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石老山で登山&ハイキング!おすすめルートやアクセスもご紹介!

石老山で登山&ハイキング!おすすめルートやアクセスもご紹介!
投稿日: 2018年10月1日最終更新日: 2020年10月8日

東京近郊から小一時間で行けるアクセスの良さからいま大注目なのが神奈川県にある石老山です。石老山は標高が低くて初心者でも登りやすい山のひとつで、天気のいい日には展望台から富士山や南アルプスなどを臨むことのできるコストパフォーマンスのいい山です。

神奈川の石老山はいま大注目の山見出し

Photo by monoooki

登山と言うと少し前までは「年配の方の趣味」というイメージが強かったですが、最近では若い人たちの間でも人気になりつつあります。少し前に流行った『山ガール』がその好例です。そんな登山好きからいま注目を集めているのが神奈川県にある石老山です。今回はこの石老山の特徴やおすすめルート、さらにアクセス方法等をご紹介します。

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石老山ってどんな場所?見出し

Photo by Norisa1

石老山は神奈川県にある相模湖の南岸に位置する山です。この石老山は標高が694mとそこまで高くない点や東京都心から電車で簡単にアクセスできる点などが相まっていま登山やハイキングの初心者の間で大人気になっています。ちなみに標高は694mとなっていますが、これは三角点の高さで実際には700m以上あると言われています。

石老山の最寄り駅までのアクセス方法は?見出し

Photo by Susonauta

神奈川県の石老山で登山やハイキングを楽しみたいのであればまず最寄り駅であるJRの相模湖駅へアクセスしましょう。例えば東京駅から相模湖駅までアクセスする場合にはだいたい1時間くらいで到着できます。東京駅からはまずJR中央線快速に乗って高尾駅まで行きましょう。

Photo by 雷太

高尾駅に到着したら今度はそこでJR中央本線の乗り換えて相模湖駅へアクセスします。石老山に行きたい時間帯にもよりますが運がよければ1回の乗り換えで相模湖駅までアクセスできます。ただタイミングによっては高尾駅までの直通がなく、三鷹駅や八王子駅などで乗り換えをする必要があるケースもあります。

石老山の登山口までのアクセス方法は?見出し

Photo by 雷太

神奈川県の相模湖駅にアクセスできたら今度はバスを使って石老山の近くまで行くのがおすすめです。もちろん石老山周辺の自然などを楽しみたい場合には相模湖駅から登山口などまで歩いて行くこともできます。ただ目的がシンプルに石老山を登山することなら体力を温存する意味でもバスが最適です。

石老山の登山口まで行く方法1:バス見出し

Photo by 雷太

相模湖駅から出るとすぐの場所にバス乗り場があります。そのバス乗り場の1番乗車口に石老山入口バス停まで行く便が出ているのでそれに乗りましょう。もしどのバスに乗ってアクセスすればいいのか分からなかったら電光掲示板に「湖21」と書かれた神奈川中央交通のバスに乗ってください。

Photo by 雷太

ちなみに相模湖駅から石老山入口バス停までは15分程度で到着できます。途中に信号のある大きな交差点等はないのでそこまでアクセスする際の所要時間がずれることはないでしょう。石老山入口バス停で下車したら少し相模駅方向(来た方向)に戻ると大きく「登山入口」と書かれた看板があります。

Photo by 雷太

石老山の登山口そばまでアクセスできる神奈川中央交通のバスは支払いにICカードが利用できます。ただバスの走っているルートが山のなかにあるため、天候によっては便数が減ったり最悪の場合には運休になってしまったりするケースもあり得ます。ですから石老山で登山やハイキングをしたいならその辺りも事前にチェックしましょう。

石老山の登山口まで行く方法2:自動車見出し

Photo by Takashi(aes256)

自動車で石老山までアクセスする場合には神奈川県を通っている圏央道の相模原インターチェンジがとりあえずの目印です。そして相模原インターチェンジを降りたら今度は一般道を通って国道412号線を目指します。前述した石老山入口バス停などはすべてこの国道412号線沿いにあるので、ここを走れば目的まで迷うことなく行けます。

石老山の登山口周辺に駐車場はある?見出し

Photo by Takashi(aes256)

石老山で登山やハイキングをしたい人のなかには自分の車でアクセスしたい人もいるでしょう。実は石老山の登山口のすぐ近くに数台分の車をとめることのできる駐車場が用意されています。実際車で来て石老山にチャレンジする人もいますし、なかにはペットと一緒にハイキングする人などもいます。

