愛知の驚愕心霊スポット19選！出ると噂の有名な場所を紹介！

愛知県は古くから歴史が動く中心地となる機会が多かったこともあり、それにちなんだ場所が心霊スポットとして今も知られています。そこで愛知で有名な心霊スポットについて、その内容や特徴などを紹介します。

愛知の心霊スポットとしてまず紹介するのはトンネルです。トンネルを作るというのは危険な作業が多く、事件や事故が起こることも多いです。そのために愛知以外でもトンネルが心霊スポットとなることはよく見られます。

また電車が廃線になったり、何らかの事情で路線のルートが変更になった場合、トンネルはそのまま放置されることとなり、廃墟になる場合があります。このような場合も心霊スポットと言われることがあります。

愛知の心霊スポットとしてまず挙げられる有名スポットが「旧本坂トンネル」です。このトンネルは愛知県豊橋市と静岡県浜松市を結ぶバイパスとなっており、現在も通行可能なトンネルなので、知っている方もいるでしょう。

このトンネルが作られた場所は昔、本坂峠という険しい峠でした。この近くには江戸時代に関所が設けられており、特に女性は厳しい取り締まりを受けました。そのため関所を通らず、この峠を通る人たちがたくさんいたのです。

険しい峠ということで、この峠を越すことができずに途中で命を落としてしまう女性が多くいました。これらの女性たちが霊となって、このトンネルに出てくると言われているのです。

そのため、旧本坂トンネルに出る霊というのは圧倒的に女性が多いです。中でも「逆さ女」は有名で、トンネルの天井に逆さになった女性があらわれ、這って
追いかけてくると言われます。

この他にも子供を抱いた女性や着物姿の女性など、さまざまな霊が出ると評判になっています。また心霊スポットとなっていることから肝試しでやってきた人が少年に襲われたという事件も起こっているようです。

現在も通行可能なトンネルなのですが、興味本位で近づくにはちょっと怖いところです。不用意に近づかないことをお勧めします。

愛知県豊田市の飯田街道にある「旧伊勢神トンネル」は、正式名称を伊世賀美隧道と言います。1897年に竣工していますが、軍隊の大砲が通れるサイズで作られいるということです。

このトンネルは1960年に伊勢神トンネルができ、1971年に無料開放となったことから現在はほとんど使われなくなっています。一方でこちらのトンネルそのものは国の有形文化財となっています。

このように、古い歴史を持つトンネルなのですが、それだけにさまざまな噂があるトンネルでもあり、近年では愛知県の代表的な心霊スポットとして知られるようになっています。

トンネルを作るとき、成功祈願のために人柱が埋められた、伊勢湾台風の際に人が亡くなった、工事中作業員が亡くなったなどの噂があります。大きな事件や事故というわけではないものの、かなりの数の噂があるのです。

そのため、着物姿の女性が手を振って立っている、女性が1人で行くと子どもの霊に連れ去られるなどの噂があります。さらに車に乗せてあげた女性が消えたという怖い体験をした人もいるということです。

今述べたように、現在は伊勢神トンネルができたことで、こちらは昼間でもほとんど通る人がいないため、閑散としています。近寄らないようにすることをおすすめします。

山や森林もまた、心霊スポットとされることが多い場所です。これらの場所は危険が伴い、遭難したなどの事件が起こることがあります。そうするとその犠牲になった方などが霊となり、その場所が心霊スポットとなることが多いのです。

また、そもそも山というのはその地域の人々にとって信仰の対象である場合が少なくありません。信仰の場ということは簡単に踏み込めない場所ということも多く、そのことが心霊スポットという言い伝えにつながることもあるのです。

そこで愛知の山や森の中で、心霊スポットとして知られている場所をいくつか紹介します。これらの場所に行く時は、その背景などを十分に調べ、十分に注意することをおすすめします。

「東谷山」は愛知県の名古屋市にある、標高198メートルの山です。位置的には名古屋市と瀬戸市の間あたりに位置しており、頂上からは名古屋市が一望できるため、デートスポットとしても有名です。

もともとこの山は古来から信仰を集めた場所で、頂上には尾張戸神社が置かれ、熱田神宮の奥の院とされていました。また古墳などもあるほか、ヤマトタケルにまつわる伝説もある場所です。

また、南西山麓には「東谷山フルーツパーク」という観光スポットがあり、愛知でも有名な桜の名所の一つにも数えられます。この点でも東谷山は名古屋周辺の方にとってはなじみ深い場所となっています。

