大正池は上高地で人気のハイキングスポット！河童橋までのルートもチェック！

上高地の人気ハイキングスポット「大正池」。大正池では上高地の大自然が見せる神秘的な絶景を見渡すことができ、紅葉など四季を感じることができます。上高地ではいくつものハイキングコースが設置されており、時間帯や時期によって表情を変えていきます。今回はそんな上高地で人気のある大正池についてご紹介していきます。

大正池は上高地の人気ハイキングスポットになっており、大正池まで行けるハイキングルートがいくつも設置されています。山歩きに慣れていない方でも気軽にアクセスすることができ、人気の河童橋と合わせて巡ることができます。

大正池では上高地の四季を感じることができ、山解け水を目の前に癒しの時間を過ごすことができます。水は透き通っており、見ているだけでリフレッシュできます。

大正池は数ある上高地のハイキングスポットの中でも、定番の場所として知られています。そのため、初めて上高地に訪れる方はもちろん、何度も訪れている方でもどの都度大正池を目指してハイキングを楽しんでいる方が多いです。

大正池は紅葉など四季によって違う表情を楽しむことができ、カメラ片手に訪れるのがおすすめです。ハイキングがてら足を運ぶことができ、日本とは思えないような広大な景色を楽しむことができます。

上高地で人気のある「大正池」。大正池は上高地の大自然が作り出した天然のハイキングスポットになり、長い年月をかけて今でも作り上げられています。自然だからこそできる力強さを感じることができます。

今回はそんな大正池とはどういったスポットなのか、詳しくご紹介していきます。初めて上高地の大正池に訪れる方は、最初に目を通しておくのがおすすめです。

上高地の大正池の生い立ちは、大正4年にまで遡ります。大正4年6月6日、焼岳の大爆発が発生し、膨大な土砂流が起こりました。その際に土砂で梓川がせきとめられてしまい、その際にできたのがこの「大正池」です。

大正池で特徴的な立ち枯れ木は、焼岳の大爆発の際に水没した木が枯れて幹だけ残ったものになります。大正池の自然だけで上高地の歴史を辿ることができ、大正池の枯れ木は国の天然記念物にも登録されています。

大正池は自然が作り出した池ですが、その自然の力によって今では大正池の大きさが当初の半分になり、立木も少しずつ減ってきています。その時代時代で変わりゆく景色を楽しめますが、このままいくと大正池が埋まってしまう可能性があります。

現在、上高地では大正池の埋め立てを防ぐために、大正池に流れ込む土砂を取り除く作業が開始されています。大正池の美しい景観を後世にも受け継いでいきたいと上高地の観光関連の方々の思いが詰まっています。

上高地で人気のあるハイキングスポット大正池には、多くの見どころが点在していることでも知られています。朝や昼、夕方と時間帯や時期によっても表情を変えていくので、何度足を運んでも飽きずに通うことができます。

今回はそんな大正池の見どころについて、詳しくご紹介していきます。見どころを知っているだけで大正池での滞在を満喫することができ、大正池にハイキングに訪れる方は、のんびりする時間を取っておくのがおすすめです。

上高地でも大正池は絶景スポットとしても人気があり、長野県の大自然を体感することができます。風が弱く、天気が良い日には大正池にまるで鏡のように映り込む穂高連峰の景色が広がっており、幻想的な世界を生み出しています。

穂高連峰は季節によって色合いが変わっていき、時間帯によっても表情を変えていきます。上高地で美しく穂高連峰の景色を楽しむことができ、日本とは思えない絶景が広がっています。ぜひ、足を止めて景色を楽しんでみてください。

大正池の観光で人気のある時間帯は朝もやが立ち込める早朝の時間帯です。朝もやに包まれた神秘的な大正池の景色を楽しむことができ、昼間とは全く違う表情を楽しめます。朝もやを楽しみたい方は、大正池周辺のホテルに宿泊するのがおすすめです。

日が昇り切ると朝もやの景色は終わってしまうので、短い時間だけで楽しめる絶景の瞬間になります。自然の作り出す貴重な瞬間になるので、カメラ片手に訪れるのがおすすめです。少しずつ朝日が大正池に入っていく瞬間も楽しめます。

上高地の大正池は、数ある紅葉スポットの中でも多くの人々から人気を集めているスポットです。大正池の周りは遊歩道が設置されており、ハイキングを楽しみながら紅葉のカラフルな景色を一望できます。

紅葉の時期にはさまざまな色合いで色づいていくので、1年の中でも多くの人々で賑わっています。上高地の大正池でしか見られない紅葉の絶景が広がっているので、全国から多くの人々が紅葉狩りに訪れています。

大正池の紅葉の見頃は、毎年10月から11月にかけてになります。上高地は長野県松本市の市街地よりも気温が5度から6度低く、紅葉が早いことでも知られています。大正池は10月中旬になると紅葉が色づく傾向があります。

上高地は山になるので、紅葉狩りを楽しむ際は雨具や防寒着を忘れないようにしましょう。大正池でのんびりと過ごす場合は、風が冷たい場合もあるので防寒着は忘れないで余分に準備しておきましょう。

上高地で人気のあるハイキングスポット「大正池」へは、さまざまなルートでアクセスすることができます。大正池の周辺には上高地でも見どころのあるスポットが点在しており、ルートを決めてのんびりと過ごすことができます。

今回はそんな大正池へのハイキングルートをご紹介していきます。どこも上高地の見どころになっており、普段山歩きに慣れていない方でも気軽に足を運べるルートになっています。

