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松本城観光と駐車場情報!国宝天守閣と城下町のおすすめを満喫しよう

松本城観光と駐車場情報!国宝天守閣と城下町のおすすめを満喫しよう
投稿日: 2017年4月18日最終更新日: 2020年10月7日

国宝天守閣と松本城の観光スポットや、駐車場情報を徹底紹介!五重の天守は国内に2か所しか現存しておらず、国宝松本城は一度は訪れるべき貴重な場所です。周辺の城下町にもおすすめ観光スポットが満載。駐車場完備でアクセスも便利な松本城に是非訪れてみてください。

国宝 松本城へ観光に出かけよう!見出し

大自然の中で歴史を感じたい、ゆっくりと歴史的な建造物を見学したり、古い町並みをそぞろ歩きたい。そんな旅行を計画するなら、行先は長野県松本市がおすすめです。松本市は国宝の松本城をはじめ、古い城下町の面影を残す町並みや四季折々の美しい景観など、思わず訪れたくなる魅力にあふれています。今回はそんな松本城と松本市を詳しくご紹介します!

国宝松本城ってどんなお城?見出し

安土桃山時代末期に建造された歴史ある松本城は、現存する五重六階の天守の中で日本最古の城。国内に2か所しか残っていない五重天守で、国宝にも指定されています。そんな貴重な歴史的資源でありながら、松本城は実際に中に入り階段を上って400年の歴史を身近に感じることができる建造物です。お城好きの方以外でも十分にその魅力を感じることができるでしょう。北アルプスの山々を背景にそびえ立つ松本城は、白と黒のコントラストが非常に美しく、天気の良い日にはお堀の水面に姿が映し出され、その景観はまさに絶景です。

春の桜や藤の花、秋の紅葉など松本城は四季折々に美しく、年間を通じて楽しむことができます。秋のそば祭りや冬の氷彫フェスティバルなど様々なイベントも催されていますので、お出かけの際は是非イベントスケジュールなどもチェックしてみてください。

国宝松本城の観覧案内見出し

松本城の周辺は松本城公園として整備されています。公園の先の橋を渡ると観覧券売所があり、黒門をくぐった先の本丸庭園内は有料となります(観覧料は大人610円、小人300円)。この観覧券は併設されている松本市立博物館の入場券とセットになっています。また、松本市内の周遊バス「タウンスニーカー」4つの全コース共通1日フリー乗車券を券売所で提示すると、入場料が割引となりますのでお持ちの場合は忘れずに提示しましょう。

松本城天守群の営業時間は8時半から5時(最終入城4時半)ですが、ゴールデンウィークや夏休みは時間が延長となります。また、年末(12月29日から31日)は休業となりますのでご注意ください。平均観覧所要時間は約45分から60分です。天守内は土足厳禁ですので、入り口で袋をもらい靴を入れて入場します。手荷物は本丸庭園のロッカーに預けることが可能です。観覧の移動は階段のみ(約140段)でエレベーターなどの設備はありません。階段は狭くて急なため、手すりにつかまり注意して移動しましょう。また天守内にはトイレはありませんのでこちらもご注意を。

国宝松本城へのアクセスを確認見出し

電車、バスを利用した松本城へのアクセス

東京から松本までのアクセスは、JR新幹線で長野まで行き特急に乗り換えるか、新宿からJR特急で松本まで行くことができます。関西方面からの場合は、名古屋からJR特急を利用します。松本駅から松本城までは徒歩15分。バスを利用する場合は、松本周遊バス「タウンスニーカー」北コースが利用可能。「松本駅お城口」発「松本城・市役所前」下車で乗車時間約10分です。

車での松本城へのアクセス・駐車場

車やバイクを利用する場合のアクセスは、長野自動車道を利用し、松本ICから国道158号を松本市街地方面へ向かい約3km。松本ICからの所要時間は約15分です。松本城周辺には徒歩圏内に複数の駐車場があります。駐車場については次で詳細をご案内します。