このように、観光スポットとしての魅力も多い場所である一方で、愛知県でも有名な心霊スポットの一つでもあるのが東谷山です。そのきっかけは、山頂の神社の木に、釘が打ち込まれているのが見つかったことです。

この釘は五寸釘であり、五寸釘イコール呪いの藁人形ということから、誰かが呪いをかけていた場所ではないかと言われるようになりました。ここから妙なオーブが見える、首がない女性の霊が出るなどと言われるようになりました。

藁人形は「丑の刻参り」ですから、丑の刻、すなわち夜中に東谷山に行くのはとても危険です。絶対に行くのはやめましょう。

歴史ファンの方なら、小牧山城と言えばわかるという方は多いでしょう。愛知県小牧市にある、標高86メートルほどの山ですが、織田信長の居城である小牧山城が置かれ、小牧長久手の戦いで徳川家康の居城となった、歴史上有名な場所です。

何といっても戦国時代の大きないくさの場であり、ここには首塚が置かれていたと言いますし、時代が下って第二次世界大戦では防空壕が作られたとも言われます。

これだけあれば、心霊スポットになるのはもはや当然と言えるかもしれません。白骨が見つかったなどのほか、突然近くの店が水浸しになったというような怪奇現象が起こったこともあるということです。

「笛が聞こえる森」というのは固有名詞ではなく、愛知県津島市にある普通の森です。一見すると何もなさそうな普通の森なのですが、この森に来ると笛のような音がする、オーブのようなものが見えるという、愛知県の有名心霊スポットです。

森の中に入ると、妙な異音や女性の叫び声がする、また小屋があり、その中には血の付いたナイフや動物の白骨があるなどの噂があります。動物の霊は危険と言われますから、ちょっと怖いと感じるところです。

いずれにしても森ですから、夜はもちろん、昼間でも奥まで行くのは避けましょう。不法投棄などで足元もよくありません。

池などの水のある場所というのは、水難事故につながることが多く、危険な場所でもあります。そのため、心霊スポットとなることも少なくありません。事故で亡くなった人や入水自殺をした人などが霊になったということが多いです。

それは水のある場所は危険が多いということの裏返しでもあります。それだけ事件や事故の可能性があるということですから、十分に気をつける必要があるわけです。

そこで愛知の池や港と言った水場の心霊スポットについて紹介します。愛知には海もありますから、行く際には十分に気をつけましょう。

愛知県犬山市にある「入鹿池」は江戸時代の1633年頃にできたため池です。愛知県の釣りスポットとして有名なところであり、またデートスポットともなっているのですが、一方で心霊スポットとしても知られます。

1868年、大雨で堤防が決壊し、約1000人もの人が命を落としていると言われているほか、受験を苦にした女子高生の自殺など、多くの事件が起こっているそうです。そのためそれらの人々が霊となり、あらわれるというのです。

女性の霊、トランペットを吹く男の子の霊など、霊の種類も多く、その他に体調不良が起きるというものもあります。特に夜はこれらの霊にあう可能性が高いので、絶対に近づかないようにしましょう。

ここは愛知県の名古屋港の埠頭であり、各種大型船が接岸する、愛知県の中枢となる埠頭です。近くには名古屋市国際展示場、リニア・鉄道館などもあり、愛知県の観光スポットにもなっています。

一方でこの埠頭では、車が海に落ちて人が亡くなったという事件が多発しています。もちろん事故もあったでしょうが、自殺という可能性もあるでしょう。そのため心霊スポットとしても知られるようになっています。

そのため、亡くなったカップルの霊が出るという噂のほかに、運転中にハンドルがコントロールできなくなってブレーキを踏むと、海から手が無数に出てくるということもあるようです。

神社は人々の信仰を集める場であり、パワースポットとして人気のある場所も少なくありません。実際愛知にも多くの有名な神社があり、多くの方が参拝に訪れます。

一方で神社に祀られている御祭神の中には強い力を持つものや、怨霊となっているものなどもあり、いい加減な気持ちで近づくとその力で怖い体験をすると言われるところもあります。

そこで愛知の神社の中で、心霊スポットと言われている場所について紹介します。どのような理由で心霊スポットとなったのか、しっかり確認することをおすすめします。

「首狩神社」という名前からして心霊スポットになりそうな気配が漂っていますが、本来の名前は浅間神社です。愛知県豊橋市にあり、950年に創建されています。学業成就のご利益があると言われるのですが、一方で有名な心霊スポットでもあります。

そもそもなぜ「首狩」などという物騒な名前で呼ばれるのかというと、その昔、この地に住む山賊が旅人を襲って首を狩ったからと言われます。その首は石段の1段目と3段目に置かれていたことから、この段を踏むと呪われると言われます。

