栄・観光スポット35選！人気の定番から昼も夜も子供も楽しめる穴場まで！

栄は、広小路通と大津通が交わる栄交差点を中心とした、大きな繁華街です。 大津通と並行して、「100メートル道路」として有名な久屋大通が通っていて、広大な公園として整備されています。碁盤の目のように整備された道路の周辺に多くの飲食店や百貨店、公共施設が点在し、一年を通して多くの観光客で賑わっているエリアです。それでは、栄のおすすめ観光スポットをご紹介していきましょう。

名古屋テレビ塔は、日本で最初に完成した集約電波塔で、高さは180mです。地上デジタル放送に移行した現在も、名古屋のシンボル的存在として親しまれ、定番の観光スポットです。地上90m～100mには、屋内展望台「スカイデッキ」と屋外展望台「スカイバルコニー」があり、栄エリアを一望できるカップルや子供連れに人気のスポットになっています。

オアシス21は、公園や市バスターミナルと商業施設との複合施設で、吹き抜けの地下広場「銀河の広場」では様々なイベントが開催されます。子供向けのイベントも多く、家族で楽しめます。屋根部分にあたる「水の宇宙船」は、水を湛えたガラス張りの美しいデザイン。水面の周囲は散策でき、名古屋テレビ塔を間近に眺めることができます。夜はライトアップされ、昼間とは違う幻想的な美しさです。

久屋大通の中央部にある都市公園で、外堀通から若宮大通まで南北方向に約2kmにわたる大きな公園です。「希望の泉」という噴水を中心に、いこいの広場、リバーパーク、ロサンゼルス広場など、いろいろなエリアから構成されています。名古屋市民の憩いの場として定着していて、イベントも数多く開催されます。「盲導犬サーブの像」など、様々なモニュメントがあり、休日には家族連れの姿が多く見られます。

名古屋市科学館は、白川公園の中にある名古屋市立の科学館で、2011年にリニューアルされました。目玉施設のプラネタリウムはドーム径35mもあり、世界最大です。館内では、高さ9mの「竜巻ラボ」、120万ボルトの放電が可能な「放電ラボ」、マイナス30℃を体感できる「極寒ラボ」などの体験コーナーが子供連れに人気です。屋外にはH-IIBロケットや市電1400型ボギー車などが展示されていて、無料で見学できます。

白川公園は、若宮大通に隣接した都市型公園で、緑豊かな市民の憩いの場です。名古屋市美術館と名古屋市科学館が公園内にあり、アカデミックな雰囲気漂う公園でもあります。香りのよい木を約20種類植えた「香りの散歩道」があり、広場や遊具もあるので、休日にはランニングを楽しむ人や子供連れが多く集まります。

中部電力が運営するでんきの科学館は、楽しく体験しながら、電気エネルギーについて学べる施設です。なんと入場料は無料。さまざまな角度から電気を探る「展示室」、科学のふしぎを解き明かす「おもしろ実験」、自分の顔を取り込んでクイズやゲームに挑戦する「オームシアター」など、大人も子供も楽しめるコーナーが満載です。

久屋大通庭園フラリエは、花や緑、水辺などの6つのテーマガーデンを中心に、四季を通じて楽しく散策できる庭園です。グルメやショッピング、イベントや各種教室なども楽しむことができ、若宮大通に隣接した都会の中心であることを忘れてしまいそうな癒しの空間になっています。

大須観音は、浅草観音、津観音と並んで日本三大観音に数えられる格式高いお寺でありながら、大須商店街の入り口にあり、観光目的で訪れる人も多いスポットです。境内ではハトに餌をやることもでき、路上ライブやイベントが行われることもあるそうです。毎月18・28日には骨董市が開かれ、幅広い年齢層のお客さんが訪れます。

大須商店街は、若宮大通・伏見通・大須通・南大津通の四つの通りに囲まれた区域に広がる大きな商店街で、激安の洋服店や古着店、屋台、飲食店などが所狭しと軒を連ねています。アーケードで覆われているので、天候に関係なくショッピングや食べ歩きが楽しめ、連日大賑わいを見せています。

放送体験スタジオ わくわくは、テレビ塔の横にあるNHK名古屋放送センタービル1階にあります。ニュースキャスターになって原稿を読むことができる「わくわくスタジオ」や、人気番組「おかあさんといっしょ」の出演者と同じ画面で歌ったり体操したりできる「おかあさんといっしょたいそうひろば」などのコーナーが子供の人気を集めています。

愛知県歯科医師会館の1階に新装オープンした「歯の博物館～歯と口の健康ミュージアム～」は、歯に関する基礎知識や歯科の歴史を学べる展示コーナー、企画展や体験コーナーなどがあり、無料で楽しく学べる施設になっています。昔の歯科診療室の風景など、普段なかなか見られないレアな展示は、大人も子供も興味をひかれることでしょう。

