ナンガホワイトレーベルのダウンが優秀！取扱店舗やみんなの評価も！

年々進化を遂げているナンガホワイトレーベルのダウン。その名は世界的にも知れ渡るようになり、世界的なダウンジャケットランキングにも取り上げられるほどの性能です。この記事では、そんな大人気ダウンのナンガホワイトレーベルの特徴や取扱店舗、評価などをご紹介します。

極寒の地、北海道の旭川で生まれたナンガホワイトレーベルのダウン。「世界最強のダウン」とも呼ばれる暖かいダウンは毎年新モデルが発売され、予約の時点で売り切れることも珍しくありません。そんなナンガホワイトレーベルのダウンはどのような経緯で生まれたのでしょうか。

ナンガホワイトレーベルのダウンは、ムーンロイドとナンガとの共同開発から生まれたダウンです。ムーンロイド(MOONLOID)とは、北海道上川郡当麻町にあるセレクトショップです。

このムーンロイドは、日本国内の観測史上最低気温マイナス41度を記録した北海道旭川市から始まりました。極寒の地でスタートしたからこその知恵やノウハウを持っています。

そしてナンガ(NANGA)は、日本を代表するといっても過言ではない有名アウトドアブランドです。オーロラシリーズなど、評価が高い大人気ダウンシュラフを開発しており、この2つが協力して2013年に初めて生まれたのがナンガホワイトレーベルなのです。

海外製をはじめ、今では日本でもいろんな種類の暖かいダウンが手に入るようになりました。その中でもナンガホワイトレーベルが支持されているのは、ダウンながらおしゃれさを兼ね備えているなど数多くの理由があります。ここではナンガホワイトレーベルのダウンの特徴をご紹介します。

ナンガホワイトレーベルの一番の特徴はそのダウンです。ナンガホワイトレーベルでは、「今考えうる、最高のダウン」をテーマに毎年最高のダウンを世界中から厳選しています。

2022年のナンガホワイトレーベルに採用されているのは最高級ハンガリー産のシルバーグースです。もともとダウンの産地としては最高の産地とされているのがハンガリー。

ナンガホワイトレーベルでは、その中でも成長してダウンボールがしっかりと大きくなるまで放牧されたマザーグースのダウンのみを使用しています。

また、ナンガホワイトレーベルのダウンは史上初の940フィルパワーを誇ります。フィルパワーとは、羽毛1オンスに一定量の加重をかけた反発力を指します。つまり、どれぐらいダウンに空気がため込めるかを示した数値で、高ければ高いほど高級ダウンとされています。

一般的には600フィルパワー以上あれば高級ダウンとされているのですが、なんとナンガホワイトレーベルのダウンでは940フィルパワーもあるのです。

ほかにも米国の国際ダウン&フェザー検査機関であるIDFLの審査をクリアしたダウンのみを使用したり、ダウンの洗浄や精製は日本国内で行うなど、細部まで信頼のおけるダウンを採用しているのがナンガホワイトレーベルなのです。

水をしっかりと弾き、余計な湿気を逃す超撥水ウルトラドライダウンであるのもナンガホワイトレーベルのダウンの快適さの理由の一つです。

暖かさを保つ力は強いダウンですが、水には大変弱いという欠点があります。水に濡れるとかさが減ってしまい、保温力がグンと低下してしまうのです。

しかし、超撥水ウルトラドライダウンは、ダウン自体に撥水性を持たせてありますので、水に沈んでしまっても大丈夫。水をしっかり弾きますので暖かさが保たれます。

ナンガホワイトレーベルのダウンの表地に採用されているのは、オーロラテックスライトストレッチ(AURORA-TEX LIGHT STRETCH)と呼ばれる素材です。

防水性がありながら湿気も通すという夢のような素材で、レインコートなどにも採用されています。さらに、従来のオーロラテックスライトストレッチは厚みが50デニールでしたが、ナンガホワイトレーベルではさらに薄い20デニールを採用しているのでストレッチ性に優れています。

また、表地が薄いことでダウンの柔らかさを直接感じられるという利点もあります。トリプルリップと呼ばれる引っかきに対する強度も高めてあるため、アウトドアでも安心して着られる設計になっています。

