神楽坂のパン屋21選！お散歩にも立ち寄れる美味しい・オシャレなお店紹介

神楽坂は風情ある路地やオシャレなお店がたくさんあり、お散歩が楽しい町です。今回は、神楽坂界隈のお散歩でぜひ立ち寄りたいおすすめのパン屋さんを21店ピックアップ。懐かしさたっぷりの美味しいパンが楽しめるパン屋さんからオシャレな有名店まで、すぐに神楽坂へおでかけしたくなりそうなパン屋さんが続々登場します。

神楽坂駅から程近い早稲田通り沿いにある「ベッカー神楽坂店」。店舗は3階にあり、1階のイタリア食材を扱うお店右隣の緑の扉から入ってエレベーターで3階まで上がります。店内は工房と販売スペースがつながっていて、パンの香りが店いっぱいに広がっています。お店はパン職人の店主1人でパン作りと接客を担当しているそうです。

ドイツでパン作りの修業をしたという店主が作るパンは、食事に合うハード系のドイツパンが中心。お店が3階にあるので隠れ家のような特別感もあり、訪れるお客さんはリピーターやわざわざドイツパンを買いにおでかけしてくる人が多いのだとか。パンは焼きたてを優先して提供してくれるのもうれしいポイントです。

ドイツパンの店ベッカーのおすすめパンは「プレッツェル」です。ドイツパンの代表格とも言える、つやつやに焼き上がった大きなプレッツェルは生地がしっかり詰まって食べ応え抜群。岩塩の塩気も程良く、ランチやおやつにはコーヒーと一緒に、夜はビールのお供におすすめ。ベッカー神楽坂店の営業時間は11時から20時まで。定休日は火曜と水曜です。

住所:東京都新宿区神楽坂6-8-30/3F
電話番号:03-3513-7866

「パン・デ・フィロゾフ」は、早稲田通りと目白通りを結ぶ路地にあるオシャレなパン屋さんです。シェフの榎本哲さんはフランスの有名ブーランジェであるドミニク・サブロン氏のもとで修業を積み、日本の「ドミニク・サブロン」全店舗のシェフを務めた後に独立。榎本シェフの作り出すパンを求めて、連日ファンが神楽坂へおでかけしているのだとか。

パン・デ・フィロゾフの棚にはハード系のパンやクロワッサンが並びます。バゲットにはフランス産小麦、クロワッサンにはAOPフランス発酵バターを使用するなど、厳選された素材で丁寧に焼き上げられています。スペシャリテの「ポミエ」はりんごの木をイメージしたパン。天然りんご酵母を使用し、生地には歯応えの良いりんごとくるみがたっぷりです。

神楽坂の人気パン屋さん「パン・デ・フィロゾフ」の営業時間は10時から19時まで。売り切れ次第営業終了となるそうなのでご注意下さい。定休日は月曜で、火曜もお休みになることがあります。店頭に置かれたオシャレな椅子に腰かけてパンをいただくこともでき、お散歩の休憩をするのもおすすめ。なお、ドリンクは販売していません。

住所:東京都新宿区東五軒町1-8
電話番号:03-6874-5808

新小川町の住宅街にあるレトロでオシャレな店構えのパン屋さん「いちげパン」は、創業1950年という老舗。長い間、神楽坂界隈に住む人々から親しまれてきました。店内の棚には、朝から続々とサンドイッチや総菜パンが置かれ、出社前にランチ用に買い求める人やおでかけ前にパンを買いに立ち寄る人で賑わいます。

いちげパンが守り続ける老舗の味は、甘みのある優しい味わいのパンにたっぷり詰まった美味しい具材の惣菜パンでぜひお試しを。カレーパンやメンチカツサンドといった定番メニューから、完熟トマトのラタトゥイユコロッケパンやパストラミのフィセルサンドなどのオシャレなメニューまでバリーエション豊富です。

いちげパンの営業時間は、平日は8時30分から19時まで。土曜は8時30分から8時30分から14時までです。日曜は定休日となっています。店内にはイートインコーナーはないので、天気の良い日にはお散歩しながら公園で食べるのもおすすめです。なお、ランチタイムを過ぎるとバゲットや食パンの焼きたてを購入できます。

住所:東京都新宿区新小川町8-3
電話番号:03-3260-1634

全国に店舗を展開する人気のパン屋さん「リトルマーメイド」は神楽坂駅前にあります。ランチにおすすめのボリュームたっぷり惣菜パンから季節の果物をトッピングしたデニッシュまで、幅広いメニューが揃っているところが人気のポイント。営業時間は7時30分から20時までで、おでかけ前に朝食を購入するのに便利です。

