マジックスパイスは下北沢のスープカレーの名店！おすすめ人気メニュー・店舗は？

サブカルチャーの街、下北沢に、超個性的な激辛スープカレーが食べられるお店があります。それはマジックスパイス東京下北沢店。下北沢は個性の強い街ですが、それに負けず劣らず異彩を放つ店構えと、これまでのカレーとは全く異なるスープカレーがとても人気です。今回は、そんなマジックスパイスについてご紹介します。

マジックスパイスは、超激辛スープカレーが食べられる下北沢の人気店。スープカレーは、札幌のご当地フードですが、今や全国的に広まっています。そんなスープカレーの元祖のお店がなんとここ、マジックスパイスなのです。マジックスパイス特徴を詳しく見ていきましょう。

マジックスパイスは、サブカルチャーの街、下北沢にあります。下北沢駅の南口を出て商店街を抜け、茶沢通りにあるスズナリ劇場の隣の十七番地というお店の脇道を入っていくと住宅街の中に佇む赤い怪しいお店があります。そこがマジックスパイスです。

下北沢の中でも人気のあるお店で、行列ができていることもしばしばあります。6人以上なら予約可能なので、6人以上で来店予定の方は予約するのがおすすめです。

スープカレーといえば札幌にはたくさんのお店があり、札幌のご当地グルメとして思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。現在は、全国的にもスープカレーを食べることができるお店が増えています。そんな「スープカレー」というネーミングを名付けたのが、マジックスパイスです。元祖のお店のスープカレー、ぜひ食べてみたいと思いませんか？

マジックスパイスの本店は下北沢ではありません。札幌に本店があります。マジックスパイスの第一号店は、1993年に札幌でオープンしました。下北沢にある東京店は2003年にオープンしました。

札幌店は2018年で生誕25周年を迎えており、下北沢の店舗も15周年を迎えました。マジックスパイスのスープカレーの歴史は、さまざまな方から支持を得て、どんどん厚みを増していきます。

下北沢のマジックスパイスは外観がとっても怪しい！住宅街の中にありますが、ひと目でマジックスパイスだとわかるその外観。真っ赤な壁に、入口には緑色の大きな足が描かれています。周辺は比較的閑静な住宅街なので、その外観は異彩を放っています。

店内もとにかく個性的で、エキゾチックな雰囲気に圧倒されてしまいそうになります。外壁と同じく店内も赤で統一されており、インドの神様『ガネーシャ』がお出迎えしています。

札幌の食文化でもあるスープカレー。今や全国区となりつつあるグルメですが、マジックスパイスがスープカレーの元祖ということをお伝えしました。では、スープカレーは、一体どのように誕生したのでしょうか。簡単には誕生することのなかったスープカレーの誕生秘話をご紹介します。

マジックスパイスオーナーの下村泰山さんは、北海道の味噌ラーメンのように、新しいグルメのムーブメントを起こしたいと考えていました。しかし北海道でレストランを開業するも、ハンバーグなどの定番メニューばかりが売れ新しいものは受け入れられませんでした。

そこで下村さんは東南アジアを巡り、インドネシアのスープ料理のソトアヤムに出会います。下村さんは父親が医者で、人間が持つ治癒力に着目しており、医食同源をキーワードにしてスパイスを調合し、マジックスパイスのスープカレーが誕生しました。マジックスパイスのスープカレーは広く受け入れられ、新たな食文化を築き上げました。

マジックスパイスのスープカレーは、インドネシア料理のソトアヤムからインスパイアされたカレーです。カレーと言っても、日頃よく食べるインドカレーや洋風のカレーとは全く異なっていると言っていいでしょう。

スープカレーは、医食同源をキーワードにして調合されたさまざまなスパイスと、出汁のうま味やコクを感じることができるスープ料理です。食べると心も体もスッキリして「食べて元気」になるのがマジックスパイスのスープカレーです。カロリーが比較的低いため、スパイスの発汗作用と相まって健康になれそうです。

マジックスパイスのスープカレーは、日常的に食べるカレーよりも低カロリーでヘルシー。マジックスパイスのスープカレーのベースは、様々な種類がありますが、お肉が入っている定番のものですと、チキン、ビーフ、ハンバーグなどがあります。

