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御蔵島でイルカに会おう!おすすめ観光スポットと宿泊地・行き方も紹介!

御蔵島でイルカに会おう!おすすめ観光スポットと宿泊地・行き方も紹介!
投稿日: 2017年6月19日最終更新日: 2020年10月7日

御蔵島は野生のイルカと一緒に泳げることで有名な観光スポットです。イルカのいる海や緑深い山、満天の星空など自然いっぱいの御蔵島。今回は、御蔵島旅行で押さえておきたいおすすめスポットとイルカウォッチングの情報をたっぷりご紹介します。

御蔵島へイルカに会いに行こう!見出し

御蔵島は東京都の伊豆諸島のひとつで、三宅島の南約19kmの場所にある小さな島です。東京都でありながら、島の周辺に野生のイルカが生息することで一躍人気になった観光スポット御蔵島。これから、イルカウォッチングを始め海や山のエコツーリズムが楽しめる御蔵島のおすすめポイントをご紹介します。

御蔵島ってどんなところ?見出し

御蔵島でお店や住宅があるのは「里」と呼ばれる島の北側の一部で、他は山や森が広がっています。きれいな水も湧き出しており、ミネラルウォーターの生産も行われています。観光地ですが小さな島のため、コンビニやドラッグストアなどはありません。現地調達は考えず、必要なものは事前に準備して出掛けるのがおすすめ。

イルカが住む御蔵島への行き方は?見出し

行き方1「竹芝発八丈島行きの大型客船」

御蔵島への主な行き方は、東海汽船の竹芝発八丈島行き大型客船があります。夜に竹芝を出発し、三宅島を経由して御蔵島へは翌朝到着します。船は1日に往復1便ずつですが、御蔵島は港があまり整備されていないため、天候によっては欠航や、着岸できずに竹芝へ引き返せざるを得ない事もしばしばあるそうです。これは運を天に任せるより他ありません。

行き方2「羽田発八丈島経由の空路利用」

船よりも確実に御蔵島へ行くには空路を利用します。羽田空港から八丈島行きの飛行機に乗り、八丈島の空港でヘリコプターに乗り換えて25分程で御蔵島に到着します。欠航がほとんどなく安定した行き方です。羽田から八丈島までは1日3便出ていますが、ヘリコプターは1日1便なので乗り継ぎ時間は工夫しましょう。

行き方3「大島と三宅島を経由しヘリコプター」

本州から近く、交通の便が良い大島を経由する行き方もあります。竹芝または熱海、伊東からジェット船で大島へ行き、ヘリコプターに乗り換えて三宅島を経由して御蔵島へ入ります。乗り継ぎが多くなりますが、八丈島経由より移動距離が短いため運賃が安く済む行き方です。大島へは調布から飛行機で行くこともできます。

御蔵島でイルカと泳ぐツアーに参加!見出し

ドルフィンスイムツアーでイルカと泳ごう!

ドルフィンスイムはスキューバダイビングと違い、シュノーケルを使うスキンダイビングです。船から海に飛び込んだり足のつかない場所で泳ぐことができれば、ライセンスなどは必要なく誰でも参加できます。宿泊や往復の交通がついたドルフィンスイムツアーがたくさん組まれていて、出発前にプールでスキンダイビングの練習ができるツアーもあります。

イルカと泳ぐベストシーズンは?

イルカと一緒に泳ぐドルフィンスイムができるのは、東京都版エコツーリズムの規定で3月15日から11月15日と定められています。イルカは移動して暮らしているのではなく島の周りに定住しているので、イルカがいない時期は特にありません。海水温や気温に関しては、7月中旬から9月中旬なら薄手のウエットスーツまたは水着で大丈夫。それ以外の季節は厚手のウエットスーツがあると良さそうです。

野生のイルカと上手に泳ぐには?

ドルフィンスイムは、ボートの上からイルカを探し、イルカを見つけたらその場で海に飛び込みます。イルカに向かって行くと逃げてしまうので、イルカの進行方向に沿って並んで泳ぐと良いそうです。イルカが寄ってきたら、イルカの動きに合わせて回るように泳ぐと一緒に遊んでくれるそうですよ。深く潜らずに水面に浮かんで見ているだけでも十分楽しめます。

野生のイルカは大切に!

御蔵島では野生のイルカに触ることは禁止されています。インストラクターやガイドの指示に従って、ルールとマナーを守ってドルフィンスイムを楽しみましょう。特に5月から7月はイルカの出産シーズンで、かわいい赤ちゃんイルカが見られるチャンスでもありますが、お母さんイルカは大変な時期。ストレスを与えないようにしてあげましょう。

御蔵島の観光スポット『ボロ沢』見出し

御蔵島は海だけでなく自然いっぱいの内陸も魅力。御蔵島にはいくつかのハイキングコースがあり、それぞれガイドを依頼して同行してもらいます。里から近いハイキングコースは、御蔵島の西にある『ボロ沢』。その昔、島流しにされたお常という女性が島の役人たちにボロ沢で流しそうめんをふるまい、まんまと江戸に帰ることができたという伝説が残っています。