名古屋市交通局が運営する市営交通資料センターは、市バス・地下鉄の貴重な資料や列車運転シミュレータなど、遊びながら学べる無料の施設です。案内カウンターでは交通局のグッズや一日乗車券等を販売しています。子供連れを中心に人気を集めているスタンプコーナーは、交通局のイベント等で使われた約60種類のスタンプを自由に押して楽しむことができます。

オアシス21の隣、愛知芸術文化センターの10階にある愛知県美術館では、国内外の20世紀美術を中心に、数多くの貴重な美術品を鑑賞できます。著名な画家の企画展や、海外の美術館と提携した展示など、バラエティに富んだ展覧会が話題を呼んでいます。中学生以下は無料で、ベビーカーでも入館できるので、大人も子供も美術に親しむことができます。金曜日は夜8時まで開館しているのも嬉しいポイントです。

白川公園内にあり、緑に囲まれた近代的な建物が目を引く名古屋市美術館は、黒川紀章氏の設計した代表作として有名です。郷土ゆかりの作家の関連作品の他、現代美術を中心に収蔵しています。子供たちに美術に親しんでもらうためのキッズプログラムも開催されているので、公式サイトなどでチェックしてみてはいかがでしょうか。

松坂屋の南館7階にある松坂屋美術館は、百貨店の中にありながら、国内外のさまざまなジャンルの作品を企画展示している本格派の美術館です。買い物の途中で立ち寄れる気軽さも魅力。アニメなどのキャラクター展も数多く開催され、特設ミュージアムショップで限定販売されるグッズが毎回人気を博しています。

名古屋PARCOの西館8階にあるパルコギャラリーでは、ファッション・音楽・デザインなど、幅広いジャンルの展示会やワークショップが随時開催されています。アニメなどの企画展が開催されるときは、期間限定のコラボカフェが併設されることが多いので、要チェックです。夜9時まで楽しめるので、栄観光の後に立ち寄ることもできます。

ナディアパークのデザインセンタービル4階にあるデザインギャラリーでは、国際デザインセンターの自主企画をはじめ、デザインを中心に、さまざまな展覧会が開催されます。公募で選ばれた若手クリエイターが商品を販売する「クリエイターズショップ・ループ」では、作品を購入するだけでなく、制作実演やワークショップも楽しむことができます。

ナディアパークのビジネスセンタービル6階にある、子育て支援センター「758キッズステーション」。親子で自由に遊ぶことができるキッズパークは、無料で利用できます。買い物途中でお子さんが退屈してしまったときでも、登録なしで遊べるのでとても便利です。毎週日曜日には大学生のお姉さんと一緒に遊ぶこともできます。

SUNSHINE SAKAEは、飲食店やアミューズメント施設などが入ったファッションビルです。Sky-Boatという高さ52mもの観覧車があり、シースルーのゴンドラから栄の風景を一望することができます。夜にはSky-Boatがライトアップされ、昼間とは違ってロマンチックな雰囲気になります。栄の新名所として、一度は訪れてみたいスポットです。

SUNSHINE SAKAEの2階にあるSKE48劇場では、SKE48の専用劇場として、チームS・E・KⅡの各チームと研究生の公演が行われています。チケットを購入する際は事前に抽選を受けないといけませんが、抽選には旅行者用の優先枠があるので、栄観光の予定が決まっている場合は利用してみると良いでしょう。

松坂屋の本館5階にあるポケモンセンターナゴヤは、子供が大好きなポケモンのオリジナルグッズやゲームソフト、カードゲームなどの商品を購入できるだけでなく、「ポケモンカードゲーム教室」やバトルなどのイベントも開催されています。お誕生日の月にはプレゼントがもらえるので、お子様のお誕生日に合わせて訪れてみてはいかがでしょうか。

若宮大通沿いにある名古屋スポーツセンターは、大須スケートリンクの名で親しまれ、浅田真央選手が練習していたことでも有名なスケート場です。年中無休で誰でも自由にスケートを楽しむことができるうえ、各種スクールも開催されています。初心者用のコーン貸出もあるので、お子様でも大丈夫。滑走時には、安全のため手袋、長袖、長ズボンを着用してください。

森村記念館は、名古屋テレビ塔から東へ徒歩3分ほどの場所にある大和絵の美術館です。森村宜稲など大和絵画家の作品展示の他、茶道や華道などの伝統文化講座も開講しています。カフェが併設されていて、抹茶やぜんざいなどの甘味をいただくことができます。散策途中に立ち寄るのに便利なスポットです。

