鮨 太一はリーズナブルな価格の銀座の人気店！おすすめメニューや値段は？

みなさんに行きつけのお寿司屋さんはありますか？それでは銀座ではどうでしょうか？地元ならともかく、銀座に馴染みのお寿司屋さんがあるというのは少し格好良くはないでしょうか？

そんな皆様のあこがれを現実にするお店が、銀座にある「鮨 太一」です。銀座のいかにもといった象徴の表通りではなく、裏路地に位置するおすすめの人気店です。銀座の昼も夜も満喫できる、「鮨 太一」をおいしく攻略するために、おすすめの寿司メニューや値段などをまとめてみました。

予約が可能な「鮨 太一」ですが、裏路地にあるお店にあるため、銀座にあまり慣れていない方は迷ってしまうかもしれません。行きかたは、地下鉄銀座駅から徒歩5分、もしくは地下鉄東銀座から徒歩12分です。

そしてキーワードは「裏路地」もしくは「路地裏」です。本当に文字通り路地裏に入らないと、そのお店はみつかりません。そのため初めて夜に一人で行くのは、ちょっと肝試しのような感じでドキドキします。女性なら昼間にまず挑戦するのがおすすめです。

お店の住所に近くには、コインパーキングがあります。そのコインパーキングを右手に見ながら路地裏に入っていきます。そうするとひっそりとした中に、シンプルな「鮨 太一」のお店の看板が見えます。白地に黒字なので、昼の場合はよく目をこらさなければいけません。

予約はできるそうですが、人気が急上昇しているせいか予約が取れにくくなっているそうです。また定休日は日曜日だけと、グルメサイトにありますが、第2と第3の月曜日もそれぞれお休みになっているそうです。夜の営業時間も平日の夜は夕方5時半からということなので、開店と同時に行きたいという方はしっかり事前にチェックしたほうがよさそうです。

平日昼間に一人だけで行く場合だと、もしかしたら飛び込みでいけるかもしれませんが、やはりこういったお店はきちんと予約しておいたほうがおすすめです。ぎりぎりではなく、あらかじめ予約しておくと、お店側もいろいろもてなす準備もできるかと思われます。

銀座にあるお寿司屋さんというとまず超一流店で、お値段も結構してしまうというのが一般常識です。しかし「鮨 太一」はそんな皆様の常識を覆すお値段設定のお店です。昔ながらの値段がわからない寿司屋のカウンターで、どぎまぎする必要はなさそうです。

もちろんこのおすすめの値段設定のために夜メニューでも大丈夫ですが、少しでも食事の値段を抑えたいという方は、夜ではなく、昼間の時間帯に行くのがおすすめです。寿司ランチメニューなら、3000円以下のお値段でにぎり8貫と巻物がついてくるそうです。

もし昼でもがっつりつまみも、握りも堪能したいということであれば、予算は夜の分ほどの一人当たり2万円ほどをみておいたほうがよさそうです。しかしながら、銀座界隈でお寿司となると、たいていの予算は一人当たり3万円ということですので、「鮨 太一」でまず評判のコスパの良さというものがよくわかります。

「鮨 太一」に行ったことのある方の感想では、大将が「値段が高くなくても十分おいしい、（値段が）高ければいいというものではない」という印象が残っていたようです。この寿司屋の大将、ちょっとかっこいいと思いませんか？ちなみにお店の名前はこの大将ご自身のお名前、石川太一氏から来ているようです。

さらにこの大将は、きちんと叱るところは叱るようです。「怒る」のではなく「叱る」のです。目の前で食事をしているお客さんの楽しい雰囲気を壊さないように、しっかり弟子に指導するときは指導するという光景はなんとも微笑ましいものです。大将目当てに、人生勉強のつもりで「鮨 太一」を訪れるというのも、江戸っ子流に言えば「粋」かもしれません。

カウンター9席のみの「鮨 太一」は、ランチの昼間だけでなく、夜も営業しております。お酒の入る夜なら緊張もほぐれてきそうですが、「鮨 太一」は鮨のおいしさだけでなく、この大将自身の人柄の良さに通い詰めてみたいと思わせるものがあるようです。