Photo by sor

ただし駐車場のキャパシティーはそこまで多くないので混雑期によっては満車になっているケースもあります。余程のことがなければ駐車できるでしょうが、万が一に備えてほかのアクセス手段も考えておくことをおすすめします。とは言え家族連れや荷物の多い人には自動車でのアクセスも一押しです。

石老山でおすすめの登山・ハイキングのルートは?見出し

Photo by Dick Thomas Johnson

石老山は比較的標高の低い山なので初心者にもおすすめの山です。もちろん自然が相手ですから油断することなく万全の装備を整えて登山やハイキングに臨む必要はありますが、周辺にあるほかの山と比べると登りやすいです。ここでは石老山を満喫するのにおすすめのハイキングルートをご紹介します。

石老山のおすすめ登山・ハイキングルート1:顕鏡寺見出し

石老山周辺を登山・ハイキングするならまず顕鏡寺を通るルートがおすすめです。この顕鏡寺へは石老山入口バス停から1500mくらいの場所にある名所です。所要時間にするとだいたい40分くらいでアクセスできます。顕鏡寺は851年、つかり平安時代の仁寿元年に源海法師によって建立されたお寺になります。

この顕鏡寺はもともとは高家の宮人が使っていた恋の隠家だったと言われています。その後にその宮人が発心をして建てられたのが顕鏡寺です。

現在この顕鏡寺の敷地内には奇妙な形をした岩がたくさんあり、それが石老山を登山・ハイキングする人たちがこぞってルートに入れる名所です。

ほかにも顕鏡寺には樹齢の長い大きな木がたくさん自生しており、パワースポットとして訪れる人も少なくありません。例えばなかには樹齢が400年を超える「蛇木杉」と呼ばれる木があり、これらは「神奈川の名木100選」にも選ばれています。ちなみにこの「蛇木杉」は石老山で最大の木です。

この顕鏡寺にある「虹木杉」は根っこの部分が2本ほど地上に露出しており、その様子が地面に横たわっている大蛇に見えることからこの名前が付けられたと言われています。

またこの2本の根っこにはそれぞれ「雄龍」と「雌龍」という名前があり、まるで2匹の龍がすぐ上にある鐘楼に登っているかのようです。

住所 神奈川県相模原市緑区寸沢嵐2888
電話番号 042-685-0565

石老山のおすすめ登山・ハイキングルート2:石老山山頂見出し

顕鏡寺を満喫したらいよいよ石老山の山頂へアタックします。せっかく石老山へ登山やハイキングへ来たのなら絶対に外せないルートです。ただし顕鏡寺から石老山の山頂までは少しずつ本格的な山道に入ってきます。そのため距離的には2000mほどとそこまで離れていませんが、勾配が急なので70分くらいはかかります。

しばらく登山・ハイキングのルートを歩いていると少し開けた場所が見えてきます。ここが目的地の石老山の山頂部になります。

石老山の山頂部分は展望台となっており、いい具合に開けているので天気のいい日には周りの山々を眺めながらお弁当などを食べて一息つくこともできます。

例えば石老山の山頂部分は全体的には背の高い木々が多いのですが、富士山の方角だけは意図的なのか偶然なのかわかりませんが遮るものが一切ありません。そのため晴れた雲の少ない日には丹沢連峰の檜洞丸や大室山、そしてその奥に雄大な富士山を眺めることができます。ただ相模湖を見るのは難しいです。

ちなみに石老山の山頂部分にはベンチが用意されているので景色を楽しみつつきちんと疲れを取ることも大切です。

意外と知られていませんが登山やハイキングで身体により大きな負担がかかるのは登山する時ではなく下山する時の方です。怪我をすることなく安全に登山やハイキングを終えるためにもしっかり休みましょう。

Photo by javYliz

また一応お伝えしておきますが石老山の山頂付近には食べ物等を買える売店等はありません。そのため登山やハイキングをする時の水分補給用のドリンクは下山する時の分まであらかじめ用意しておく必要があります。石老山の山頂付近で補給できると思って登山やハイキングを始めると痛い目にあいます。

住所 神奈川県相模原市緑区牧野727

石老山のおすすめ登山・ハイキングルート3:大明神展望台見出し

石老山山頂を通る登山やハイキングのルートのもうひとつの見どころが大明神展望台です。先ほどご紹介した石老山山頂は富士山の方向しか開けていませんでしたが、この大明神展望台の方は360度すべてが開けています。まさに大パノラマを楽しめる場所なので登山やハイキングをする際は絶対にルートに入れましょう。

