松山城ロープウェイは観光で必須！料金・乗り場・時間・時刻表案内ガイド！

愛媛にそびえ立つ松山城。標高１３２メートルの山頂にある松山城までは、徒歩で登ることも可能です。しかし、ロープウェイを使えば一気に８合目まで連れて行ってくれます。高齢者や小さな子供がいるファミリーにもとても便利。ロープウェイから眺める四季折々の松山市街地の景色も格別です。

ロープウェイに揺られ、緑あふれる松山城へ向かいます。

途中、下りのロープウェイとすれ違います。隣では、ロープウェイと並行して、リフトも走行しています。

ロープウェイで登った後も、松山城までは少し歩く必要があります。体力を残しておくためにも、ロープウェイは必須ですね。

松山城ロープウェイ乗り場の最寄り駅は、伊予鉄道『大街道（おおかいどう）』駅です。大街道から徒歩で約5分の場所に、ロープウェイ駅舎があります。

ロープウェイ東雲口（しののめぐち）駅舎１階に、自動券売機があります。そこからチケットの購入ができます。

ロープウェイ乗車料金は、往復【大人510円】【小人（小学生）260円】です。片道だと【大人270円】【小人130円】となります。

小学生未満のお子様は、大人１名につき２名まで無料です。ロープウェイの他に、１人乗りのリフトもあります。どちらも料金は同じです。ロープウェイの乗車区間は『東雲口（しののめぐち）』～山頂にある駅『長者ヶ平（ちょうじゃがなる）』です。

松山城天守観覧券は【大人510円】【小人（小学生）150円】です。観覧券とロープウェイ乗車券がセットになった料金は【大人1,020円】【小人410円】です。

団体や、各種割引クーポン、障害者手帳をお持ちの方は、1階のカウンターにて対応してもらえます。

ロープウェイは2月～7月と、9月～11月は、8時30分～17時30分まで。8月は、8時30分～18時まで。12月～1月は、8時30分～17時まで、年中無休で運行しています。リフトは1年通して、8時30分～17時までの営業です。

松山城天守は、2月～7月と、9月～11月は、9時～17時まで。8月は、9時～17時30分まで。12月～1月は、9時～16時30分までの営業となります。12月の第3水曜日だけ、大掃除のため定休日になります。

松山城天守への入場は、営業時間の終了３０分前までです。松山城観光の際には、営業時間終了５０分前までのロープウェイに乗車してください。ロープウェイ降車から天守までは、徒歩で約１０分。天守内見学を含めると、観光時間はおよそ９０分です。

せっかくの松山城観光、時間に余裕を持って楽しんでくださいね。

大きな荷物はコインロッカーに預けられます。大きなロッカー、小さなロッカーともに、使用料金は１００円です。大きなロッカーにも荷物が入らない場合は、１階の係員さんに相談してみてください。

ロープウェイ運行終了時にコインロッカーは施錠されてしまいます。それまでには荷物を出してくださいね。

せっかくの観光に、荷物が邪魔になることもあります。「預けて正解だった！」という声は多いようです。

観光スポットの多い、愛媛県松山市。他の場所にもコインロッカーはありますが、ロープウェイ駅舎内のコインロッカーは破格のお値段です。松山城観光の際には、ぜひこちらのコインロッカーを利用されることをおすすめします。荷物を預けたら、エスカレーター、もしくはエレベーターでロープウェイ乗り場の３階まで進んでください。

松山城城築400年祭を盛大にお祝いするために誕生した、松山城のマスコットキャラクターよしあきくん。よしあきくんに関するコーナーが、駅舎３階にあります。ロープウェイの待ち時間に、ぜひご覧になってはいかがですか？

よしあきくんの名前の由来は、松山城の初代城主「加藤嘉明（よしあき）」にちなんで名付けられたそうです。松山の地を、城山から温かく見守っています。積極的にお出かけし、“いで湯と城と文学のまち－松山－”を応援しています。

「愛媛県では蛇口をひねるとポンジュースが出てくる！」という話を聞いたことはありませんか？その都市伝説をイメージした『ポンジュース蛇口』のモニュメントが、駅舎３階、松山城ロープウェイ乗り場に設置されています。

