「宮古島まもる君」を徹底調査！交通安全の人気キャラクターには兄弟も？

宮古島まもる君は、沖縄県・宮古列島の交通安全のために配置されている警察官型人形の総称です。24時間365日不眠不休で宮古列島の交通安全の任務に励んでいる人気の宮古島まもる君を徹底調査しました。宮古島まもる君の家族や兄弟、配置場所、お土産情報をご紹介させて頂きます。

電車が走っていない宮古島の交通手段は、車/レンタカー・タクシー・バスなどになります。宮古島は人気の観光地であり、年々観光客が増えるにつれ、交通事故の回数も増えていきました。宮古島地区交通安全協会は「管轄内での交通事故を減らし、無くしたい」という思いから、交通標語より目立つ警察官型人形を設置することにしました。

キャラクターネームである宮古島まもる君は、実は5つ子で誕生しました。385(ミヤコ)の語呂から、誕生日は1991年(平成3年)8月5日との事です。宮古島まもる君は、1996年の5歳の頃より、交通安全の意識を教育するために宮古島で5人全員が立番勤務に就くことになりました。

その後、1998年に兄弟が10人増え、2009年には更に4人増え、2011年には末っ子の妹「宮古島まる子ちゃん」が、勤務を開始しています。現在、宮古列島では19人の宮古島まもる君と1人の宮古島まる子ちゃんが、照りつける太陽や台風の強風や雨にも負けないように、不眠不休で365日任務を遂行しています。

宮古島まもる君はグラスファイバー製で身長は180cm、体重は5kg、足には50kgの重りを付けて、台風の強風に耐えています。宮古島まもる君の製造や修復は手作業で行われるために、兄弟の顔は微妙に違います。設置当初の宮古島まもる君の顔より、新しい世代の方がイケメンになりつつあり、全員が警察官の制服を着用しています。

兄弟が多い宮古島まもる君の両親はどんな人なのか?という疑問が浮かびます。宮古島タウンガイドによると、父親は「宮古島警察署」で、母親は「宮古島地区交通安全協会」との事です。宮古島まもる君の兄弟には、母親である宮古島地区交通安全協会の職員の方々が命名した名前が付けられています。

宮古島まもる君は18人の兄弟と1人の妹がいます。合計20人で宮古列島の安全を守っています。兄弟の中でもイケメンとして人気なのが、「たかや君」「いたる君」「つよし君」です。個性的な顔の兄弟もいるので、自分の好みの宮古島まもる君を見つけて、記念撮影をするのもおすすめです。

宮古島まもる君の兄弟の中で、唯一の女の子が宮古島まる子ちゃんです。宮古島まる子ちゃんは、沖縄県の警察学校の交通機動隊特別養成課長期課程に2010年に入校し、2011年8月より宮古島警察署に配属されました。女性警察官であるので、白バイ隊がマラソンの先導やパレードなどに着用する赤い制服を着ています。

宮古島まる子ちゃんの名前の由来は、交通事故ゼロを目指して「まる子」になったそうです。身長は他の兄弟と同じ180cm、体重は秘密だそうです。宮古島まもる君とまる子ちゃんには、宮古市から特別住民票が交付されており、宮古島警察署の入口前で監視任務に励んでいますが、イベントがあると出張します。

宮古島まもる君は、宮古島に16人、伊良部島に2人、多良間島に1人が設置されており、24時間365日宮古島の交通安全の任務に励んでいます。「宮古島まもる君パーフェクトガイド」や宮古島のガイドブックにも設置場所が載っていますが、数年に一度配置場所について人事異動の辞令が交付されるので、ご注意ください。

それぞれの宮古島まもる君の配置場所について、ご案内します。宮古島の空の玄関口である宮古島空港では「いたる君」、多良間空港では「つよし君」が出迎えてくれます。伊良部島では、伊良部大橋付近に「いさむ君」が設置されており、宮古島の大浦地区から辞令により移動しました。「じゅんき君」は伊良部高校付近に設置されています。

