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シンガポールのタクシーの乗り方は?料金・チップ・注意点などを解説!

シンガポールのタクシーの乗り方は?料金・チップ・注意点などを解説!
投稿日: 2017年6月22日最終更新日: 2020年10月7日

シンガポールへ旅行に行ったら、タクシーでの移動がとても便利です。でも海外ですから、日本とは少々違うところも。タクシーの捕まえ方、目的地の伝え方、料金やチップはどうするのかなどなど、不安もいっぱいです。シンガポールのタクシーの正しい乗り方や注意点をご紹介します。

シンガポールのタクシーに乗ってみよう見出し

シンガポール旅行では、タクシーがとても便利です。日本よりも安く、気軽に利用できます。また、見知らぬ海外では、タクシーで移動すると、完璧に目的地にも着き、安心感もありますね。日本のそれとは少々違うところもあったり、類似するところもあります。現地で戸惑わないように、タクシーの乗り方を徹底的にご紹介いたします。

シンガポールのタクシーはどんな感じ?見出し

シンガポールは一般的なセダン型

さて、シンガポールの街には、どんなタイプのタクシーがあるのでしょうか。近年は、さまざまなタクシー会社の参入があり、車体の種類も色もさまざま。シルバーや赤、青、黄、カラフル車などなど、街を見回すと、本当にたくさんあります。ただ、どんなタイプのタクシーでも、基本的なことは全て同じです。

シンガポールを走るほとんどのタクシーが、セダン型です。これは日本と同じですね。しかし、中には、バンタイプやロンドンタクシーなども見られます。ロンドンタクシーとは、イギリスのロンドンを走っているレトロな印象のタクシーです。そんなデザインが街中で見られたら、素敵ですね。

シンガポールもメーター制

タクシーの料金システムは、その国によってさまざまですが、日本と同様シンガポールもメーター制を取っています。日本人にとったらちょっと怖い客引きをするようなタクシーや、料金交渉をしなければならないシステムもありませんので、安心してタクシーを利用できます。

タクシーは英語で大丈夫?見出し

英語は通じる?

さまざまな人種や言語の入り混じるシンガポールでは、タクシーの運転手さんとは何語でしゃべるといいのかも、心配なところ。基本的に現地では、英語で全く問題ありません。「シングリッシュ」というシンガポール独特の強い訛りの英語も体験できますよ。ただ、運転手さんによっては、マレー語や中国語、タミール語を使う人もいます。

しかし、タクシーの場合は、行先さえきちんと伝えられれば、あとは料金も表示されますし、片言の英語のみでも問題ありませんので、運転手さんが多言語を使用する人でも、お互い片言英語で十分通じるでしょう。もちろん、みなさんが中国語が出来るなどあるのでしたら、中華系の運転手さんには、中国語で話しかけることもできます。

もし、英語が苦手だとか、発音が通じるか分からない、共通言語がないかもしれないなど心配があるようでしたら、目的地の住所や目印の建物名などを紙に書いておいて、それを運転手さんに見せるというのをおすすめします。その方法が一番お互いの勘違いなどを防げていいかもしれませんね。

シンガポールのタクシー料金見出し

日本より安い

シンガポールのタクシー料金は、日本よりもとても安いという特徴があります。各タクシー会社によって、数セントほどの差異はありますが、通常3.00Sドルから3.40Sドルあたりと思っていいかと思います。料金が、日本の感覚よりも安いので、旅行中は気軽に利用できて嬉しいですね。

追加料金と割増料金1

タクシーに乗車すると、目的地までの料金は、メーター料金以外にも、追加料金や割増料金が発生してきます。まず初めに追加料金が発生するのは、「ロケーションサーチャージ」というもの。金曜日から日曜日の17時から24時に、「チャンギ国際空港」からタクシーに乗ると、5.00Sドルが追加料金となります。

さらに「ロケーションサーチャージ」の2つ目は、上記の時間帯以外に、「チャンギ国際空港」からタクシーに乗ると、3.00Sドルが追加となります。続いて、「マリーナベイサンズ」から日曜日および祝日の6時から16時59分に乗車すると、3.00Sドルが追加となります。

