アウトドア好きに人気のパックラフトを紹介!
アウトドア好きの間で徐々に人気が高まっているパックラフトは、初心者でも気軽に体験できる水上アクティビティ。パックラフトがなぜ人気になっているのか、その魅力をご紹介します。
パックラフトの選び方やおすすめのツアー情報も参考に、自分の好みに合ったパックラフトデビューを果たしましょう。
パックラフトとは
パックラフトは、コンパクトにパック(Pack)できるイカダ(Raft)のことを言います。パックラフトという言葉は初めて聞くという方もいるかもしれませんが、複数人でゴムボートに乗って川を下るラフティングは知っている方が多いのではないでしょうか。
パックラフトは1〜2人乗りの小型ゴムボートで、湖や河川、ときには海で水上散歩を満喫できます。ラフティングとはまた違った楽しさが体験できるのもパックラフトが注目されている理由でしょう。
カヌーに似た形のインフレータブルボート
パックラフトは空気を入れて膨らますゴムボートで、形はカヌーに似ています。一人乗り用のものがよく使われますが、二人乗り用のパックラフトも販売されており、様々なシーンで活躍。
パックラフトの空気入れは一見大変そうに見えますが、空気袋を活用すればあっという間に乗れる状態になります。
パックラフトの発祥・発展
パックラフトは大自然に囲まれたアラスカの地で誕生。広大な荒野を移動するためには、湖や川を横断する必要がありました。
そこで開発されたのが、携帯可能な小型ゴムボートのパックラフトです。その後より多くの場面で活用されることで、パックラフトの有用性が証明され、現在では世界中で様々なパックラフトが開発・販売されています。
軽量化したり容易に扱えるようにしたりと、各アウトドアブランドが工夫を施し、より気軽に使えるボートに。今後日本国内でもさらに人気が高まっていくことが予想されます。
パックラフトの魅力
パックラフトはアウトドア上級者はもちろん、初心者からも人気を集めている水上アクティビティです。なぜパックラフトが人気なのか、魅力をいくつかみていきましょう。魅力をよく知っておくと、パックラフト選びやツアー選びの参考にもなります。
軽く持ち運びしやすい
パックラフトの最大の魅力ともいえるのが、軽量であるということです。一人乗りのパックラフトの重さはたった2〜3kgで、女性でも一人で持ち運ぶことができます。
この重さは、同じく空気で膨らますインフレータブルカヤックよりもはるかに軽量です。荷物が重くて到着までに体力を消耗してしまう上流までも、パックラフトなら軽負担で運ぶことができます。
畳むとコンパクトサイズに
パックラフトはパック(Pack)して、コンパクトに収納できるのも大きな魅力です。使用しないときは、空気を抜いて折り畳めばリュックに入るサイズに。
両手があくので、パックラフトを始めるポイントまでもより安全に移動できます。電車やバスなどの公共交通機関でも運びやすいので、車を使わない旅にもおすすめです。
組み立てが簡単
パックラフトに乗る前の準備は空気を入れて膨らますだけです。パックラフトに付属している空気袋を使って、空気袋からパックラフトへ空気を送り込みます。
パックラフトがしっかり膨らむまで数回この作業を繰り返し、5〜10分で組み立て完了です。空気袋が付属していない商品もあるので購入前にご確認ください。
積載能力が高い
浮力の高いパックラフトは積載能力も高く、操縦する人だけでなく多くの荷物を載せることができます。湖など波のない安全なところでは愛犬と一緒に水上散歩を楽しんでいる方も。
釣り道具を載せて、パックラフトフィッシングに出かける方も増えてきています。好きなものを乗せて水上でのひと時を満喫しましょう。
手軽に漕げる
パックラフトは大きなアウターチューブあり、浮力が高く船体が安定しています。そのため、激流などでない限り初心者でも簡単に操作可能です。
慣れてきたら難易度の高い川に行ってみたり、膝立ちでパドリングをしてみたり、よりエキサイティングな乗り方に挑戦するのもおすすめです。
さまざまなルートを進める
パックラフトは、湖・川・海など十分なスペースと水量があればどこでも楽しめます。持ち運びも簡単なので、街中の川でぷかぷか浮いてみたり、山中の急流に突入してみたりと楽しみ方もたくさん。
膨らませたままの状態で軽々持ち運びできるのも魅力です。川下りで流れの激しい危険なポイントでは、一旦川から上がり、岸を歩いて移動することができます。
パックラフトの選び方
パックラフトは海外の有名アウトドアブランドから数多く販売されています。それらの商品は日本にも流通しており、アウトドアショップなどで購入可能です。
