喜来登は醤油ラーメン・野菜増しが人気のお店！営業時間や口コミは？

北海道には美味しいグルメがたくさんあります。例えば新鮮な魚介類を使った料理やスープカレーも美味しいです。そして忘れてはいけないのがラーメンです。北海道には全国的にも有名な名店が多く、そのひとつが『喜来登』です。今回はこの『喜来登』のおすすめメニューや営業時間などをご紹介します。

『喜来登』は札幌市中央区にある老舗のラーメン屋さんです。最近はおしゃれなラーメン屋さんも増えていますが、ここ『喜来登』は昭和の面影を残す昔ながらのレトロなお店です。

札幌はご存知の通りラーメン屋さんがたくさんある超がつくほどの激戦区ですが、そんななかでも『喜来登』は高い人気を誇っています。

北海道のなかでも特にラーメンがホットな地域は札幌です。特に札幌駅の周辺には数多くのラーメン店が軒を連ねており、ある意味では栄枯衰退の激しい地域とも言えます。

そんな移り変わりの激しい札幌で安定した人気を誇っているのが今回ご紹介する『喜来登』になります。

ラーメンが大好きな人なら『糸末』という名前のお店を聞いたことがあるのではないでしょうか。

この『糸末』は札幌味噌ラーメンの草分け的な名店中の名店で、実は今回ご紹介している『喜来登』の店主はもともとはそこの支店で修行をしていました。

長年の努力の末に大将にその腕を認められて現在の『喜来登』に独立したという経緯があります。

『喜来登』に入ると店内の至るところに芸能人の方のサインが飾られています。行列のできることもある人気のラーメン屋さんだけに顔が指す可能性が非常に高いです。

しかしそのリスクを受け入れてでも食べたいほど『喜来登』のラーメンは美味しいのです。なかにはあまりのラーメンの美味しさに感銘を受けて何度もリピートする著名人の方までいるほどです。

『喜来登』のラーメンが舌の肥えた札幌の人たちを虜にしているのには理由があります。もちろん味がいいのが最大の理由ではあります。

ただしそれ以外にもいろいろとお客さんを楽しませる工夫が『喜来登』には随所にあります。ここでは『喜来登』の人気の秘密を丁寧に解説します。

『喜来登』でラーメンを注文するとまずびっくりするのがそのビジュアルです。『喜来登』のラーメンはとにかく野菜増し増しです。

ネギやもやしがどんぶりのなかにてんこ盛りになっています。それもちょっと量が多いといったレベルのボリュームではありません。本当に山のようにネギやもやしが積まれています。

『喜来登』に行ってみるとわかりますがラーメンを注文しているのは意外と男性だけでなく女性のお客さんも多いです。

『喜来登』にはカウンター席とテーブル席の両方が用意されていて、大人数でもひとりだけでも入りやすいお店になっています。

また『喜来登』のスタッフの方達の接客がとても丁寧で気持ちがいいのも魅力です。ラーメン屋さんのなかには昔ながらの頑固でとっつきにくい店主がやっているようなお店もあり、そうなると女性はなかなかひとりで入りづらいです。

一方『喜来登』のスタッフのみなさんは本当に腰が低いので最初から最後まで気持ちよくラーメンを楽しめます。

肝心のラーメンの味の方はというと中太の縮れ麺がいいアクセントになっています。どちらかというと硬めに茹でられた中太縮れ麺はかみごたえがあるので食べ応えもあってすぐにおなかいっぱいになります。

また縮れているおかげで麺とスープがよく絡み、豪快にすすると香りが鼻を通り抜けていきます。

いままで行ったことのないラーメン屋さんに足を運ぶ時に少し気になるのがメニューの注文方法でしょう。

ラーメン屋さんのなかには店員さんに直接注文するスタイルのところもあれば券売機スタイルのところもあります。そこでここからは『喜来登』の注文方法を注意点などにも留意しながらご説明します。

結論から言うと札幌の『喜来登』は口頭で食べたいラーメンをスタッフの方に注文するスタイルです。

テーブルの上や壁にラーメンをはじめとしたいろいろなメニューが載っているのでそこから好きなものをまずは選びましょう。ゆっくり考えて食べたいメニューを決めたらそれをスタッフの方に伝えればOKです。

