宮古島へ移住したいなら基礎知識を固めよう
宮古島と聞くとどこまでも透き通る青い海に、白い砂浜など南国らしいマリンアクティビティの島を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。宮古島には観光客も多く、特にここ数年は激増しており年間百万人に届く勢いです。
日本国内からの観光客のみならず海外からもその海の美しさを求めて宮古島を訪れる人が後を絶ちません。そんな魅力的な宮古島ですがいざ移住してみたいと思ったとき、仕事や教育、物件探しや引っ越しにかかる費用はどれくらいかかるのでしょうか。
また仕事支援や教育支援など、宮古島での移住を足固めするまでの間、生活が安定するような支援制度は充実しているのでしょうか。ここでは気になる宮古島への移住情報をまとめました。宮古島への移住を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
宮古島ってどんな島なの?
まずは宮古島がどんな島なのか、簡単にかいつまんで確認しておきましょう。観光目的で最初宮古島を訪れた後、徐々にハマってリピーターになりしまいには宮古島に移住してみたいと考える人も多いようです。
最初は観光で訪れた島に移住を考えるほど夢中になれることは素敵なことです。しかし一方で観光として訪れる宮古島と移住した後に生活の基盤として見る宮古島には大きな違いがあるのも事実です。宮古島はどのようなのでしょうか。
(1)沖縄県で3番目に大きな島
まず宮古島の大きさについて確認しておきましょう。宮古島は沖縄県に所属する数多くの離島の中でも3番目に大きな島だと言われています。沖縄県には大小合わせて140以上もの島があるため、その中でも3番目というのは十分に大きなことがわかります。
西表島、石垣島に続き3番目に大きなのが宮古島です。面積は159平方キロメートルということなので、東京ドーム3398個ぶんの大きさとなります。離島と聞くとかなり小さいイメージがありますが、実際は小さな島というイメージよりもかなり大きいです。
(2)生産年齢人口が少ないので働ける人を求めている傾向にある島
また宮古島は生産年齢と呼ばれる人口が少ない島でもあります。生産年齢というのは15歳から65歳までの働ける人を指しています。生産年齢自体はかなり広めに取られているため、どこの都道府県でも生産年齢人口が一番多数を占めています。
宮古島の生産年齢人口は全体の60%となっています。過半数ということで多いようにも感じられるかもしれませんが、実際は低く労働者が足りないという現実があります。移住にも大きく変わる仕事の面でこれがどう関わってくるかは後にまとめます。
宮古島へのアクセス方法
続いては宮古島へのアクセス方法です。宮古島への移住を考えるのであれば、移住の前にできるだけ多く且つ自分の足で現地を視察してみたいと思うのが自然でしょう。1度の観光では気付かなかったことも2度3度と足を運ぶうち分かるかもしれません。
宮古島へのアクセス方法はシンプルに飛行機となっています。以前は船で渡る方法もありましたが2019年現在では運行されていません。移動方法は飛行機のみとなるため、事前にフライトのための準備も必要です。
(1)宮古島への直行便を利用
宮古島へのアクセス、一つ目は直行便を使って宮古島へ飛ぶことです。経由せずに直接向かうことができるため直行便の方が好まれますが、残念なことに羽田空港と関西国際空港からしか直行便は現在運行していません。
ですが6月から10月までの人気の時期は名古屋の中部国際空港からも直行便が出ます。もちろんこの時期は費用も高くなるため、移住の下見をしてみたいと思っている人は6月から10月までの時期は避けた方が安く済むことは確実です。
(2)那覇空港を経由して宮古島へアクセス
宮古島へのも一つのアクセスは経由便を使うことです。那覇を経由地として、一度乗り換えた後那覇から宮古島へ向かうコースを取ります。経由便のメリットは何といっても直通便より安く済むことでしょう。
また、成田空港など直通便が通っていない場所からも宮古島に行くことができます。那覇空港から宮古島まではANAかJALの国内線を利用することとなります。直通便と比べて経由便の方が乗り継ぎの分手間はどうしても掛かってしまいます。
経由便であることに加え、那覇まではLCCが運行しているためLCCを利用することで費用はさらに抑えられるでしょう。もちろんLCCであっても、夏のハイシーズンは値段が跳ね上がるのは一緒です。宮古島が観光地として以下に人気であるかが分かります。
宮古島への移住情報「メリットとデメリット」
ここからは宮古島への移住のメリットデメリットについてまとめます。宮古島のような国への移住と聞くと、心もウキウキしますし誰か友達が移住すると聞いた時は「羨ましいな」と思う人も多いでしょう。
実際の移住はもちろん良いことだけではなく、本州に住んでいた時よりも生活の質が落ちてしまうこともよくあります。「海をめいっぱい楽しもうと思って宮古島に移住したのに、仕事が忙しくてなかなか海に行けない」という人もいます。
