沖縄そばを国際通りで食べよう！おすすめの人気店や営業時間を一挙紹介

沖縄県の代表的な郷土料理である沖縄そばは、琉球王朝時代に宮廷料理として中国から伝わった歴史ある人気の沖縄料理です。中華麺と同じ製法の麺を使用し、豚骨や鰹節のダシをベースとしたスープが一般的ですが、地域により具材等も変わる為、その違いを楽しめる料理でもあるのです。今回は観光客で賑わう国際通りで、美味しい沖縄そばが食べられる、おすすめのお店を営業時間等の情報もご一緒にご紹介します。

国際通りの平和通り商店街、公設市場の奥にある花笠食堂は昔から地元で愛されている人気の食堂です。その為観光客向けの料理ではなく普段から地元で食べられている美味しい沖縄料理が味わえるおすすめのお店なのです。

平和通り商店街は少し入り組んでいますが、目の前のお店の店員さんに道を確認すれば大丈夫です。お土産屋さんも立ち並んでいるので、探索をしながら食堂に向かうのも良いかもしれません。そして、花笠食堂の人気メニューは沖縄そばです。ちじれた麺にダシのきいたスープが絡まって、一口で旅の疲れが吹き飛ぶ事間違いなしの1品となっており、一般的な沖縄の家庭の味を味わうことができる人気メニューとなっています。

その他人気のソーキそばは、沖縄そばで一般的な三枚肉の代わりに、ソーキと呼ばれる豚のあばらのお肉がのっています。また、是非沖縄そばと一緒に飲みたいのが、花笠食堂名物のアイスティーです。程よい甘さが特徴で、沖縄のスーパー等でも購入できる程沖縄で人気なのです。しかしランチタイムは非常に混雑する為、待ち時間が発生する可能性があるということは注意しましょう。営業時間は11時~21時です。

住所:沖縄県那覇市牧志3-2-48 電話番号:098-866-6085

国際通りの裏道、ニューパラダイス通りにある大東ソバは、店内に有名人のサインがズラッと並ぶ有名店です。大東そばとは、沖縄県大東諸島で食べられている沖縄そばですが、大東諸島にも大東そばを食べる事のできるお店は一軒しかない為とても珍しい沖縄そばのお店になります。

看板メニューの大東そばは、大が600円、中が500円とお財布に優しいお値段になっています。南大東の海洋深層水で練り上げられた麺は、太く不揃いなのが特徴の為独特のコシがあり、鶏がら・豚・カツオの合わせだしで整えられたスープが美味しいとの口コミも多くあります。ほとんどのそばには大東寿司もセットにすることができ、カジキを甘めの醤油で漬け、甘めのシャリで握った大東寿司は人気メニューの1つでもあります。

大東寿司はもちろん単品で注文することもできますが、そばとセットで注文する場合は2貫の大東寿司がセットにされます。大東そばを訪れたら大東寿司も是非食べていただきたいので、あまり多く食べられない方、出費をできるだけ抑えたい方はセットで注文すると良いのではないでしょうか。営業時間は11時~18時です。

住所:沖縄県那覇市牧志1-4-59 電話番号:098-867-3889

読谷村(よみたんそん)でとても人気の沖縄そばのお店である金月そば(きんちちそば)が、この度2017年3月に国際通りに新店をオープンしました!那覇から読谷村はとても遠い為、この人気の味を国際通りで気軽に味わう事ができる様になったと、地元では話題になっているのです。

そして、ここを訪れたら是非食べたいのがオリジナルメニューの「五目そば」です。値段は800円とリーズナブルですが、国産小麦の全粒粉が使用されている為、麺がモチモチとした食感になっており、たっぷりの野菜とお肉が美味しいのです。読谷村でずっと地元の方に愛されてきた沖縄そばを、是非国際通りで味わってはいかがでしょうか。営業時間は11時~17時です。

住所:沖縄県那覇市牧志2-1-16 電話番号:098-867-0862

宮古そば_どらえもんは、宮古島発祥の沖縄そばが食べられる珍しいお店です。雑居ビルの2階にお店を構えている為、初めて訪れる方は見つけにくいかもしれませんが、しっかり掲げられた看板やノボリを探せばすぐにお店を見つけることができるでしょう。

