ツェルト泊でキャンプを楽しもう！テントとして使えるアイテムのメリットは？

本格的な大型テントを使用したキャンプももちろん楽しいですが、気軽にキャンプを楽しみたい時はツェルト泊がおすすめです。

ツェルトをテント代わりに使用することでさまざまなメリットがあるので、まだツェルト泊をしたことがないという方も是非チャレンジしてみてください。

ツェルト泊の一番のメリットは、なんといってもツェルト自体がとても軽いということです。コンパクトサイズに収納できるというメリットがあるので、キャンプはもちろん、登山などの際にもツェルト泊をしてみてください。

キャンプブームの今、注目されているのがツェルト泊です。快適に過ごすことが出来るテント泊ももちろん魅力的ですが、軽装備で気軽にキャンプをしたいときや、自然を感じながら本格的なキャンプ泊を満喫したいときはツェルトに泊まってみてください。

ツェルト泊には多くのメリットがあるので、一度挑戦したらツェルト泊にはまってしまうこと間違いなしです。気になるテント泊との違いや、ツェルト泊をする際の注意点など、ツェルト泊の基礎情報をご紹介します。

ツェルト泊とはその名の通り、テントの代わりにツェルトを使用してキャンプを楽しむことをいいます。海外ではテントと同じ意味で使われているツェルトですが、日本ではテントを簡易的、軽量にしたコンパクトタイプのアイテムとして認識されています。

ツェルトは災害時など緊急時にとても役立つアイテムなので、お気に入りのツェルトを探してみてください。ツェルトはキャンプではもちろん、登山用の宿泊アイテムとしても利用されることが多いです。

ツェルトの一番のメリットといえば、やはりコンパクトなサイズ感です。軽装備で気軽にキャンプを楽しみたい時は、ツェルト泊をしましょう。

ほとんどのツェルトは軽量、コンパクトサイズに作られており、一人用のツェルトはなんと収納するとスマートフォンと同じくらいの大きさと重さになります。

リュックやカバンにサッと入れることが出来るサイズなので、普通のテントと比べるとかなり軽装備で出かけることができておすすめです。

キャンプの基本となっているテントは、ほとんどのものがドーム型になっています。テントとツェルトの大きな違いは、ドーム型になっているかなっていないかです。

またテントは、防水性に優れている、快適に泊まることができる、さまざまな機能が備わっている、素早く組み立てることが出来るなど多くのメリットがあります。

安心して快適にキャンプ泊を楽しみたいという方や、お子様連れのキャンプの場合はテント泊を選びましょう。

一方ツェルトは、簡易的なのが特徴で張り方も少し複雑なので、キャンプ上級者の方や一人キャンプを楽しみたい時におすすめです。

ツェルト泊をする際には、注意点をあらかじめ確認しておくようにしましょう。メリットだけでなく、注意点も理解しておく必要があります。

ツェルトは簡易的なテントである為、大雨など悪天候の日にはあまり向いていません。晴天時や小雨の際に使用したり、一時的に雨風をしのぐためのアイテムとして使用しましょう。

またテントと比べてすべてが密閉されているわけではないので、小さな虫が入ってくるというデメリットもあります。虫よけアイテムもしっかりと装備しましょう。

キャンプにはさまざまな装備が必要になります。それはテント泊の場合も、ツェルト泊の場合も同じになります。宿泊する際に必要になる道具や、万が一の雨に備えていろいろな装備を揃えておくようにしましょう。

ツェルト自体はとてもコンパクトで軽量ですが、キャンプに必要なさまざまなアイテムを揃えると大きなバッグやリュックが必要になるので注意してください。

ツェルト泊にかかせないツェルトを設置する為の装備をはじめ、キャンプに必要な衣類、小物、食料などツェルト泊にはいろいろなアイテムの準備が必要です。

ツェルト自体は大きな幕のような形をしているので、ツェルトを設置する為にはさまざまな装備が必要になります。

キャンプ上級者であれば現地にあるものを使用してツェルトを設置することができますが、そうでない方はツェルトを設置する為の設置用道具を準備するようにしましょう。

ツェルトを設置する為には、トレッキングポール、ペグ、細引き、インナーフレーム、グラウンドシートなどが必要になります。ツェルトを設置する為の重要なアイテムなので、準備を忘れないようにしてください。

