奥多摩ロープウェイとは?
「奥多摩ロープウェイ」というロープウェイは、奥多摩に住む人でも知らない方もいるでしょう。実は東京の有名な廃墟、心霊スポットとして知られています。奥多摩ロープウェイとはどのようなロープウェイで、なぜ廃墟となったのでしょうか。
都内でも屈指の廃墟
奥多摩ロープウェイは名前の通り、奥多摩で昔運行されていたロープウェイです。奥多摩湖の上を通っており、湖上遊覧などをするために作られたものでした。
しかし後で歴史で紹介するように、後に廃止されることになりました。その後、奥多摩ロープウェイは撤去されず、そのままの状態で残されました。その結果として、廃墟となり、現在に至るわけです。
心霊スポットとしても有名
奥多摩ロープウェイの撤去が行われなかった結果として廃墟化が進むと、さまざまな噂が流れるようになりました。廃墟にさまざまな心霊現象が噂されるのは珍しいことではありませんが、ここもまた同様に、心霊スポットと言われるようになります。
心霊スポットと言われるようになると、肝試しや怖い物見たさで訪れる人も出てきます。その結果として落書きなども目立つようになり、ますます心霊スポット、廃墟として知られるようになっていきました。
そこで現在では、奥多摩ロープウェイはさまざまな施設が廃墟として残され、東京でも有名な心霊スポットとしてSNSなどでも話題になりつつあるのです。
奥多摩ロープウェイの歴史
このように、2023年現在では廃墟であり、心霊スポットとして話題に上ることが多い奥多摩ロープウェイですが、もちろん最初から廃墟だったわけではありません。奥多摩ロープウェイがちゃんと運行されていた時期もあったのです。
そこでまず、奥多摩ロープウェイがどのような歴史をたどったのかということについて紹介します。奥多摩ロープウェイの歴史は、奥多摩の開発の歴史とも重なってくる面があるのです。
1962年10月に開業したロープウェイ
1957年、小河内ダムによりせき止められて作られた小河内貯水湖という人造湖が完成しました。この人造湖は奥多摩湖と呼ばれ、この奥多摩湖の湖上遊覧、さらには登山客の利便などを目的に1962年に作られたのが奥多摩ロープウェイです。
奥多摩ロープウェイは奥多摩湖を横断するように作られ、全長は622メートルありました。「中奥多摩湖」バス停近くに川野駅、対岸の三頭橋付近に三頭山口駅が作られ、この2つの駅を結ぶように運行されていました。
ところが、せっかく作られた奥多摩ロープウェイはオープンからたった4年しか経たない1966年12月、冬季休業ということで運行を休止し、そのまま放置され、1975年、正式に運行休止の届け出がなされて、その歴史に幕を閉じたのです。
廃業の理由①高額な利用料金
せっかく作った奥多摩ロープウェイは、なぜたった4年でその歴史に幕を閉じるに至ったのでしょうか。直接の理由は営業不振ということになるわけですが、営業不振となった背景にはいくつかの理由が挙げられます。
1962年当時、奥多摩ロープウェイの料金は片道110円でした。この110円という値段は今の金額に換算すると1200円になるということで、ちょっと高いと感じる方が多かったようです。
その後料金は値引きされ、最終的には片道20円まで値下げされたと言われます。だからというわけではないのですが、運行最後の年には約10万人が奥多摩ロープウェイを利用していたということです。
廃業の理由②奥多摩周遊道路や橋などの完成
また、奥多摩ロープウェイはもともと、奥多摩湖の湖上遊覧や登山客のために作られたという歴史があり、ロープウェイなので絶景が楽しめるということで利用した人もいました。
ところが数年後、奥多摩湖を横断する橋梁が作られると、車で簡単に横断できるようになります。もともと奥多摩ロープウェイは距離も長くなかったこともあり、一気に営業不振に陥るようになったのです。
先ほども述べたように、料金を大幅に値下げするなどの経営努力はしたものの、結局は経営が上向くことはなく、わずか4年でその歴史は終わりとなりました。
持ち主が行方不明となり撤去できない状態に
倒産や事業休止で歴史を閉じる場合、その設備などは撤去されることが多いです。更地になったり、新しい建物に生まれ変わったりと、跡形もなくなる場合がほとんどではないでしょうか。
しかし奥多摩ロープウェイの場合、あくまでも手続き上は運行「休止」のためもあるのか、そのまま放置された状態になっています。加えて事業を行っていた所有者も不明であり、事実上手が付けられない状態です。
歴史のところで述べたように、運行休止からすでに半世紀以上の月日が流れ、施設は文字通り放棄され、廃墟状態にあります。周辺自治体などで検討は行われたものの、具体的な動きはないまま現在に至っているのです。
廃墟・奥多摩ロープウェイの見どころ
