箸とレンゲはテレビでも紹介されたおすすめ店！人気メニューや店舗情報は？

阿佐ヶ谷駅からすぐのところにある人気ラーメン店の箸とレンゲ。従来のラーメン店のイメージとはまったく異なるまるでカフェのような店内で食べられるのは、実際に生産者のところまで足を運んで厳選された素材から作り上げられた担々麺などの絶品ラーメンです。この記事では、テレビで紹介されるほどの人気店である箸とレンゲについてご紹介します。

今や超人気店となった箸とレンゲ。実はこの人気店、ラーメン好きなら一度は名前を聞いたことがある「麺庄グループ」の日本国内では8店舗目となる店舗です。自らをラーメンクリエイターと名乗る代表の庄野智治さんのこだわりが詰まったのが阿佐ヶ谷にある箸とレンゲというわけです。

超有名グループの店舗とあって、オープンする前からラーメン好きの中では話題になっていた箸とレンゲ。知名度が一気に広まったのはテレビの影響も非常に大きいです。多くのテレビ番組で紹介をされていますが、その中でもTBSテレビで毎週土曜日に放送されている「王様のブランチ」で紹介されてから人気が急上昇!

このテレビ番組が放送されたのは、オープンから少し経ったころの2018年5月19日。テレビ放送の直後から、テレビを見て訪れるお客さんが非常に増えたのだとか。現在でも、テレビで取り上げられることも多いうえに、ラーメンマニアのブログにも数多く登場する人気店です。

箸とレンゲが入っているのは2017年7月にJR阿佐ヶ谷駅の高架下にオープンした「ビーンズ阿佐ヶ谷」です。阿佐ヶ谷駅からすぐという便利な立地なうえ、ショップやカフェなど人気のお店が揃います。また2019年の秋には拡大を予定しているなど、箸とレンゲ以外のショップも勢いに乗っている「ビーンズ阿佐ヶ谷」なのです。

一般的にラーメン屋と聞いてどんな店舗が思い浮かべられますか?赤を中心としたインテリアで、ちょっと油でべとべとしたテーブルというのがよくある昔ながらのラーメン屋のイメージではないでしょうか。グループで行くのは問題なくても、女性一人だとちょっと入りにくいこともあるかもしれません。

そんなラーメン屋のイメージを180度がらりと変えるようなおしゃれな店内に仕上げてあるのが箸とレンゲです。

阿佐ヶ谷駅で下車をし、箸とレンゲを探して歩いていても初めはすぐに店舗が見つからないかもしれません。それほど箸とレンゲは一見ラーメン屋とは思えないほどのおしゃれな空間に仕上げられています。

広く大きくとられた入口は一面ガラスになっており、店内がよく見えるので初めてでも安心して入ることができますし、緑を多用したすっきりした店内は女性が一人でも居心地よく過ごすことができます。

店内には25席があり、一人でゆっくりとラーメンが楽しめるカウンター席や仲間同士でわいわい楽しめるテーブル席があります。また、5人が座れるテーブルもあります。決して広い店内ではありませんが、色味を抑えた無駄のないインテリアですので広々として見えるのが印象的。

そしてBGMにはなんとジャズが掛かっています。また、店員さんの制服も非常におしゃれでまるでカフェのバリスタの人がしているような服が制服になっています。

開放的でおしゃれなインテリア、ジャズのBGM、ファッショナブルなカフェ風の制服、これを店舗の外から見た時はおしゃれなパン屋ができたのかと思ったという口コミも見られました。

箸とレンゲがこだわっているのはおしゃれな店舗デザインだけではありません。もちろんラーメンの味にもこだわりがあるのですが、そのレベルは素材の選定から始まります。

箸とレンゲの公式ウェブサイトを見ていると、メニュー紹介とともにどこの農園で採れた作物なのかを紹介している文があります。ここからも分かるように、箸とレンゲでは実際に日本全国を飛び回り、生産者の方から直接話を聞いて、食材を厳選しているのです。

なるべく農薬を使わない方法で美味しい食材を作っている農園、大量生産はできないけれど、昔ながらの方法で丁寧に食材を育てている農園などから直接素材を仕入れているのでラーメンにもそれぞれの素材の美味しさが凝縮されているというわけです。

また、麺に使われる小麦にもこだわりがあります。箸とレンゲの店内に設置された石うすで挽かれたフレッシュな国産小麦を使用しているのがポイント。香りの高さが違います!