ナンガホワイトレーベルは裏地にもこだわっています。肌に直接触れる裏地ですから、なるべく汚れが付きにくいものが理想です。

ナンガホワイトレーベルの裏地には、ミニリップストップリサイクルナイロンが採用されています。この生地には、すでに細かい補強がされているので引っかき傷に強くなっているのですが、さらに耐久性撥水加工がされています。

これにより、1シーズン続けて着るのが当たり前のダウンジャケットでも汚れが付きにくいというダウンが完成しました。さっと拭くだけでも汚れが落ちるという利点もあります。

これだけの機能を兼ね備えながら、街で普通に着られるというのもナンガホワイトレーベルのダウンの強みです。単純に暖かさだけを求めるのであれば、登山用などの本格的な防寒着にすればよいのですが、それでは街歩きには向きません。

ナンガホワイトレーベルは、暖かいだけでなく普段使いできるようなスマートなデザイン、カラーを展開しています。さらに長時間着ていても窮屈に感じないだけのストレッチ性がありますので、寒冷地に住んでいたり旅行に行くのではないという方にも人気があるのです。

ナンガホワイトレーベルのダウンの購入を検討している方が気になるのはそのサイズとカラーではないでしょうか。特に通販でダウンを買うときにはサイズをしっかりと確かめておきたいものです。ここではナンガホワイトレーベルが展開しているサイズとカラーをご紹介します。

ナンガホワイトレーベルのダウンは、XS、S、M、L、XL、XXLの6サイズで発売されており、各サイズのパターンサイズは、ナンガホワイトレーベルの公式サイトで確認できます。

一例を挙げるとナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type1のMサイズは、後ろ着丈80センチ、身幅120センチ、肩幅49.5センチ、袖丈65センチ、袖口12.4センチです。

そして実際にダウンが膨らんだ実寸サイズが、ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type1のMサイズで後ろ着丈70センチ、身幅106センチ、肩幅46センチ、袖丈61センチ、袖口12センチです。

ナンガホワイトレーベルを通販で買いたいけれどサイズがよく分からないという方は、身長と体重、検討しているダウンのモデルを添えてナンガホワイトレーベルまでメールをすれば相談に乗ってもらえます。

ナンガホワイトレーベルのダウンは、そのカラーの良さでも人気です。ナンガホワイトレーベルのダウンは基本的に5色展開で、SNOW GRAY、CHARCOAL DRAB、MIDNIGHT、JET BLACK、BLUEです。

ここからはナンガホワイトレーベルの人気アイテムをご紹介します。毎年モデルチェンジが行われ、進化をし続けているナンガホワイトレーベルのダウンジャケットやパーカー。2022年モデルも昨年度から大きく改良が加えられたものばかりです。

ナンガホワイトレーベルのダウンジャケットの中でも、最もスタンダードなモデルなのが「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type1」です。2022年のモデルは、以前から付いていたサイドポケットに加え、胸にもシークレットポケットが付きました。

さらに肩の部分にも大きな改良が施されています。一般的なダウンジャケットは肩の部分につなぎ目がありますが、そこから寒気が入ってきたり、ダメージが広がったりします。

「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type1」では、なんと肩からつなぎ目を無くし、より快適に動ける設計を実現したのです。襟は着脱可能、脇のところにはピットジップもついています。値段は税込み98,800円です。

「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type1」の口コミで多いのはその軽さですが、口コミの中には、ややマイナスの評価もありましたので購入時には心に留めておきましょう。

サイズは、178センチ、85キロではサイズXLがジャストサイズからやや大きめとなっており、172センチ、60キロでサイズSがジャストサイズとの口コミが見られます。

「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type2」の見た目の大きな特徴は、斜めにオフセットされたファスナーです。また、ほかのナンガホワイトレーベルのダウンジャケットに比べて着丈が少し長くなっています。

「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type1」サイズMの実寸サイズの後ろ着丈が66センチに対し、「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type2」は70センチですので、スーツの上に羽織りたい方などに特に人気が高いです。

ほかには肩のつなぎ目がなく、着脱可能な襟、体温調節に便利なピットジップなど、ナンガホワイトレーベルの基本的な機能を備えています。値段は税込み99,000円です。

スキーなどの場面から街着までオールマイティに使えるダウンという口コミが多いです。座ったときに腰が出ないのが人気！

サイズに関する口コミでは、178センチ、80センチでLサイズ、182センチ、100キロでXXL、というのがあります。また、type1と同じようにややネガティブな評価もありました。

