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トマトの正しい保存方法は?冷凍・冷蔵・常温それぞれのポイントを確認!

トマトの正しい保存方法は?冷凍・冷蔵・常温それぞれのポイントを確認!
投稿日: 2019年11月21日最終更新日: 2020年10月8日

そのまま食べても加工しても美味しいトマト。食卓の彩りには欠かせない野菜だという方も多いのではないでしょうか。そんなトマトの正しい保存方法とはどのようなものなのでしょう。冷凍・冷蔵・常温それぞれの保存方法のポイントについてご紹介します。

トマトの保存方法についてご紹介!見出し

Photo byLoggaWiggler

夏野菜の代表ともいえるトマト。真っ赤でみずみずしいトマトはそのまま食べても美味しく、トマトソースやドライトマトなど加工しても美味しくいただけます。現在は一年中手に入りますが、それでも夏場になるとたくさんもらうという方も多いでしょう。そこで、トマトの冷蔵・冷凍・常温のそれぞれの保存方法についてご紹介します。

トマトってどんな野菜? 見出し

Photo byAnelka

日本人にとって非常に馴染み深いトマト。洗ってカットするだけで食べられるという手軽さもあり、サラダには必ず入れるという方も多いでしょう。このトマトですが、一体どんな野菜なのでしょう。普段から気軽に食べているトマトの栄養・選び方・傷んできた場合のトマトはどうなるか、という三点についてご紹介します。

トマトの栄養

Photo byDaria-Yakovleva

まずはトマトの含まれている栄養素についてです。真っ赤なトマトは見ているだけでもたっぷりの栄養が含まれているような気がしませんか?

トマトはビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含んでいる野菜です。また、トマトといえば真っ赤な色が特徴ですが、この赤い色素であるリコピンには美白効果やがん予防。動脈硬化などを防ぐ働きがあります。

さらに、トマトの皮にはペクチンが含まれており、このペクチンには血中のコレステロールを減らす働きがあります。そのため、血の巡りが良くなりむくみの改善にもつながると言われています。

トマトの選び方

Photo bykie-ker

スーパーで山積みになっているトマト。その中でも、良い物の選び方をご紹介します。トマトは、形が丸いものを選びましょう。丸くなっているものは中に入っている果肉がしっかりと詰まっています。

また、トマトの先端部分にも注目してください。先端部分に放射状に中身が見えているものを選びましょう。そういったものは甘みが強いです。また、ヘタの緑が濃いほど新鮮であるため、できるだけ濃い色のものがおすすめです。

なかなかスーパーなどではできませんが、トマトを水に入れると浮かぶものと沈むものにわかれます。この場合は、沈んだものの方が糖度が高く甘いです。家にあるトマトで実験してみるのも面白いでしょう。

トマトは傷んでくるとどうなる?

Photo bystevepb

様々な料理に使えるトマトですが、大量に購入するとどうしても使いきれないうちに傷んできてしまうものも出てきます。トマトは傷んでくるとどのようになるのでしょう。

トマトは傷んでくると全体的に柔らかくなってきます。また、皮もピンと張りがあった状態からシワシワに変化します。この状態ではまだ食べることができますが、心配であれば加熱して使うようにしましょう。

カビが生えたり、変なにおいがするようになると食べるのはやめておきましょう。カビの部分を取り除いたら食べられると思われるかもしれませんが、見えない部分にも菌が広がっている恐れがあります。

トマトの保存方法①:常温保存 見出し

それでは、トマトの保存方法についてご紹介していきましょう。常温保存・冷蔵保存・冷凍保存の3通りの保存方法についてそれぞれのメリットや保存方法、保存期間などのご紹介です。まずは常温保存についてです。まだまだ青いトマトやもう少しだけ熟させたいというときにぴったりなのがこの常温保存です。

トマトを常温保存するメリット

Photo bydiapicard

トマトを常温保存させるメリットは、追熟させることができるということです。トマトを常温に置いておくことによって、まだ青かったトマトがどんどん赤くなっていきます。そのため、あと少し熟させておきたいという場合には常温保存がおすすめです。また、皮に含まれるリコピンも常温保存によって増えていきます。

トマトの常温の保存方法

Photo by iyoupapa

トマトを常温保存させるには、一つずつ新聞紙でくるんで涼しい場所に置いておきましょう。もっと熟させたいという場合には、冷暗所ではなく15度から25度程度の室内に置いておくのがおすすめです。

トマトが熟するのには20度前後が最適だと言われています。夏のあまりに暑い日などは、トマトは常温保存には向かないのでご注意ください。

トマトの常温の保存期間の目安

Photo byAnelka

トマトを常温で保存する場合、保存期間は夏場は2~3日ほど、冬場は1週間ほどだと言われています。特に夏場は気温が高くなるため、追熟しすぎてしまうことがありますのでしっかりと熟したトマトは冷蔵保存に変更するようにしましょう。しっかりと熟したトマトは常温保存をすると傷みやすくなります。

