神楽坂飯店』のジャンボ餃子はナイフで切れ目を入れると肉汁が滝のようにあふれ出てきます。先ほども少し触れましたが『神楽坂飯店』のジャンボ餃子には通常の餃子の100個分ものあんが使われており、言ってみれば100個分の肉汁が一気に流れてくるわけです。またジャンボ餃子のサイズを見ると芯まで火が通っているか不安になる方もいるでしょう。

その点は安心してください。実際にカットしてみるとわかりますが『神楽坂飯店』のジャンボ餃子はきちんと中なかまで火が通っており、生焼けの部分などは一切ありません。冷静に考えるとこれはすごい技術です。こういった熟練の技術を駆使して『神楽坂飯店』のジャンボ餃子はできているので大味になっておらず、普通に美味しい餃子に仕上がっています。

ちなみに『神楽坂飯店』のジャンボ餃子はチャレンジメニュー限定ではありません。料金の9600円を支払えば時間無制限で普通に食べることもできます。みんなでシェアするのもOKなのでひとりでは無理なひとでも大丈夫です。それこそジャンボ餃子は非常にインパクトのある見た目なのでいま流行のインスタ映えにもぴったりのメニューとなっています。

制限時間内でジャンボ餃子を食べ切れれば問題ないのですが、かなりボリュームがあるので当然失敗してしまうこともあるでしょう。そんな時にはゆっくり時間をかけて完食するのもいいですし、厨房にいる『神楽坂飯店』の大将にお願いをするとテイクアウト用にジャンボ餃子を包んでくれます。食べ切れなかった時にはお土産として持ち帰れるのです。

さらに中華料理の定番メニューである炒飯を使ったチャレンジメニューも『神楽坂飯店』には用意されています。その名も一升炒飯です。ちなみに一升と言うとだいたい1800gくらいを指すのですが、ここ『神楽坂飯店』の一升炒飯は具材などを含めると軽く2000gを超えます。一升炒飯を注文すると巨大なドーム状に盛られたすごいビジュアルの炒飯が運ばれてきます。

さらに意外と曲者なのが一升炒飯と一緒に付いてくる中華スープです。この中華スープはあくまでおまけなのですが、それにもかかわらず約600gくらいのボリュームがあります。当然このスープも飲み干さないとチャレンジ成功にはなりません。また挑戦する人のなかには炒飯を水で流し込む人もいるのですが、これをやるとおなかのお米が水を吸って一気に満腹になります。

飯田橋の『神楽坂飯店』にはさらにジャンボラーメン3杯のチャレンジメニューもあります。ほかのチャレンジメニューはそこそこ料金がするので気軽に楽しむのは難しいですが、このジャンボラーメン3杯は料金が1890円とリーズナブルなので比較的チャレンジしやすいメニューでしょう。ちなみに数あるチャレンジメニューのなかでも最も難易度が低いとされます。

このジャンボラーメンを注文すると2玉分の麺が入ったどんぶりが全部で3つ出てきます。味は昔ながらの醤油そばで、トッピングもチャーシュー1枚やメンマとかなりオーソドックスです。これだけを聞くと「余裕でクリアできるのでは？」と感じるでしょう。確かに麺やトッピングの量はそこまで多くありません。ただしジャンボラーメンには大きな難所があります。

それがスープです。ラーメン系のチャレンジメニューを出しているお店によっては「スープは残してOK」というところもありますが、ここ『神楽坂飯店』ではスープもきちんと全部飲むことが成功条件となります。さらにスタートしてから時間がたつと麺がスープを吸い始めて食べるのがどんどんしんどくなります。この辺りを意識してチャレンジするといいでしょう。

チャレンジメニューが人気の『神楽坂飯店』でジャンボ餃子等を食べたい場合には事前に予約が必須となります。ジャンボ餃子を例に考えてみるとわかりやすいのですが、100人分ものあんを皮で包もうとするとかなりの時間がかかります。当然調理にも時間がかかります。そのためジャンボメニューにチャレンジしたい時には遅くとも3日前までには予約しましょう。

また、これはチャレンジする際のルールではないのですが一度成功したメニューに関しては再び挑戦することができません。そのためジャンボ餃子・一升炒飯・ジャンボラーメン3杯をすべて制覇してしまった人は二度とチャレンジメニューには参加できないことになります。ただし料金を支払って普通に食べる分には大丈夫です。

東京の『神楽坂飯店』でチャレンジメニューのジャンボ餃子等を食べてみたい時には電車で行くのがおすすめです。何故ならこの『神楽坂飯店』は飯田橋駅の目と鼻の先にあるからです。飯田橋駅と言えば東京でも指折りの数多くの路線が乗り入れているターミナルで、いろいろな地域から『神楽坂飯店』までアクセスしやすいのも電車をおすすめする理由です。