また、「ロケーションサーチャージ」にはもう一つあり、「リゾートワールドセントーサ」から乗車すると、全ての時間帯に3.00Sドルが追加料金として課せられます。シンガポールでは、その場所や曜日、時間帯によって、追加料金が上乗せされていくのですね。

追加料金と割増料金2

続いては、「シティーエリアサーチャージ」です。シティエリアから全ての日の17時から24時に乗車すると、3.00Sドルが追加料金になります。つまり、「中心街」ですね。旅行だと、そういったところから、タクシーに乗る機会も多くあるかと思いますので、覚えておきましょう。

追加料金と割増料金3

「ピークアワーサーチャージ」というものもあります。タクシーを多く利用するピーク時の、月曜日から金曜日の6時から9時30分には、25%が割増料金となります。また祝日を含む毎日18時から24時に乗ると、運賃の25%が割増料金として課せられます。かなり細かくて、日本人からすると、少々困惑しそうですね。

追加料金と割増料金4

続いて「ミッドナイトサーチャージ」という割増料金についてです。深夜24時から朝5時59分にタクシーを利用した場合は、運賃の50%が割増料金となります。50%というのはかなり大きいので、真夜中の観光は控えるか、タクシーを利用しなくてもいい場所に行くと、この割増料金は避けられますね。

追加料金と割増料金5

その他、「ERPチャージ」というものもあります。これは、「ElectronicRoadPricing」の略で、中心街の渋滞を緩和するべく導入された、料金徴収システム。タクシーなど車両が中心街のERPゲートを通過するごとに、徴収額1から2Sドルが加算される仕組みです。ゲートはあらゆる場所に設置されています。

追加料金と割増料金6

タクシーを予約してから乗車すると、「ブッキングチャージ」が追加されます。通常のセダン型タクシーの場合の「ブッキングチャージ」は、月曜日から金曜日の6時から9時30分は3.30Sドルが追加になります。また祝日を含めて毎日18時から4時は3.30Sドル。これら以外の時間帯は、2.30Sドルが追加されます。

さらにタクシーを30分以上前に予約すると、「アドバンスブッキング(AdvanceBookings)」8.00Sドルの追加料金が課せられます。かなり大きな金額なので、できれば、30分以内の予約にしたいものです。または、タクシー乗り場から乗車したり、路上でタクシーを止めて乗れば、これらの料金は追加されません。

シンガポールのタクシーを捕まえる見出し

タクシー乗り場に空車タクシー

シンガポールでは、いったいどうやって空車のタクシーを捕まえたり、乗り方の決まりなどはあるのでしょうか。日本人にとって、一番安心でやりやすいのは、空港やホテル、ショッピングセンターなどにある「タクシー乗り場」を利用することです。他の人と一緒に列に並んで、空車のタクシーが乗り場に来るのを待つだけです。

「タクシー乗り場」には、タクシーの絵と「Taxi」と書かれた表示が大きくありますので、すぐに見つけることが可能です。誰も並んでいなければ、先頭の位置にいれば、空車のタクシーが来て、すぐに乗車することができます。この方法だと、電話したりする必要もなく、一番早い手段です。

タクシー乗り場がないときは?

「タクシー乗り場」が見当たらない場合は、道の途中で空車タクシーを捕まえる乗り方もあります。日本のように空車タクシーに手をあげて乗る乗り方もありますが、シンガポールではなかなかそれでは止まってくれないことも。運が良ければ、停まってくれるかもしれませんが、「バス停」の近くなど、タクシーに乗車できない区画もあります。

街中で手をあげてタクシーを止める場合、それが空車タクシーかどうか見極める方法は、タクシーの屋根の上を見てください。「緑」色で「Taxy」などと表示されている場合は、空車であるから乗車可能。「赤」色で「Hired」や「Busy」、「OnCall」表示がされている場合は、予約している人がいるなど、乗車できないことを指します。

シンガポールのタクシーの乗り方見出し

いざタクシーが目の前に来たときの乗り方は、まず自動ドアではないので、自分で開けて乗り込みます。自分だけ、もしくはもう一人だけのときは、後部座席に乗りましょう。それ以上の人数であれば、一人は助手席に乗って大丈夫です。この乗り方は、日本と変わりありませんね。

