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親子登山の人気スポット&持ち物まとめ!おすすめシーズンや注意点も!

親子登山の人気スポット&持ち物まとめ!おすすめシーズンや注意点も!
投稿日: 2018年7月26日最終更新日: 2020年10月8日

最近では外遊びをする子供がめっきり減ってしまい、親子で出かける機会が少ないという方も多いことと思います。そんな毎日を変えるおすすめのアクティビティが親子登山。今回は、年齢別の親子登山におすすめスポットや持ち物の他、注意点も詳しくご紹介します。

子供が逞しく成長する!親子登山のススメ!見出し

Photo by markus spiske

待ちに待った夏休み。今年も家族でどこかに出かけようと考えている方も多いのではないでしょうか?今からでもまだ間に合う家族で楽しむのにおすすめのアクティビティとしてご紹介したいのが「親子登山」。小さな子供連れでも楽しめるスポットがたくさんあります。今回は、親子登山の注意点やあると便利なおすすめの持ち物も含めて、役立つ情報をご紹介致します。

親子登山にはこんなメリットが!見出し

Photo by cambodia4kidsorg

家族一緒に楽しめる親子登山には、子供にとっても大人にとっても素晴らしいメリットがたくさんあります。具体的に、どんな良いことがあるのかを少し見てみましょう。親子登山のメリットには、普段は家族に見せない子供の新しい一面を見ることができるという点があります。家族みんなで歩きながら、あまり聞けないような話が飛び出したりすることもしばしば。

Photo by sethstoll

また、親子登山で一番嬉しいメリットと言えば、親子一緒に体力がつけられるという点もあります。最近は、屋内でゲームばかりしている子供が多く、子供の運動不足が深刻化しています。デスクワークの多いお父さんやおやつをたくさん食べてしまうお母さんも、家族一緒に山に登ることで、効果的にダイエットができ、健康的になれるのも嬉しいポイントです。

Photo by slashvee

他にも、親子登山をおすすめするポイントとしては、自然の中にいる虫や植物を観察することによって、子供たちが生き物や命の大切さに気づくという点があります。いじめの問題や簡単に友達を傷つけてしまう、距離感のとれないお子さんが多い昨今、登山という体験を通して、家族で命の大切さや尊さを学ぶというのも、素晴らしいことではないでしょうか?

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親子登山で大自然を満喫!見出し

Photo by ec2c

親子登山の醍醐味と言えば、もちろん家族一緒に大自然を満喫できるということです。かつて独身時代に登った山を家族で一緒に登ることで、自分が感動した風景をみんなで共有することができます。また、その景色を子供たちも大人と一緒に素晴らしいと思えることは、家族みんなにとって一生忘れられない思い出となること間違いなしです。

Photo by 雷太

親子登山では、山小屋に宿泊したり、中には初めてテントで山中に泊まる体験をするご家族もあるかもしれません。毎日の暮らしの中では、絶対に得ることのできない高揚感や、大自然が見せてくれる満点の星空は、都会に住む子供たちにより広い世界を教えてくれる貴重な体験だと考えます。朝の鳥のさえずりや野性動物たちとの遭遇も素晴らしい体験です。

Photo by zunsanzunsan

登っている途中は、子供たちも苦しくて弱音を吐いたり、泣き出しそうになったりすることもあるかもしれません。しかし、成長と共に同じスポットでも岩を乗り越えられるようになったり、親の持ち物を分けて持ってくれるようになったりと逞しい一面も見せてくれるようになります。家族全員で食べるお弁当のおいしさはどんなご馳走にも負けない物になるでしょう。
 

親子登山の注意点1:子供の体力見出し

Photo by My Photo Journeys

ここからは、家族で楽しむ親子登山の注意点をご紹介していきます。まずは、子供たちの体力と登山の関係について見ていきましょう。現代の子供たちは、私たちが子供だった時代に比べて、格段に脚力が落ちていると言われています。運動不足を解消するためにも、おでかけの時には、できるだけたくさん歩くようにさせるなどトレーニングするのがおすすめです。

Photo by anjanettew

また、何人か兄弟がいる場合は、年齢や性別、さらに性格によっても歩き方に差が出てきます。普段から家族でウォーキングを楽しむなどして、子供の歩き方にも注意を向けてみましょう。散歩や公園遊びの途中でも、子供の様子を見ながら、どのぐらい持久力があるかを大まかに把握することが大切です。もちろん、お母さんの体力作りもしっかり行いましょう!