国宝松本城周辺の駐車場情報見出し

市営松本城大手門駐車場

松本城周辺には、市営の駐車場が3か所あります。まずは城の南側、徒歩5分の場所にある市営松本城大手門駐車場の情報です。開場時間は7時30分から22時30分、料金は普通車が30分ごとに150円、大型車は30分ごとに370円。遅くまで開いているのでライトアップを見たい場合はこちらの利用が便利です。

市営開智駐車場

2つ目は城の北側に位置してる市営開智駐車場をご案内します。こちらも松本城まで徒歩5分の距離にあり、開場8時から18時、料金は普通車が1時間ごとに200円(超過分は30分ごとに100円)となります。市営松本城大手門駐車場よりも料金は安いですが、営業時間が短いのでご注意ください。また、道を挟んだ反対側に市営開智大型駐車場(臨時)があります。開場時間は8時から17時、大型車の料金は1時間ごとに510円です(超過分は30分ことに250円となります。)

松本城臨時駐車場(市営)

3つ目にご案内するのは、お城の西側にある松本城臨時駐車場(市営)です。こちらは臨時の駐車場となっていますが、松本城の公開期間中はほとんどオープンしているようです。料金が時間制ではなく1回300円なので、空いていればこちらが一番お得かもしれません。

市営以外の駐車場も

松本城の北側にはタイムズ松本開智もあります。通常料金は1時間ごとに200円ですが、最大料金が24時間700円となっているので、長時間停めておきたい時はお得です。最大駐車数7台。

国宝松本城のおすすめ観光スポットをご紹介!見出し

さて、いよいよここからは松本城のおすすめ観光スポットをご紹介します。美しい外観や重厚な門、深い歴史を感じる建物内や窓からの眺望など、見どころが満載です。松本市観光の目玉、国宝松本城の観光スポットを是非チェックしてくださいね。

国宝松本城のおすすめ観光スポット①見出し

鮮やかな朱色が美しい「埋の橋」

まずは松本城の写真によく登場する「埋の橋(うずみのはし)」です。内堀にかかる朱色の橋で、昭和25年から行なわれた昭和の大修理完成の際、昔の絵図にあった位置に架橋したものです。黒い松本城に朱色のアクセントが加わり、絶好の撮影スポットとなっています。現在は通行止めとなっていて、橋を渡ることはできません。入場口とは反対側にありますが是非足をのばして訪れましょう。

国宝松本城のおすすめ観光スポット②見出し

重厚な「太鼓門・黒門・石垣」

太鼓門は江戸時代は倉庫として使用されていました。明治初年に破却されましたが、平成3年から発掘調査を開始し石垣を復元、同11年には土台石の形に合わせて柱を削り、太鼓門が復元されました。樹齢400年の檜や、梁には140年の松が使用されていて風格のある立派な門です。

400年前に積まれた石垣は修理を施していますが、当時のままで積み替えは行われていません。天守台の石垣は野面積(乱積)で未加工の自然石を使用した石垣です。石垣の上には石落が設けられていて、石垣を登ってくる敵を防ぐ役割がありました。戦国時代に建てられた天守閣には、戦いのための様々な備えを見ることができます。

国宝松本城のおすすめ観光スポット③見出し

400年の歴史「松本城天守群」

松本城天守群は、大天守(だいてんしゅ)・乾小天守(いぬいこてんしゅ)・渡櫓(わたりやぐら)・辰巳附櫓(たつみつけやぐら)・月見櫓(つきみやぐら)の五棟で形成されていて、現存する天守12城のうち五重六階の天守としては日本最古の天守であり、昭和11年に国宝に指定されました。天守群は戦国末期の戦いのための天守と、平和な時代の優雅な櫓とにより造られています。