ボロ沢ハイキングコースは、ボロ沢と「家の沢」林道を散策します。地面にはオオミズナギドリの巣がたくさんあったり苔も多いので、足元に注意して歩きましょう。近年ボロ沢は水が少なくなっているようですが、雨が降った後は水量が増え、小さな滝も見られるそうです。

御蔵島の観光スポット『南郷のオオジイ』見出し

里から足を延ばして冒険気分を味わいたいなら、南郷コースがおすすめ。南郷コースは里の反対側、島の南東を観光するコースで、幹周りは14mという日本最大級の巨樹『南郷のオオジイ』が見られます。島内は立入禁止区域や私有地があるため、観光の際は観光案内所や宿泊先で確認しましょう。

御蔵島のグルメスポット『ふくまる商店』見出し

御蔵島港のそばにある『ふくまる商店』は、パスタやカレーがおいしいカフェ。テラスで青い海を眺めながら食べるランチは格別です。水出しアイスコーヒーと一緒にどうぞ。お土産用には御蔵島特産のあしたばを使った「あしたばカレー」のレトルトや、あしたばドレッシングなどがおすすめ。

デザートには、ふくまる商店オリジナルのジェラートがおすすめ。オーナーが自ら御蔵島の海水から精製したミネラルたっぷりの塩を使った「塩ミルクジェラート」は甘さとしょっぱさのバランスが絶妙!フレーバーは全部で6種類あり、御蔵島に宿泊中は毎日食べても飽きないかも!月曜は定休日です。

御蔵島のグルメスポット『美美庵』見出し

同じく港近くの道沿いにある食堂『美美庵』は、入口でかわいいピンクのイルカがお出迎え。記念写真を撮る人も多いです。人気メニューは、具材ごろごろボリュームたっぷりの「田舎カレー」。甘めで懐かしい家庭の味です。海に来るとカレーが食べたくなるのは皆同じのようですね。

御蔵島近海でとれた新鮮な魚介料理もおすすめ。地魚の刺身やフライ、魚でだしをとったお吸い物など、どれも島ならではの料理。伊勢海老が登場することも!外にテーブル席があるので、天気の良い日はぜひ外で潮風を感じながら食事を楽しみましょう。美美庵の営業はランチタイムのみで、火曜は定休日です。

御蔵島のグルメスポット『やまや』見出し

港へ行く御蔵島本道沿いの住宅地にある『やまや』は、高台からの海の眺めが美しい食堂です。かき氷が人気で、シロップの種類は15種類以上もあるのだとか。御蔵島のおいしい水をで作ったかき氷はふわふわと細かく、暑い夏にはぜひ食べたいおすすめのおやつです。

やまやでも、メジナやタカベなどのおいしい地魚やあしたばを使った家庭料理がいただけます。普段なかなか食べられない島の味はきっと思い出に残るはず。やまやは夜も営業していますが、夜は予約がおすすめです。木曜は定休日になっています。

御蔵島の宿泊スポット『宿まるい』見出し

御蔵島には7つの宿泊施設と村営バンガローがあります。御蔵島へ旅行する際は、いずれかの宿泊施設に予約をしておかないと島に上陸できないそうですので、宿泊する場所はしっかり予約しておきましょう。『宿まるい』は海に最も近い宿で、食堂やお店が近くにあるので観光の拠点に便利です。

楽しみな食事は広い食堂でいただきます。新鮮なカツオの刺身や伊勢海老がずらりと並んでビールが飲みたくなりますが、翌日にイルカウォッチングの予定があるならお酒は我慢!客室はのんびりくつろげる和室。畳に寝転がって、泳いだ後の疲れを癒せます。お風呂には備え付けのシャンプーや石鹸がありますが、タオルや浴衣はありませんので自分で用意して行きましょう。

御蔵島の宿泊スポット『御蔵荘』見出し

『御蔵荘』は御蔵島本道の高台にある村営のホテルで、部屋は洋室と和室があります。大浴場もあり、海に面した大きな窓から外を眺めながらゆっくりお風呂に浸かれるのが魅力。共用の洗濯機は脱水のみ使え、水着を干しておくことができます。御蔵島の中でも人気の高い宿で、ドルフィンスイムのパッケージツアーでも指定宿となっています。

食事は御蔵島でとれた鮮魚や野菜をふんだんに使った和洋食。連泊客には別のアレンジメニューが出るなど、細かい心遣いが行き届いています。夕食後のくつろぎタイムにはオーナーを交えて宴会になることもあるそうで、島の温かいおもてなしが心地良く感じられる宿です。

イルカが暮らす御蔵島へ旅に出よう!見出し

青く広い海と森に囲まれた自然いっぱいの御蔵島。イルカとふれあったり森の中を散策したり、都会とは違う時間の流れの中で思いっきりリフレッシュできそうですね。船が無事に到着することを願いつつ、御蔵島へ旅行に出かけてみてはいかがでしょうか?

投稿日: 2017年6月19日最終更新日: 2020年10月7日

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