新宿の喫茶店で静かに珈琲を楽しむ！おすすめのレトロなお店紹介！

日本人は、いつの時代も喫茶店が好き。巷を歩けば、いたるところに素敵なカフェを見つけることができます。時を重ね、多くの人々を迎え入れてきた昔ながらの純喫茶も、落ち着いた大人の雰囲気で味わい深いもの。新宿にある、昭和の香り漂うレトロな純喫茶をご紹介します。

サイフォンを使って丁寧に抽出した自家焙煎珈琲を、こだわりのコーヒーカップでいただくことができる喫茶店です。コーヒーカップは、有田焼やウェッジウッドなどをはじめ、なんと1500種類以上。旨味が最大限に引き出された美味しい珈琲と、世界中から集められた素敵なコーヒーカップがお似合いです。

「自家焙煎珈琲 凡」名物の「幻のショートケーキ」、別名「大人のショートケーキ」は、新鮮な苺が入手できたときしか味わうことができない、まさに幻のケーキ。国産苺「さがほのか」と、純粋な動物性クリームを使って2ホール(16ピース)のみ作られる、美味しい本格ショートケーキです。

住所:東京都新宿区新宿3-23-1 都里ビル B1F 電話番号:03-3341-0179

「名曲 珈琲 新宿らんぶる」は、1950年創業の老舗名曲喫茶です。1階は喫煙可、地下1階は禁煙。禁煙フロアには、地下であることを感じさせない高い天井と広々とした空間が広がっています。席数は全部で220席。豪華なシャンデリアで飾られ、静かにクラシックが流れる空間は、まるでコンサートホールのようです。

「名曲 珈琲 新宿らんぶる」の看板メニューは、「卵とツナのサンドセット」。具がぎっしり詰まった懐かしく美味しいサンドイッチを、レトロ感あふれる空間で味わってみてください。

住所:東京都新宿区新宿3-31-3 電話番号:03-3352-3361

30年以上の歴史を持つ純喫茶「CAFE AALIYA」の看板メニューは、プルプルでとろとろな絶品フレンチトースト。口の中でとろけてしまうほど柔らかいフレンチトーストは、ナイフも不要なほど。店内は、美味しいフレンチトーストを食べにくる女子で賑わっています。フレンチトースト550円、フレンチトーストキャラメルソース570円ほか。

住所:東京都新宿区新宿3丁目1-17 電話番号:03-3354-1034

昭和39年創業の「但馬屋珈琲店本店」は、新宿に3店舗、吉祥寺に1店舗、新宿に姉妹店「カフェテラス シルエット」を展開する老舗純喫茶です。世界各国から厳選した生豆を仕入れ、オリジナルの直火式焙煎機でじっくり自家焙煎。挽きたての豆を使って、一杯ずつネルドリップで淹れてもらえます。

「但馬屋珈琲店」は、特別に改良したオリジナル焙煎機を使って、丁寧に焙煎した深煎り珈琲が自慢です。各生産国の珈琲の特徴をもっとも引き出す焙煎度合いを見極めることができるのも、長年の経験を経た老舗だからこそ。苦味の中にも甘みがあり、コクや旨味がしっかり表現された、余韻が残る美味しい一杯をいただくことができます。

純喫茶としての伝統を大切にしながらも、新しい味を常に追求し、メディアにも数多く取り上げられている但馬屋珈琲店。月毎の限定珈琲などもあるので、楽しみですね。自家焙煎した珈琲豆は、オンラインショップでも購入可能です。

住所:東京都新宿区西新宿1-2-6 電話番号:03-3342-0881

1975年創業、歌舞伎町で24時間営業の喫茶店として営業していましたが、ビルの老朽化に伴い閉店。場所を変えて新たに再オープンしました。現在も変わらず24時間営業で、喫煙席も含め130席(完全に仕切られていない分煙制)。新聞、雑誌、古書、無料Wi-Fi、電源、コピー機、コイン式電話などのサービスがあります。