中に入ると天守一階から三階までは柱の数が多く、下層は骨組みがしっかり造られています。階段を上っていくと四階から上は柱の数が減ってやや広い空間が出現します。戦国時代末期に建てられた大天守内部は、武者走りや落石など戦いへの備えが随所に見られるほか、火縄銃や鯱瓦などの展示物もあり見ごたえは十分。400年の歴史を肌で実感できる貴重な空間です。

天守最上階から上を眺めると、ご神体である二十六夜神が祀られています。元和3年(1617年)松本に入封した戸田氏が毎月3石3斗3升3合3勺(約500キログラム)の米を炊いて供えたといわれています。屋根裏は桔木(はねぎ)構造という造りになっていて、これは天守最上階の重い瓦屋根の軒先が下がらないように支えるため、テコの原理を使った装置です。最上階には国宝指定書(写)も展示されています。

大天守が戦いに備えていたのに対し、戦いのない江戸時代に建造された月見櫓には武備がありません。月見櫓の三方は朱色に塗られた刎ね勾欄を施した回縁になっていて、見るからに泰平な世の建造物であることを感じさせます。また天井は、船の底のような形をしているため船底天井と呼ばれています。

国宝松本城のおすすめ観光スポット④見出し

大天守からの「パノラマ眺望」

天守最上階の西側からは美しい北アルプスの山々と、城下町松本市を望むことができます。防御のため窓の造りは小さいものの、狭く急な階段を上り切った後に見るパノラマの風景は、思わず息をのむ美しさです。

一方、東側からは美ヶ原のすばらしい山並みを眺望することができます。眼下に広がる本丸庭園の中に、瓦を使って仕切りをしてある部分が本丸御殿です。本丸御殿は天守築造と同時に建設されたと推定されており、城主の居館でしたが、享保12年(1727年)火事により焼失しました。

国宝松本城のおすすめ観光スポット⑤見出し

外堀の「桜並木」

松本城公園や周辺のお堀には約320本のソメイヨシノ、コヒガンザクラ、シダレザクラなどが植えられていて、桜の季節には残雪の北アルプスを背に美しく咲き誇ります。特に外堀の桜並木は、夜ライトアップされると幻想的な景色を見せてくれます。また、加藤清正公の伝承が残る、本丸庭園内のシダレザクラの一本桜「駒つなぎの桜」と松本城のコラボレーションも見事です。

松本城とセットでの観光がおすすめ見出し

開智駐車場からすぐ「旧開智学校」

開智学校は、明治6年(1873年)筑摩県学(ちくまけんがく)を改め、学制による小学校「第二大学区第一番小学開智学校」として開校しました。構造は中央に「東西南北」の風見を配した八角塔が高くそびえ立ち、各窓に舶来のギヤマン(ガラス)を取り付けた、和風と洋風の入り混じった擬洋風建築の代表的なものといわれています。

昭和36年に国の重要文化財に指定され、教育博物館として江戸から現在までの各種教育資料が展示されている旧開智学校。松本城から徒歩圏内ですので、セットで観光するのがお勧めです。お城見学の後の洋風建築の観光で、また違ったテイストを楽しむことができるでしょう。

城下町松本市のおすすめ観光スポットをご紹介!見出し

松本城の観光のあとは、松本市内の散策などいかがですか?古い城下町の街並みを楽しみながらスイーツで一休みしたり、個性豊かなお店でお土産を選んだり。次からは城下町松本市のおすすめ観光スポットをご案内します。こちらも是非チェックしてみてくださいね。

城下町松本市のおすすめ観光スポット①見出し

古き松本の蔵の街「中町通り」

火災から家を守るため商人たちの知恵から生まれた「なまこ壁の土蔵」。その白と黒の簡潔な土蔵造りの家が今なお多く残る中町商店街は、民芸・工芸・飲食などのたくさんの専門店が、独特な街並みを作っています。松本駅からも松本城からも近いので、是非ゆっくりと探索してみてください。