ツェルト泊をする際は、衣類選びに注意しましょう。山に宿泊する際は、夜間はとても冷えるので暖かい衣類を持っていってください。寝る時の恰好は上下セパレートになっているレインウェアがおすすめです。

また、アンダーウェアはウール素材や化学繊維のものなど汗が乾きやすい素材のものを選びましょう。寒い季節にツェルト泊をする場合は、防寒グッズ、手袋、靴下なども忘れないようにしてください。

連泊する場合は、インナーウェアのみを着替えるなど、装備が多くなりすぎないように工夫をするのがおすすめです。

キャンプにおいて、火はとても大切な存在です。テント泊でもツェルト泊でも最低限の火器は装備するようにしてください。

必要な火器は、焚火、料理、照明など用途によって変わってきます。キャンプ用の火器の中でも手軽にゲットできて、初心者の方でも使いやすいのがカセットコンロです。

ホームセンターでもリーズナブルに購入することが出来るので、火器をまだ持っていないという方も安心です。ツェルト内で火を使うのはとても危険なので、必ずツェルトの外で火を使用してください。

キャンプをする際には、いろいろな小物があるととても便利です。タオル、ポケットティッシュ、ウェットティッシュなど必要不可欠なアイテムはもちろん、あると便利な小物もしっかり準備しておきましょう。

寒い季節は体の冷えを防ぐ為にホッカイロ、近くにトイレが無い場合は携帯用のトイレ、まわりが気になって眠りにつけないという方はアイマスクや耳栓なども役に立ちます。暑い季節は汗拭きシートがあると、快適に過ごすことが出来るのでおすすめです。

基本的に食料は好きなものを持っていくのがおすすめですが、出来るだけ軽量にしたい場合や登山で連泊する場合は、すぐに食べることが出来るレトルトタイプの食料が便利です。

そのままはもちろん、温めるだけで美味しくいただくことが出来るレトルトタイプのカレー、牛丼、麻婆丼のもとなどを準備しておきましょう。

開けるだけですぐに食べることが出来る、缶詰類もおすすめです。登山をする場合は、行動食としてチョコレートやドライフルーツがあると安心です。

ツェルトのメリットや準備を確認した後は、いよいよツェルト泊の仕方を確認しましょう。ツェルト泊はテント泊と比べると張り方や雨対策が簡単ではないので、あらかじめツェルト泊の仕方をしっかり理解しておくことが必要です。

準備のポイントやツェルトの張り方をチェックして、スムーズにツェルト泊を楽しみましょう。ツェルト泊初心者の方は、特に念入りにチェックしてみてください。

ツェルト泊をする際はさまざまな準備が必要なので、ポイントをしっかりチェックしておきましょう。ツェルトは緊急時用のテントなので、設置した経験がない方には張り方が難しい可能性があります。

あらかじめどのような張り方をするかによって、準備する道具も異なるので事前に張り方を確認しておくのがおすすめです。

ペグなしの張り方、ポールが無い場合の張り方、ロープを利用した張り方などを理解しておくと、準備を最低限に抑えることが出来ます。

ツェルト泊をする場合は、気温や天気によって準備するアイテムも変わるので、あらかじめ宿泊する日の天気を確認しておくようにしましょう。

寒い日のツェルト泊にはより暖かい寝袋や湯たんぽがあると安心です。暖かい季節であっても、夜から朝にかけては冷え込むことが多いのでなるべく寒さをしのげる服装やグッズを準備しておくのがおすすめです。

ツェルトにはあらかじめ防水加工が施されているものも多いですが、万が一防水加工が施されていないツェルトを使用する場合は、縫い目の部分にシームコートと呼ばれる防水液をしっかり塗っておくようにしましょう。