パックラフトを購入する際にチェックしておきたい選び方のポイントをご紹介します。カラーやデザインのバリエーションも豊富なので、おすすめの選び方を参考にしつつ、自分好みのパックラフトをお選びください。
目的に合わせて選ぶ
パックラフトの選び方でまず考えておきたいのが、使用するシーンや目的です。パックラフトは基本は一人乗りですが、タンデムモデル(二人乗り)も販売されているので、必要に合わせて最適な方を選びましょう。
タンデムモデルを購入して、一人がパドル操作、もう一人が写真撮影や釣りを楽しむという使い方もあります。急流などスリルあるポイントでパックラフトを楽しみたい方は、デッキ付きのものにすることをおすすめします。
必要な道具も確認
パックラフトはボート本体だけ購入しても水上散策を楽しむことができません。前進したり方向を操作するためのパドルやライフジャケットも自分の身体に合ったサイズのものをお選びください。
急流でパックラフトを楽しむ場合は安全のためヘルメットもお忘れなく。全てを揃えるのにどのくらいかかるか計算して、予算に合ったものを選ぶといいでしょう。
試乗体験して選ぶのがおすすめ
パックラフトは8〜10万円台で販売されているものが多く、試しに買うにはちょっと気が引けるという方もいるでしょう。まずは道具などをレンタルでき、操縦の説明なども受けられる体験ツアーに参加するのがおすすめです。
一度乗ってみるとパックラフトの魅力を知れたり、どのようなシーンで使いたいかわかったりして、上記で紹介した選び方(目的に合わせて選ぶ)の参考になります。
パックラフトのおすすめ体験ツアー
人気が高まっているパックラフトは、日本各地で体験ツアーが開催されています。パックラフト本体はもちろん、パドルやライフジャケットなどもレンタルでき、観光ついでにも気軽に体験可能です。
ここではおすすめのパックラフト体験ツアーを3つピックアップしてご紹介します。これら以外にも選択肢はたくさんあるので、近場で体験できるところがないかぜひ検索してみてください。
長瀞 パックラフト(埼玉県)
都内から車で90分でアクセスできる関東有数のレジャースポット、長瀞を舞台にした大人気のパックラフトツアー。風光明媚な渓谷美や点在する奇岩を眺めながら、ゆったりと水上散策を楽しめます。
高さ100mにも及ぶ絶壁「秩父赤壁」がこのツアーのハイライト。経験豊富なガイドの案内で安全にパックラフトを満喫しましょう。主催会社はアムスハウス&フレンズ、料金は約3時間6,000円〜です。
川上 パックラフトツアー(長野県)
クライミングの聖地・小川山を擁することで知られる長野県川上村でキャンプノース・アウトドアサポートが主催するパックラフト体験ツアー。美しい林道を歩いて移動し、湖に到着したら広い湖面でのんびりとパックラフトを楽しむことができます。
自然林のハイキングと水上散策を満喫して、川上村の大自然に癒されてはいかがでしょうか。小学1年生以上から参加できるのでファミリーにもおすすめです。愛犬と一緒に参加することもできます。料金は約6時間10,500円〜です。
四万十川 パックラフト(高知県)
キャニオニングツアーなどで人気の高いフォレストキャンプ主催のパックラフト体験ツアー。四国で唯一のパックラフトツアーで、日本最後の清流と称される四万十川での川下りを楽しめます。
ゆったりと沈下橋をくぐったり、急流に突入したりと、緩急のあるコースでパックラフトの魅力を満喫。講習もしっかりしているので未経験者でも安心してパックラフト体験ができます。料金は約3時間8,500円〜です。
パックラフトの楽しさを体験してみよう!
小型ゴムボート「パックラフト」についてご紹介してきましたが、魅力は伝わりましたか?軽量でコンパクトに畳めるパックラフトがあれば、キャンプやトレッキングなどアウトドアの楽しみ方の幅が広がります。
購入するには少し高いと感じる方も、まずは体験ツアーに参加してパックラフトの魅力を肌で感じましょう。
RELATED
関連記事
RELATED
- 札幌の日帰り温泉ランキングTOP15!市内近郊のおすすめを紹介!
今回は、札幌近郊にある日帰り温泉ランキングおすすめTOP15をご紹介。旅館やホテルに泊まらなくても温泉だけ気軽に入って、気...
玉井綱晃
- 北海道で女のひとり旅おすすめプランまとめ!人気スポットやグルメあり!
自由気ままなひとり旅は、最近女性に大人気。グルメや観光など、おすすめスポットがたくさんある北海道は、女性のひとり旅の定番で...
tatsukimagcap
- 札幌のパン屋さん人気ランキングBEST15!地元でおいしいと人気!
札幌のパン屋さんは、素材にこだわっているお店がたくさんあります。それは国内産小麦の7割ほどが北海道産だということにも関係が...
沙里
- 札幌のホテルおすすめランキングBEST15!カップルやファミリー向きは?
