原爆ドームは世界遺産！アクセスは？観光をしながら歴史に触れよう！

広島観光で立ち寄りたいスポット、原爆ドームや平和記念公園を特集します。どの観光地へも市電を使い移動できますので、アクセスしやすい所ばかりです。観光しながら歴史を学んで広島を満喫してください。

原爆ドームは第二次世界大戦末期に、人類史上初めて使用された核兵器により被ばくした建物です。現在でも被爆した当時の姿を保っており、核兵器の恐ろしさを未来へ伝える建物として、世界遺産に登録されています。一度は訪れて、追悼の意をあらわしたい平和記念碑です。

原爆ドームは、多くの署名と市民団体の熱意によって、平成8年にメキシコで開催された世界遺産委員会で、世界遺産に登録されました。世界遺産とは、世界中の価値ある文化遺産や自然遺産を、人類の共通の宝として守る条約です。原爆ドームは後世に引き継いでいきたい貴重な建物です。広島観光に訪れた際、追悼のため足を運びたい所です。広島電鉄からのアクセスが良いので、多くの方が追悼に訪れています。

平和記念公園では、原爆の悲惨さを伝える原爆ドームを見る事ができます。原爆ドームは被爆する前特産品の、販売促進拠点として利用されていました。当時は「広島物産陳列館」と言いまして、様々な商品が陳列されていたそうです。

1945年に原爆投下により、中央ドーム部を残してほぼ全壊しました。その後、永久保存が決定され国内外から募金を募り、保全工事が行われ現在に至っています。二度と過ちを繰り返さない為にも、悲しい歴史を心に刻みたいです。

平和記念公園で、毎年8月6日に行われる平和祈念式典では多くの関係者が集まり、テレビ中継がされます。原爆死没者を追悼する式典であり、世界の恒久平和を祈り、原爆が投下れた午前8時15分に平和の鐘が響きます。二度と悲惨な歴史を繰り返さないように、多くの人々が平和へ祈りをこめ黙とうをします。世界遺産である原爆ドームを見つめながら戦没者に花を手向けます。

毎年8月6日の午後6時から、元安川橋付近でとうろう流しが行われます。原爆戦没者の冥福と平和のメッセージを書き込んだとうろうを元安川へ流します。世界遺産である原爆ドームの前を、追悼の気持ちを書き込んだ柔らかな灯のとうろうが流れ行きます。

過去の歴史を忘れないよう、毎年多くの方が参加します。とうろう流しで使われている種火は、原爆の原爆の残り火を種火にしています。そして、とうろうの色紙には、おりづるを再生した紙が使用され、深く追悼の意を感じながら参加したい、とうろう流しです。

この場所には、被爆によって白血病になり亡くなった、当時12才の佐々木貞子さんと被爆の犠牲になった子供たちへの慰霊に建てられた碑です。多くの折り鶴は世界中から届けられ、納められています。海外から観光で訪れた人達も歴史を学び、追悼しています。

平和の灯では、核兵器の廃絶と世界恒久平和を祈って、昭和39年に火が着火されました。地球上から核兵器がなくなる日まで、消えることの無い灯です。ここで使用されている火は、全国の宗教団体から寄せられた「宗教の火」と工業地帯の「産業の火」そして、宮島の消えずの「霊火」が火種となっています。これから流れる歴史の中で、いつかは消える日が来ることを願いたいです。

目の前で、しっかり世界遺産である原爆ドームを見ましたら、今度は川面から眺めてみてはいかがですか。平和記念公園から眺める角度とは違った眺めで見る事ができます。川面から眺めるには「ひろしまリバークルーズ」や「世界遺産航路」に乗船します。

どちらの船も約20分くらいのクルージングが楽しめます。原爆ドーム前電停から徒歩3分くらいのアクセスの良さなので、人気があるそうです。川面からゆったりと歴史を感じながら観光してみましょう。

原爆ドームがあります平和記念公園へのアクセスは、広島駅から電停に乗り、約16分ほど揺られ「原爆ドーム前」下車、徒歩1分で平和記念公園へ到着し、世界遺産である原爆ドームを見る事ができます。入場料や営業時間などはありませんので、いつでも自由に見ることができる観光地です。駐車場はありませんので、車でのアクセスはしない方が良いでしょう。

核兵器の廃絶と平和を祈る「広島平和記念資料館」へも行ってみましょう。ここでは、本館と東館に分かれており、現在、東館はリニューアル工事を行っています。全館リニューアルしますのは2018年だそうで、リニューアル後は、原爆被害の悲惨さをこれまで以上に感じられる展示になるそうです。