石老山山頂からこの大明神展望台まではだいたい1600mほどです。登山やハイキングをする人の年齢や体力によっても変わりますがかかる時間は70分くらいでしょう。

大明神展望台からは石老山周辺にある山々をほぼすべてと言っても過言ではないくらいたくさん眺めることができます。

例えば石老山の山頂からは富士山や丹沢連峰の一部分しか見えませんでした。これに対して大明神展望台では相模湖方面の山々も眺めることができ、それこそ陣馬山や高尾山も見えます。さらに大月方面を見ると少し遠いですが南アルプスを臨むことも可能です。事前に山の名前などを調べておくとさらに楽しめます。

住所 神奈川県相模原市緑区寸沢嵐3574

石老山のおすすめ登山・ハイキングルート4:関川箕石橋見出し

大明神展望台を出発したら今度は登山・ハイキングのルートを進んで関川にある箕石橋を目指しましょう。ちょうどこの関川の箕石橋が自然の道と舗装された道の境目になります。この関川・箕石橋までが登山道という感じで、ここを過ぎてしまうと山の雰囲気から一気に街めいてきます。

ちなみに関川の箕石橋にはトイレがあるのでここを石老山の登山・ハイキングのとりあえずのゴールとする人もいます。

ここまで来てしまえば帰りのバス停まではすぐそこです。また石老山の登山道入口のあった国道412号線もすぐです。大明神展望台から関川・箕石橋までは1300mくらいで時間にすると20分ほどです。

石老山のおすすめ登山・ハイキングルート5:さがみ湖温泉『うるり』見出し

石老山の登山・ハイキングのルートの最後を締めくくるのにおすすめのスポットがさがみ湖温泉『うるり』です。このさがみ湖温泉『うるり』はちょうどプレジャーフォレスト前バス停のすぐそばにある施設で、登山やハイキングで疲れた身体を癒す場所としてはもってこいと言えるでしょう。

このさがみ湖温泉『うるり』にはいろいろなタイプのお風呂が用意されており、それこそ露天風呂からは天気のいい日には先ほどまで登山・ハイキングをしていた石老山を眺めることもできます。

ちなみにさがみ湖温泉『うるり』の泉質は日本のなかでも、とくに珍しい炭酸泉となっています。

医学大国であるドイツでは炭酸泉を「心臓の湯」と呼ぶこともあり、治療法のひとつとして利用されてきた歴史を持ちます。最近では日本でも炭酸泉の効能に注目が集まっていて、例えば血行障害などを治すためのアプローチとして用いられています。これは炭酸という成分に理由があります。

私たちの身体は基本的には水などをはじくようにできていますが、なかには例外として皮膚から吸収することのできる成分もあります。それが炭酸です。

炭酸には毛細血管を拡張する働きがあるのですが、炭酸泉に入ると皮膚からたくさんの炭酸を吸収できて結果として毛細血管が広がり血行が良くなります。

この炭酸泉の恩恵はもちろん治療目的ではない普通の人でも受けられます。石老山は標高が低めの初心者でも登りやすい山として人気ですが、いざ本気で登山やハイキングをすると結構疲れます。炭酸泉に入れば血行がよくなって登山・ハイキングでたまった疲労物質を速やかに排出してくれるため次の日に疲れが残りにくくなります。

住所 神奈川県相模原市緑区若柳1634(さがみ湖リゾート内)
電話番号 042-685-2641

石老山を登山・ハイキングする際の服装は?見出し

Photo by megu0919

石老山を登山・ハイキングする時の注意点としてまず挙げられるのが服装です。標高が低めなので石老山は登りやすい側に分類されることが多いですが、当然自然ですから時には人間が想像もしない形で牙をむくこともあります。そのため石老山で登山やハイキングをする場合には入念な準備が大事です。

Photo byHermann

ただし石老山を登山したりハイキングしたりする際の最適な服装はこれといった絶対的な正解があるわけではなく、時期やルートによって変わります。とは言えそれでは困ってしまうでしょうからあえておすすめを提言するのであれば動きやすくて汚れても大丈夫な服装がおすすめです。

石老山を登山・ハイキングする際のかばんは?見出し

Photo byslf68

ほかにも石老山へ行く際にはぜひリュックサックなどの両手があくカバンを持っていくことをおすすめします。登山をする場合には基本リュックサックだと思いますが、ハイキングのつもりでいると意外と肩にかけるタイプのカバンで来たりする人もいます。この格好で登山やハイキングをするのは実はとても危険です。