松坂屋の本館8階には、屋上遊園・庭園（ソラテラス）があります。ミニ汽車「ゴーゴートーマス」やカートにゲームコーナーなど、大人も童心に返ってしまいそうな懐かしさ満載の遊園地。観光の合間にお子様と遊んでみてはいかがでしょうか。お隣の屋上庭園ソラテラスでは、花や緑を眺めながら散策したり、お弁当を食べることもできます。

若宮大通からほど近く、大津通沿いにある「ナゾ・コンプレックス名古屋」は、さまざまなリアル脱出ゲームが楽しめる施設です。チームで謎解きをしながら脱出を試みる面白さは、体験してみないとわからないことでしょう。夏休み期間中にはファミリーやビギナー向けの公演も開催されるので、家族で参加してみるのも楽しそうです。

名古屋PARCO東館の8階にあるセンチュリーシネマは、スクリーンが2つだけの小規模なミニシアターです。シネコンでは上映されないレアな映画を観ることができ、映画ファンに人気のある映画館の一つです。カフェが併設されていて、飲食のみの利用もOK。静かな映画館とカフェは穴場と言えます。

東別院駅から徒歩5分ほどの場所にある真宗大谷派 名古屋別院は、東別院の名で市民に親しまれているお寺です。広々とした敷地に建つ重厚感のある本殿は、厳かな雰囲気をたたえています。毎月28日には「東別院てづくり朝市」を開催していて、お菓子やハンドメイド小物など、さまざまなお店が出店します。

若宮八幡社は、若宮大通沿いにあるにも関わらず、静かで厳かな雰囲気に包まれています。「尾張名古屋の総鎮守」と呼ばれる由緒正しい神社では、神前挙式や披露宴を行うことができます。中庭を眺められるカフェもあり、名古屋観光ホテル伝統の絶品フレンチトーストをいただくことができます。

栄エリアには、「セントラルパーク」「森の地下街」「サカエチカ」の3つの地下街が縦横に通っていて、それぞれの地下街と地下鉄栄駅・名鉄栄町駅とがつながっています。オアシス21や百貨店にも地下街を通って行くことができるので、栄観光の際にはとても便利。飲食店も多数揃っているので、ランチやお茶をする場所にも不自由しません。

オアシス21にある「レゴ POP-UP STORE」では、レゴブロック各種をはじめ、オリジナルグッズなどを販売しています。2017年4月にレゴランド・ジャパンがオープンしたことを受け、レゴランドの情報発信も行うブランドストア。ここでしか買えないストア限定品はぜひゲットしたいものです。

同じくオアシス21にある「JUNP SHOP名古屋店」では、集英社「週刊少年ジャンプ」のオフィシャルショップとして、コミックスや集英社オリジナルグッズなどを販売しています。2017年は、365日オリジナルステッカーがもらえるキャンペーンを行っているので、ジャンプ好きなお子様には良い記念になることでしょう。

栄エリアで食べられる名古屋名物の代表格が、「矢場とん」のみそかつです。地下鉄矢場町駅から徒歩7分ほどの場所にある矢場町本店は、行列ができる人気店。大須商店街にもほど近いので、観光客の姿が多く見られます。看板メニューのわらじとんかつは、ぜひ一度味わってほしい一品です。百貨店ラシックの中にも店舗があります。

名古屋名物と言えば、外せないのが味噌煮込みうどんです。ナディアパークの北側にある「山本屋総本家 本家」は、八丁味噌で煮込んだ固めの味噌煮込みうどんを求めて行列ができる人気店です。夜10時まで営業しているので、夕食にもぴったり。栄エリアには味噌煮込みうどんのお店が多く、地下街やビルの中などにも店舗があるので、利用しやすくなっています。

コンパルは、名古屋に9店舗展開している老舗の喫茶店です。栄エリアには、大須商店街に本店があり、森の地下街の中に2店舗があります。こちらの看板メニューであるエビフライサンド（930円）は、遠方からこれをお目当てに訪れる人も多いそうです。名古屋名物小倉トースト（340円）は、モーニングに利用する人が多い人気メニューです。

ナディアパークの南側にある「ふくろうのいる森カフェ名古屋栄店」では、1時間1600円（フリードリンク制）でふくろうとの写真撮影や触れ合いを楽しむことができます。ふくろうのいるカフェは名古屋では珍しく、ふくろうファンの間では有名なお店のようです。かわいいふくろうに囲まれて、お子様も喜びそう。夜9時まで営業しています。

栄エリアは、観光スポットや百貨店、飲食店も交通の便が良い場所に集まっています。地下街が発達しているため、雨天でも濡れずに移動ができるのも便利。夜遅くまで営業しているスポットも多く、一日中楽しめます。家族で遊べる公共施設からディープな穴場スポットまで、栄の魅力を隅々まで探ってみてください。