お肉が入っているものでも、カロリーは420キロカロリー前後、ハンバーグでも521キロカロリーしかありません。野菜系のものや、シーフードを選べばもっとカロリーを抑えることができます。カロリーが気になるけれどカレーを食べたいという方にもおすすめです。

マジックスパイスのスープカレーを初めて食べる時には、一体どうやって食べるのが正解なのか迷ってしまうでしょう。

もっともおすすめの食べ方ですが、まずスープを一口飲んでみましょう。スープの出汁とコクを味わったら、次に具材を食べましょう。マジックスパイスのスープカレーは、具材がほろほろでとても美味しいのが特徴。具材をほぐすとまた出汁が出て風味が変わるので、そこで再度スープを味わうのがおすすめです。

次にスープカレーをライスと一緒に食べます。ライスの上にかけてもよし、ライスをスープに浸してもかまいません。ここまで味わったら、テーブルに置いてあるスパイスをかけてお好みの味に調整するのもおすすめ。

辛さを足したいなら「ホーリートリップブレンド」、まろやかにしたいなら「マジック酢」、風味をもっと豊かにしたいなら30種類ものスパイスが配合されている「ミラクルトリップブレンド」がおすすめです。

マジックスパイスは、すべての店舗で食べることができるスープカレーの他に、各店舗限定メニューがあります。下北沢のマジックスパイスでしか食べることのできない、限定のスープカレーを3つご紹介します。迷ったら限定スープカレーをチョイスしてみるのもおすすめです。

まずひとつ目が、期間限定メニューです。季節に合わせた旬の食材を使ったスープカレーが楽しめます。過去に販売されていたメニューを例に挙げると、夏はシーフードスープカレー、冬はトムヤムリゾットなどがありました。スープカレーだけではなく、トッピングも季節に合わせて期間限定のものがあります。

そして気になるのが「気まぐれ」。きまぐれなので、いつ現れるのかも気まぐれ。気まぐれなので、値段もカロリーもメニュー表のどこにも書いておりません。見つけた方はラッキーなのでぜひ食べてみてはいかがでしょうか。

ベジマッシュは、季節のお野菜ときのこのスープカレーです。下北沢の店舗でしか食べることができません。お野菜がたっぷりと入っており、カロリーが低く、健康に気を使っている方におすすめです。スープの味を邪魔しないので、スープカレーそのものの味を大事に味わいたい方にもおすすめです。

北海道産の豆類とひき肉を使用したスープカレーです。もちろんこちらも下北沢でしか食べることができません。北海道産の美味しいお豆とお野菜がたっぷりと入っています。ひき肉は小さい塊で入っており、お肉をたくさん食べたい方はお肉のトッピングをすると更に満足できます。

マジックスパイスはメニューも豊富。ベースとなるスープはどれも一緒ですが、具材によって風味がまったく異なります。

次に辛さを選択するのですが、一番辛いものは初めての方にはおすすめできないほど辛いと評判です。トッピングもさまざまなものがあり、お気に入りの具材を足すことができます。

まずはじめにベースとなるカレーを選びます。基本はチキン。初めての場合はチキンをおすすめします。そのほかのお肉系のカレーは、ビーフ、ポーク角煮、ビーフ、ハンバーグがあります。野菜系は、ベジビーン、キーマビーン、ベジマッシュですが、下北沢限定です。そのほかにシーフードや、モモというネパールの餃子が入ったものがあります。

マジックスパイスのスープカレーは、辛さが7段階から選べます。もっとも辛くないのが覚醒、もっとも辛いのが虚空です。下から3段階くらいならお子様でも食べることができます。まず辛さで迷ったら真ん中の涅槃を選びましょう。涅槃は普通に辛いです。普通の辛さなら食べられるという方に人気です。

7つの基本の辛さの他に、「アクエリアス」という最上級に辛いものもあります。1日限定5食のみの提供ですので、超激辛が得意な方は挑戦してみてください。

辛さレベルは7段階と申し上げましたが、この辛さレベルを上げると、具材やコク、うまみなどもどんどん増量していきます。激辛でたくさん食べたいという方はどんどんレベルを上げてみてください。カロリーを抑えてある程度辛いものを食べたいという方は、テーブルにあるスパイスで調整するという手もあります。