「珈琲貴族エジンバラ」では、こだわりの珈琲豆を使用し、サイフォンで一杯一杯丁寧に抽出しています。月曜日から土曜日の朝6時から11時30分までは、セットドリンク付きで830円(税込)のモーニングセットがあります。専用ポットを使い、高い位置から注ぐことでクリーミーに仕上げる「カフェオレ」は名物のひとつ。フルーツパフェも美味しいと評判です。

住所:東京都新宿区新宿3-2-4 新宿M＆Eスクエアビル2F 電話番号:03-5379-2822

1964年創業、昭和のレトロモダンな雰囲気を再現した喫茶店です。昔ながらの食品サンプルが並ぶショーケースを見ながら店内に入ると、レトロ感あふれる内装と静かな音楽が昭和の雰囲気を醸し出した落ち着く空間になっています。

「珈琲西武」の名物メニューは、特大の美味しいパフェ。種類もいろいろあり、子どもから大人まで楽しめる驚きのサイズです。「フルーツパフェ」は、コーン付きのアイスクリームやポッキー、飾り切りしたりんごやメロンなどがこれでもかというほど盛り付けられています。

住所:東京都新宿区新宿3-34-9 メトロビル2・3F 電話番号:03-3354-1441

新宿駅南口の路地裏にある「珈琲タイムス」。ジャズが静かに流れる店内は、昭和にタイムトリップしたようなレトロ感たっぷりの空間。お店の入口には各種新聞が並べられており、どれでも自由に読むことができます。定番メニューのバタートーストは人気の一品。本日のおすすめメニューには、ナポリタンやミートソース、ピラフ、ピザトーストなどが登場します。

住所:東京都新宿区新宿3-35-11 電話番号:03-3354-1948

ジャズ喫茶の名店として名を馳せていた「DIG(ディグ)」を引き継いだのが、1967年オープンの「DUG(ダグ)」。「DIG」「DUG」ともに、ジャズを愛する写真家「中平穂積」氏が経営するお店。同氏は、1960年日本大学芸術学部写真学科を卒業後、写真家としての活動と並行して、「DIG」をオープンしました。

アート・ブレイキー初来日の際に撮影を担当するなど、日本のジャズ写真家の先駆者としても知られています。「DIG」「DUG」は、寺山修司や植草甚一、村上春樹、和田誠、内田繁など時代の先端を行く人々が通い、さまざまなカルチャーが発信される場所となっていきました。そのことが評価され、中山氏は2013年に和歌山県の文化功労賞を受賞。

音楽やデザイン、写真、イラスト、建築といったカルチャーが日本中に構築される原点のひとつとなった「DIG」と「DUG」。中平穂積氏のジャズに対する情熱や愛は今も変わらず、「DUG」は日本のジャズ喫茶として不動の存在であり続けています。一度は足を運んでみたい名店です。

住所:東京都新宿区新宿3-15-12 電話番号:03-3354-7776

創業1978年、新宿御苑にある「カフェ アルル」は、猫好きの間ではちょっと有名なお店。かわいい看板猫たちが迎えてくれる老舗の純喫茶です。店内にはアンティークの品々が所狭しと並べられており、昭和レトロな雰囲気あふれる空間。漫画もたくさん置いてあり、自由に読むことができます。

「カフェ アルル」では、席に座ると、ジャイアントコーンとバナナの「お通し」が出てきます。喫茶店なのにお通しが出てくるところも、その内容も、なかなか斬新です!もちろん、美味しい珈琲をいただくこともできますし、昔ながらの喫茶店らしい「ナポリタン」や「オムライス」などの軽食もあります。

「ナポリタン」は、ケチャップで味つけられた懐かしの味。ベーコンやマッシュルーム、玉ねぎやピーマンなど、具沢山のナポリタンです。「インドオムラ」は、ドライカレーを卵で包み、カレーをたっぷりかけた「カフェ アルル」のオリジナルメニュー。

住所:東京都新宿区新宿5-10-8 1F 電話番号:03-3356-0003

新宿にある純喫茶をご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。歴史を重ね、多くの人々を迎え入れてきた純喫茶。昭和の香り漂う静かで落ち着いた純喫茶で、香り高い一杯の珈琲を味わうのはいかがでしょう。