札幌は国内屈指の観光スポットですので、おすすめホテルも多く存在します。しかしホテルが多すぎて、迷ってしまうということはあり...
しおり
- 北海道の雑貨のお土産ランキングTOP15!ガラス製品など一番人気は?
人気観光地の北海道には、魅力的な雑貨系のお土産がたくさん。そこで今回は、雑貨のお土産に絞って人気ランキングを作ってみました...
tatsukimagcap
- 北海道のおすすめ観光地・夏編!旅行の参考に!カップルに人気の場所は?
北海道のベストシーズンと言えば夏!7月から8月、夏の北海道の時期に行く、カップルに人気の観光地、富良野のラベンダー畑や、北...
neko master
- 青森の日本酒・地酒ランキングBEST9!おすすめの銘柄はお土産にも!
青森県はどんな日本酒や地酒が有名なのでしょうか。お土産にもおすすめな日本酒や地酒はどういったものがあるのでしょうか。今回は...
ちーみん
- 新千歳空港のお土産ランキングBEST10!おすすめ品や人気の限定品も!
北海道旅行の最終イベントに新千歳空港でのお土産選びがおすすめ!数々の有名お土産店が軒を連ねており、北海道の新鮮な食材や新千...
nachio
- 北海道の冬の服装は?画像で解説!天気や気温に要注意!靴はどれ?
冬の北海道旅行には、美しい雪景色、雄大な天気や風景と、他の土地では体験できないことがたくさんあります。防寒効果の高い服装を...
よしぷー
- 北海道のパワースポット特集!恋愛運や金運が上がるのは?幸せになれる!
神様や自然の力にあふれているパワースポットは、恋愛運や金運を上げてくれます。北海道には、そんなうれしいパワースポットがたく...
tatsukimagcap
- 北海道のあるあるまとめ!道民は完全に共感のご当地ネタ!他県民は驚き!
大きな大きな北海道!日本で一番でかい都道府県、そして最北端。ゆえに、他府県民が驚くことも北海道なら当たり前なんて感じのある...
荒野の狼
- 旭川冬まつり2017の楽しみ方!ゲストは誰?雪像と来場者数すごい!
知る人ぞ知る冬の名物「旭川冬まつり」。日本のみならず海外からも注目を浴びる旭川冬まつりが今年も開催されます!今回はどのよう...
gucci
- 大月町の観光スポットランキングは?柏島は外せない!宿泊・ホテル情報など
大月町は高知県南西部に位置し海岸を中心とした観光地です。とれたての新鮮な魚介類を味わうことができるのは勿論のこと、亜熱帯の...
asiasi
- 札幌ラーメン横丁ランキング・ベスト10!おすすめの人気店を厳選!
人気のラーメンといえば北海道札幌市のラーメン横丁の元祖札幌ラーメン。海の幸を存分に活かしたおすすめの人気店が軒を連ねていま...
asiasi
- 稚内の観光名所まとめ!おすすめスポットはどこ?最北端の景色がすごい!
稚内は、北方領土を除き日本で最北端にある町です。最北端に位置する宗谷岬からは、天気の良い日には樺太(サハリン)が見られる為...
neko master
- 札幌・円山のカフェがおすすめ!おしゃれな場所でスイーツやパフェを堪能!
北海道グルメといえば札幌市ですよね。その中でも、地元の間でおしゃれカフェの聖地として有名なのが円山なのです。今回は雑誌がこ...
Homie
- 北海道・冬の観光スポット11選!モデルコースあり!おすすめの絶景は?
1年を通して楽しむ事ができる観光スポットを有する北海道ですが、そんな中でもやはり観光のメインイベントは冬に集中しています。...
Yuwi
- 札幌観光のおすすめモデルコース・スポットを紹介!穴場の場所もチェック!
札幌市は日本でも指折りの大都市で、観光スポットや、おすすめのモデルコースがたくさんあります。この記事ではぜひ訪ねていただき...
drifter
- 札幌のパフェランキングTOP11!「シメパフェ」が人気!サイズも大きい!
札幌では、食事の後やお酒を飲んだ後に食べる「シメのラーメン」ではなく、「シメパフェ」が人気になっていることを知っていますか...
ZikZin
- 新千歳空港内ラーメン人気おすすめランキングTOP7!おいしい名店あり!
北海道旅行の時に外せないグルメであるラーメン。どうせならおすすめの店で食べたいものですね。今回は空の玄関口新千歳空港の人気...
よしぷー
- 札幌の夜景がきれいなスポット&レストラン特集!デートにおすすめ!
札幌といえば観光、グルメと北海道でもエンターテイナーに楽しめる街。全国的に屈指の美しい札幌夜景スポットとしても有名であり、...
resm