ナンガホワイトレーベルのダウンの評価としてたまに見られるのがジッパーが固いというものですが、ナンガホワイトレーベルのジップは止水ジップを採用していますので、水が入らないようにあえてやや閉めずらく設計されています。

ナンガホワイトレーベルのダウンジャケットの中で唯一フードがついていないタイプなのが「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type3」です。スタンドカラーですので、フードがついたインナーをよく着る方や車移動が多い方に大人気。

スタンドカラータイプのダウンは去年は発売されませんでしたが、多くの希望があり2022年には待望の復活となりました。肩のつなぎ目はなく、胸にはシークレットポケット、脇にはピットジップがあります。値段は税込み91,300円です。

「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type3」はとにかくそのスタンドカラーに関する口コミが多く、おしゃれに着たい、車移動が多いなどという方を中心に人気です。

ナンガホワイトレーベルのダウンは、モデルによってサイズ感がやや異なりますが、「ナンガホワイトレーベル ダウンジャケット type3」はほかのモデルに比べてややタイトに作られているという評価もあります。

186センチ、95キロでサイズXLがジャストサイズ、167センチ、64センチでサイズSがややタイト、178センチ、70キロでサイズXLがややゆったりという口コミです。

最強の防寒着を買うほど寒いところには足を運ばない、街でさらりと着られる程度のダウンが欲しいという方を中心に人気なのが「ナンガ ホワイトレーベル ダウンパーカ」です。ほかのダウンと同じく最高品質のダウンを使っていますが、ややライトにデザインされています。

また、ほかのダウンは高機能な分、見た目にもボリュームがありますが、この「ナンガ ホワイトレーベル ダウンパーカ」はすっきりとしていますので電車通勤でも邪魔になりません。

もちろん、ほかのナンガホワイトレーベル2022年版ダウンのように肩にはつなぎ目がなく、脇にはピットジップがあります。値段は税込み55,000円です。

楽天ではコートジャケット部門でデイリーランキング第1位を獲得したことがあるなど、ナンガホワイトレーベルのダウンの中でも高い評価を受けているのが「ナンガ ホワイトレーベル ダウンパーカ」です。

寒冷地の方はもちろん、関東地方でも街着としてすっきり着られる点が大人気です。ナンガホワイトレーベルのほかのダウンに比べてさらりとしているので女性の人気が高いのも特徴。154センチ、50キロでサイズXS、179センチ、70キロでサイズXLの口コミがあります。

ナンガホワイトレーベルのダウンを実際に手に入れたい場合はどこの店舗に行けばよいのでしょうか。また、近くに取扱い店舗がない場合はどうすればよいのでしょうか。ここからはナンガホワイトレーベルのダウンを実際に入手する方法をご紹介します。

ナンガホワイトレーベルのダウンを実際に取扱っている店舗は、ナンガホワイトレーベルの開発元でもあるムーンロイドのみです。

そして取扱店舗があるのは北海道上川郡当麻町です。首都圏などに住んでいると店舗まで足を運ぶのはなかなか難しいですが、ムーンロイドの店舗にはダウンだけでなく別注アイテムなどのレアアイテムが数多く揃いますのでぜひ足を運んでみてください。

北海道の店舗まで行くのが難しいという方は、まれに開催されるポップアップショップの情報を逃さないようにしましょう。ちなみに東京や大阪にあるナンガの店舗ではナンガホワイトレーベルのダウンの取扱いはありません。

ナンガホワイトレーベルのダウンを買いたいけれど、どうしても旭川の取扱い店舗までは遠いという方には通販という方法もあります。

ナンガホワイトレーベルは、ナンガホワイトレーベルの公式サイトか楽天の直営ショップから購入ができます。これ以外の通販サイトでは取扱いがありませんので、トラブルを避けるためにも以上の2つのサイトからの購入がおすすめです。

ナンガホワイトレーベルは大人気のダウンですので、狙っているサイズやカラーがある場合は予約開始の時期を忘れずにチェックし、在庫切れになる前に申し込みをしましょう。

2022年は、ナンガホワイトレーベルのダウンの予約は10月5日の20:00から開始になっており、すでに再入荷待ちのサイズやカラーも珍しくありません。予約開始の日時は、例年ナンガホワイトレーベルの公式サイトやSNSで告知されます。