おすすめはもちろん宮古そばです。沖縄本土で食べられている沖縄そばとの違いは麺とスープにあります。麺は細く、縮れのない平麺である事が特徴で、スープはあっさりしているのですが、口の中でダシの旨みを感じる事ができる程美味しいスープが人気なようです。具材は一般的な三枚肉とかまぼこで、宮古島特有の波打った形状のかまぼこが使用されているのもおすすめしたいポイントの1つです。営業時間は11時~23時です。

住所:沖縄県那覇市久茂地3-2-17 電話番号:098-862-3525

昔から地元の人々に愛されているむつみ橋_かどやは創業65年以上の歴史ある老舗で、国際通りから沖映通りに入って10m程進んだところにお店はあります。小さい頃おばーに連れてこられたのをきっかけに、それ以来何度も足を運んでいる方や、何十年と今も通い続けている長年のファンも多くいます。

お店が景色と同化している為、知らない方は通り過ぎてしまいますが、「ここは美味しい!」と知っている方はさりげなく店内へ入ります。むつみ橋_かどやが提供する沖縄そばは「これぞ本物の沖縄そば」との声が多く、なんとスープは先代から受継いだもので、これまで継ぎ足してきた物なのだとか。

そして、他にもおすすめしたいのが「ソーキそば」です。白く濁ったスープは豚骨ラーメンを連想させるような濃厚な色が特徴で、しっかりと豚骨のダシの旨みを味わう事ができる為、「沖縄の昔ながらの味」を味わいたい方には特におすすめです。営業時間は20時までとなっておりますが、売り切れ次第終了の為早めの来店が良いでしょう。営業時間は11時半~20時です。(売り切れ次第終了)

住所:沖縄県那覇市牧志1-3-49 電話番号:098-868-6286

さてここまでは、知る人ぞ知る有名店を沖縄そばの種類別にご紹介してきました。続いては、驚愕の激安沖縄そばを味わえる人気店と、沖縄料理と沖縄名産「泡盛」「オリオンビール」を一か所で味わう事ができるお店をご紹介します。出費を抑え沖縄そばを堪能したい方、限られた時間を使い1か所で沖縄の食を堪能したい方等、是非ご自身の旅の計画に合わせて参考にして頂ければ幸いです。

なつかしさを感じる雰囲気の店内が特徴的な、田舎_公設市場南店は、安くでソーキそばを味わいたい方に、おすすめのソーキそば専門店です。お値段驚愕の390円でソーキそばを味わうことができ、国際通りの牧志公設市場近くにたたずむお店の雰囲気は、昔の沖縄にタイムスリップしたような気分さえ味わうことができます。「ガレッジセールのゴリさんお勧め」と旅行雑誌で掲載されているそうで、お店の目印は黄色い看板です。

ソーキそばに入っているソーキは芯までプルプルで美味しいと評判があり、その味がスープへと染み出しています。ソーキそばのスープは、透明感があり、あっさりとしながらもカツオだしがしっかりと感じられる味わいとなっています。胃袋に染みわたる優しい味と優しい値段に、きっと満足して頂けるでしょう。営業時間は11時~18時です。

住所:沖縄県那覇市松尾2丁目10-20 電話番号:090-9786-0501

昭和30年から牧志公設市場2Fにお店を構える老舗食堂、道頓堀は、沖縄らしくない店名ですが、数々の美味しい沖縄料理を楽しめると観光客に人気のお店です。また、牧志公設市場1Fで購入した魚も調理可能な為、自分自身で選んだお魚が美味しい料理に変身するのを楽しめるというのもおすすめしたい理由の1つです。

さらに、スルッとおいしく頂ける沖縄そばの正統派の味付けは、沖縄の名産「泡盛」との相性が抜群で、お酒好きの方は泡盛を飲みながら沖縄そばを堪能してみてははいかがでしょうか。「グルクン唐揚げ」や「テビチ」、「ゴーヤーチャンプルー 」等の料理も一緒に食べられますので、1か所で沖縄を幅広く味わえる場所となっています。営業時間は8時~20時です。

住所:沖縄県那覇市松尾2-10-1第一牧志公設市場2F 電話番号:098-866-0557

今回の紹介はいかがでしたか。国際通りは観光客であふれている為、もちろん観光客向けのお店が沢山あるのですが、その中でも地元の人々から長年愛され続ける隠れた名店もあるのです。沖縄そばを初めて食べる方も、沖縄そばは食べたことがあるけれど、色々な地域の沖縄そばを食べてみたいという方も是非参考にして頂き、最高の沖縄旅行になればと思います。