このように、奥多摩ロープウェイはわずか4年で運行されなくなったわけですが、今でもその施設などはそのまま残され、廃墟化しています。そのため廃墟巡りを趣味にする方など、実際に出かける方もいるようです。
廃墟となった奥多摩ロープウェイに行って、見るところはあるのでしょうか。次に奥多摩ロープウェイの見どころとなるポイントをいくつか紹介します。
かわの駅
奥多摩ロープウェイには奥多摩湖を結んで2つの駅がありました。そのうちの1つが「かわの駅」(川野駅)です。奥多摩湖の西部にある「中奥多摩湖」のバス停の近くにあったと言われています。
駅前には運動場があり、この運動場を横切っていくと近くに行くことができたようです。駅の正面には奥多摩湖ロープウェイの銘板などもそのままあり、改札口や窓口などもそのまま残され、廃墟となっています。
現在は立入禁止
「近くに行くことができた」と述べたのには理由があります。かわの駅は2023年現在、立ち入り禁止となっています。かわの駅に行くことができるルートは3つほどありますが、そのうちの1つは途中で道がなくなり、もう1つは立ち入り禁止です。
かわの駅はアクセスも比較的よかったことから、廃墟ブームの中訪れる方が多かったようです。しかし何といっても長年放置されているためかなりの老朽化が進んでおり、建物自体もかなり危険な状態と推測されます。
ですから、奥多摩ロープウェイに行く計画を立てる場合、かわの駅に足を踏み入れてはいけません。奥多摩ロープウェイに行くならば、次に紹介する「みとうさんぐち駅」の方にしてください。
みとうさんぐち駅
奥多摩ロープウェイの廃墟巡りに行くならば、もう一つの駅である「みとうさんぐち駅」(三頭山口駅)が見どころとなります。こちらの駅は奥多摩湖の三頭橋の東側あたり、旧奥多摩有料道路料金所近くにあります。
駅は道路から階段をあがって行くようになっていますが、この階段は埋まってしまったのか、途中でなくなっています。駅そのものもかわの駅と同様に廃墟となっています。
また、こちらの駅の方には「みとう」と書かれたゴンドラが停車しており、外からでもそのゴンドラを見ることができます。
現在の様子
先ほどのかわの駅と違い、みとうさんぐち駅の方は近くを通る道路含めて立ち入り禁止などにはなっていません。そのため奥多摩ロープウェイの廃墟巡りをするのであれば、こちらは近くまで行くことができます。
そのため、SNSなどで奥多摩ロープウェイの写真としてアップされているものの多くはこちらの駅で撮影されたものです。しかしその分落書きなども多く、落書きが多い廃墟と言われることも少なくありません。
落書きが多いこともあって、建物そのものの老朽化に加えてさらに不気味な印象になっています。放置されたことで木も生い茂っており、落書きと加えていかにも廃墟という雰囲気を醸し出しているのです。
ゴンドラやケーブルの支柱
奥多摩ロープウェイの廃墟は今紹介した2つの駅だけではありません。駅にゴンドラがあることでわかるように、ゴンドラが下がっているケーブルなどもそのまま残され、これもまた廃墟となっています。
奥多摩ロープウェイの運行が行われていればそのようなことはありませんが、なにしろ半世紀以上もそのままにされているわけですから、ロープウェイのケーブルは錆びつき、蔦などがからまって、いかにも廃墟という雰囲気を漂わせています。
それぞれの駅にはこのケーブルにゴンドラが下がった状態なので、ケーブルの劣化に伴い、ケーブルが切れたり、鉄塔が倒れたりという危険性がないのか、心配になるところです。
現在の様子
奥多摩ロープウェイの2つの駅のうちかわの駅は立ち入り禁止、みとうさんぐち駅は階段が埋まって落書きだらけという状態ですが、ケーブルだけであれば行き方はさほど面倒ではありません。
奥多摩ロープウェイのケーブルの支柱が現在、駐車場の中に設置された状態になっているため、車ならば行き方もさほど面倒なことなく、ケーブルまで行くことは可能です。
ちなみに、駐車場からはこのケーブル越しに奥多摩湖を眺めることができます。奥多摩湖は桜をはじめとする四季の景色が美しい観光スポットでもあるので、奥多摩ロープウェイの廃墟巡りと共に景色を楽しむのもおすすめです。
奥多摩ロープウェイの心霊現象
さて、奥多摩ロープウェイの歴史はとても短いものだったのですが、その後放置され、廃墟化したことで、むしろ心霊スポットとして名前が知られる場所となっています。
特に奥多摩ロープウェイは東京にあり、関東の中でも有名な廃墟ということもあって、みとうさんぐち駅など多くの廃墟ファンが訪れます。その結果として、心霊現象を体験したなどの噂が流れ、心霊スポットとなっていったわけです。