Photo bymonicore

凸凹した山道に慣れていない人はどうしても歩いているといろいろなものにつまずいて転びそうになるシーンが多いです。時には転倒してしまうこともあるでしょう。その時に手がふさがっていると自分の身体を守ることができず、最悪の場合には頭などを強打してしまう恐れがあるわけです。

石老山を登山・ハイキングする際の靴は?見出し

Photo byLUM3N

石老山へ行く際に服装と同じくらい意識しておきたいポイントが靴です。結論から言うと石老山の場合は必ずしも本格的な登山用の靴は必要ありません。もちろん登山靴をお持ちの方はそれを使っても構いませんが、なくても無理にアウトドアショップなどで買わなくても大丈夫です。

Photo bymaxmann

とりあえず「歩きやすい靴」で「歩きなれた靴」であればOKでしょう。当たり前ですが仕事の時にはくようなオフィス靴だったりかかとが高くなっているハイヒールだったりは不適切です。また新品の靴で長時間登山やハイキングをすると靴ずれなどを起こす可能性が高いのでできれば履き慣れたものを選びましょう。

Photo byBru-nO

またこれは必須というわけではないのですが可能なら靴の裏が滑りにくくなっているものがあればベストです。晴れている日に石老山を登山する分には関係ありませんが、少し雨の降った日などでは地面が濡れて滑りやすくなっているため転倒を防止するという意味でも靴裏の素材や形状は重要です。

石老山を登山・ハイキングする際に雨具は必要?見出し

Photo by duvsbefilmoc

標高が低いとは言え、いざ石老山へアクセスしてみると結構本格的な山です。そのためほかの山と同じで石老山も天気が変わりやすいため、登山やハイキングをする場合には雨具の携帯は必須でしょう。なかには「荷物になって邪魔だから」と雨具を持たずに登る人がいますが、非常に危険なので絶対やめましょう。

Photo by ume-y

多少の雨なら撥水加工のしてあるウィンドブレーカーなどでも代用できますが、本格的な雨になった場合にはやはり登山専用の雨具があった方が心強いです。おすすめの雨具は上下がセパレート式になっているもので、これなら着脱が簡単ですし蒸れにくいため不快感もほとんどありません。

Photo by kirainet

ちなみに雨具として登山やハイキングに折り畳み傘を持っていく人がたまにいます。舗装された道路を歩く分には折り畳み傘でもいいでしょうが、やはり地面が凸凹している山道を登山する場合には両手が自由に使えるカッパタイプの雨具の方がおすすめです。最近はおしゃれで日常使いできる登山用の雨具も多いですからこれを機に買うのもありです。

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石老山を登山・ハイキングする際にあるといいアイテムは?見出し

Photo byFree-Photos

石老山に限った話ではありませんが登山やハイキングをする時にぜひ持って行って欲しいのが地図です。最近ではスマートフォンのなかに地図やコンパスなどが全部入っているため持って行かない人も多いですが、できることなら本屋さんなどで地図を買ってから遊びに行くべきでしょう。

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石老山を登山・ハイキングする際にスマホは使える?見出し

Photo by marumeganechan

まず石老山では基本的にスマートフォンなどの電波が不安定です。例えば展望台などの開けた場所であれば問題なく電波が入ってスマートフォンが使えるでしょうが、いざ木々が生い茂る山道に入ると電波が届かなくてインターネット等を使えなくなる可能性が非常に高いです。スマートフォンに依存するのは意外と危険です。

Photo by marumeganechan

それを踏まえると紙の地図があった方が安心です。ちなみに少し大きな本屋さんに行くと山の形や登山道が書かれた専用の地図なども売られています。神奈川の横浜や相模原などの書店なら大抵購入できるでしょう。本格的な登山用の地図は慣れるまでに少し時間はかかりますが、必要な情報が満載なので楽しむうえでも身を守るうえでも大切なアイテムです。

神奈川の石老山は幅広い層におすすめできる山見出し

Photo by jamin96

神奈川にある石老山は電車を使えば東京の都心からでも1時間ちょっとで行くことができ、それこそ日帰りで本格的な登山やハイキングを楽しめます。もちろん山であることには変わりないので服装等をきちんと準備することは大切ですが、そこさえ押さえれば初心者の人や小さい子どもでも十分に楽しめるコスパの良い山です。

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投稿日: 2018年10月1日最終更新日: 2020年10月8日

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