「首里そば」は那覇で人気の沖縄そばの名店！行列必須の人気メニューは？

綺麗な海、暖かい気候、沖縄はとても良いところです。そんな誰もが好きな沖縄の名物といえば、何と言っても｢沖縄そば｣ではないでしょうか？

よく｢ソーキそば｣と間違われる事もあるかと思いますが、そんな沖縄そばの中でも、今回は特に有名で人気の｢首里そば｣に焦点を当てて、首里そばの人気の秘密や、沖縄そばの歴史まで幅広くご紹介します。

さくら屋のおばあちゃんからの直伝という、首里そばですが、オーナーの仲田さんのお母さんに、さくら屋のおばあちゃんがこっそり教えてくれたとのことです。その味を現在の仲田さんがしっかりと受け継いでくれたからこそ、こんなに美味しい手打ちそばを食べれるんだと思うと、さらに味に深みが増す気がします。

アクセスしやすい首里そばですが、営業時間は月曜日〜土曜日の11時30分〜14時頃まで、日曜日は定休日です。やはり人気のある有名店ですので、開店から多くの人が行列を作っています。そして、20席以上の店内は常に満席です。

来店される方は、観光客のお客さんも多いのですが、地元の方も普通に訪れるので、それだけ飽きのこない、とても美味しい沖縄そばだということが納得できます。また、売り切れ次第終了(1日60食限定)のお店ですので、少なくとも30〜40分前から行かれる事をおすすめします。

アクセスしやすい首里そばですが、芸能人の方がテレビで紹介する事により、さらに爆発的に人気が出たような気がします。特に人気テレビ番組の｢アメトーク｣で沖縄出身お笑い芸人、ガレッジセールのゴリさんが首里そばを絶賛しています。

全国でも認知度の高い首里そばですが、2018年に沖縄ファミリーマートとサンヨー食品の共同開発により、首里そば監修のカップ麺を発売しています。税込216円でコシの強い麺と、香り高いカツオ風味のスープを再現しています。

この最大の特徴、コシの強い麺と香り高い風味を何度も研究を重ねて開発したとのことですので、カップ麺にしてはかなり本格的なようです。

現在、首里城は世界遺産として登録されており、世界各国の人々が訪れる場所となっています。そんな首里城の近くにあるお店が｢首里そば｣です。1993年に惜しくも閉店してしまった伝説の沖縄そば屋｢さくら屋｣さん。ここの味を引き継いだ、仲田清さんが1994年に沖縄県那覇市首里赤田町1丁目7に開店したのが、現在の首里そばです。

仲田さんにとって、さくら屋さんの味は故郷の味だったそうで、その味を絶やすまいとして引き継いだのが、現在の首里そばの味となっているわけです。

さくら屋のそば打ち技術をしっかりと受け継ぎ、ご主人の沖田さんが、午前4時から仕込みを始めるそうで、何時間も丁寧に麺打ちすることで首里そばの麺が完成するとのことです。

詳しい麺の製法は、厳選した小麦粉にかんすいを打って、丁寧に手で捏ね、2時間圧力をかけて一度寝かせます。その後、さらに手揉みして、さらに5時間寝かせてやっと出来上がりです。小麦粉は季節や気温により配合を変えるとの事です。

首里そばさんは、知っての通り手打ちそば屋さんです。ラーメンなどのようにガツンと来る味ではないです。しかし、なぜか癖になる要素が満載です。味はとてもとても優しい味で、味の濃い食べ物が好きな人には薄いと思われるぐらいです。しかし、そのなんとも言えない優しい味が、食べた翌日にはまた食べたくなります。

首里そばの出汁はとても澄みきっていて、香り豊かでコクのある旨味が特徴です。とても澄みきったサラサラのスープなので、一見味がしないのではと思って飲んでみると、しっかりとした味で風味も抜群です。

原料は豚肉、かつお節、島で取れた塩、このシンプルな組み合わせですが、時間をかけてじっくりと旨味を引き出しているので、器の中で素材の味が全て凝縮しています。シンプルな材料ですが、この厳選した素材からしっかりと時間を掛けて旨味を最大限引き出しています。

奇抜な素材や、変わった物を入れて味に変化をと思って作っているのではなく、いかにシンプルな素材で丁寧に時間を掛けて作るかということに専念しているので、ここまで深みと優しさのある出汁になるのでしょう。