そこで次に、奥多摩ロープウェイで語られている心霊現象について紹介します。行く予定がある方はこれらの心霊現象に十分注意し、行き方などもしっかりチェックすることをおすすめします。
女性の幽霊の目撃情報
奥多摩ロープウェイの心霊現象として特に多くの体験談が見られるのが「女性の幽霊」です。この女性の幽霊は特に先ほど述べたかわの駅などで多く見られています。
この女性の幽霊にはある特徴があり、なぜか半裸だったと言われています。奥多摩ロープウェイは奥多摩湖の上を通るのですが、なぜ幽霊が半裸なのか、その理由は不明です。昼夜問わず出たと言われますから、一日を通し注意が必要です。
ただ、女性の幽霊が出たとはいうものの、この幽霊がなにか危害を加えたなどの体験談は見られないようです。とはいえあまり会いたいものではありませんから、十分に注意しましょう。
鏡に映る女性の目撃例も
さらに駅などでは、この女性の幽霊と同じなのか違うのかは不明ですが、やはり女性の幽霊が出た、そして駅にある割れた鏡に映り込み、こちらをみてほほ笑んだという体験談が見られます。
駅の鏡ですから、こちらはかわの駅、みとうさんぐち駅いずれにも現れる可能性があり、見ると危険だと言われています。まして違う幽霊だとすると、奥多摩ロープウェイには複数の幽霊がいることになります。
廃墟ということで、落書きなど荒れた状態についつい目が行きますが、怪しい雰囲気に気づいたら、十分に注意し、早めに戻った方がよさそうです。
心霊写真が撮れる
近年ではSNSが発達していることもあって、廃墟巡りをした様子を写真撮影する方も多いです。奥多摩ロープウェイの場合も、たくさんの写真がありますが、実は写真撮影も注意が必要です。
奥多摩ロープウェイで写真を撮影すると心霊写真が撮れると言われています。白いオーブのようなものが写り込んだ写真はメディアなどでも取り上げられ、奥多摩ロープウェイ心霊スポット説を強めています。
オーブは幽霊がいる場所で写り込むことが多いと言われ、特に赤いものや影のようなものは危険と言われます。もし写真に写っていたら、お焚き上げなどの供養をしていただくことをおすすめします。
足音や謎の音が動画に移り込む
さらに、奥多摩ロープウェイで動画撮影をすると、謎の音や足音などが入るというのもよく知られた心霊現象です。SNSなどには実際にこの音が入った動画なども複数アップされています。
心霊写真のオーブもかなり不気味ですが、妙な音が入っている動画はさらに恐怖を感じさせます。奥多摩ロープウェイに行く予定を立てている方は、行き方や歴史の勉強だけでなく、これらの写真や動画のチェックもぜひ注意しておいてください。
奥多摩ロープウェイでの事故情報
一般的に廃墟から心霊スポットになったところでは、営業中、もしくはその建物の建設途中に事故などがあり、犠牲者が出たというパターンが多いです。しかし奥多摩ロープウェイは歴史が短いこともあって、このような事件事故は起きていません。
先ほど述べた女性の幽霊にしても、女性が亡くなったという事件などがないため、幽霊が出る理由がわからないわけです。同様にオーブなどもなぜ出るのか不明です。
もちろん奥多摩ロープウェイが廃墟になっており、落書きが多いなどいかにも心霊スポットになりそうな雰囲気は否定できません。しかしなぜ幽霊が出ると言われるのでしょうか。
近くの道路では事故が多発している様子
奥多摩ロープウェイが心霊スポットと言われる理由として1つ推測されるのが、ロープウェイそのものではなく、近くを通る道路での事故の影響です。近くの道路は事故が多いと言われており、このことが関係していると言われています。
また一般的に、廃墟のような人が住んでいない場所は霊が集まりやすいと言われます。歴史でわかるように、奥多摩ロープウェイはたった4年しか使われず、その後ずっと廃墟となって人がほとんどいません。
そのため近くの事故に関係した幽霊がこの場所に集まり、住み着いてしまったというのもありうることかもしれません。いずれにしても、近くの道路を通る時にも事故に注意することが必要ということです。
首なしライダーの目撃例も
近くの道路は事故が多く注意が必要と述べましたが、それに関係していると推測されるのが首なしライダーの幽霊です。こちらも奥多摩ロープウェイで見られると噂の幽霊です。
先ほどの半裸の女性などと違い、ライダーということから、これは近くの道路での事故に関係した幽霊と考えてよさそうです。奥多摩ロープウェイそのものの心霊現象だけでなく、車での事故にも十分注意しましょう。
奥多摩ロープウェイへ行く際の注意事項
このように、奥多摩ロープウェイは関東でもよく知られた廃墟であり、心霊スポットということで、一度は行ってみたいというファンの方も多いようです。実際SNSを見ると、奥多摩ロープウェイの廃墟巡りをしたという記事を見かけます。