ただし『喜来登』でラーメンを食べる時にはいくつかの注意点があります。あらかじめ行ってきますが別に『喜来登』には堅苦しいルールがあるというわけではありません。

注意点を知らずに『喜来登』へ行くと少し困るくらいのレベルですが、事前に知っていると気持ちよく食事ができるのでチェックしておくことをおすすめします。

『喜来登』でラーメンを食べる時に何よりも注意しないといけないのが注文してから提供されるまでにかかる時間です。

これは口コミにも多数報告されています。一般的なラーメン屋さんと言うと注文してから届くまでに遅くても10分はかかりません。

茹でるのに時間のかかるつけ麺系を注文したとしてもその程度でしょう。しかしながら札幌の『喜来登』は軽くこの時間を超えてきます。

これはお客さんがほとんどいない時間帯でもそうです。逆に言うとランチ時などの混雑している時の『喜来登』でラーメンを食べると場合によっては15分から20分近くかかるケースもあり得ます。

ですから限られた時間のなかでササっとラーメンを食べると行った使い方はおすすめしません。『喜来登』で食事をする時には時間に余裕を持って来店することをおすすめします。

次に注意が必要なのは野菜増しです。『喜来登』のラーメンはメニューにもよりますが野菜増しが可能です。

注文したラーメンの料金にプラス100円をすることでネギなどを増やせるのが野菜増しです。そう聞くと「栄養バランスが気になるから野菜増しにしよう」と考える人がきっとでてきます。

ただ野菜増しで注意しないといけないのが『喜来登』はデフォルトの段階で「野菜増し？」と誤解するくらいに野菜がてんこ盛りである点です。

そのため野菜増しにすると本当にとんでもない量の野菜が盛られて出てきます。もともとの状態でネギが10cmくらいの高さに積まれているのですが野菜増しにするとこれが30cmくらいにまで跳ね上がります。

『喜来登』の野菜増しはある意味でラーメンではなく野菜が主役の一杯となります。そのため野菜増しをする際は本当に食べられるのかをあらかじめ考えた上で注文しましょう。

しかし言葉で野菜増しのすごさを説明するのには限界があります。そこでおすすめなのが口コミです。口コミサイトへ行くと過去に『喜来登』へ行った人の写真がたくさんアップロードされています。

そこには野菜増しを注文したお客さんの口コミも多いです。ですからその野菜増しの口コミの写真をチェックした上で自分には食べられるかどうかを判断するのがいいでしょう。

札幌といえば味噌ラーメンのイメージが強いですが、ここ『喜来登』にはほかにも美味しいメニューがたくさんあります。

もちろん味噌ラーメンの名店である『糸末』で修行を積んだだけあって味噌ラーメンも美味しいですし、実際看板メニューのひとつではあります。ただし醤油ラーメンや塩ラーメンも『喜来登』は美味しいです。

とは言え『喜来登』へ来たらぜひ味噌ラーメンは食べて欲しいところです。近頃は革新的な味噌ラーメンを提供しているラーメン屋さんも多いですが、ここ『喜来登』の味噌ラーメンは本当にオーソドックスな仕上がりです。

まずスープが特徴的です。野菜とお肉をしっかりと炒めたのがわかるくらい旨味が感じられる一方でかなりあっさりとした口当たりに仕上がっています。

札幌の味噌ラーメンはスープが冷めないように脂をたっぷりと加えることが多いのですが、ここ『喜来登』はそれがないのでくどさがまったくありません。

ただ何も知らずに『喜来登』の味噌ラーメンを食べるとひと口目に「あれ？何かスープ薄くない？」と感じるでしょう。

実はそれには理由があって、『喜来登』の味噌ラーメンはどんぶりの底に味噌の塊が沈んでいます。これはスタッフの方が混ぜ忘れたわけでは決してなく、意図的にあえてこうしています。