実際にジュースが出るわけではありませんのでご注意を。

SNS上での投稿や、話のネタとして、写真に収めてみてはいかがですか？

夏目漱石の小説「坊ちゃん」の舞台にもなっている松山市。その小説に出てくるマドンナに扮したお姉さんが、ロープウェイの乗り場でお出迎えしてくれます。

マドンナ姿のお姉さんが、ロープウェイ内でガイドもしてくれます。松山城や、松山市の観光スポットについても案内してくれます。

袴姿が情緒溢れ、なんとも風情ですね。松山の方言が飛び出すこともあるので、注意して聞いてみてくださいね。

ロープウェイの乗車定員は４７名。時刻表はありませんが、１０分間隔で運行していますので、１本乗り遅れてもまたすぐにやって来ます。山頂までの所要時間は約３分です。

１０分間隔で運行しているので、時間も有効に使えそうですね。時刻表を気にせず、次の乗車時間までポンジュース蛇口やよしあきくんコーナーで楽しむのもいいですね。

ロープウェイの車内からは、四季折々の美しい景色が楽しめます。

春には桜を眺めながらの空中散歩。間近で見られる桜は圧巻です。

ロープウェイから見下ろす松山市街地も、市内の観光とはまた違い、格別なものです。

前記しましたが、松山城へ行くにはロープウェイだけではなく、リフトもあります。リフトも時刻表はありません。随時運行しています。小学校に上がる前の未就学児のお子様は利用できません。

リフト下には防護ネットが張られてあります。リフトから、少しだけ松山城天守が見えますよ。ロープウェイと料金は変わりませんので、天気がよく暖かい日なんかは、リフトで山頂まで向かうのもいいですね。山頂までの所要時間は、約6分です。

ロープウェイに揺られ約３分、山頂の長者ヶ平（ちょうじゃがなる）駅に到着です。

ロープウェイ山頂から松山城天守までは、徒歩で約１０分です。天守までの道のりに、お土産屋さんなどが立ち並びます。

ロープウェイを降りて、すぐ目の前にお茶屋さんがあります。松山城観光前にほっこりするもよし、観光後に一息つくもよし。お土産も売っていますので、帰りにもう一度立ち寄ってお土産を買って帰るのもいいですね。愛媛県の名産、いよかんを使ったいよかんソフトも食してみてはいかがですか？

松山城観光へは、本丸に向かう道と二の丸史跡庭園に向かう道があります。

ロープウェイを降りて松山城の方へ進みます。途中、分かれ道があります。右に行くと本丸に向かい、左に向かうと山を下り、二の丸史跡庭園へと向かいます。二の丸史跡庭園内には、茶会、句会など、文化的な催しにご利用いただける有料施設があります。料金は、【大人200円】【小人（小学生　6歳以上12歳未満）100円】です。

松山城とよしあきくん。本丸広場では、よしあきくんがお出迎えしてくれます。

松山城二の丸史跡庭園は、「恋人の聖地」として認定されています。日露戦争時に、ロシア人捕虜の男性と日本人女性看護師とのロマンスを秘めた金貨が出土したことや、結婚式の前撮りスポットとして撮影が行われていることなどにより、プロポーズにふさわしい場所と、評価されています。

カップルでご来園の方は、恋のパワースポットで「誓いのメッセージ」を記入することができます。普段恋人に言えない思いを、誓いのメッセージカードに託してみませんか？

松山城は山頂に位置するので、天守閣からは松山の市街地を眺めることができます。高いところが苦手な方からは「高すぎて怖かった！」という声もたまに聞かれますが、山の上にお城があるという造りはとても珍しいので、一見の価値ありです。

松山城から眺める、松山市街地。昼と夜とでは、また違った顔を見せてくれます。夕焼けもとてもきれいですね。

山の上に立つ松山城。観光に行くには、ロープウェイが快適で便利です。時刻表を気にせずに、乗り場へ向かえるのもいいですね。愛媛県へ旅行に行かれた際には、ぜひ松山城にも立ち寄ってみてくださいね。