宮古島へ移住するメリット
しかしそれでも宮古島へ移住するメリットは山のようにあります。具体的には自然に囲まれた環境で生活できること、中心地はコンパクトにまとまっているため車があれば生活の利便性が高いことなど本州の都心部とはまるっきり異なる環境が待っています。
暖かい気候も見逃せません。本州と違い寒暖差の少ない気候は鬱や頭痛、不安障害などにも効果があるとされ、気温以外の要素が同じ環境でもストレスを感じにくいと言われています。歳をとっている人にとっては急激な気温の変化は体に毒です。
子供を自然にあふれた理想の環境で育てることができると共に、老後の移住先としても適した様子が多くあるのが宮古島と言えるでしょう。宮古島に移住した人の中には「何もない」ことでリラックスした、沖縄独特のゆったり感を満喫できるという人もいます。
宮古島へ移住するデメリット
宮古島に移住することにはもちろんデメリットも伴います。台風の被害が毎年厳しいことや、交通の便が車しかないため生活の車が必要なことが真っ先に挙げられます。また、生活必需品の車に必要なガソリンが沖縄本島よりさらに高いことも問題です。
離島ということもあり、物価は意外にも高いです。宮古島まで運ぶために費用がかかるため、多くのものが本州と同じかそれよりもさらに高い値段に設定されています。通販サイトを利用する人は配送に追加料金がかかってしまうのもネックと言えるでしょう。
宮古島に移住した時のデメリットの多くは金銭面に関わるものでした。詳しくは後述しますが仕事も賃金が安いことが物価の高さをより強調しています。「自然以外は何もない」ことをメリットではなく、デメリットとしてあげる人もいました。
宮古島への移住情報「子供の教育はどうか?」
続いて宮古島の移住の中でも気になる、教育関係についてです。子供にとっては教育は必要不可欠なものであり、より良い将来を望む親にとってはとても大事なテーマです。宮古島に移住した場合、教育環境は十分に整えられているのでしょうか。
結論から言うと子供に最高の教育を受けさせたいと思う人にとっては、宮古島の教育の現状はなかなか厳しいものとなっています。宮古島では学歴が必要とされる職業の数が本州の都心部に比べて少ないことにも起因します。
学力テストの点数は全国平均より低い
宮古島の学力テストの点数は全国平均よりも低いです。これは宮古島だけでなく沖縄全土で言える問題です。沖縄は47都道府県のうちワースト1を取ることが多く、教育に熱心な人にとっては移住後の教育は頭が痛い問題となるかもしれません。
ただ現在ではパソコンを利用して都内の学生が受けているのと全く同じ授業を受けることもできる時代です。そのため「塾が少ないから」「よい教育が受けられないから」という理由ですべての学生の教育事情が悪いわけではありません。
学力を重視していない親が多い
宮古島の教育事情に関して一番大きなのは「学力を重視する親が少ない」という点です。宮古島では観光が重要産業として根付いており、大学や大学院などを卒業して就く研究職のような仕事はごくごくわずかです。
良い教育や学歴が就職に必ずしも必要ではないことが、子供を持つ人たちにそう考えさせる原因となっています。学歴よりも実際に実地で役立つスキルの方が、観光業を仕事としている人たちの間では大切なのは間違いありません。
こういった考え方は「子供には良い大学に行かせて良い仕事に就かせてあげたい」と考えている人や、すでに学歴を活かして高収入を得ている人にとっては宮古島への移住後の生活が苦しくなる原因にもなるでしょう。
宮古島への移住情報「物件の状況は?」
続いては宮古島の移住後の物件についてです。移住後にも必ず必要なのは住む物件です。しかし家賃や広さ、古さなど移住後の物件の状況は移住そのものを判断する重要な分岐点にもなりえます。
宮古島の物件については人気の移住先ということもありこちらも競争率が高いといわれています。宮古島のみに限りませんが、移住先の物件は移住する前から何回も現地に足繁く通って細かい状況まで含めて判断する必要があります。
宮古島の市街地に住むメリット
宮古島に移住後、市街地に住むメリットは本州とあまり変わりません。すなわち良いアクセスとそこまで深くない人付き合いにあります。市街地に住めばスーパーやコンビニ、郵便局や市役所など全てが近くにあります。
市街地にあるアパートに住めば人付き合いもそこまで深いものとはなりません。ご近所づきあいが苦手な人や地域のコミュニティに参加するのは少し気が引けるという人にとっては移住後に市街地に住むメリットは多くあります。
宮古島の田舎に住むメリット
市街地に引き換え、田舎に住むメリットは全く真逆のものとなります。沖縄の中でも田舎は特にゆっくり時間が流れていると言われ、スローライフを移住に求めている人にとっては田舎は最高の場所となるでしょう。物件の値段も市街地に比べて安いです。