トマトの常温保存のポイント

Photo byJerzyGorecki

トマトを常温保存する場合、気温変化には注意しましょう。特に夏場は追熟させるためと常温保存しておくと、あっという間に追熟して食べごろを迎えます。しっかりと熟したトマトを高い温度の中でずっと常温保存しておくとすぐに傷んでしまいます。冬の場合は熟していても冷暗所に置いておくと常温保存でも夏場よりも長持ちします。

トマトの保存方法②:冷蔵保存 見出し

Photo byPexels

トマトの保存方法、続いては冷蔵保存です。購入してきたトマトはすぐに冷蔵庫に入れるという方が多いでしょう。冬場の寒い時期以外は、基本的にトマトは冷蔵保存がおすすめです。冷蔵保存であればトマトも長持ちし、いつでも冷たい美味しい状態でいただくことができます。

トマトの冷蔵の保存方法

Photo by 神戸学院大学写真部

トマトを冷蔵保存する場合は、一つずつキッチンペーパーでくるみましょう。そして、ヘタを下向きにしてビニール袋に入れてから野菜室で保存するようにしてください。

トマトはパックに入って販売されていることも多いです。その場合でも、ヘタを下向きにして野菜室に入れるようにしましょう。

トマトを冷蔵保存するメリット

Photo by naotakem

トマトを冷蔵保存することによって、常温保存よりも長い期間もつようになります。また、野菜室は急激な温度変化が少ないため、トマトに刺激を与えることがありません。冷蔵庫の中は温度も低いため、常温保存のように追熟することもなく、急いで食べる必要もなくなります。

トマトの冷蔵の保存期間の目安

Photo bycongerdesign

トマトを冷蔵保存した場合、保存期間の目安としては10日から2週間程度となります。冷蔵保存であっても、トマトは徐々に柔らかくなっていき、皮が当初と比較すると張りが失われていきます。そのため、あまり長期間保存をすることなく早めに食べきるようにしましょう。

トマトの冷蔵保存のポイント

Photo by pika1935

トマトの冷蔵保存のポイントは、必ずヘタを下向きにするということ、そして袋に入れた場合はしっかりと密閉した状態にするということです。

というのも、トマトからはエチレンガスという植物の成長を促す物質が出ているのです。このエチレンガスにより、野菜室に入れている他の野菜も悪くなってしまうことがあります。そのため、トマトはしっかりと袋に入れて封をしておくのがポイントです。

トマトの保存方法③:冷凍保存見出し

トマトの保存方法、最後は冷凍保存についてです。常温・冷蔵と比較すると冷凍保存が最も保存期間が長くなり、いつでも自由に使うことができます。大量にトマトが手に入ったときやすぐには使う機会がないというときにはぜひこの冷凍保存がおすすめです。冷凍保存の方法やメリット、保存期間などのご紹介です。

トマトの冷凍の保存方法

トマトの冷凍保存方法は、丸ごととカットしたものの2通りがあります。まずは丸ごとの冷凍保存方法です。トマトを丸ごと冷凍する場合には、ヘタをカットして一つずつラップに包み保存袋に入れます。

カットして保存の場合は、粗目のみじん切りにします。そのまま保存袋に入れて、平らにならしてから冷凍が可能です。

トマトを冷凍保存するメリット

トマトを冷凍保存することによって、様々なメリットがあります。まずは、いつでも好きな時に使えるということです。保存期間が長くなることによって、常に冷凍庫にキープしてあると買い物に行けなかったというときも安心でしょう。

また、丸ごと冷凍した場合には皮をむくのが簡単です。凍ったまま水につけるだけで簡単に皮をむくことができます。

そして、調理の場合は冷凍して凍っているまま使うことができます。解凍する手間も省けて、調理の時間も短縮になるでしょう。

トマトの冷凍の保存期間の目安

トマトを冷凍保存した場合、保存期間は約1か月ほどです。1か月以上保存すると冷凍をしている状態であっても霜がついたり質が落ちてくるため早めに使い切るようにしましょう。

冷凍保存の1か月の間は、トマト自体の味が落ちるということは特にありませんので、冷凍前と同じフレッシュな状態で使うことができます。

トマトの冷凍保存のポイント

トマトを冷凍保存する場合、丸ごと冷凍するときにはヘタを切り取った部分にはしっかりとラップをつけて空気に触れないように注意しましょう。保存袋からも空気を抜くように注意してください。

また、冷凍トマトを使用する場合には、サラダなどの生食よりも煮込み料理やトマトソースなどの加熱して食べる料理がおすすめです。

冷凍トマトの解凍方法

丸ごと冷凍したトマトは、使用する前日から冷蔵庫に移しておきましょう。中までしっかりと凍っているので解凍には時間がかかります。ゆっくりと時間をかけて解凍するのがおすすめです。急いでいるというときには電子レンジの解凍モードでも解凍が可能です。