親子登山の注意点2:山選びとコース取り見出し

Photo by absentadrinker

親子登山へ行く場合には、大人だけの場合よりも、慎重に山選びすることが重要です。特に注意すべき点としては、子供の年齢や体の大きさに合わせて、山の難易度を選ぶということです。一緒に歩いている家族は、子供のサポートで体力を消耗することを加味すると、難易度はできるだけ低い山にするのがおすすめです。最初は低山から始めましょう。

Photo by BoaNoite

コースを選ぶ際の注意点は、障害物や山道の状態の良し悪しも考慮に入れるという点です。親子登山を始めるのに、一番最初のコースタイムは、片道長くても1時間から1時間30分が限度。子供のコースタイムは大人の1.5倍かかりますので、注意が必要です。初めての親子登山なら高低差300メートルから500メートルほどでコースタイムは2時間から3時間が目安です。

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親子登山の注意点3:食事と水分補給見出し

Photo by Rubbermaid Products

続いてご紹介する親子登山の注意点は、水分補給と食事についてです。家族全員のお弁当や水を持って山に登ることになりますので、食事の量や水の量は、事前に必要分を計算して持ち物を揃える必要があります。子供に与える行動食は、一回の休憩につき約50kcalほどが必要で、お菓子のカントリーマアムなら1個、おにぎりなら小1個ぐらいの分量です。

Photo by ivva

子供は大人に比べると、1回の食事で食べられる分量がかなり少なく、一度にたくさんの食事を食べさせると胃に負担がかかって消化不良を起こしたりすることもあるので、注意が必要です。また、水分補給については、ポカリスエットのような電解質飲料を2倍ぐらいに薄めたものがおすすめです。夏山登山では、大人1名の水分量が1.5リットルほど必要です。

Photo by -Niloy-

子供の水分量は、年齢によっても異なりますが、未就園児なら750ml前後、小学校低学年ぐらいなら1リットル前後用意しておくのがおすすめです。親子登山は、とにかく親の持ち物が増えますので、子供の成長に合わせて、たとえば、「水筒だけ」「おやつだけ」のように子供にも少し荷物を運ばせましょう。意外とやる気になって喜んで背負ってくれます。

親子登山の注意点4:休憩の取り方見出し

Photo by Damanhur, Federation of Communities

親子登山の注意点、続いては休憩の取り方についてです。家族で登山をする場合には、大人だけで登山するよりも、こまめに休憩を入れながら山を登るのがおすすめです。休憩の頻度は、だいたい20分から30分に1回程度を基本とし、子供の体調や気分に合わせてその都度休憩をはさむようにして下さい。登りのきつい山道では子供も登る気持ちが折れやすくなります。

Photo by ajari

小さな川があるスポットや、虫や植物を探したりできそうなスポットなど、子供の遊び場にもなりそうなスポットで休憩をとって行くのが良いでしょう。大人でも、黙ってひたすら傾斜のきつい山道を登りつづけるのは苦痛です。楽しみながら、飽きさせないように工夫して登るのがおすすめです。下山の際は、子供が転ばないように特に注意しましょう。

親子登山の注意点5:トイレやおむつはどうする?見出し

Photo by Sustainable sanitation

続いてご紹介する親子登山の注意点は、子供のトイレやおむつについて。山登りをしていて、トイレに行きたくなった経験は大人でも一度は必ずあるのではないでしょうか?子供は、大人より膀胱が小さく、個人差もありますが、トイレに行きたくなりやすい場合が多いようです。「ない!」と言い張っても、登山口では必ずトイレに行かせておきましょう。

Photo by IngaMun

登る前にトイレに行かせたとしても、途中でもよおしてしまう場合もあるかと思います。できれば持ち物リストの中に携帯トイレを加えておくと安心です。最近では、災害時にも使える袋タイプのものや、ポケットタイプの小さなトイレ等もあるのでおすすめです。子供のおむつは、必ず持ち帰るようにし、ゴミを残さないというマナーをしっかり守りましょう。

親子登山の注意点6:登山マナー見出し

Photo by paulscott56

親子登山の注意点、最後に挙げておきたいのが登山マナーについてです。行楽シーズンの山道は、たくさんの登山者で混み合っている場合がほとんどです。家族連れで登山する場合は、まず、すれ違う際には、登ってくる人に道を譲るという基本を子供に教えておきましょう。また、一人がつまづくと後ろの登山者に迷惑をかけますので走らないように注意します。

Photo by tracy the astonishing

子供はどうしてもいたずら好きですので、石や物を山道に落としたり、崩れやすい足場で下の人に落石を浴びせたりする可能性もゼロではありません。親が適度に声掛けをしながら、マナーを守って家族で楽しく登山をして欲しいものです。また、子供一人で先に行かせると滑落する危険もあります。先頭は保護者のどちらかが歩くなど注意してください。

親子登山の持ち物見出し

Photo by Danny Choo

続いては、親子登山の持ち物についてご紹介致します。子供と一緒に登山する場合は、子供の安全に配慮して持ち物にも気を配る必要があります。絆創膏や簡単なテーピングなど、基本的なファーストエイドキットは必ず持参していただきたい持ち物です。また、今の季節は薮蚊や虫さされに遭いやすい季節です。虫除けも必ず持ち物リストに加えておきましょう。

Photo by dlg_images

子供用の水筒は、年齢によっては、ストロータイプの方がこぼれにくくて安心です。また、あると便利な持ち物としては、双眼鏡などが挙げられます。山の中では、バードウォッチングを楽しめるスポット等もありますので、自然観察の際に役立ちます。その他の持ち物としては、子供用の雨具やレインコートを必ず持っていきましょう。山の天気は変わりやすいです!