田舎になればなるほど移住後のご近所付き合いは多くなります。引っ越した直後は少し警戒されるかもしれませんが、うまく地域のコミュニティに溶け込むことができれば助け合いの精神でより豊かな生活が送れると考えている人もいます。
賃貸の空き物件が少ない状況が続いている
冒頭にも少し述べた通りここ数年で宮古島への観光客は急激に増加しました。そしてそれに伴い宮古島への移住を考える人も昔に比べて増えました。その結果現在は宮古島の空き物件を見つけるのが極めて難しいと言われています。
住む物件はもちろん引っ越す前に全て契約を終わらせておきたいものです。ですがそうもいかず宮古島に着いてから民宿やゲストハウスを渡り歩き、物件を探している人もいます。
宮古島への移住を考えている人は多いため、相次ぐアパートやマンションの建設ラッシュでも追いついていないのが現状です。競争率が高いということはそのぶん家賃も跳ね上がってしまいます。宮古島では家賃の安さは期待できないでしょう。
宮古島への移住情報「仕事探しは?」
宮古島への移住は確かに住む物件やかかる費用なども気になるところですが、同時に仕事を見付けられるかというのも大きな問題です。「離島での仕事はなかなか見付けられない」というイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
宮古島は生産年齢人口がおよそ6割ということで、働き手を求めている島であると述べました。もしも移住後に現地で仕事を見付けることができたら生活はぐっと軌道に乗りやすくなるでしょう。
宮古島には豊富な仕事があるが給料は安め
それと同時に宮古島は給料が安いことでも知られています。「仕事には何とか就けたけど、給料が安くて生活がきつい」というのはよくある話です。移住後にこういった事実に気付くのは少しもったいないです。
平均では沖縄は東京の収入の3分の2程度の収入となっています。宮古島へ移住した場合、沖縄本島よりも更に収入は低いと言われています。物価や家賃はそれほど安くなるわけではないため、事前の貯金が必要になることは間違いありません。
具体的な仕事
宮古島で移住者が就くことのできる仕事には具体的に次のようなものがあげられます。宮古島は観光を主要産業としているため、オンシーズンは特に観光産業が活気づくのも特徴です。
逆に観光客を相手にした仕事はオフシーズンはそれだけの収入では生活していけないということもよくあります。事前に給料と家賃、物価などを確認しバランスが取れているか確認することが大切です。
(1)観光客を相手にするホテルやレンタカーや観光施設での仕事
観光客を相手にしたホテル業務やレンタカーなどは一定数の需要があります。マリンアクティビティが盛んなため、ダイビングインストラクターなど資格や免許が必要とされる仕事は資格保持者にとって見付けやすいものとなるでしょう。
外国人観光客も多いため、英語や中国語など言語に長けている人もホテルでは必要としています。外国人への受け入れ態勢がまだ宮古島は万全ではないため、こういった観光客向けの仕事には向いています。
(2)カフェ
同じく観光客向けの仕事としてはカフェがあります。宮古島ではマリンアクティビティを楽しんだ後に海を見ながらカフェを満喫するのが人気です。宮古島の美しい海を眺めながらロマンティックな雰囲気のカフェで一息つけたら最高です。
そんなカフェへの就職もおすすめの仕事のひとつです。実際にカフェで働いていた人や飲食店オーナーの経験がある人などはハードルも低いでしょう。自分で新規にお店を立ち上げたいと思う人は費用もかかってきます。
(3)農業
宮古島では農業も盛んです。沖縄の農業といえばサトウキビが有名ですが、それはここ宮古島でも同じです。唐辛子なども栽培されており地産地消できる農業の発展は宮古島でも望まれていることです。
若い人の多くは農業に従事したがらないという現状があるため移住後の職業に農業を考えている人は宮古島への移住もおすすめです。炎天下での作業となりますが他の仕事と異なり第1次産業なのも特徴です。
(4)介護
生産年齢人口の少ない宮古島ではそのぶん子供やお年寄りが多いです。日本の他の県にたがわず宮古島でもお年寄りの人口が増えています。介護が必要なのは宮古島でも同じです。
介護職の需要もあるのですが激務なことと本州で働く以上に給料が低いことからこちらもなり手が少ないと言われています。介護経験がある人は宮古島でも移住後に仕事は見つけやすいでしょう。
(5)フリーランス
フリーランスで何かしらの収入を得ている人も宮古島への移住希望者の中には多いです。これらの多くは「パソコンがあれば収入を稼げる」というように場所にこだわらない仕事を持っている人たちです。
沖縄以外の場所に投資をしていたり株に手を出していたりと、宮古島での雇用にこだわらないのも一つの解決方法です。どこにいても稼げるから好きな宮古島に住みたいと考えて移住を決意する人もいます。
宮古島への移住情報「どういった支援があるの?」