住所:東京都新宿区神楽坂6-24-5富永ビル
電話番号:03-3267-0364

「アルタムーラ」は、神楽坂駅と江戸川橋駅の中間にある珍しいフォカッチャ専門店です。店名の「アルタムーラ」とは、南イタリアにある町の名前で、パニーニやフォカッチャが美味しい「パンの町」として有名な場所。神楽坂のアルタムーラは、現地のパン職人の協力のもとオープンしたお店なのだとか。イタリアらしいカナリアカラーの店構えがオシャレです。

アルタムーラのフォカッチャは、外がパリッとしていて中はふっくら。程良い塩気と具材のジューシーさがマッチしていて美味しいと評判です。テイクアウトはもちろん、店内にはテーブル席があるのでゆっくりランチやディナーにおでかけするのもおすすめ。営業時間は10時から21時までで、日曜は定休日です。

神楽坂駅から早稲田通りをお散歩し、飯田橋駅へと向かうほぼ中間くらいの位置に「PAUL神楽坂店」はあります。PAUL神楽坂店は、フランスで1889年から続く老舗のブーランジェリーの支店で、店内もフランスの雰囲気たっぷりのオシャレな空間が人気です。テーブル席があるので、テイクアウトだけでなくカフェとして利用するのもおすすめ。

PAUL神楽坂店のおすすめパンは「クロワッサン」です。フランス産小麦とバターをふんだんに使い、香りよく焼き上げたクロワッサンは、外はサクサクながらふっくらと柔らかく美味しいと評判です。クロワッサンはプレーンの他にも、チョコレートでコーティングしたものや生ハムをサンドしたものなどバリーエション豊富。

PAUL神楽坂店の営業時間は10時から21時までとなっています。モーニングタイムは、ドリンク1種類を注文するとクロワッサンなどのパンが1つ無料でついてきます。11時から14時までのランチタイムは、キッシュやボリュームたっぷりのサラダにパンとドリンクがついたセットが1000円でいただけます。お散歩の休憩にぜひ立ち寄りたいお店の一つです。

住所:東京都新宿区神楽坂5-1-4神楽坂テラス1F
電話番号:03-6280-7723

日光の老舗ホテル「金谷ホテル」のパンが神楽坂でもいただけます。早稲田通り沿いにある「金谷ホテルベーカリー」には毎日ホテルから焼き上がったパンが届き、長い棚にずらりと並べられます。金谷ホテルのパンの礎を築いたのは「川津親方」と呼ばれる川津勝利さん。まだパン種が十分になかった時代から、美味しいパンを作るための研究を日夜重ねていたといいます。

川津親方のレシピは今でも受け継がれ、たくさんの人から愛されるパンが揃う金谷ホテルベーカリー。おすすめは、ナンバー1の人気を誇る「ロイヤルブレッド」。小サイズでも1斤半あり、家族みんなで朝食に食べるという人も多いのだとか。きめ細やかな歯ざわりが特徴のロングセラーです。取り置きもできるそうなので、お散歩やおでかけの帰りにピックアップしても。

ダイスカットしたチェダーチーズを生地に練り込んだ「チーズロード」もおすすめ。筒形のパンで、カットすると丸い形がかわいいです。金谷ホテルベーカリー神楽坂店の営業時間は10時から19時までで、定休日はありません。イートインスペースはなくテイクアウト専門となっています。

住所:東京都新宿区神楽坂3-2-5SHKビル1F
電話番号:03-5228-3578

牛込神楽坂駅前にある「サンジェルマン神楽坂店」は、焼きたてパンをその場でいただけるイートインスペースが人気のパン屋さんです。サンジェルマンはライ麦を使用したハード系のパンからランチに人気のサンドイッチまで、幅広い世代が食べて美味しいパンが種類豊富に揃っています。

おすすめは、先がとがっていないので最後までチョコがたっぷりと詰まっている「みんなのチョココロネ」。また、8月からは新メニューとしてカレー風味の「よくばりフランク」が登場しています。サンジェルマン神楽坂店の営業時間は8時から22時までと長いので、おでかけで帰りが遅くなった時でもパンを買うことができて便利です。

住所:東京都新宿区箪笥町11-1キッチンコート神楽坂店
電話番号:03-5206-5620

サンジェルマンと道を隔てた反対側には、クロワッサンで有名な「メゾンカイザー神楽坂店」があります。メゾンカイザーのパンが美味しい理由は、材料一つ一つから自社オリジナルであること。フランス伝統の製法に欠かせない「ルヴァン」と呼ばれる液体天然酵母や、昔ながらの分離機で作られた発酵バター、高品質で新鮮な小麦粉などです。