首里そばの具材は、沖縄産豚の三枚肉と、赤肉(ロース)、白かまぼこ、針生姜となります。豚肉は泡盛をふんだんに使い、十分に煮込まれています。自然とこの具材になったのか、それとも試行錯誤の末なのかわかりませんが、とにかく完成された具材であることは間違いありません。

首里そばでは、必ず沖縄産の豚肉を使うということにこだわりを持っているらしく、しかも沖縄産の豚肉の中でも、さらに厳選し、品質を落とさないようにしているとの事です。

煮込み作業では、泡盛をふんだんに使用し、たっぷりと時間を掛けて煮込み、三枚肉と赤肉は驚くほど柔らかく仕上がっています。

泡盛で煮込まれていることによって、とても柔らかいお肉になり、そばと出汁との相性も抜群です。そして白かまぼこが見た目の美しさも演出し、沖縄そばでは紅生姜が普通なのに対し、首里そばでは針生姜が味を一層引き立ててくれます。

首里そばの薬味、生の針生姜。これが最後にとても重要になります。普通の沖縄そばでは、紅生姜が一般的なのですが、首里そばでは生の針生姜と決まっています。スープと麺、豚肉を1番最後に引き締めてくれる針生姜で、首里そばがさらに引き締まりとても美味しく頂けます。

沖縄そばは、現在沖縄県内でおよそ1日に15万食以上消費されています。しかし、沖縄そばはそばと言えども蕎麦粉は全く使用しておりません。原材料は、小麦粉、塩、かん水で、ほぼ中華麺と同じ原料です。出汁は豚の骨、かつお節が一般的な材料です。もちろん地域によっては多少違ってくると思いますが、基本はこの材料がベースとなっています。

首里そばメニューの手打ちそばは、大600円、中500円、小400円(お子さまそば)となっています。麺の量は大が約240グラム、中が約180グラムとのことです。

ここから茹でると膨張するので、量は多く見えますが、大人の男性なら大で丁度いいかと思います。ただし、じゅうしいや、おにぎりなどのメニューを注文されるようでしたら中でもいいかもしれません。

煮付けメニューは450円です。自家製厚揚げの島豆腐と、大根、そしてインゲン、昆布、沖縄産の豚肉が入っていて、食べ応えも十分です。ビールのおつまみにしてもいいでしょう。またそばの具材をもっと食べたい時は、こちらを追加トッピングすることもできます。

おにぎりメニューは100円です。無添加味噌を使用した手作りのアンダンス(油味噌)が入ったとても美味しいおにぎりです。さらに、そばのスープと一緒に食べれば美味しさ倍増です。お米の炊き具合もとてもよく、とにかく一度味わって頂きたいおにぎりです。

じゅうしいメニューは200円です。やはり沖縄そばのお供はじゅうしいではないでしょうか。とくに首里そばとじゅうしいのマッチングは最高です。味はあっさりしているのに、なんとも言えない風味で、ナチュラルでとても懐かしい味です。首里そばのスープを飲みながら、じゅうしいを食せば至極の一品間違いなしです。

氷ぜんざいメニューは250円です。首里そばを堪能した後は、シメに如何でしょうか。ここでしか味わえない氷ぜんざいです。じっくりと煮込まれたアンコに、柔らかい氷が降り積もっています。そして中には白玉も入っていて、大満足の一品です。人気メニューとなります。

最も多いメニューの組み合わせは、手打ちそばとじゅうしいです。2番目に多い注文は手打ちそばとじゅうしいです。おすすめのメニューの組み合わせとなります。さらに手打ちそばメニューの〆には、氷ぜんざいが人気です。

アクセスしやすい首里そばは、閉店まで行列が続く人気っぷりでいつも混雑しています。席はカウンター4席、テーブル席(4名2卓と8名1卓)、お座敷(4名)の合計24席ありますが、営業時間中に空くことはほとんどありません。駐車場も混雑する場合があります。

お子さんがいる方は、お子さん用の椅子もあると思いますので、詳しくは店員さんにお尋ねください。小さいお子様がいる場合はお座敷がおすすめです。またお子様メニューもあるので、人気があります。

並ぶ時間などの平均などは一概には言えませんが、おおよそ20〜30分ぐらいの時間と予想されます。お店の回転率はわりと良い方ので、少し遅めの12時前後に行った場合も、そばは残っているでしょう。