冷凍トマトで加熱料理に使用する場合には、特に解凍することなく凍ったまま調理に使うことができます。

トマトの保存方法④:ひと手間加えてから保存する方法 見出し

Photo byRitaE

トマトはそのまま保存することができますが、ひと手間加えるとさらに保存期間も長くなりうま味も増します。トマトが大量に手に入ったという場合は、ちょっと時間に余裕があるというときにはぜひおすすめの方法です。トマトを乾燥させての保存と、加工しての保存の2通りについてご紹介します。

トマトを乾燥させて保存する方法

まずはトマトを乾燥させて保存する方法です。ドライトマトという名前を聞いたことはありませんか?トマトを乾燥させるとうま味が凝縮されて、生で食べる時とはまた違ったトマトの美味しさが感じられるのです。様々な料理に活用できるドライトマトはトマトが大量に手に入ったときにおすすめの保存方法です。

トマトを乾燥させて保存するメリット

Photo bycongerdesign

トマトを乾燥させて保存することによって、トマト自体の甘みやうま味、コクが深くなります。これはトマトのうま味成分が凝縮されたということであり、料理に少量いれるだけでも味に深みが増すので一度作っておくと様々な料理に使うことができて便利です。自宅で気軽に作ることができます。

乾燥トマトの保存期間の目安

乾燥トマトは、カットして天日干しを3日間程度行うと水分が抜けて固くなります。オーブンで1.5時間ほど焼くことによって同じように仕上がります。

乾燥トマトの保存期間は、冷蔵で5日ほど、冷凍で1か月ほどです。また、乾燥トマトはオイル漬けにするとさらに長く保存できます。

乾燥トマトの利用方法

Photo byyana_tik

乾燥トマトはオイル漬けにすると、パスタなどのイタリア料理に大活躍します。トマトの味が凝縮されているので、料理自体の味に深みがでるので少しでも入れるのがおすすめです。

そのほかにも、サラダに少し加えたり、ピザやフォカッチャの材料として入れたりと乾燥トマトがあるだけで料理の幅は広がっていきます。

トマトを加工して保存する方法

Photo byEinladung_zum_Essen

続いては、トマトを加工して保存する方法です。大量のトマトが手に入ったときには、ぜひ加工して保存することをおすすめします。少々手間はかかりますが、自分で作ったトマトの加工食品は市販のものと比較するとトマトのフレッシュさをしっかりと感じられるでしょう。

トマトを加工して保存するメリット

トマトを加工して保存することによって、使いたいときにすぐに使うことができます。料理にちょっとひと手間加えたいというときに、自作のトマトケチャップやトマトソースがあるだけでまるでプロのような味に早変わりします。そのまま置いておくとだめになってしまうトマトが美味しくよみがえるのです。

トマトのおすすめ加工レシピ①トマトケチャップ

トマトの美味しい加工レシピ、まずはトマトケチャップです。トマトケチャップはトマト・玉ねぎ・砂糖・水塩・酢・ローリエだけで完成します。

皮をむいてざく切りしたトマトに、お酢以外の材料を入れて煮込みます。トマトをつぶしながら煮込み、最後にお酢を入れてさらに煮込むと完成します。自家製のトマトケチャップは余計なものが入っていないためトマトのうま味がダイレクトに感じられます。

トマトのおすすめ加工レシピ②トマトソース

Photo byCatkin

続いて、トマトの美味しい加工レシピ、トマトソースです。トマトソースを作って冷凍しておくと、パスタや魚のソースなど様々な料理に使うことができます。

材料はトマト・玉ねぎ・にんにく・コンソメ・白ワイン・塩・砂糖です。トマトはざく切り、玉ねぎはみじん切りにし、オリーブオイルで炒めます。そしてその他の材料を入れて煮込むと完成です。

加工トマトの保存期間の目安

これらの加工トマトですが、トマトケチャップは冷蔵で1か月ほど、トマトソースは冷凍で1か月ほどとなっています。これらは目安ですので、できるだけ早めに使い切ることをおすすめします。

また、上でご紹介したレシピは一例です。このほかに自分で好きな材料を入れて自分好みの味を作ってみるのもおすすめです。

トマトの正しい保存方法を知って上手に活用しよう!見出し

Photo byCouleur

いかがでしたか。トマトの保存方法についてご紹介しました。まだ追熟させたいというトマトは常温保存、すぐに使う予定がある場合は冷蔵保存、長く保存したい場合は冷凍保存、大量にあり余裕があるときには加工保存とお好みで保存方法を選んでください。真っ赤なトマトは栄養たっぷり、ぜひたくさん食べましょう。

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投稿日: 2019年11月21日最終更新日: 2020年10月8日

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