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ハンドドリップコーヒーの淹れ方をレクチャー!コツやおすすめの道具もご紹介!

ハンドドリップコーヒーの淹れ方をレクチャー!コツやおすすめの道具もご紹介!
投稿日: 2019年11月25日最終更新日: 2020年10月8日

最近では、ハンドドリップで丁寧に淹れたコーヒーを飲む事ができるコーヒーショップもありますが、自宅でも手軽に美味しいハンドドリップコーヒーを飲めたらいいなと思いませんか?今回はそんなコーヒー好きな方に、美味しいハンドドリップコーヒーの淹れ方をご紹介いたします!

ハンドドリップコーヒーとは見出し

Photo byrawpixel

最近人気のコーヒーショップでは「ハンドドリップコーヒー」と店頭で謳われている事が少なくありません。プロの手によりハンドドリップされたコーヒーの美味しさは格別ですが、毎日コーヒーショップに通うことは難しいものです。ぜひ自宅でハンドドリップコーヒーを淹れてみましょう!今回は、美味しい淹れ方のコツやおすすめの道具をご紹介します!

ハンドドリップでコーヒーを淹れるメリット

Photo by nate_dumlao

ハンドドリップという手法でのコーヒーの淹れ方は、最もポピュラーとも言えるかもしれません。手軽に本格的なコーヒーを淹れられますので、道具があれば誰でも簡単に始める事ができます。

そんなハンドドリップの淹れ方は、少しのコツで安定した美味しい味を出せるのですが、そのハンドドリップコーヒーの淹れ方にもメリットとデメリットが存在します。

ではまず、ハンドドリップでのコーヒーの淹れ方のメリットからご紹介いたしましょう。まずは何と言っても安定して標準的な美味しいコーヒーの味を出す事ができるという点です。

そしてハンドドリップでの淹れ方に要する時間は3分間と短いので、面倒臭がりな方にもおすすめの淹れ方です。

Photo byBaristacus

さらにペーパーフィルターを使用すれば後片付けも簡単でおすすめですし、使う道具にこだわりがないのであれば、美味しいコーヒーの淹れ方の中でも道具にかける金額が少なくて済むでしょう。

一番重要なポイントとしては、コツを掴めばコーヒー豆の状態に合わせてコーヒーの淹れ方を調節する事ができるという点です。自分のその日の体調と味の好み、そして豆の状態を考慮して淹れ方を調節すると、最高に美味しいコーヒーを味わう事ができておすすめです。

ハンドドリップでコーヒーを淹れるデメリット

Photo byrawpixel

そんな素晴らしいおすすめの点が沢山あるハンドドリップでのコーヒーの淹れ方ですが、実は少しのデメリットも存在するのです。

ハンドドリップでの淹れ方は、一番道具にお金がかからないと紹介しましたが、ペーパーフィルターは消耗品ですので、無くなるたびに購入しなければいけません。

そしてフィルターを通すことによってコーヒーオイルがカットされてしまうというのも、好みが別れるポイントとなるでしょう。

さらにハンドドリップでの淹れ方ですと、コーヒーを淹れている間はその場所を離れる事ができずに、淹れ終わるまでコーヒーにつきっきりとなってしまいます。しかし、このようなデメリットと言える点も問題ないと感じる事ができれば、自宅で美味しいコーヒータイムを楽しむ事ができますので、やはり手軽でおすすめの淹れ方といえます。

ハンドドリップコーヒーの下準備見出し

Photo by relentlessjpg

ではまず、ハンドドリップコーヒーの淹れ方をご紹介する前に、コーヒーを淹れるための下準備からご紹介していきましょう。

コーヒーの淹れ方に限らず、何事にも作業を始める前の下準備というものは非常に大切です。コーヒーを淹れ始めてから「あれがない、これを忘れた!」とあたふたしてしまわないようにぜひチェックしてみてください。

必要な道具を揃える

Photo byrawpixel

兎にも角にも、ハンドドリップするための道具がないと、たとえ淹れ方のコツを知っていてもハンドドリップでコーヒーを淹れる事が出来ません。

まずはハンドドリップに必要な道具を揃える事から始めましょう。ハンドドリップに必要な道具は、「ペーパーフィルター」「ドリッパー」「サーバー」「細口ドリップポット」「メジャースプーン」「カップアンドソーサー」そしてお好みの「コーヒー豆」です。