ただし、じゅうしいや煮付け、おにぎりなどは売り切れている可能性もあるので、やはり開店時間の11時30分までにはお店に行かれる事をおすすめします。

アクセスしやすい首里そばの人気は全国から世界へも伸びているようで、並んでいるからは日本人よりも外国人が多いです。特に中国の方と韓国の方が多いのですが、ガイドブックやインターネットで調べて来店しているようです。また沖縄旅行の雑誌や、テレビにも何度も取り上げられているので、首里そばの認知度は益々増えているようです。

並ばなくてスムーズに入りたいのなら、開店時間11時30分の30〜40分前がベストかと思います。この10時50分ごろ〜11時ぐらいに行かれると1〜10番目までには入れるので、まず間違いなく開店と同時に席に着けると思います。アクセスもしやすいので、行きやすいです。

そして、来店から注文までは凄く店員さんがテキパキとされています。料理が運ばれてくるのも、ほぼ来店順という素晴らしい対応ですので、気持ちよく首里そばを頂けるでしょう。

お子様連れにも安心の首里そばです。店内は木の温もりある作りになっていて、段差なども少なくお子様連れでも安心の店内となっています。

またお子様がいる場合には、すぐに店員さんが気づいてくれるので取り皿なども自然と出して頂けます。もちろんお子様の小さい椅子もありますので、椅子が必要な場合は店員さんにお尋ね下さい。

アクセスしやすい首里そばには通販もあります。なかなか沖縄までは行けないという方は、ぜひ公式オンラインショップからご購入されてみては如何でしょうか？お店の味をそのまま再現しているようで、麺は全て手打ちです。

しかも保存料不使用ですので消費期限は届いた翌日となっています。しかも、週にわずか100食限定です。気になった方はぜひ首里そばオンラインショップをチェックしてみてください。

発送は週に2回で、月曜日から水曜日までの注文で金曜日の出荷、木曜日から日曜日までの注文で火曜日の出荷となります。また、インターネットからの注文でも売り切れた場合は、その週の注文が終了となりますのでご注意下さい。

オンラインショップからのご注文ですが、ネット注文のみで、電話注文などは対応していません。そして完全手打ち麺なので｢週100食限定｣となっています。やはり首里そばの麺へのこだわりを感じます。

通販でもお店と同じ味を再現しているようで、選び抜いた小麦粉にかんすいを打ち、手で丁寧にほぐすようにこねて、テコの原理で2時間の圧をかけ、さらにその後手もみし、5時間寝かすと首里そばの麺が完成です。唯一無二のコシの強さが特徴的です。

出汁は透き通るような澄んだスープで、原料は豚肉、かつお節、島の塩というシンプルなものです。こちらもお店と同じ味を再現しています。もちろん具材もこだわりがあり、三枚肉、赤肉(ロース)、白かまぼこ、針生姜です。豚肉はもちろん沖縄産のみを使用。これらの具材がそばをさらに引き立てます。

首里そばのネット通販の支払い方法ですが、料金の支払いは代引き支払いのみとなっています。クレジットカードや振込には対応していませんでのご注意下さい。送料は一律1000円となっています。1人前でも5人前でも送料は変わらず1000円です。ご家族分をまとめて買うのもありですし、沢山購入してお友達にあげるのもいいかも知れません。

首里そばのお取り寄せ内容ですが、1人前セットで、首里そば1食(麺230グラム)、そばだし1食分、三枚肉煮付け2枚/1食、となっています。配送方法は冷蔵で、賞味期限はお届け日から翌日までとなっています。

同封で首里そばのおいしい召し上がり方レシピが入っています。一人前の価格は650円で、クール送料1000円と代引き手数料315円の合計価格1965円となっています。2人前で合計価格2615円、3人前で合計価格3265円、4人前で合計価格3915円です。

首里そばの駐車場アクセスですが、ほぼ満車状態で、近隣の駐車場も埋まっていることが多いので、なるべく早い時間に移動されることをおすすめします。また、駐車場の前の通りは、頻繁に車や人が通るので、混雑してる場合は駐車場に駐車するのも一苦労かもしれません。

首里城からアクセスしやすい首里そばの営業時間は、午前11時30分〜午後14時頃までとなっています。首里そばは無くなり次第終了ですので、早い時間に行かれることをおすすめします。

年末年始の連休で沖縄に行く方も多いかと思いますが、そんな時は首里そばさんはおすすめです。お正月の三が日も営業されています。観光旅行で首里城行った後に、ランチで首里そばは最高でしょう。