例えばJR中央線の飯田橋駅から『神楽坂飯店』まで行く場合は西口から出ると早いです。どこの出口を選ぶのかにもよりますが最短だと距離が200mを切るので徒歩でも5分とかからずに『神楽坂飯店』まで到着できます。また東京メトロの有楽町線や南北線の飯田橋駅から『神楽坂飯店』へアクセスする場合にはB3の出口から外へあがるとすぐ目の前にあります。

ほかにも都営地下鉄大江戸線や東京メトロ東西線の飯田橋駅からに『神楽坂飯店』は徒歩圏内です。ほかのルートと比べると少し距離は遠くなりますがそれでも5分程度で行けます。ただし飯田橋駅は普段使い慣れていない人からすると少々広くて複雑な面もあるため、初めて『神楽坂飯店』まで行く場合には事前にルートを考えておくとスムーズで楽です。

なかには自分の車で『神楽坂飯店』に行きたい人もいるでしょうが、この『神楽坂飯店』には専用の駐車場がありません。そのため自動車でアクセスする際には周辺にある有料駐車場を自分で探してそこに駐車させる必要があります。ありがたいことに『神楽坂飯店』から徒歩で数分のところにコインパーキングがあるので、自動車派の人はそれを使うととても便利です。

ただしご存知の通り飯田橋駅の周辺は東京屈指の都会であり、コインパーキングの料金もかなり高めに設定されています。コインパーキングに自分の車をとめて『神楽坂飯店』に行くと場合によってはかなりの駐車料金を請求される可能性が高いです。ですから可能ならば『神楽坂飯店』へは自動車ではなく電車などの公共の交通機関で行くのがおすすめです。

さらにジャンボメニューにチャレンジするのであれば自動車はおすすめしません。と言うより絶対にやめるべきです。なぜかと言うとジャンボメニューにチャレンジするとほぼ間違いなく満腹になります。しかもよほど大食いの人でない限りは苦しいくらい満腹になります。この状態で自動車を運転して帰るのは非常に危険なので絶対に乗らないようにしましょう。

美味しい中華料理やジャンボ餃子をはじめとしたチャレンジメニューで人気の『神楽坂飯店』の営業時間は平日と休日で異なります。まず『神楽坂飯店』の月曜日から金曜日の営業時間は午前11時オープンで午後23時クローズです。これに対して、土曜日や祝日の『神楽坂飯店』の営業時間は午前11時オープンで午後22時クローズで、平日と比べると少し早めです。

ただし『神楽坂飯店』には定休日があって毎週日曜日は営業していません。ですから「日曜日の休みを使ってジャンボメニューにチャレンジする」と言ったパターンは不可能となります。さらに休みの日と営業が祝日を除くと基本的には土曜日だけなのでここにジャンボメニューにチャレンジしたお客さんが集中し、場合によっては満席で入れないケースもあります。

基本的に『神楽坂飯店』は普通の中華料理屋さんですからおなかが空いた時にふらっと入れば美味しいメニューを楽しめます。ただしジャンボ餃子などのチャレンジメニューがあることから全国的にも知名度が高く、特に平日のランチタイムなどはかなりのお客さんでにぎわいます。なのでもし確実に『神楽坂飯店』で食事をしたいなら事前に予約するのをおすすめします。

ちなみに『神楽坂飯店』の予約は電話のみです。いま流行のインターネット予約などは受け付けていなので注意してください。また予約の電話をかける時間帯によっては忙しくて出られないことも十分にあり得ます。ですから予約の電話を確実につなげたいのであればランチタイムを避けるなどお店があまり混雑していない時間帯を選ぶようにするといいでしょう。

もし飯田橋にある『神楽坂飯店』へ行くのであれば事前にいくつか注意しておきたい点もあります。例えば『神楽坂飯店』は完全禁煙のお店ではありません。ランチタイムの午前11時30分から午後13時30分までは禁煙となりますが、それ以外の時間帯は「分煙」という形でタバコを吸えるお店になります。小さいお子さんがいる場合などは気を付けてください。

また喫煙可の時間が長いので禁煙の時間帯であっても多少タバコのにおいがします。ただし逆に『神楽坂飯店』はタバコを吸いながら美味しい中華料理に舌鼓を打てるお店であるとも言えます。店内を禁煙化するのが最近の飲食店の流れで、東京都内でもタバコを吸いながらご飯を食べられるお店はかなり減っています。そういった意味ではありがたいお店でしょう。

東京にはチャレンジメニューを取り扱っている飲食店が数多くありますが、そんななかでも群を抜いてボリュームがあってインパクトがあるお店が『神楽坂飯店』です。この『神楽坂飯店』のチャレンジメニューはかなり量があるので気軽に挑戦できるものではありませんが、ぜひ自分の胃袋に自身のある方は予約をして挑戦してみてはいかがでしょうか。