国内だけでなく海外進出も積極的に行っている大人気「麺庄グループ」の箸とレンゲ。阿佐ヶ谷店では数多くの人気メニューが出ていますが、その中から特におすすめのメニューを5つご紹介しましょう。女性でも気軽に入れるインテリアが表すように、ちょっとおしゃれなラーメンも揃います。

まずはじめにご紹介する箸とレンゲのおすすめメニューは「四万十生姜醤油らぁめん」です。こちらはラーメンには珍しく生姜を効かせたスープが特徴的です。鶏と生姜ベースのスープに組み合わせたのはたまり醬油。生姜の風味と甘めのたまり醬油のバランスが絶妙です。値段はSが600円、Mが800円です。

続いてご紹介する箸とレンゲのおすすめメニューは「紀州梅塩らぁめん」です。見た目にも涼やかなこちらのメニュー。和歌山県紀州で無農薬、自然栽培で育てられた南高梅をたっぷりと使用しています。そしてポイントは梅と一緒にトッピングされている薄挽き昆布。薫り高い一品です。値段はSが600円、Mが800円となっています。

続いてご紹介する箸とレンゲのおすすめメニューは「ぶどう山椒の麻婆麺」です。こちらは箸とレンゲのオープン時からの看板メニューと言われている超人気メニューで、オープン初日には早々と売り切れてしまったとか。

一般的なラーメン屋でも麻婆麺を提供しているところは珍しくありませんが、箸とレンゲの麻婆麺はそれとは全く異なるものです。ポイントは使用されている山椒。一般的な麻婆豆腐や麻婆麺に使用されているのは、辛味が特徴的な中国山椒ですが、箸とレンゲではぶどう山椒を使用しています。

和歌山県紀州の山間部にある「カンジャ山椒園」で生産されているぶどう山椒は、辛いだけではなくすっきりとした清涼感があるのが特徴的です。そしてスープには鶏とケール!絹ごし豆腐をつぶしてスープに溶かし込んであるのも新しい麻婆麺の形です。値段はSが700円、Mが900円となっています。

続いてご紹介する箸とレンゲのおすすめメニューは「土佐柚子塩らぁめん」です。すっきりした味わいが特に女性に人気のこちらのメニュー。弱火でじっくりと丁寧に煮出した鶏の清湯スープはその透明感が素晴らしく、やさしい味わいが特徴的です。高知県安芸郡で収穫された土佐柚子を使用しています。値段はSが600円、Mが800円です。

最後にご紹介する箸とレンゲのおすすめメニューは「湘南トマトらぁめん」です。見た目が赤っぽいので辛そうなメニューですが、この赤身は完熟トマトから来ています。

神奈川県藤沢市にある農薬に頼らないでトマトを生産している農園から仕入れた完熟トマトを贅沢に使用した一品で、スープは鶏白湯です。チーズをトッピングするのがおすすめ。値段はSが700円、Mが900円です。

箸とレンゲの人気メニューをご紹介してきましたが、実は箸とレンゲにはオープン当初にはメニューになかったものがあります。それが最近ぐんぐん人気を高めている「担々麺」です。箸とレンゲの麻婆麺が他のお店とは一線を画した味であるように、箸とレンゲの「担々麺」も独自の工夫がたくさん詰まっています。

人気メニューの項目で「ぶどう山椒の麻婆麺」についてご紹介した時にぶどう山椒についても触れましたが、この「担々麺」にも人気の香り高いぶどう山椒がたっぷりと使用されています。「担々麺」ですから程よく辛いのですが、その辛味に負けない香りが好評です。

そしてしっかりとした味のスープに組み合わせられているのはやや細目のストレート麺です。色が特徴的で、少し灰色をしています。

また「担々麺」は一般的には辛いラーメンの部類に入りますので、辛いのが苦手な方は敬遠しがちなメニューの一つですが、箸とレンゲの「担々麺」は、ナッツなどが使用してあるので、辛さの中に甘みが広がるのがポイント。

「担々麺」の見た目はラー油がたっぷりと浮いているので辛そうですが、実はそこまで辛くないのが箸とレンゲの「担々麺」です。値段は「担々麺」が980円、「汁なし担々麺」は950円です。