上高地のハイキングルートの中でも、高低差が少ないことで知られるスポットになります。スタート地点が大正池になり、その後、緑豊かな自然を歩きながら「田代池」を目指していきます。田代湿原、田代池は上高地の絶景スポットとしても知られています。

大正池から田代湿原までは約20分ほどでアクセスすることができます。大正池とはまた違う神秘的な景色を見渡すことができ、ハイキングルートとして初心者から上級者まで人気のあるルートになります。

田代池からは梓川にかかる田代橋・穂高橋までアクセスすることができます。田代橋・穂高橋では川の流れる音を楽しみながら過ごすことができ、上高地屈指のビュースポットとして知られています。

田代橋までは約15分ほどでアクセスすることができ、背の高い木の中を散策することができます。季節によってさまざまな動植物と出会えることでも知られており、景色を楽しみながらハイキングするのがおすすめです。

田代湿原からは梓川コース、林間コースの2コースにわかれています。人気あるのが梓川コースになっており、梓川に沿うように遊歩道が設置されています。穏やかに流れていく川の景色を楽しみながら散策することができます。

明るくて開放感のあるコースになっており、穂高連峰の景色も一望することができます。梓川コースの途中では河原に出られるスペースも設置されています。時期によってはカモが親子そろって泳いでいる光景も楽しめます。

大正池のハイキングコースには、生命の力強さを感じられる原生林の木道が設置されています。梓川コースよりもアップダウンのある道になるので、体力に自信のある方におすすめのコースでもあります。

森林浴を楽しみながら進むことができ、時期によっては野生のリストも出会うことができます。霞沢岳や六百山の絶景を楽しむことができ、のんびりと過ごすことができます。時折、サルが顔を出すので驚かせないようにしましょう。

上高地には日本アルプスの魅力を世界に広めたと言われる「ウェストン・レリーフ」が設置されています。上高地のハイキングコースの目印としても知られており、美しい大自然に魅了された1人でもあります。

上高地ルミエスタホテルの近くに設置されており、説明書きも展示されています。橋を渡った先に位置しているので、大正池から景色を楽しみながらアクセスすることができます。

ウェストン碑を進んでいくと、上高地唯一の絶景スポットである河童橋が設置されています。河童橋までは約15分ほどで到着できるので、ゆったりと散策しても時間を気にせず河童橋まで行くことができます。

河童橋に近づいていくと、周辺にはホテルやバスターミナル、お土産屋など賑やかな街並みが広がっていきます。河童橋とは、河童橋周辺に河童が住んでいたと言われる大きな溝があることから呼ばれており、上高地でも名所になります。

上高地の絶景スポットとして知られる「河童橋」。河童橋はハイキングコースのスタート地点として選ばれることも多く、眼下には梓川、そして目の前にそびえたつのは「奥穂高岳」の絶景になっています。

穂高連峰や焼岳の立ち並んでおり、上高地の代表する景色が広がっていきます。河童橋は多くの観光客で賑わっているので、周りを気にしながら景色を楽しみようにしてください。梓川も間近に感じられるので、橋の周辺でものんびりと過ごせます。

上高地に位置する大正池へは、アクセス方法が規制されているので事前に確認しておくのがおすすめです。大正池だけでなく、上高地は全体で自然を守っている地域になるので、上高地内では基本的に徒歩での移動になります。

今回はそんな大正池の位置する上高地のアクセス方法について詳しくご紹介していきます。初めて上高地に訪れる方はもちろん、何度訪れている方も訪れる前にしっかりと確認しておくのがおすすめです。

上高地へは1年を通して、マイカーでの乗り入れを規制しています。排気ガスで自然を汚さないようにすべての観光客がマイカーでの乗り入れ禁止となっています。上高地内に宿泊する方は、事前にホテルのバスを確認しておきましょう。

上高地の入り口には広い駐車場が設置されています。観光ツアーで訪れている方はバスのツアーによってそのまま乗り入れられる可能性もあります。マイカーの場合は基本的にバス、タクシーに乗り換える必要があるので注意しましょう。

上高地までマイカーでアクセスする場合は、中央自動車道の「松本IC」を利用するのがおすすめです。松本ICからは車で約40分の道のりになっており、市街地から山道に入っていくルートになっています。

長野道を進んでいくと上高地の駐車場まで進むことができます。上高地で利用できる駐車場は2ヵ所用意されており、それぞれ駐車場によってアクセス方法を変えるのがおすすめです。事前に駐車場を確認してからマイカーでのアクセス方法を調べておきましょう。

上高地の駐車場は、沢渡駐車場、もしくは平湯駐車場の2ヵ所があります。県道158号線沿いに駐車場が設置されており、常にスタッフが案内してくれるのでそのまま上高地に入ってしまう心配がありません。

駐車場がとても広く、管理がしっかりとしているので安心して駐車することができます。駐車料金は時期によっても変わるので、事前に確認しておきましょう。大正池まではバスが運行しているので、時間を確認しておきましょう。

上高地までは電車やバスでもアクセスすることができます。電車の場合は松本駅もしくは高山駅が最寄りの駅となっています。松本駅を利用の場合はそこから松本電鉄上高地線に乗り換え、新島々駅からバスで約60分の場所に位置しています。

高山駅を利用する場合は高山駅から直接バスに乗車し、平湯バスターミナルまでアクセスしましょう。その後、バスを乗り換えて約30分の場所に位置しています。

上高地で神秘的な景色を楽しめると人気のある「大正池」。大正池には上高地をハイキングがてら足を運ぶことができ、時期や時間帯によって表情を変えていく絶景を見渡すことができます。老若男女問わず人気があり、大自然ならではの癒しの時間を過ごせます。ぜひ、上高地へ観光の際は大正池へ足を運んでみてください。