そして、もし豆から自分で挽きたいという方は、「コーヒーミル」も用意しておくといいでしょう。様々なタイプのミルがありますので、自分のスタイルに合ったものを選びましょう。

90℃前後のお湯を用意する

Photo bykboyd

熱々のコーヒーを、冷ましながら飲むのが寒い季節には幸せな瞬間でもありますが、コーヒーの淹れ方では、お湯の温度も気にしなければいけません。

コーヒーを淹れる際に、ボコボコと沸騰したお湯を使用する事はいいアイディアではありません。沸騰したお湯でコーヒーを淹れてしまうと、コーヒーの苦味が出てしまうからです。

ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れるコツは、95℃前後のお湯を使うのがおすすめです。ヤカンを火にかけて沸騰させてから、細口ドリップポットにお湯を移し変えてください。

そうする事によってハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れられる事ができるでしょう。もしも細口ドリップポットがない、という方は、沸騰したお湯の火を止めて、お湯の表面が静かになったら適温と覚えておくといいでしょう。

コーヒー豆を挽いておく

Photo by picoftasty

そして肝心のコーヒー豆ですが、こちらがないとどんなにコツを掴んだとしてもコーヒーを飲む事が出来ません。

ハンドドリップに使用するコーヒー豆は、どんな種類や焙煎でも構いません。自分の好きなコーヒー豆を使用してください。

そしてその豆を挽く事から始める場合ですが、「中細挽き」に挽くのがおすすめです。通常、既に挽かれた状態で売られているコーヒー豆は、そのほとんどの商品が「中細挽き」になっています。

コーヒーカップと道具をお湯で温めておく

Photo by wx1993

続いては、コーヒーカップやソーサー、そしてハンドドリップに使用する道具を温めておくという作業を行ってください。

コーヒーを淹れる際に使用するコーヒーカップ、サーバーやドリップポットといった道具に、お湯を注いでおくと、保温力がアップしてコーヒーをさらに美味しい味にしてくれます。

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ハンドドリップコーヒーの美味しい淹れ方見出し

Photo by asthetik

では続いては、自宅で美味しいハンドドリップコーヒーを淹れる際に必要な「淹れ方」の手順をご紹介いたします。

活字にして見ると、なんだか難しく感じてしまうかもしれませんが、実際に行ってみたり、慣れてしまうと難しい事はありません。

①ドリッパーにペーパーフィルターをセットする

Photo by battlecreekcoffeeroasters

下準備が終わったら、早速コーヒーを淹れていきましょう。まずはドリッパーにペーパーフィルターをセットします。

ペーパーフィルターは閉じている時は三角形のような形をしています。その三角形の側面と底の部分に接着面がありますので、まずは底の部分を外側に折ってください。

そして次に側面の接着部分を先ほどの底の部分とは逆面に折ってください。そのあとにドリッパーに軽く押し付けるようにセットしていきましょう。

②コーヒー粉をペーパーフィルターに入れる

Photo by jtylernix

続いては、自分好みの種類と焙煎で選んだ、美味しいコーヒーの粉をセットしたペーパーフィルターに入れていきましょう。

均一にお湯を注ぐ事ができるように、ペーパーフィルターにコーヒーの粉を入れた後に、ドリッパーを軽く揺らして表面を平らにしておくことを忘れないでください。

③コーヒー粉を蒸らす

Photo by dibella

続いては、いよいよコーヒーの粉に適温のお湯を注いでいくのですが、まずはコーヒーの粉を「蒸らす」という重要な作業があります。

適温のお湯を20ccほどコーヒーの粉に乗せるようにそっと注ぎます。ペーパーフィルターに直接お湯がかからないように、コーヒーの粉の中心からそーっとお湯を注いで20秒ほどそのまま待ってください。