最近はグルテンフリーダイエットなどが注目を集めており、ラーメンは食べたいけれどダイエットの点から考えると我慢しなければならないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

実は箸とレンゲの「担々麺」は、麺の代わりに豆腐を入れてもらうことも可能です。これで「担々麺」の美味しいスープを味わいながらも麺を食べずに豆腐でヘルシーに楽しむことができます。また、麺半分というリクエストもできますし、麺の代わりに茹で野菜にしてもらうことも可能です。

ここまでは箸とレンゲのおしゃれな店舗や人気メニューなどについてご紹介をしてきましたが、最後に箸とレンゲの店舗情報をご紹介しましょう。阿佐ヶ谷駅からすぐという非常にアクセスの便利な立地にあり、営業時間も比較的長い箸とレンゲ。箸とレンゲのラーメンが食べたくなった時にすぐに行けるのも人気の秘密の一つです。

まずは箸とレンゲの店舗へのアクセス情報です。といっても、アクセス情報はいらないぐらい大変便利な立地にある箸とレンゲ。JR中央線、総武線が乗り入れている「阿佐ヶ谷駅」を出るとすぐ目の前にある「ビーンズ阿佐ヶ谷」の中に入っています。「阿佐ヶ谷駅」からは徒歩1分もかからないというアクセス抜群の店舗です。

そして箸とレンゲの営業時間は午前11時から午後11時までとなっています。人気メニューは売り切れてしまうこともあるので、どうしても食べたいメニューがある時には事前に電話をして確かめておくのもおすすめです。箸とレンゲの阿佐ヶ谷店は定休日はなく、年中無休での営業です。

箸とレンゲの店舗情報の最後は電話番号です。箸とレンゲの阿佐ヶ谷店の電話番号は03-5929-7989となっています。お店には店舗紹介の項目でも触れましたが、ラーメン屋には珍しく5人が座れる席がありますが、残念ながら予約は受け付けてもらえません。

テレビでも紹介された人気店ですので、大人数で行く時などは時間に少し余裕をみて出かけるのがおすすめです。また、続々と新メニューが登場するのが特徴の箸とレンゲ。お気に入りのメニューや気になるメニューがまだ継続されているかどうか、店舗に行く前に確かめてみるのもおすすめです。

「麺庄グループ」を作ったのは代表取締役社長であり、ラーメンクリエイターでもある庄野智治さんです。2005年に庄野さんは市ヶ谷で「麺や庄の」というラーメン店を始めます。

日々美味しいラーメンを求めて研究をする日々でしたが、大きな転機が訪れたのは2011年3月11日の大震災でした。石巻でラーメンの炊き出しボランティアを行った庄野さんは、ラーメンのもつ力を再発見し、その魅力を広めるために店舗の拡大を決意します。

その後は飛ぶ鳥を落とす勢いで各地に出店を続けている庄野さん。組織名を「麺庄グループ」とし、各店舗まったく異なるイメージを打ち出しながらも、素材へのこだわりは一貫しているという姿は多くのラーメンファンから熱い支持を受けています。

2019年4月現在では、第一号店である市ヶ谷の「麺や庄の」、今回ご紹介した阿佐ヶ谷の「箸とレンゲ」の他に新宿三丁目の「二丁目つけめんGACHI」、新宿御苑の「麺や庄のgotsubo」、曙橋の「油そば専門店GACHI」、後楽園の「自家製麺MENSHO TOKYO」、そして川崎の「麺や庄のラゾーナ川崎店」があります。

そして海外にも進出をしており、サンフラシスコの「MENSHO TOKYO」はなんと2017年と2018年の2年連続でミシュランガイドサンフランシスコで紹介されるという快挙を達成!2018年11月21日にはタイのバンコクにも「MENSHO TOKYO」がオープンをしました。

おしゃれなパン屋と見間違えるぐらいのスタイリッシュな店内で食べる絶品ラーメンの数々。美味しいだけでなく、こだわりを持って選び抜かれた素材を使用していますので安心して食べることができます。日本国内だけでなく海外にも勢いを伸ばしている「麺庄グループ」の箸とレンゲ。ぜひ食べに行ってみてください。