そこで次に、奥多摩ロープウェイの廃墟巡りに行く場合に注意したいポイントを紹介します。なんといっても半世紀以上もの間放置されていますから、ポイントをチェックし、安全な行き方で行くようにしてください。
途中で道がなくなる&急斜面になる
まず、先ほども述べたように、奥多摩ロープウェイの駅のうち、実際に行くことができるのは「みとうさんぐち駅」の方となります。ですから、この駅周辺で注意したいポイントです。
みとうさんぐち駅は先ほど述べたように、階段を上がっていく必要があります。しかしこの階段は途中で埋まっており、道がなくなってしまうのです。しかし落書きがある状態など見たいなら、この先に進む必要があります。
落書きを見たいという場合は特に、安全な靴に服装を心がけ、注意して進むことを強くおすすめします。天候がよくない場合などは絶対に無理はしないでください。
足元が滑りやすい
奥多摩ロープウェイは何といっても半世紀以上も放置され、まったく手入れがなされていません。ですから、地面も整備されておらず、とても滑りやすいです。
特に階段が埋まった後は道がありませんから、ふだん歩きなれていない人にはかなり危険となります。特に雨が降った後などは滑りやすく、危険度が増します。何度もいいますが、天候を確認し、絶対に無理せず、注意することをおすすめします。
建物全体が老朽化している
足元に注意を払い、無事にみとうさんぐち駅に着いても安心はできません。長年放置された歴史は確実に建物の老朽化につながっています。かわの駅が立ち入り禁止なのも、老朽化して危険なのが理由であり、それはこちらも同じです。
駅に立ち入る際には足元など十分に注意してください。特にみとうさんぐち駅の場合、落書きなどに目を奪われて、足元がおろそかになる場合があります。落書きの撮影などする場合、けがをしないようにしましょう。
ゴンドラ内部には穴が空いている箇所も
同様に、奥多摩ロープウェイのみとうさんぐち駅にはゴンドラがそのまま残っています。落書きされた古びたゴンドラはいかにも廃墟という雰囲気で、写真撮影にぴったりです。
しかし老朽化しているのはゴンドラも、それをぶら下げているケーブルも変わりません。ゴンドラ内部に穴があいている場合もありますし、乗った衝撃でケーブルが切れる可能性も否定できません。
ゴンドラに乗って写真撮影をするなどということは絶対にしないでください。落書きなどの写真撮影を済ませたら、早めに戻ることをおすすめします。
奥多摩ロープウェイへの行き方
最後に、奥多摩ロープウェイへの行き方について紹介します。行き方と言っても、奥多摩ロープウェイが運行されていない現在、基本的には車で近くまで行くという行き方となります。
先ほど述べたように、奥多摩ロープウェイの廃墟近くの道路は事故が多いと言われています。行く場合には行き方と共に運転にも十分に注意してください。
鳥沢駅から車で約1時間
先ほど少し触れたのですが、奥多摩ロープウェイの廃墟としては、駅の他にケーブルと鉄塔があります。このケーブルの支柱があるのが川野駐車場で、奥多摩ロープウェイの廃墟巡りの起点となります。まずはここへの行き方です。
この川野駐車場は奥多摩周遊道路の奥多摩側の入り口にあります。行き方としては圏央道の青梅ICを降り、そこから周遊道路を目指して、三頭橋を渡り500メートルほど進んだところとなります。
最寄り駅からの行き方となると、「鳥沢駅」からとなりますが、ここからの行き方は国道139号線を経由して車で1時間ほどとなります。
川野駐車場から歩く必要がある
川野駐車場で奥多摩ロープウェイのケーブルの支柱を見たら、いよいよみとうさんぐち駅への行き方です。駐車場から対岸に渡ると、道路の横に木が生い茂った石段と廃墟の建物が見えます。これがみとうさんぐち駅です。
みとうさんぐち駅は落書きなどもあるため、近くまで行きその落書きなどを撮影する方も少なくありません。ただし、先ほども述べたように、駅までの階段は途中から埋まっています。十分に注意しながら行くことをおすすめします。
かわの駅へはアクセス不可能
もう一ヶ所の奥多摩ロープウェイの廃墟である「かわの駅」は先ほども述べたように立ち入り禁止となっており、アクセスすることはできません。途中から道が封鎖されているからです。かわの駅は行かないようにしましょう。
住所 | 東京都西多摩郡奥多摩町川野付近 |
万全の状態で奥多摩ロープウェイを見に行こう!
わずか4年しか運行されなかった奥多摩ロープウェイは、今や関東屈指の廃墟、心霊スポットとして知られる場所となっています。かなりの老朽化が進んでいるため、行き方を含め準備をしっかりして、十分注意して行くようにしてください。
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