宮古島では、池間大橋を目指して狩俣線を走っていると「すすむ君」、西原入口には「こうじ君」、宮古島警察署には「まもる君とまる子ちゃん」、公設市場には「たかや君」、宮古電水前交差点には「ひとし君」、郡農協前の交差点付近には「りょうぞう君」、フジレンタカー前には「としお君」が設置されています。

下地小学校前で子供たちを優しく見守る「かずき君」、観光農園ユートピアファームの入口には「たくま君」、来間島大橋手前には「てつや君」、ドイツ村交差点には「あつし君」、ドイツ村入口には「きよし君」、上野小学校前には「いずる君」、東平安名崎入口には「まさかつ君」、中休交差点には「まさお君」が交通安全を願っています。

宮古島まもる君の警察での階級は、当初は警視待遇巡査長でしたが、現在は警視待遇巡査部長に昇進しました。2016年2月2日に平良下里の交差点で自動車2台による交通事故が起きました。宮古島まもる君がクッションになり、事故に遭った人は軽傷ですんだそうです。

宮古島まもる君は緊急入院をし、2016年2月22日には宮古市長が黒糖を持参して、宮古島まもる君のお見舞いに行ったそうです。その後、宮古島まもる君の修復作業が完了し、4月には現場復帰を果しました。この功績を称えて、宮古島まもる君は昇進したそうです。

宮古島の警察官キャラクターの宮古島まもる君は、泡盛のボトルでも活躍しています。宮古島にある多良川酒造では、陶器製の宮古島まもる君ボトルを限定で販売しています。中の泡盛は30度の「多良川」が入っており、限定ボトルの宮古島まもる君の顔も1本毎に微妙に異なります。

宮古島の人気の警察官キャラクターの宮古島まもる君の関連グッズは、数多くあります。宮古島のお土産にもおすすめで、宮古島まもる君を知らない人にはキモイと思われるかもしれませんが、知っている人にはウケると思います。人気の宮古島まもる君キャラクターグッズをご紹介します。

沖縄県のお土産の代名詞「ちんすこう」で、宮古島でも色々な種類の「ちんすこう」が販売されています。「宮古島まもる君ちんすこう」は宮古島限定になるので、宮古島らしいお土産と言えます。1箱18個入りで、プレーンと塩味が楽しめます。箱には兄弟の顔写真と配置場所(勤務地)がプリントされています。

宮古島限定の「宮古島まもる君クッキー」もあります。1枚1枚に宮古島まもる君の顔がプリントされています。1箱18枚入りと36枚入りがあります。ばらまきお土産としては、おすすめです。また、宮古島の菓子店「けーきはうす」さんが販売している「宮古島まもるくんの紫イモケーキ」もおすすめです。

宮古島のスーパーやコンビニで見かける宮古島まもる君関連の飲み物は、宮古島アサヒ乳業社が販売している「宮古島まもる君牛乳」とコーラルベジタブル社が販売している「アロエサプライコラーゲン＋」があります。アロエサプライコラーゲンは、お肌がピチピチになるとラベルの宮古島まもる君が宣伝しています。

雑貨系の宮古島まもる君のお土産としては、鉛筆、消しゴム、クリアホルダーなどがあります。キーホルダー、ストラップ、スティカーなども販売されており、手軽なお土産としては人気があります。また、西里西通り沿いにある「アバユー」という雑貨屋さんでは、色々な種類の宮古島まもる君のTシャツが販売されています。

宮古島のアイドルともヒーローとも呼ばれる宮古島まもる君には、宮古島を中心に活躍する「なっつ」と「ミッキー」のユニット「パニパニJr」が歌う「宮古島まもる君のうた」があります。沖縄民謡をポップ風にアレンジしており、宮古島まもる君について歌われてます。一度聞くと耳から離れなくなる曲です。

宮古島まもる君についてご紹介しました。警察官型人形である宮古島まもる君は、宮古島と観光客に愛されているキャラクターです。美しいビーチと透明度の高い宮古ブルーの海が有名な宮古島ですが、宮古列島の交通安全の任務に頑張っている宮古島まもる君を探してみるのもおすすめです。