また階段を一列に並んで上ったり、背後からの女の声に振り向いたりすると首を狩られるなどの怖い噂もありますし、丑の刻参りの音がするとも言われます。実際に藁人形らしきものが打ち付けられているという話もあります。

この神社は正式には鞍馬山教会という新興宗教の施設なのですが、天狗の像があるためこの名前で有名になっています。心霊スポットとして不思議なことがたくさん起こっている場所ということで、愛知県内でもかなり有名です。

最も有名なのは、3人で訪れたところ真ん中の1人が神隠しにあったようにすっと消えたという噂です。この他にも天狗の像の目が光ると帰れなくなる、修行僧らしき霊が追いかけるなど、さまざまなものが知られています。

愛知県内の心霊スポットの中でも、噂の多さはかなりのものであり、それだけ怖い体験をした人が多いということかもしれません。

公園や駅が心霊スポットというのは比較的珍しいかもしれませんが、実は愛知には比較的多く見られます。その理由は、愛知県という土地柄にあります。

愛知県は戦国時代、多くの戦国大名が覇権を争った場所であり、各地で大きな戦いが起こった歴史を持ちます。これらのいくさでは多くの人が命を落としました。その古戦場が公園などになっているパターンが多いからです。

また、駅の場合は駅の立地条件などにより事故が起こりやすい場合など、心霊スポットと言われる場合があります。利用する場合にはその理由なども確認しておくことをおすすめします。

愛知県豊田市にある「前田公園」の中にある六角堂は、正式には前田家記念堂という名前です。地元出身の実業家が作った公園で、このお堂は法隆寺をモデルに作られたと言われます。

この六角堂の扉は昔、施錠されていなかったため、中に入ることができました。中は地下になっていて、そこにお墓があり、たばこが供えられていたのだそうです。たばこを供えないと呪われると言われていました。

しかもこの公園内にはたくさんの観音像があり、中には首のないものがあるとも言われます。現在六角堂の中は南京錠がかかり入れませんが、いろいろ怖い噂があるので、近づかないようにすることをおすすめします。

愛知の長久手と言ったら、小牧・長久手の戦いで有名な場所です。学校の歴史で聞いたことがある方も多いでしょう。その古戦場の跡は現在、「長久手古戦場公園」となっており、歴史ファンの方などが多く訪れる愛知の観光スポットです。

しかし何といっても古戦場跡ですから、多くの命がここで失われています。いくさで亡くなった人々の霊が集まっているということで、ここも愛知の心霊スポットとなっています。

霊感が強い方だと、たくさんの霊が見えると言いますが、落ち武者の霊や生首が見えた、線香の匂いがする、オーブが写るなど、その噂は数知れません。愛知には多くの歴史的スポットがありますが、中でも注意が必要な場所と言えそうです。

同じく、愛知の古戦場と言えば桶狭間の戦いです。言うまでもなく、織田信長と今川義元が戦った有名ないくさですが、義元の首を取った場所がこの「狭間山古戦場公園」と言われています。やはり愛知では歴史ファン人気の場所です。

しかしこちらもまた、古戦場ということで、心霊スポットとしてのパワーも大きい場所です。それこそ落ち武者の霊などが頻繁に見られるというくらいの場所ですから、愛知でも指折りの心霊スポットと言えるでしょう。

現在この場所には高徳院というお寺が作られ、お地蔵様が置かれているせいか、一時期ほどではないと言われていますが、愛知の心霊スポットの中でも十分に注意が必要な場所ということは間違いありません。

「血の池公園」とはまた、名前からして心霊スポットらしい怖い雰囲気ですが、この公園があるのは愛知県長久手市です。つまりこの場所は1584年の小牧長久手の戦いに関係する歴史的スポットです。

なぜ血の池なのかというと、ここで徳川家康の家臣たちが槍や刀を洗った場所とされるからです。そのため、小牧長久手の戦いが起こった4月9日になると池の水が赤く染まると言われています。ただ、池そのものは既に埋められています。

その他にも落ち武者の霊があらわれる、生首が飛ぶほかに、突然体調不良になったというような怖いものもあり、不用意に近寄るのはとても危険です。

愛知県刈谷市にあるこちらの駅は、名鉄名古屋本線の無人駅で、1923年に開業しています。この駅では1958年、オート三輪が特急列車に衝突、車のシンナーに引火し火事が起きるという大事件が起こりました。