④コーヒーを抽出する

Photo byrawpixel

コーヒー豆を蒸らす作業が完了したら、続いてはコーヒーの粉の中心から「のの字」を描くように優しくお湯を注いでいきます。

その際に、お湯は3回に分けて優しく注いでいきます。まずは80cc、続いて40cc、そして最後に20ccという淹れ方がおすすめです。

3回に分けてお湯を注ぐ時の、次のお湯を注ぐタイミングですが、水面が上から1/3程減った時が次のお湯を入れるべストタイミングです。この分量を全て入れきったら、一人前の美味しいハンドドリップコーヒーの完成です。

⑤人数分のコーヒーが落ちたらすぐにドリッパーを外す

Photo bycocoparisienne

そして美味しいコーヒーの淹れ方で重要なのは、人数分のコーヒーがサーバーにドリップし終わったら、すぐにドリッパーを外すという作業です。

コーヒーは一番初めが一番美味しく、最後は雑味が残ります。そのため、コーヒーの雑味をサーバーに落とさないように、素早くドリッパーをはずましょう。

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ハンドドリップコーヒーを美味しく淹れるコツ見出し

Photo by jckbck

では、一連のハンドドリップコーヒーの淹れ方をご紹介したところで、さらに美味しくするためのコツをご紹介していきます。

少しの工夫とコツで、ハンドドリップで淹れるコーヒーの味は格段に変わります。せっかくの美味しいコーヒーですから、最高の状態で飲むのがおすすめです。

コーヒーカップと道具を温めておく

Photo bykaboompics

日本茶や中国茶でも用いられる方法ですが、やはり使用する道具や茶器、カップアンドソーサーといった物を事前に温めておくというのはより美味しく飲むための重要なコツの一つです。

コーヒーに使用する際のカップアンドソーサーは、カップだけでなくソーサーも温めて置いてください。そしてさらに断熱材としてソーサーの下にクロスなどを敷いておくのもおすすめのコツです。

こうすることにより、コーヒーが美味しく飲める最低温度に達する時間を、何もしない場合よりも2分間も遅らす事ができるのだそうです。コーヒーの美味しい時間をできるだけ長く味わう事ができる、重要なポイントとなります。

湯は2回に分けて注ぐ(蒸らし&抽出)

Photo by kalligas

続いてのコツは、コーヒーの粉に一気にお湯を注いでしまうのではなく、まずは優しく豆を蒸らして、その後お湯を注いでいくというものです。

コーヒーを蒸らす際に、豆が膨張するのが見て取れるでしょう。その時にコーヒー豆に含まれるガスが放出されるのですが、そのガスが放出される事により、コーヒーの美味しさを十分に引き出す事ができるようになるのです。

そして、お湯を通す準備ができたコーヒー豆にお湯をゆっくり注いでいくと、最高の状態のハンドドリップコーヒーを飲む事が可能になります。

コーヒーを蒸らすときにペーパーフィルターを濡らさないようにする

Photo byrawpixel

そのコーヒーを蒸らす際に重要なコツがあります。それは、お湯を注いだ際にペーパーに直接お湯をかけて濡らさない、というものです。

これはペーパーがお湯で濡れてしまうと、水を先に含んでしまうために、コーヒーの脂成分がうまく抽出できなくなってしまうからです。

そう聞くと、難しい事柄に思えてしまうかもしれませんが、コーヒーの粉の中心にお湯を優しく注げば特に難しい事はありませんので安心してください。

抽出する時はゆっくりと細くお湯を注ぐ

Photo by veer66

続いてのコツは、抽出する際に細くゆっくりと途切れる事なくお湯を注いていくというものです。

できるだけ細くお湯を注ぐのが美味しいコーヒーの淹れ方のコツですので、細口のドリップボトルはぜひ用意しておくのがいいでしょう。

最後の一滴をサーバーに入れないように早くドリッパーを外す

Photo by veer66

上手にハンドドリップできたコーヒー豆には、最後に均一な層になったコーヒー豆と、細かな泡を見る事ができるはずです。

その細かな泡はコーヒーの雑味と言われるものですから、その泡がサーバーに一緒に落ちてしまっては、せっかくのコーヒーを台無しにしてしまいます。

ですので、その雑味が美味しいコーヒーに混ざってしまわないように、人数分のコーヒーがドリップできたら、すぐにドリッパーをサーバーから外してしまうのがおすすめです。

ハンドドリップコーヒーのおすすめの道具見出し

Photo by roltest

では続いて、ハンドドリップコーヒーをおうちで楽しむために必要な道具で、おすすめの物をご紹介いたします。

もちろん購入する道具は、こちらでご紹介した商品以外でも構いません。一般的に人気があったり、売れているものをご紹介いたしますので何を買ったらいいか悩んでしまって分からない、という方の参考になれば幸いです。