メゾンカイザーのクロワッサンは、こだわりの無塩発酵バターをたっぷりと生地に練り込んでいるものの重くなく、サクサクの焼き上がりに。1個200円で、まとめ買いするファンも多いのだそうです。クロワッサンが焼き上がるタイミングで来店した時はぜひお試しを。クロワッサンとコーヒーでオシャレにモーニングもおすすめ。営業時間は8時から20時までです。

住所:東京都新宿区箪笥町41大崎ビル1F
電話番号:03-6457-5678

「食パン道江戸川橋店」は、神楽坂から江戸川橋へ向かう大通りから住宅街に1本入った路地にあります。取り扱うパンは食パンのみという食パン専門店で、小麦粉の品種を使い分けて様々な食パンを焼いているそうです。定番のプレーン食パンは1斤260円、レーズン食パンは360円です。国産小麦を使用した「ゆたか」360円は香り高くもっちりとした味わいが人気。

食パンは注文を受けてからスライスしてくれますが、レーズン食パンはスライスするとレーズンが取れてしまうため、レーズン食パンのみスライスしない状態での販売となるそうです。また、半分にカットされたシナモンシュガートーストは、お散歩中の食べ歩きにおすすめです。食パン道江戸川橋店の営業時間は9時から19時までです。

住所:東京都新宿区山吹町348-7大草ビル1F
電話番号:03-6280-8307

神楽坂と江戸川橋の中間、新目白通りと並行に走る地蔵通り横丁の「サンエトワール地蔵通り店」は、町のパン屋さんといった素朴な雰囲気が居心地の良いパン屋さんです。地蔵通りにお祀りされているお地蔵様は、明治時代に神田川が氾濫した時にどこからか流れ着いたものなのだとか。神楽坂界隈をお散歩する時には、お地蔵様へお参りするのもおすすめです。

サンエトワール地蔵通り店には昔ながらの温かみ溢れるパンが並びます。おすすめは「幻のクリームパン」。パンの中にクリームを詰めるのではなく、クリームをパンで挟んであってボリュームたっぷり。クリームはバニラの香りが効いて濃厚な味わいです。営業時間は8時から20時までで、日曜祝日は定休日です。

住所:東京都文京区関口1-2-7
電話番号:03-3269-0993

サンエトワールの2軒隣にある「ナカノヤ」も、町の素朴なパン屋さんとして地元の人に親しまれているパン屋さんです。ナカノヤのおすすめポイントは、ボリュームたっぷりで生地もしっかり美味しい上に値段が安いところ。プレーンのコッペパンは1個40円という安さで、おでかけ用のサンドイッチやホットドッグを自宅で作る時に重宝します。

また、変わり種の惣菜パンが充実しているのも人気の理由です。なかでも「納豆トルティーヤ」は、ハム、チーズ、レタスといったサンドイッチの定番具材に、アクセントとして納豆を混ぜてあります。食べてみると意外にも全体の味が調和して、やみつきになるというファンもいるのだとか。ナカノヤの営業時間は7時から19時までで、定休日は月曜となっています。

住所:東京都文京区関口1-2-8
電話番号:03-3268-5583

神楽坂から足を延ばして神田川を渡り目白坂へ向かうと、「関口フランスパン本店」の黄色い看板が見えてきます。関口フランスパンと言えば、日本のフランスパンの元祖と言われているベーカリーの一つ。創業は1888年で、当時来日していた牧師が孤児院の子どもたちの職業訓練としてフランスパン作りの勉強をすすめたのがきっかけだそうです。

本場のフランスパン作りの修業を積んだ子どもが、関口フランスパン職工長の長尾鉀二さんでした。その製法は現在でも受け継がれ、たくさんの人に親しまれています。関口フランスパンのバゲットは毎日8時30分、11時30分、13時30分の3回焼き上がるそうです。営業時間は8時から18時までで、日曜のみ17時閉店です。

関口フランスパン本店はイートインコーナーがあります。席はお店の外にもあるので、ペットとのお散歩の合間に立ち寄るのもおすすめ。また、江戸川橋駅前には「関口フランスパンパティスリーダノワーズ店」があります。こちらもイートインコーナーがあり、おでかけや出勤の前にモーニングを済ませる人の姿も。

住所:東京都文京区関口2-3-3目白坂STビル1F
電話番号:03-3943-1665

「サンドイッチカフェリール」は、江戸川橋駅前にある関口フランスパンの姉妹店。イートインコーナーが広く、おでかけ前にさっと食事ができるパン屋さんです。サンドイッチカフェという店名ですが、フレンチトーストやグラタンなどサンドイッチ以外のメニューも充実しています。営業時間は8時から18時までで、土日祝日はお休みです。