混ぜ具合を調節することで自分の好きな濃さに味噌ラーメンを調節でき、また食べ進める中でその都度味噌の濃度が変わるので最後まで飽きずに食べられます。

またラーメンというとチャーシューがトッピングされているのが一般的ですが、ここ『喜来登』ではひき肉を使って作ったつみれがトッピングされています。

とても優しい味わいなので『喜来登』の味噌ラーメンは年齢や性別を問わずにおすすめできる一杯です。

『喜来登』は味噌ラーメンだけではなく醤油ラーメンも美味しいのでおすすめです。『喜来登』の醤油ラーメンも例に漏れずにネギが山盛りです。

ただ醤油ラーメンの方が気持ちネギのタワーは小さめです。醤油ラーメンは澄んだあっさりとしたスープが特徴で、味噌ラーメンと同様に醤油ラーメンも縮れ麺です。

先ほどの味噌ラーメンはつみれがトッピングされていましたが、この醤油ラーメンはオーソドックスにチャーシューがトッピングされています。『喜来登』と言うとどうしても味噌を連想してしまいがちですが実は醤油も絶品です。

北海道といえば塩ラーメンも美味しいです。塩ラーメンは北海道のなかでも函館の方が有名ですが、札幌にも美味しいお店がたくさんあります。

もちろん『喜来登』の塩ラーメンも美味しいです。ここ『喜来登』の塩ラーメンは味噌や醤油と比べるとかなりあっさりとした味付けになっています。

味噌も醤油もあっさり目でしたが塩はそれ以上にあっさりです。ただしあっさりとした第一印象とは裏腹に後から旨味がきちんと追いかけてきます。

札幌の『喜来登』は醤油も味噌も塩もどれも美味しいのでどのラーメンにしようか迷ってしまうのが悩みどころです。

そんな時にインターネット上にある口コミを参考にどれにしようか考えてみるのがおすすめの対処法です。

インターネット上にある口コミを見てみるとやはり圧倒的に数が多くて支持されているのが味噌ラーメンです。

ただし意外と醤油ラーメンや塩ラーメンの口コミも多いです。口コミの感想やビジュアルをみるとある程度味を予想できます。

ここからは営業時間などのラーメン以外の『喜来登』の店舗情報をご紹介します。まず『喜来登』の座席数ですがカウンターとテーブルをあわせて24席です。

内訳はカウンター席が8席で残りがテーブル席です。テーブル席も2人がけが1つ、4人がけが2つ、6人がけが1つとなっています。

いろいろなバリエーションの座席が用意されているので基本的にはどんな人数にも対応できるでしょう。ただし個室等はありません。

札幌にある『喜来登』の営業時間は通し営業です。ラーメン屋さんのなかには営業時間をランチとディナーで分けているところもありますが『喜来登』は中休みがありません。

具体的な『喜来登』の営業時間は午前11時40分から午後22時30分までです。ちなみに営業時間内であれば基本的にはラストオーダーはありません。

飲食店の営業時間というと午前11時30分のところが多いですが、ここ『喜来登』の営業時間は午前11時40分と微妙に遅いのでそこは注意してください。

また『喜来登』は毎週木曜日が定休日です。そのため例え営業時間内であっても木曜日に『喜来登』へ行くとラーメンが食べられません。

営業時間の次は札幌の『喜来登』までのアクセス方法をご紹介します。ちなみに『喜来登』の最寄駅は資生館小学校前駅です。

ただしほかにも大通駅やすすきの駅も近いですし、なんなら札幌駅からも『喜来登』は徒歩圏内です。

札幌へ旅行をする時にレンタカーを借りる人もいるでしょう。そうなってくると気になるのが『喜来登』に駐車場があるのかという点です。

しかし残念ながら『喜来登』にはお客様専用の駐車場がありません。そのため『喜来登』へ車でラーメンを食べに行く場合にはコインパーキングを自分で探す必要があります。

『喜来登』は醤油ラーメンも塩ラーメンも美味しいですがやっぱり1番おすすめなのが味噌ラーメンです。ここ『喜来登』の味噌ラーメンはあっさり目の味付けで、さらにネギがてんこ盛りになっているのでヘルシーかつボリュームのあるコストパフォーマンスのいい一杯です。札幌へ行った際には『喜来登』で絶品の味噌ラーメンに舌鼓を打ってみてください。