広島平和記念資料館が話題！展示物・料金など紹介！オバマ前大統領も来訪！

皆さんは「広島平和記念資料館」という資料館があることを知っていますでしょうか？「広島平和記念資料館」はオバマ前大統領が来訪したということでも非常に話題の資料館です。広島の観光でも人気のスポットなので、一度行ったことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。修学旅行や、社会化見学でも行ったことがあるかもしれませんね。

今回はそんな話題のスポット「広島平和記念資料館の情報を詳しくご紹介していきたいと思います。「広島平和記念資料館」の展示物や、料金、アクセスや歴史についてもまとめていますので、是非参考にしてみて下さい。「広島平和記念資料館」には、皆さんのまだ知らない魅力や見どころがたくさんあります。

「広島平和記念資料館」は、広島県広島市中区に位置している資料館です。「平和博物館」や、「原爆資料館」などとも呼ばれることがある資料館です。「広島平和記念資料館」は、広島平和記念公園という公園の中にあります。広島平和記念公園は、原爆死没者の慰霊と世界恒久平和を祈念して作られた都市公園です。

「広島平和記念資料館」では、広島に投下された原子爆弾の被爆者の遺品や、被爆の惨状を示している写真や資料などを収集・展示しています。皆さんも学校の授業などで、広島に世界で初めて投下されたという原子爆弾の被害について学んだと思いますが、「広島平和記念資料館」では、そういった歴史などをもっと詳しく学ぶことが出来ます。

「広島平和記念資料館」が作られた歴史には、アメリカ軍が広島市に投下した原子爆弾の影響があります。今なお影響を残している原子爆弾ですが、そういった歴史的な惨劇を起こさないためにも、きちんとどういった歴史があったのかを私達が理解しておく必要があります。「広島平和記念資料館」は、もう2度と原子爆弾による惨劇を起こさないように、平和を願って作られた資料館です。

アメリカ軍が広島市に原子爆弾を投下したのが、1945年8月6日です。その後、「中島公園」という都市公園が作られ、1949年の11月1日には、「広島平和記念都市建設法」という法案が制定されました。それに伴って、平和を願ってさまざまな原子爆弾に関する施設が作られました。施設は、丹下健三という方が設計を担当したそうです。

平和を願って作られた施設は、「広島平和記念資料館」の他にも、原爆死没者慰霊碑、原爆ドームなどもあります。広島平和記念公園では、毎年8月6日には平和記念式典が行われています。その際には市内の中学校や高校の吹奏楽部によって「ひろしま平和の歌」の合奏なども行われます。

「広島平和記念資料館」は、アメリカのオバマ前大統領が訪問したことでも話題となりました。アメリカの前大統領であるバラク・オバマさんですが、2016年5月27日に「広島平和記念資料館」を訪れました。このオバマ前大統領が「広島平和記念資料館」は訪れたようすは、歴史的なこととして、全国のニュースでも非常に大きく取り上げられて話題となりました。

「広島平和記念資料館」をオバマ前大統領が訪問した際に話題になった理由は、アメリカによって核兵器が投下された日本の都市の広島へ、アメリカの現職の大統領が訪問することが初めてのことだったためです。当時、オバマ前大統領は、第42回先進国首脳会議である「伊勢志摩サミット」へサミットへ参加するために日本に来日していました。

オバマ前大統領は、伊勢志摩サミット出席後に内閣総理大臣の安倍晋三さんと共に広島へ行き、広島平和記念公園を訪れました。その際に「広島平和記念資料館」を訪れて10分程度の視察を行ったそうです。「広島平和記念資料館」を視察した後には、核兵器のない世界について、20分程度の所管を述べられたということです。