おすすめのコーヒーミル

ではまずコーヒーミルからご紹介いたします。もちろんコーヒーは既に挽かれたものを購入する、という場合は必要ありません。

コーヒーミルには、大きく分けて二つのタイプがあります。それは、手動か電動か、というものです。

もちろん電動の方が簡単で時間がかからず沢山豆を挽く事が出来ますが、手動の場合は持ち運びも出来て、いろんな場所で使用する事ができるというメリットもあります。

まず手動のコーヒーミルで外す事が出来ない商品は「カリタ コーヒーミル KH-3」です。こちらは不動の人気といってもいいほどの人気の商品です。インテリア性も抜群で、お部屋に置いておくだけで雰囲気がグッとアップします。

電動のコーヒーミルでおすすめなのは、「レコルト コーヒーミル」です。小さなミルですが、一杯分のコーヒー豆なら約10秒で挽く事が出来て、忙しい方にもおすすめです。

おすすめのドリップポット

続いては、おすすめのドリップポットです。商品全てにおいて値段がピンからキリまでありますので、「初めから高いものは必要ない」と感じる方は、安いものでチャレンジしてみるのがいいかもしれません。

安けれど品質は安心の商品が「カリタ コーヒーポット ステンレス製 IH対応 1.0L」です。「カリタ」は信頼の置けるブランドです。

また、値段が張ってもプロが使うような良いものを購入したい、という場合は「タカヒロ コーヒードリップポット 雫 0.9L」はいかがでしょうか?こちらは洗練されたデザインで、誰でも点滴抽出が簡単にできると言われている商品です。

おすすめのコーヒーサーバー

続いては、おすすめのコーヒーサーバーをご紹介いたします。コーヒーサーバーはおしゃれな物を選びたい、という方におすすめなのは、「ケメックス(CHEMEX) コーヒーメーカー」です。

ドリッパーと一体化したこちらのサーバーは、美しいフォルムでお部屋のインテリアとしてもおすすめです。

おすすめのコーヒードリッパー

Photo by Olgierd Pstrykotwórca

続いてはコーヒードリッパーです。一般的に使いやすく、人気のあるコーヒードリッパーは円錐型の「HARIO V60」です。

真っ白な陶器で出来ていますので、見た目も美しいですし、どんなお部屋や食器にも合いますし、使い勝手の良い商品です。

おすすめのペーパーフィルター

Photo byStockSnap

ペーパーフィルターにも様々な種類がありますが、世界中のバリスタから認められている「ハリオ」が出している「ハリオ V60用ペーパーフィルター 01M 100枚」は使い勝手が良くおすすめです。

100枚入りで300円前後と購入しやすいですし、何より品質に安心感がもてます。もしも悩んだらこちらを購入してみてはいかがでしょうか。

手動のコーヒーミルは少し大変?見出し

Photo bydinoson20

手動で豆を挽くコーヒーミルは、多少力が必要になってしまいます。最低でも豆を挽くために5分くらいはずっと挽き続けないといけませんし、豆が結構硬いので力のない女性は辛いと感じる場合もあるでしょう。

しかし、小型の手動コーヒーミルを持っていると、アウトドアに出かけた際にも外で挽きたてのコーヒーを飲む事が出来ます。デメリットもありますが、メリットも素晴らしいので、どちらを取るか悩んでしまうかもしれません。

ハンドドリップで美味しいコーヒーを淹れよう!見出し

Photo by anshu18

インスタントコーヒーは手軽で良いですが、せっかくなら自宅で美味しいハンドドリップコーヒーを飲んでゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?普段では味わえないような贅沢な気分に浸れるかもしれません。インスタントでは味わえない香りや深い味わいを、ぜひ自宅で味わいましょう!

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投稿日: 2019年11月25日最終更新日: 2020年10月8日

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