首里そばのアクセス方法は、沖縄県那覇市首里赤田町1丁目7となっています。電車ですとゆいレールの｢首里駅｣下車(1番出口)から、県道29号線を首里城方面に徒歩約5分のアクセスです。アクセスしやすい場所にあります。

車のアクセス方法は那覇市内から、県道29号線を首里城方面へ、その後鳥堀交差点からすぐのアクセスです。沖縄自動車道　那覇ICからでしたら、その後県道82号線経由で約5分となります。アクセスしやすいので、車でのアクセスもおすすめとなります。

駐車場のアクセス情報は、首里そば自体には駐車場が6台あります。駐車場の料金は無料です。コンパクトな駐車場ですので、奥側に停車すると前の車を移動させないと出れなかったり、自分の車が手前に停めてあると、後ろの車が出る時に移動させたりしないといけません。

落ち着いて食事されたい方は、車以外の交通手段で来店することをおすすめします。もちろん近くに有料駐車場もありますので、そちらの駐車場を使用する事もおすすめです。周辺の駐車場は、首里そば店舗から徒歩5分の場所にあります。

最も近い有料駐車場は、首里そばの向かい通りに沿いにある武村松月堂がある交差点を、南に行きます。そして左側に駐車場があります。初回15分無料の駐車場なので、便利に駐車することができる駐車場です。

まずは沖縄そばとソーキそばの違いはなんなのでしょうか?沖縄そばの歴史は諸説ありますが、14世紀の後半に明から伝わったという説や、15世紀に中国からの使節によって伝えられたという説など、いくつかあります。

間違いがないことは、当時は大変高級な料理であったこと。いわゆる宮廷料理の一つであったということです。その後、時を経て庶民に普及し、今では誰でも気軽に食べれる料理となっています。どのそばも人気のメニューです。

沖縄県にある宮古島で食べられる、とてもオーソドックスな沖縄そばが宮古そばメニューです。沖縄本島のそばに比べると、麺が若干細めで、ほぼストレート麺に近い平麺というのが特徴です。具材のトッピングなどは普通の沖縄そばとほとんど変わりません。宮古島は沖縄本島からもアクセスが良いです。

沖縄県にある石垣島を中心とする八重山諸島で食べられている沖縄そばが、八重山そばです。麺はやはり少し細めで、丸くて縮れのないストレート麺が特徴的です。出汁は沖縄本島のそばと比べると、若干甘めの出汁になっています。具材は三枚肉の乗った沖縄そばとは違い、細切りにした豚肉と蒲鉾がトッピングされているものが多いようです。

沖縄県の南大東島に昔から伝わる沖縄そばが、大東そばです。凄く特徴的なのは、麺が太くていびつで不揃いである事、また縮れている事です。

南大東島の海洋深層水と、亜熱帯性植物の灰汁の上澄みを小麦粉に混ぜて練られている麺は、とてもコシが強く、噛めば噛むほど味が出て食べ応えはバッチリです。とてもあっさりとした出汁とも相性が合います。人気のメニューとなります。

首里そばに行くと、テーブルに必ず置いてあるものがあります。沖縄では定番の調味料｢コーレーグス｣です。この調味料は沖縄の泡盛に島唐辛子を漬け込んで作られたものです。コーレーグスは18世紀前期までに、薩摩藩を経由し、沖縄に伝来したと記述されている調味料です。語源となった高麗胡椒という名称から、コーレーグスとなったと言われています。

正確な起源は謎のままですが、製法などはほぼ同じものだと思われます。沖縄県民の間では薬味として使用する事が多く、家庭やお店の卓上には欠かせない調味料として置いてあります。

首里そばに欠かせないコーレーグスですが、辛いのが苦手な方、アルコールがダメな方は注意してご使用ください。少し入れただけでも、辛くてかなり独特の味になるので、初めて使用される場合は注意が必要です。首里そばメニューに違う味を加えたい人におすすめです。

沖縄に行き、首里そばさんで直接食べて頂きたいのが本音ですが、忙しくて中々沖縄までは行けないという方は、ぜひネット通販で注文し食べてみて下さい。

沖縄そばの中でも、かなり特徴的な見た目、そして麺とスープ、具材など全てがオリジナリティーに溢れた、唯一無二の手打ちそばだと思ったのではないでしょうか？インターネットで口コミなどを拝見していると、首里そばだけが目的で沖縄に行く方もおられるほどの人気ぶりです。