女性、男性、そして個人個人やはり味覚や嗜好は違うと思われます。「鮨 太一」で皆様がそれぞれ楽しめるようにいくつかおすすめのメニュー例をまとめてみました。どれを食べようかいつも悩んでしまう方、とりあえずおすすめのメニューを食べてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。

仕事の後の夜に、自分にお寿司でご褒美をあげるという女性もいるかもしれません。しかし女性におすすめもしたいのが、やはりお得感満載のランチメニューです。普通の食事の量で満足するという女性なら、ランチの巻物が出る前にお腹いっぱいになってしまうそうです。もし食べきれるか心配であれば、まずランチで量を確認するのがおすすめです。

仕事終わりのお寿司で一杯もおいしいものですが、もし平日が休みの方なら、昼間の平日飲みをおすすめします。

季節によりメニューへの仕入れは変わるようですが、カウンターのみなので、お店の大将となかなか濃いやりとりができます。また夜に行く一般的な居酒屋とは違い、同じメニューでも海鮮類のレベルやおいしさのレベルが違います。

まずお店に着くと、大将がどんなふうにしたいのかを尋ねてきます。そこでつまみから始めてもらうことを伝えます。ビールもありますし、おいしい海鮮のつまみを堪能するうちに、日本酒のありがたさを楽しむこともできます。そして自分でつまみの量を多めにするか、握りを多めにするか決めるのです。

ちょっとつまみで空腹は満たされたなということであれば、タイミングをみて大将に握りを始めてほしいということを伝えます。途中でつまみと握りを混ぜてくれるお店もあるようですが、こちらのお店は大将がお客さんにいろいろ食べてほしいものの流れがあるためのようです。

実は「鮨 太一」日本人に人気だけでなく、外国人観光客にも人気のお店なのです。個人レベルのブログでも「鮨 太一」を記事にしたものもみかけます。

お店に食べに行った外国人の方の感想は「感想はやはりネタが新鮮でおいしかった」、「大将が気さくでお店の仲間とも良い雰囲気だ」と、なかなかの評判です。外国人観光客の中には、目の前の海にウニがあるのに、食べれることを知らない国から来る方たちもいます。

もしかしたら東京在住の外国人の方かもしれませんが、昼も夜も両方食事に行ったというツワモノも中にはいらっしゃいます。北米などで作られているお寿司と、日本の寿司は全く別物のように進化を遂げています。しかしやはり一度本物を味わうと、回転寿司やスーパーの寿司では満足できないせいでしょうか。

とある外国人観光客は、夜に訪れたようで、裏路地は真っ暗でお店をみつけるのに苦労したようです。しかしながら無事にお店をみつけ、「おまかせ」で一人あたり2万円でお寿司を堪能したようでした。「おまかせ」が英語で使われるのも時間の問題かもしれません。

グルメ情報が散乱している現代だからこそ、基本は大事なのかもしれません。前述に書いたとおり、お店の大将は正直な好印象な方です。あえて「普通のイカですが」と、一般的なネタを提供されることもあります。しかしそこはプロです。例えばただのイカも、こんなにイカっておいしかったんだと基本に戻ってじっくり素材のうまみを堪能することができます。

凛とした寿司屋の空間は、少し緊張するけれども、背筋がピンと伸びる大人だけの空間でもあります。「鮨 太一」の魅力は、大将やその料理のみならず、おいしい魚をつまみに飲みたい方や、寿司屋なら握りのみ！という方にも答えてくれる寛容さがあるところです。そんなお客のわがままにも答えてくれる「鮨 太一」は都会にあるオアシスのような存在です。

「鮨 太一」シャリに使われるのは、赤酢という普段は聞きなれない酢を使っているそうです。普通の人では赤い酢というのはまず聞きなれない酢です。しかしながら赤酢は鮨のシャリによく使われる、よく熟成された酒かすより作られた色の濃いお酢だそうです。色はどちらかというと、赤よりお味噌の色に近い感じです。

「鮨 太一」では赤酢が濃いめのようで、初めての方は真っ白でなりシャリに驚かれるかもしれません。「鮨 太一」では、ぎりぎりの量のお砂糖を使っているようで、べたつきがないシャリが評判のようです。