「広島平和記念資料館」の本館の展示物の情報をご紹介します。ただ、現在「広島平和記念資料館」の本館は改修工事中だということです。2018年（平成30年）7月リニューアルオープン予定だそうです。「広島平和記念資料館」の本館の展示物として有名なのが「大下靖子（おおしたのぶこ）さんの夏服」です。当時、県立広島第一高等女学校1年生だったという大下靖子さんの被爆した際の服になります。

また、大手町の自宅で被爆したという山下博子さんという方の、抜けおちた髪の毛も展示されています。爆心地から約800メートル離れた場所にいたという山下博子さんですが、それでも被害は大きかったということです。当時の惨劇を物語っている貴重な資料として展示されています。二度とこういった惨劇が起こらないように願いたいですね。

「広島平和記念資料館」の本館には、当時の市立中学校生徒だった3人の遺品も展示物として公開されています。津田栄一（つだえいいち）くんの付けていた帽子、福岡肇（ふくおかはじめ）くんの着ていた学生服、上田正之（うえだまさゆき）くんの身に付けていたゲートルが展示されており、当時の惨劇を物語っています。

「広島平和記念資料館」の東館には、テーマに沿った色んな展示物が公開されています。「広島平和記念資料館」の東館の2階の展示は、広島の歩みをテーマとした展示がされています。戦時下の広島と戦争のようす、戦時下の広島のまちと暮らし、爆直後の混乱・復興の始まり、被爆者援護施策の成立と拡充などといった当時の様子が、リアルに展示物として公開されています。

「広島平和記念資料館」の東館の3階では、核兵器の危険性をテーマとした展示物が公開されています。原子爆弾の開発と投下の背景、日本への投下の背景や、核実験が及ぼす影響、核拡散防止の取り組み、核の時代から核兵器廃絶へ向けての取り組みなどの展示がされています。皆さんもきちんとした核の知識を学んでみてはいかがでしょうか。

気になる「広島平和記念資料館」の料金はどうなっているのでしょうか。「広島平和記念資料館」の観覧料金は、大人（大学生以上）の料金が200円、（ただし30人以上の場合、1人当たり160円）、高校生の料金が100円（ただし20人以上の場合、無料）、中学生以下の場合は無料となっています。料金は非常にリーズナブルになっていますね。

「広島平和記念資料館」の料金は、一部の方に付いては免除または割引となります。まず、未就学児、小学生、中学生は料金が無料です。土曜日（ただし、祝日、春・夏・冬休み期間以外）は、高校生は無料となります。また、原爆障害者章、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、戦傷病者手帳を持っている人も無料となります。

「広島平和記念資料館」のアクセスはどうなっているのでしょうか。「広島平和記念資料館」へのアクセスとしては、公共交通機関を使ってアクセスする場合はJR広島駅からバスでのアクセスとなります。JR広島駅から路線バスに乗って、所要時間約20分ほどで到着することが出来ます。「吉島営業所」または「吉島病院」行きのバスに乗って頂いて、「平和記念公園」のバス停を下車してすぐになります。

また、観光循環バス「めいぷる～ぷ」というバスでもアクセスすることが出来るそうです。車で「広島平和記念資料館」へアクセスする場合は、広島駅付近から平和大通りを経由してのアクセスが一般的となります。ただ、「広島平和記念資料館」には駐車場が無いので、周辺の有料駐車場を利用することになります。

「広島平和記念資料館」では、随時企画展展示も行っているそうなので詳しくは公式ホームページをチェックしてみて下さい。現在は平成30年7月に予定している全館リニューアルオープンに向けて準備中のため、一時的に企画展は休止となってしまっているそうですが、通常時は面白い企画展示がされているので、是非リニューアル後にはおすすめしたいと思います。

「広島平和記念資料館」の情報はいかがでしたでしょうか。「広島平和記念資料館」は、1945年8月6日にアメリカ軍が広島市に原子爆弾を投下した歴史を繰り返さないために、平和を願って作られた資料館です。皆さんも、一度「広島平和記念資料館」を訪れて、きちんと歴史について学んでみて頂きたいと思います。