空港からや帰国時に、スーツケースなど大荷物があるようでしたら、後ろのトランクに入れます。重い場合は、タクシーの運転手さんも手伝ってくれます。座席に座ったら、日本と同じくシートベルトを着用します。後部座席に座っても、シートベルトは締めるようにしましょう。安全な乗り方を心がけてください。

また、タクシーの乗り方で重要な支払いですが、日本と同じく、下車時に払います。2Sドル、5Sドル、10Sドルなどのコインや小額紙幣を用意しておいてください。運転手さんにレシートをお願いすると、乗車時間から下車時間、走行距離など詳細に記載してありますので、確認のために貰っておくといいでしょう。

タクシー料金の支払い見出し

現金支払いがおすすめ?

タクシー下車時に車内で支払いを行いますが、シンガポールでは、できるだけ現金で支払うことをおすすめします。もちろんクレジットカードでも受け付けてくれるタクシーもありますが、断られる場合もありますので、細かいコインや小額紙幣をたくさん用意しておいてください。

さらに、ちょっと驚いてしまうのが、一番国際ブランドのイメージの強い「VISAカード」を受け付けてくれないタクシーが多いのです。ほとんどの場合使用可能なのが、「MasterCard」で、「JCB」は使えたり使えなかったりです。もし「MasterCard」をお持ちでなければ、現金のご用意を。

タクシーではチップはどうするの?見出し

チップはいらない?

海外旅行というと、やはり日本人にとって混乱の元となることが、「チップ」制度です。しかし、嬉しいことに、シンガポールには、チップをあげる習慣が基本的にありません。ただ、ホテルのベルボーイが手伝ってくれたなどの場合は、数ドルを手渡すといいでしょう。タクシーでも基本的には、チップは渡さなくて大丈夫です。

チップ制度が基本ないとは言え、もしタクシーでのお支払いで、わずかなおつりになるときなどは、「おつりはいりません」などと言って、チップ代わりとしてもいいでしょう。現にシンガポールでは、そう言って、おつりを受け取らないケースが多いのも事実です。

タクシーの運転手の英語に慣れる見出し

独特の訛り「シングリッシュ」

シンガポールでは、英語は基本的に通じるとは言え、「シングリッシュ」と呼ばれる、シンガポール独特の強いアクセントの英語が使われます。英語をしゃべることが出来る人でも、その慣れない訛りに戸惑うでしょう。タクシーの運転手さんも、「シングリッシュ」をしゃべるので、ある程度の特徴は覚えておくといいかもしれません。

乗車拒否が多い?

シンガポールのタクシーでよく見られる光景が、乗車拒否です。運転手さんに行先を伝えると、「CanNot(キャンノット)」と言われることも多いです。運転手さんが行きたくないような場所とか、遠くて就業時間を超えそうなときなどに言われるはずです。結構連発して乗車拒否のタクシーが続くこともありますので、根気よく行きましょう。

タクシーに乗り込む前に、目的地を先に伝えることをおすすめします。シングリッシュでは、「できる」など可能を表わすときは「Can」、「できない」など不可能を表わすときは「Cannot」と言います。運転手さんによっては、「Can!Can!(行けるよ)」とか、「Cannot(キャナット=行けない)」とだけ言ってくる人も。

語尾に特徴あり

その他、シングリッシュは、あらゆるところで聞くでしょう。特徴は、英語の文章の語尾に、「ラー(lah)」や「ロー(loh)」を付けることです。でも意味はないので、そこは気にせずに話をしましょう。例えば「OkLah(オーケーラー=OKですよ)」といった具合に使います。日本語の「ですよ」とか「だよ」に当たると思えばいいでしょう。

シンガポール旅行でタクシーに乗ろう見出し

シンガポール旅行で、しっかりと現地のタクシー事情を把握しておけば、安心してさらに満喫できるでしょう。内装や車体がハデなタクシーもあったりと、異国情緒を楽しむのにも最高の交通手段です。シングリッシュを体験するのも、タクシーの運転手さんとお話するのが一番。楽しい旅行をしてみましょう。

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投稿日: 2017年6月22日最終更新日: 2020年10月7日

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