マジックスパイスの店舗は、下北沢の東京店だけではありません。札幌、大阪、名古屋にも店舗を構えており、どの店舗も人気店です。下北沢や札幌が遠いという方は、そこまで出向かなくても、スープカレーの元祖を食べることができます。それぞれの店舗にも限定メニューがあるので、その点も合わせてご紹介します。

マジックスパイス札幌店は、札幌市白石区にあります。説明してきた通り、スープカレー発祥のお店です。店舗限定メニューは、大人気のカツレツ、北海道野菜がたっぷりと入ったベジタブル、白身魚をフライにしたフィッシュフライの3つです。店舗限定メニューは、北海道らしさのあるメニューになっています。

大阪店は、なにわにあります。大阪にはスープカレーのお店があまりないので貴重なお店で人気があります。大阪店限定メニューは、ベジパラコーン、コンサダベーサ、キーマッシュビーンです。

ベジパラコーンは、ホワイトアスパラと季節のお野菜をふんだんに使ったもの。コンサダベーサは、ラム肉、豆、男爵いもが入っています。キーマッシュビーンは、ひき肉、季節のきのこ、豆が入ったスープカレーです。どれもカロリーが低めでおすすめです。

名古屋店は、大須にあります。店舗限定メニューは、名古屋らしいエビフライのほか、チンギスハーンというラム肉と豆、じゃがいもが入ったもののほか、チャンチャンという北海道のちゃんちゃん焼きのようなものの3つがあります。トッピングも名古屋らしくきしめんや生麩などの地域限定のものがあります。

マジックスパイス東京下北沢店の基本情報を抑えておきましょう。一見アクセスが複雑そうですが、駅からそう遠くないため思っている以上にアクセスしやすいお店です。

下北沢というサブカルの街の雰囲気も楽しみつつ、そんな下北沢に負けないくらい超個性的なお店でスープカレーを味わいましょう。

マジックスパイス東京下北沢店の最寄駅は、小田急小田原線・京王井の頭線「下北沢駅」です。下北沢駅南口からはおよそ徒歩6分で到着します。

下北沢駅の南口を出て、左に向かって歩いていきます。するとスーパーオオゼキがあります。オオゼキの前を右に曲がり、ヴィレッジヴァンガードの前を通り、茶沢通りという比較的大きな通りに出ます。

茶沢通りに出たら左に曲がり、右側にディスクユニオン、左側に世田谷区役所の北沢総合支所を通り過ぎると、右側にスズナリ劇場があります。そのスズナリの隣に十七番地という飲食店があります。その脇にある小さな坂道を上るとすぐそこにマジックスパイス東京下北沢店があります。

マジックスパイスの営業時間はマジックスパイスの言葉で「ガンバ時間」と言います。東京下北沢店のガンバ時間は、11時30分から23時までです。平日は15時から17時まではお休みの時間があるので、その時間に行かないように気をつけましょう。定休日は火曜日と水曜日です。

超人気店なので行列ができることが多々あります。マチック表という順番表に名前を書いて待っていれば入れますが、あまり待ちたくない、並びたくないという方はオープンと同時に入るか、夜20時以降に入店するなど、ピークタイムを避けることをおすすめします。

6人以上のグループ利用なら予約が取れるので、予約を取ってランチ会などもおすすめです。人気店でランチ会なら誘われた方にも喜ばれることでしょう。ランチタイムなどの混雑する時間帯でも待ち時間なしで入店できるので、ちょっと得した気分になれます。予約をするには電話予約が必要なので、電話番号をチェックしておきましょう。

下北沢のマジックスパイスについてご紹介しました。激辛大好きな方には大変おすすめのお店です。激辛好きの方は、ぜひとも5食限定のアクエリアスにチャレンジしてみてください。異次元の辛さに大満足すること間違いありません。もちろんお子様でも食べられるので、辛いのが苦手な方もお誘いの上、スープカレーを食べて元気になりましょう。