現在は、本館が見られますので、原爆投下の後の様子を知り、展示された遺品の数々を見る事ができます。当時の悲惨な現実を知る事ができる、貴重な体験です。追悼の意をこめながら、じっくりと歴史を学びたい観光場所です。

広島平和記念資料館へのアクセスは、広島電鉄「原爆ドーム前」電停より徒歩8分。休館日は12月30日と31日です。営業時間は通常、8時30分～18時ですが、時期によって変更があります。観光で行く際には、ホームページ等で確認しましょう。

原爆ドームの東隣に建つビルを再生した「おりづるタワー」。ここでは、13階建ての最上階から、平和記念公園が一望できる観光スポット。広島市内が見渡せる、大パノラマに興奮しそうです。そして、12階ではおりづるを投函する体験もできます。追悼の気持ちをこめて、おりづるを折りましょう。1階までおりますと、ひと休みできるカフェスペースや広島名物が買える物産館があります。

おりづるタワーへのアクセスは、広島原爆ドーム前電停よりスグ、アクセスしやすいので移動も便利です。入園料金は1200円、営業時間や休館日はホームページなどで確認しましょう。

天正17年毛利輝元が築城したお城です。原爆投下により壊滅をし、復元されたお城です。観光がてら広島の歴史を楽しく学べるスポットです。晴れた日は眺望がとてもいいので、気持ちよく観光ができそう。天守閣内には博物館があり、甲冑などが展示されています。また、全国でも珍しい保存状態のいい、金箔の鯱瓦を見る事ができます。

広島城では、観光者が楽しめるように武将の装いを無料でレンタルできます。鎧や甲、陣羽織など、時代劇で見るような衣装を実際に着る事ができます。当時の武将気分になって記念撮影をしてみよう。

広島城へのアクセスは、広島電鉄にガタゴト揺られて「紙屋町東電停」より徒歩15分。入館料は370円、年中無休です。営業時間は、9時～18時ですが、季節によって変更あります。

にぎわう市内にいるのをわすれそうな癒しスポット縮景園。原爆ドームから歩いて25分程度なので、天気のいい日は広島の町並みを楽しみながらブラブラ行けます。園内は四季折々の花が咲き、本格的な日本庭園が広がる観光スポットです。一周、30分程度で周れるので、自然に癒されてみてはいかがでしょう。

縮景園へのアクセスは、広島電鉄「縮景園前」より徒歩3分で、市内のオアシスに到着。入園料は260円、9時～18時まで営業（時期により変更有）年中無休で営業しています。

広島グルメと言えば、広島焼きを思い浮かべます。市内には800店ものお好み焼き店があり、とろりとした甘めのソースと焼きそばが特徴の広島焼きが食べられます。お店によって、お好み焼きに特徴があり、ふっくらと焼き上げるお店や、麺をパリパリにした食感が特徴のお好み焼き店など様々です。

老舗お好み焼き店は、ふっくらとした昔ながらの食感を大切にしたお店が多いようです。かつおぶしをたっぷりかけて食べるとおいしそうですね。本場の焼き立ての味を熱々でいただきましょう。

お好み焼きと負けないくらいのカキグルメ。特に人気なのは、セルフスタイルで気楽に食べられるかき小屋が人気だそう。お店で食材を購入して、テーブルでガンガン焼いていきましょう。熱々、ジューシーなカキは何度もお変わりしたくなりそう。カキがおいく食べられる時期は冬と春なので、このシーズンを狙ってかき小屋に行ってみたいですね。かき小屋は、お店によって営業時期が異なりますので、お目当てのお店が決まったら確認してから行きましょう。

広島を代表するおみやげ、もみじまんじゅう。おみやげで持って帰る前に、お店で焼き立てを頂きましょう。宮島周辺には、老舗のもみじまんじゅう店が多くあり、1個からできたての味をその場で食べられます。普段食べる事のできないホカホカの味わいは、とっても絶品です。定番のあんこ系から、進化した変わり種のもみじまんじゅうまで、多くの種類が売られています。

厳選した広島観光の特集はいかがでしたか。世界遺産である原爆ドームや広島平和記念資料館など、戦争で何がおこったかのかを学べる場所は必ず行きたいです。じっくりと過去の歴史を学んだら、広島グルメでお腹いっぱいになってくださいね。もちろん、おみやげのもみじまんじゅうも忘れずに。