この事件では車両が全焼し、36人の人が亡くなったことから、慰霊碑なども作られているのですが、男性の霊が見えるなどの噂が見られます。

心霊スポットになった理由はこの事件であると推測され、数は多くはないというものの、無人駅ということもあって、特に夜になるとちょっと心配という方も多いです。愛知県の駅の中でもちょっと怖い駅と言えるかもしれません。

心霊スポットと言えばホテル跡などの廃墟は外せません。廃墟ということは人が利用しなくなっている場所ですから、利用しなくなった理由があるはずです。そこには何らかの怖い事情があるかもしれません。

また普通ならば利用しなくなった建物は取り壊し、整備が行われるものです。それが行われていないということもまた、その事情が気になるところです。また周囲にいる霊がそのような場所には集まるとも言われます。

愛知にも廃墟となっている場所があり、それらが心霊スポットとして有名になっています。そのような廃墟の心霊スポットについて紹介します。

「三州園ホテル」は1970年に開館した、大規模観光ホテルです。円形パノラマ露天風呂や歌謡ショーなども行われるホテルでとてもにぎわっていました。

ところが、このホテルは食中毒事件を起こしたことをきっかけに経営が傾き、2003年に廃業しました。さらにホテルのオーナーが自殺し、廃墟となりました。2007年には放火事件も起こっています。

ホテルの2階の部屋に入ると勝手に扉が閉まり、出られなくなる、自殺したオーナーの霊が出る、太鼓の音が響くなど、心霊スポットの話題には事欠きません。建物も崩壊が進んでいるため、その点でも怖い心霊スポットと言えるでしょう。

愛知県岡崎市にある「ホテル藤川」は、国道1号線から少し入ったところにあるホテルで、1970年代にはホテルがあったことが確認されています。しかしその後廃業したようで、1990年頃には草木が生え、2004年頃には廃墟となっていたようです。

このホテル藤川は山林の中腹にあるため、ホテルとしての経営が難しかったようで、経営不振に陥り、オーナーが自殺したという噂があります。そのためオーナーの幽霊が出ると言われているのです。

さらにこのホテル藤川の心霊スポットとしての特徴は、撮影などをしようとすると機器に障害がでたり、音が入らなかったりといったトラブルが起きるという点にあります。建物も朽ちており、愛知県内でも危険な廃墟の一つです。

愛知県春日井市にある「千歳楼」は、もともと名古屋で料亭をしていたものが1954年にこちらに移転、旅館業を始めた建物です。当時の国鉄定光寺駅から近くさらに玉野川渓谷沿いにあることから、桜や紅葉の名所としてにぎわいました。

「名古屋の奥座敷」として栄えたのですが、自動車の普及などにより経営が傾き、2003年に倒産しました。その後建物が放置され荒廃、さらに度重なる不審火で廃墟化して現在に至ります。

2010年代になると、肝試し目的で入り込んだ人が白骨死体を見つけたなどの事件も起こり、愛知の心霊スポットとして知られるようになります。幽霊を見た、フロントの黒電話が鳴り出したなど、怖い体験は枚挙にいとまがありません。

「甚目寺の家」というのは愛知県あま甚目寺にあるふつうの家です。お墓の跡地である三角形の土地に建てられていることから、三角の家と呼ばれており、某ホラー映画のモデルとも言われます。

この建物は奇妙な事件が多発しており、若い夫婦が亡くなった、一家心中をはかったなどが続き、長期間廃墟となっていました。もともとがお墓で、墓じまいの供養をしなかったことが原因とも言われています。

女性の霊がでる、土地に入っただけで呪われるなど、怖い噂が多いです。現在は建物が取り壊されているようですが、興味本位で近づいてはいけないところです。

最後に紹介する愛知の心霊スポット「白薔薇学園跡地」というのは、白薔薇学園という学校が作られる予定だった場所です。ところがこの学校の建設途中で、死者がでる事故が起こり、建設は一時中断、そのまま廃校になったと言われます。

動物の霊や浮遊霊を見た、作業員が窓からのぞいていた、机を叩くような音がしたなどの心霊現象が知られており、校舎の木に着物がかけられていて、それを見たら呪われるなどとも言われます。

また、事件としてはこれだけなのですが、この場所に問題のある組織がいるという説もあり、その点でも怖い場所と言えそうです。愛知の心霊スポットの中でも十分に注意が必要な場所と考えた方がよいでしょう。

愛知県は歴史的ないくさの場になったところも多く、またホテルなど廃墟になった建物もあります。これらが愛知の心霊スポットとなっているわけです。愛知の心霊スポットには十分な注意をすることをおすすめします。