住所:東京都文京区関口1-18-9
電話番号:03-5225-9337

飯田橋のオシャレスポット「サクラテラス」は、神楽坂のお散歩コースにぜひ入れたい場所です。そんなサクラテラスの1階にあるパン屋さんは「パーニス・ダ・ヴィンチ」。イートインコーナーはシンプルながらオシャレで、平日はモーニングも利用できます。営業時間は平日7時30分から19時30分までで、土日祝日は10時からの開店です。

住所:東京都千代田区富士見2-10-2飯田橋グラン・ブルームサクラテラス1F
電話番号:03-5212-1118

東京大神宮から程近い場所にある「ファリーヌキムラヤ」は、種類豊富な惣菜パンが人気のパン屋さんです。焼きそばパンやポテトサラダサンドといった昔懐かしいパンは、食べるとほっとする美味しい味。ランチやおでかけのお供におすすめ。営業時間は平日6時から18時30分まで、土曜は17時閉店です。日曜祝日は定休日です。

住所:東京都千代田区飯田橋2-9-5キムラヤビル1F
電話番号:03-3264-4180

「エピシェール飯田橋店」は、食パンでおなじみのフジパンが運営するパン屋さんです。お店はオシャレな雰囲気ながら、値段はリーズナブルなところがうれしいポイント。パンの種類も豊富で、ドイツの岩塩を使用した塩バターパンは世代を問わず人気です。エピシェール飯田橋店の営業時間は8時から21時までです。

住所:東京都千代田区富士見2-51プラノモールAゾーン1F
電話番号:03-3222-9711

江戸川橋の駅ビル構内にある小ぢんまりとしたパン屋さん「花鳥堂」は、昭和25年創業という老舗のパン屋さんです。先代のレシピを受け継ぎ1人でパン作りを続けている店主は、パンを買うだけのやり取りの間にも気さくに話しかけてくれるお父さん。神楽坂のお散歩の足取りも軽くなりそう。平日のみの営業で、営業時間は10時30分から18時までです。

住所:東京都文京区関口1-47-12江戸川橋ビル
電話番号:03-3269-0411

早稲田通り沿いにあるパン屋さん「ボワ・ド・ヴァンセンヌ」のオーナーは、フランス東部の町ヴァンセンヌでパン作りの修業をしたのだそうです。フランスのエッセンスを取り入れたパンが多い中、「漱石あんぱん」なるメニューも売り切れるほどの人気なのだとか。営業時間は8時から19時までで、日曜はお休みです。

住所:東京都新宿区早稲田町5
電話番号:03-3209-1531

都電荒川線早稲田駅から程近い「イトウベーカリー」は、2017年に閉店した赤坂の老舗パン屋さん「長野ベーカリー」の後継に当たるパン屋さん。新しいお店ながら味は老舗の本格派とあって、長野ベーカリーのファンはもちろん地元の人からも注目されています。営業時間は、平日7時から18時までで、土曜は16時閉店です。日曜祝日、月曜はお休みです。

住所:東京都新宿区西早稲田1-10-7
電話番号:03-6265-9018

神楽坂のパン屋さんと言えば、神楽坂駅近くにある「亀井堂」が有名です。緑色にペイントされたドアがオシャレでかわいい印象。ドアを入って右側はパンの販売スペース、左側はイートインスペースとなっています。テーブルは2つなので、イートインを利用したい時は少人数で来店するのがおすすめ。

亀井堂の名物となっているのが「クリームパン」です。オーソドックスな形ですが、パン生地は薄く作られていて中には濃厚なカスタードクリームがたっぷり。パンというよりもスイーツのような甘さが楽しめます。生地が破れて中身が出てこないように、トングではなくヘラでトレーに乗せるのだとか。おでかけに持ち歩く際にも慎重に!

クリームパンは亀井堂の一番人気メニューなので、売り切れてしまうこともしばしば。確実に入手したい時は午前中に来店するか、電話で取り置きをお願いしましょう。もちろんクリームパン以外のパンも美味しいと評判です。亀井堂の営業時間は、平日は8時から19時まで、土曜は9時30分から18時までです。日曜祝日は定休日となっています。

住所:東京都新宿区神楽坂6-39亀井堂ビル1F
電話番号:03-3269-0480

お散歩が楽しい街、神楽坂周辺のパン屋さんをご紹介しました。神楽坂から少し足を延ばせば、まだまだオシャレで美味しいパン屋さんがたくさん見つかりそう。新しいパン屋さんとの出会いを楽しみに、神楽坂へおでかけしてお散歩を楽しんでみてはいかがでしょうか。