中町通りのアクセスと駐車場

中町通りは松本駅から徒歩10分。バス利用の場合は「タウンスニーカー東コース」にて「蔵シック館前」下車。車利用の場合は、中町商店街振興組合が経営する「中町駐車場」が便利です。商店街の多くの店舗と提携しており駐車料金の割引が適用になる場合があります。

城下町松本市のおすすめ観光スポット②見出し

江戸の城下町の風情漂う「縄手通り」

女鳥羽川の「縄のように長い土手」が由来の縄手(なわて)通りは、個性的なお店が城下町の長屋風に軒を並べる商店街です。50近く並ぶ各店舗は懐かしい玩具や古民具・骨董のほか、駄菓子や飲食物を売り、見ているだけで楽しくなります。その昔、女鳥羽川の清流に生息していた「カジカガエル」をシンボルとし、「カエルの街」としても知られています。

縄手通りのアクセスと駐車場

なわて通りは、松本城から歩いて5分、松本駅から歩いて10分のところにあります。歩行者天国のため、徒歩か公共交通機関でのアクセスがお勧めです。「タウンスニーカー」利用の場合は「大名町」下車。車の場合は近隣の駐車場を利用します。

城下町松本市のおすすめ観光スポット③見出し

「まつもと城下町湧水群」

松本市は美ヶ原など山岳地帯からの地下水が豊富で、数多くの井戸や湧水が存在します。城下町松本市が誇る「まつもと城下町湧水群」は、環境省が選定する「平成の名水百選」にも選ばれていて、水汲み、街路樹への灌水や打ち水など、市民や観光客の憩いの場となっています。

松本市では「まつもと城下町湧水群」を徒歩でめぐる「水巡りコース」を設定し、周辺観光やショップ情報と合わせて「水巡りマップ」を作成しています。松本駅や松本城の観光案内所で配布していますので、是非入手して城下町散策に湧水巡りをプラスしてみてはいかがでしょうか。

城下町松本市のおすすめ観光スポット④見出し

地域に根差す「松本市美術館」

美術館正面に巨大モニュメント「幻の華」が設置されている松本美術館。市民の学びの森として、市民アトリエなどの教育普及機能をもち、多目的ホールや企画展示室などの設備も備えています。また、松本出身の書家「上條信山」や、信州の山をこよなく愛した「田村一男」の作品は記念展示室が設けられています。松本出身で世界的に活躍している「草間彌生」の作品も展示されています。

松本市美術館のアクセスと駐車場

開館時間は午前9時から午後5時まで(月曜、年末年始は休館)、入館料は大人410円、大学生・高校生200円(70歳以上の市民・中学生以下は無料)です。松本駅から徒歩約12分。タウンスニーカー(周遊バス)東コース「松本市美術館」下車。車利用の場合は駐車場完備です。

城下町松本市の駐車場情報見出し

松本市内には複数の市営駐車場があります。先にご案内した松本城周辺の駐車場のほか、次の2つが市営駐車場となります。「中央駐車場」所在地は松本市中央1丁目23番2号、料金は普通車30分あたり150円。「アイパーク伊勢町駐車場」所在地は松本市中央1丁目20番21号、料金は普通車30分あたり150円。市営駐車場以外に一般の駐車場も多くありますので、車でお出かけの際は事前に調べておくと安心です。

松本城観光と駐車場情報・城下町のおすすめまとめ見出し

いかがでしたでしょうか?城下町松本市にはさまざまな一面があり、どれも魅力的だということが少しでもお伝えできたら嬉しく思います。400年の歴史を誇る松本城、美しい自然と豊かな水資源、人々でにぎわう商店街や近代アート。さらには今回お伝えできなかったグルメ情報や民芸品など、松本市の魅力はまだまだたくさんあります。楽しい旅の目的地のひとつとして、是非松本市を加えてみてください。

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投稿日: 2017年4月18日最終更新日: 2020年10月7日

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