また、万が一ツェルト内に雨が入ってきてしまった場合の為に、雨に濡れると困るものは防水用のバッグに収納しておくのがおすすめです。

また雨が降り水たまりになってしまうような場所は避け、水はけの良い場所にツェルトを設置するようにしてください。天気予報で雨になっていない場合も、急な雨に対応出来るように対策しておくと安心です。

ツェルトには何通りものいろいろな張り方がありますが、今回は基本となるポールを使用したツェルトの張り方をご紹介します。

まずはツェルトの紐の部分を結んで、ストラップに張り網を2本ずつ付けましょう。次にツェルトをしっかり引っ張って、たるまないよう気を付けながら四隅にペグをうっていきます。

片方ずつポールを立て、ペグに張り網をしっかり固定させたらツェルトを設置することが出来ます。ツェルトによって張り方が異なるので、説明書をよく確認してみてください。

さまざまなアウトドアブランドやメーカーから、いろいろな種類のツェルトが発売されています。今回は多くのツェルトの中でも、特におすすめのアイテムをご紹介します。

防水性に優れているタイプや、見た目もおしゃれなタイプなど、お気に入りのツェルトを探してみてください。お気に入りのツェルトを購入して、ツェルト泊を楽しみましょう。

ファイントラックツエルトIIロングは、簡易テントとしての機能性はもちろん、横幅を長くすることで居住性も優れているツェルトです。両サイドの入り口はフルオープン出来るので、テントとしてだけでなくタープとしても使用することが出来ます。

ちょっとした休憩の際にはかぶるだけで簡単に使用することが出来るので、風よけとしても使用してみてください。1人から3人で入ることが出来るサイズ感です。

人気アウトドアブランドのこちらのツェルトは、本体とポールスタッフバッグを含めてたった780グラムという軽さです。シングルウォール構造なので、春から秋にかけてのキャンプや登山に使用してください。

シームリング処理を床面や主要縫製箇所に施しているので、耐水性もバッチリです。自立式のドーム型ツェルトなので、組み立ても楽で初心者の方にもおすすめです。

モンベルのスタンダードモデルであるこちらのツェルトは、余計なスペースを省いたウェッジデザインが特徴です。ジッパーがベンチレーション底部まである為、ツェルトからの出入りがしやすく快適に使用することが出来ます。

フライシートを使用すると更に防水性が高まるので、そちらも参考にしてみてください。急な雨の際には、かぶって使用することも可能です。

軽量280グラムのコンパクトサイズのこちらのツェルトは、使用しやすいスタンダードタイプのデザインです。コンパクトに収納可能なので、リュックの片隅に入れていつでも持ち運びすることが出来ます。

ウレタンコーティング加工が施してあり、多少の雨なら心配ありません。ポールセットを併用することで、軽量のテントとしても使用することが出来ます。

アライテントスーパーライト・ツェルト1は、1人や2人で使用することが出来るコンパクトサイズのツェルトです。軽さはもちろん、暖かさも兼ね揃えた繊維で出来ているので、寒い日は体に巻いて使用してみましょう。

テントまでの高い防水性はないため、悪天候の時はレインウェアを着用してからツェルトを使用するのがおすすめです。

自立型のこちらのツェルトは、いざという時にサッと使用することが出来る便利なアイテムです。底割れ式になっているので、靴を履いたまま中に入ることが出来ます。

防水透湿通気PUコーティングを施しているので、耐水圧だけでなく透湿性もアップしています。設置がとても簡単なので、肌寒い季節の休憩にも使用してみてください。大きく開くファスナーで出入りも楽々です。

気軽にキャンプを楽しむことが出来るツェルト泊には、さまざまなメリットがあります。ツェルト泊のメリットと注意点をよく確認して、楽しくツェルト泊をしましょう。

ツェルトはテントと比べて驚くほど軽量でコンパクトに収納することが出来るので、いつでもリュックに入れて持ち運ぶことが出来ます。キャンプや登山で是非ツェルト泊を楽しんでみてください。