続いては宮古島に移住した場合の支援金についてです。移住した後にどのような支援を受けられるのかは、移住を決断するうえでも大切です。移住にはただでさえ費用がかかるものです。
もし貰える支援金があるのであれば多い方がありがたいのはもちろんです。大きく分けると宮古島への移住に会ってもらえる可能性がある支援金は以下の五つになります。
出産・育児
出産や育児に関しての支援金についてです。三人目以降の出産かつ、出産の6ヶ月以上前に宮古島に住所を持っている人に対して5万円が与えられます。その他には子供インフルエンザの予防接種も助成金で受けることができます。
3人目以降の出産に限られるため子供の出産を機に宮古島に移住しようと考える人は支援金を受け取れない点に注意です。元から宮古島に住んで長く、現地の生活に馴染んだ人向けの制度といえます。
乳幼児医療
宮古島での乳幼児医療の支援についてです。通院の場合2歳までは自己負担なしとされており、3歳から小学校就学前までは月1000円の自己負担となっています。
乳幼児に対する医療費の支援が整っているため、宮古島は子供にとって良い生活ができる理想の環境と考えて移住を決断する親もいます。子供の将来も移住のキーポイントになりえます。
幼稚園・保育園
宮古島では公立保育園への入園料と保育料が減免される支援も用意されています。これらは私立保育園には適用されません。公立保育園は宮古島内に10箇所あります。
具体的にいくら減免されるのかは記載されていませんが、乳幼児医療費の支援と合わせて、子供を持つ家庭に宮古島への移住をより深く考えさせる一因になるのではないでしょうか。
小学校・中学校
宮古島では小学校と中学校は完全給食となっています。宮古島に移住した後に、両親が共働きとなる家庭にとっては完全給食なのはありがたいポイントとなりそうです。
公立中学校の学校選択制は実施されておらず、公立中学校に進学する場合学校を選ぶことはできません。これは宮古島に限ったことではないので特別珍しいことでもないでしょう。
新規事業者向けの支援
宮古島では新規に働く人への支援制度もあります。就職困難者や高齢者をターゲットとした特定求職者雇用開発助成金や、田舎などの就職が厳しい場所に就職した場合に支給される地域雇用開発助成金、段階的な受け入れ態勢を可能にするトライアル雇用助成金などです。
宮古島特有の大きな支援金があるというわけではありませんが、離島だからという理由で何も支援が受けられないというわけではありません。仕事を探す際は支援制度も参考にしてみることをおすすめします。
宮古島に移住するにはまとまったお金の準備を
宮古島は訪れる人を魅了し続ける素敵な観光地ですが、同時にある程度まとまった資金を用意できる人でないと移住後の生活は厳しいものになると言われています。
元から持ち家があった人ならともかく、家賃の高さと賃金の低さからせっかくの宮古島への移住が、生活費に困窮する辛いものに変わってしまう人も少なからずいます。特に都市圏から移ってきた人の中には、同じ仕事につけても給料は半分という人もいます。
宮古島内で就職口が見つかるかどうかは学歴よりもお互いの繋がり、いわゆるコネによるものが大きいです。そのため移住後の生活費に困らないよう、ある程度お金にゆとりを持って移住するか、住む場所に縛られない仕事をもう一つ見つけることが推奨されています。
宮古島への移住情報「引越費用が心配」
宮古島は沖縄の中でも離島のため、引っ越しの際に全てを持って行こうとするととても費用が高くついてしまいます。移住経験者の中には費用を少しでも抑えるため出来るだけ物は引っ越し前に捨てていくという人が多く見られました。
家電製品などは引っ越し前の時点ですでに使い込んでいるものもあるでしょう。こういったものは持って行くよりも一旦処分して後で購入した方が費用対効果は高いです。
できるだけ安く引越をする秘訣とは?
宮古島に移住する場合、引っ越しの際は持っていくものを大型家電と自動車のみに絞るのがおすすめです。大型家電は運ぶのにも費用がかかりますが、今持っているものを一度捨てて再度宮古島で購入するよりも安くつきます。
車も船によって輸送することができるため、手放さずに済むでしょう。東京からだとおよそ7万円から8万円ほどで宮古島まで輸送することができます。引っ越しにかかるすべての費用を含めると20万円から30万円ほどになると言われています。
宮古島への移住するならじっくりと考えよう!
宮古島への移住について仕事や教育制度、受けられる支援や物件状況、費用などをまとめて紹介しました。宮古島は観光として訪れるには最高に魅力的な島ですが、いざ実際に住んでみると思わぬところで苦労したという声も聞かれます。
特に賃金の安さと物価の高さ、住める物件の少なさは注意するべきところでしょう。移住後に後悔しないスッキリとした決断をするためにも、かかる費用と自分の収入や貯金を見合わせて納得の出来る移住を実現させましょう。
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