ナンガホワイトレーベルのダウンジャケットを手に入れたら長くきれいに着たいものです。ナンガホワイトレーベルのダウンは、その暖かさやおしゃれさだけでなく、取扱いのしやすさでも人気です。ここからはナンガホワイトレーベルのダウンジャケットのお手入れ方法をご紹介します。

ナンガホワイトレーベルのダウンジャケットは、その特徴のところでも触れたように取扱いがしやすい表地、裏地を採用しています。

ダウンの表地であるオーロラテックスライトストレッチ、裏地であるミニリップストップリサイクルナイロンはともに汚れが落ちやすい素材ですので、ちょっとした汚れであれば拭き取るだけで取り除けます。

少ししつこい汚れがついてしまったら、中性洗剤を水やぬるま湯で薄め、清潔なタオルなどに含ませてからしっかり絞り、汚れを拭き取りましょう。

ただし、どうしても汚れが付きやすい襟の部分は拭き取りだけでは限界もあります。ナンガホワイトレーベルのジャケットのモデルによっては、襟だけが着脱可能になっているものがあります。

その場合は、襟だけ取り外して洗濯したりクリーニングに出すことによって、本体への無駄なダメージを防げるように工夫されています。

ナンガホワイトレーベルに限らず、ダウンは取扱いが難しいの自宅での洗濯は出来ないというイメージがありますが、ナンガホワイトレーベルのダウンジャケットは方法さえ守れば自宅で洗濯が可能です。

洗濯洗剤は、ダウン専用の洗剤を使用するのが理想ですが、中性洗剤も使用可能です。ピットジップがあるモデルのダウンジャケットの場合はジッパーを開けておきましょう。そして、ダウンジャケットは裏返しにし、くるくると筒状にしてから洗濯ネットに入れます。

洗濯は、毛布洗い、もしくは手洗いコースを使い、脱水は脱水機能を使用せずに手でよく絞りましょう。そして、風通しが良いところで直射日光に当たらないようにしつつ、よく乾燥させます。

乾燥機を使う場合には、設定は低温にしましょう。ダウンジャケットがしっかり乾いたら、両手で左右から叩き、中のダウンをほぐします。

ナンガホワイトレーベルは自宅でも洗えますが、取扱いが心配な場合はクリーニング店に出しましょう。一般的なクリーニング店よりもダウン専門のクリーニング店がおすすめです。その際には、ダウンジャケットには防水透湿素材が使用されていることを忘れずに伝えてください。

自宅で洗濯したり、クリーニングに出しているとどうしても撥水加工が取れていきます。その場合は、一般的な撥水スプレーを使用しましょう。

ダウン専門店でのクリーニングも出来ますが、実はナンガホワイトレーベルの取扱い店舗である旭川のムーンロイドでもクリーニングを受け付けています。店舗に持ち込むか、遠方の場合は店舗まで郵送となります。

いずれにせよ、まずはムーンロイドまで直接問い合わせが必要です。クリーニング料金は税抜き1,500円で、期間は約1か月から1か月半です。

シーズンオフになり、ダウンジャケットをしまうときにも注意が必要です。自宅で洗濯した場合は、とにかく念には念を入れて乾燥をさせましょう。

一見乾いているように見えても、中のダウンがまだ湿っていることがあります。洗濯してから1週間ほどは風のよく通る場所で乾かしておきましょう。

クリーニングに出すとビニールに入って返ってくることが多いですが、そのままでの保管は避けましょう。ビニールは通気性が低いので、湿気が発生し、カビが生えてしまう可能性があります。袋に入れるなら不織布など、通気性がよいものを選んでください。

ダウンを吊るして保管する場合は、ハンガーのサイズに注意です。ハンガーが小さかったり、大きかったりすると、ダウンの型崩れの原因になります。ダウンジャケットのサイズにぴったり合ったハンガーを使用しましょう。

ダウンを畳んで保管する場合は、ダウンをつぶさないようにたっぷり空気を含んだ状態で保管してください。上には何ものせないのが理想です。

「最強のダウン」の名前にふさわしく、その機能もデザインも高い評価を誇るナンガホワイトレーベルのダウンジャケット。取扱い実店舗が北海道の旭川にしかないなど入手が難しいダウンではありますがその価値は大アリです。毎年売り切れ必須のダウン、ぜひ着てみてください！