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親子登山を楽しくするコツ見出し

Photo by Fred Friggens

「山登りは苦しい。疲れるばかりでちっとも楽しくない。」そう感じるお子さんの方が、もしかしたら多いのかもしれません。せっかく家族で山に登るなら、できるだけ楽しい思い出を残したいものです。そこで、親子登山を楽しむための持ち物として、カードゲームをおすすめします。トランプやUNOはかさばらずに持っていけるので、登山にもおすすめです。

Photo by Sharon Hahn Darlin

また、山頂まで持っていくのは無理ですが、下山後のお楽しみやご褒美で、車にスイカを用意しておいて、スイカ割りなどをするのも楽しいのでおすすめです。ちなみに、筆者の子供時代の親子登山の思い出は、山で食べたバーベキュー。カセットコンロやクーラーボックスに入ったビールと肉など、父が山のような荷物を担いでいたのを今でも懐かしく思い出します。

親子登山のおすすめスポット:未就園児編見出し

Photo by hugabub.com

ここからは、親子登山におすすめのスポットを年齢別にご紹介していきます。まずは、5歳ぐらいまでの未就園児連れで登山できるおすすめスポットから。都内から行ける最初のおすすめスポットは神奈川県の陣馬山。標高855メートルの低山ではありますが、富士見百景や八王子八十八景にも選ばれた眺望の素晴らしいおすすめの山で登りは約2時間ほどかかります。

Photo by lori05871

関西方面のおすすめスポット兵庫県の「妙見山」で、標高は660メートル。地元の方からは、「妙見さん」の愛称で親しまれているこちらの山は、家族連れで賑わうおすすめの登山スポットです。妙見大菩薩が祀られている霊峰妙見山は、親子登山が初めての方なら大堂越コースや上杉尾根コースがおすすめです。登りは1時間から2時間ほどかかります。

親子登山のおすすめスポット:小学校低学年向け見出し

Photo by Rob Briscoe

続いては、小学校低学年ぐらいのお子さんと一緒に登りたい親子登山のおすすめスポットをご紹介します。まずは、関東地方の山梨県にある「竜ヶ岳」。標高1485メートルのこの山は、富士五湖の一つで、本栖湖の南側に位置しています。冬にはダイヤモンド富士の鑑賞スポットとして人気で、本栖湖キャンプ場もすぐ近くです。コースタイムは約4時間です。

Photo by SupportPDX

続いて、関西方面で低学年のお子さんと楽しめる親子登山のおすすめスポットは「大台ヶ原」。標高1695メートルのこの山は、日本百名山、そして日本百景と日本の秘境100選にも選ばれた景勝地です。吉野熊野国立公園にも指定されており、美しい自然が楽しめるおすすめのスポットです。登山コースは、周回ルートで約6時間。下山後には温泉も楽しめます。

親子登山のおすすめスポット:小学校高学年向け見出し

Photo by yamakazz

最後に、小学校中学年から高学年(8歳から11歳)ぐらいのお子さん向けの親子登山スポットをご紹介します。関東地方は、山梨県の名峰「大菩薩峠」。標高1897メートルのこの山は、富士山を見渡せる素晴らしい眺望の山です。親子登山の初心者ならロッジのある上日川峠から大菩薩峠を経由し、展望歩きを楽しむ4時間のコースがおすすめです。

Photo by BoaNoite

続いて関西方面で、小学校中・高学年のお子さんのいるご家族におすすめの登山スポットはロックガーデンから六甲山までのコース。六甲山は言わずと知れた兵庫県の名峰ですが、標高931メートルの山には、初心者から上級者まで楽しめる様々な登山コースがあります。岩場や滝など、変化に富んだこちらのコースは、所要時間6時間。岩登りを満喫しましょう!

親子登山で素敵な思い出をつくろう!見出し

Photo by laszlo19

親子登山のおすすめスポットと、あると便利な持ち物や注意点をご紹介致しました。小さな子供からティーンエイジャー手前の高学年のお子さんまで、家族で行く山登りは、一生の宝物となる思い出を作れる素晴らしいアクティビティです。夏休みもいよいよ始まりました!今度の週末は、家族みんなで親子登山にチャレンジしてみませんか?

投稿日: 2018年7月26日最終更新日: 2020年10月8日

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