この赤酢ですが、歴史は古く、江戸時代の酢にはこの赤酢がお寿司にすでに使われていたそうです。現在はプロのお寿司屋さんが使用しています。

コクがあるためお店によって砂糖を使用しなかったり、塩を控えめにしたりとお店によって違うようです。太一に行かれた方は、たいていこの赤酢が利いたシャリを独特だ、ネタによくあうと表現しています。

最近は通販でもいろいろな赤酢が販売されているので、もし太一で赤酢のシャリが気に入ればご家庭でも赤酢を使って酢めしを作るのも良いかもしれません。少し最初は塩梅が難しいようですが、上手にできるとあまり醤油つけすぎたり、砂糖をいれずに本来のネタのうまみを味わえるお寿司の楽しみ方ができるようです。

ちなみに「鮨 太一」で使用されている赤酢は、私市（さきいち）醸造という千葉県の会社のものを使用しているようです。個人向けにオンラインショッピングもあるので、興味のある方はチェックしてみるのも良いかもしれません。

食通の方であれば、この魚はここがおいしい、この貝はここの産地ではなければ駄目だというこだわりがあるかもしれません。しかしながら、大将が仕入れるネタは実際ご自身の舌で選んだものです。そのため産地のこだわりではなく、その日にうまいのはどれか、といった考えが基本となっているようです。

「ごほうびおひとり鮨」という漫画の一巻に、ずばり「鮨 太一」が出てきます。初めてのカウンター寿司体験前の、イメージトレーニングができます。主人公はなんとアラサーの女性です。長くつきあっていた彼に、結婚目前と思いきや振られてしまうところからこの漫画は始まります。

「鮨 太一」だけでなく、他のお店の様子もイメージトレーニングには向いていますのでおすすめです。読んでみたい方は、ヤングジャンプの公式アプリや、コミック化したものはアマゾンなどをチェックしてみてください。

気さくなお店、コストパフォーマンスの良いお店と、「鮨 太一」を紹介してきましたが、では実際にお店に行くときはどんな服装をしていけば良いのでしょうか？ものすごくかしこまった正装をする必要はありませんが、やはりここは銀座です。それなりの格好は必要なようです。

会社員の方ならスーツでも良いでしょう。もしお休みの日に行くのなら、大人の社交の場に行くのだという気持ちで行かれたほうがいいかもしれません。普通のTでも、キレイめカジュアルのジャケットと羽織れば、十分に対応できるかもしれません。いずれも大人の空間を、マナーを持って楽しむ自分に合う服装が良いかと思われます。

それでは次にこの「鮨 太一」はどんな方におすすめなのか、まとめてみます。銀座にお寿司屋さんはかなりたくさんありますが、あえてどんな方におすすめなのでしょうか？高級グルメ好きや話題グルメが大好きだけではない、少し違うタイプ別にいつくつかピックアップしてみます。

「孤独のグルメ」のように、おひとりさまを味わっている方もいるかもしれませんが、回らないお寿司屋さんはまだまだ敷居の高いものです。「鮨 太一」なら一見さんにもしっかり気を使ってくれる、初心者の館のようなお店です。温かく一人寿司デビューができるかもしれません。

平日休みの方や、有給を取ってわざわざ行くランチは最高です。まだまだ世の中の人たちが働いている時間に、お寿司を贅沢にいただくというのはこの上ない幸せです。仕事が忙しくて旅行にも行けない方でも、一日や半日休みをいただければ、お寿司屋さんで日ごろのストレスを解消できるやもしれません。

都心こそ実は結構隠れ家のようなレストランが多いのかもしれません。銀座という有名な場所なのに、あえて路地裏に行かないと行けない「鮨 太一」は、ゆっくり静かにおいしいものを堪能したいという方におすすめです。

いかがでしたか？寿司屋に行きつけのお店ができたら、もうこんな大人になったんだななんてしみじみ感じてしまうかもしれません。社会人にもなれてきて、行きつけの店を探しているという方に「鮨 太一」はおすすめです。
 

いつものお寿司屋さんの戸をくぐれば、「大将、今日のおすすめは？」なんていうメニューを見ずに注文できるようになるかもしれません。一人ひとり違う、特別なおいしいお寿司時間が過ごす参考になれば幸いです。