関ケ原の観光おすすめスポットは？宿泊や食事をするならどこ？

関ケ原と言えば古戦場と言うイメージでしょうか。何となく固いイメージの関ケ原ですが、意外にも気軽に回れる魅力的な観光スポットがたくさんあったりします。甲冑体験やパワースポットなど見どころや体験もあって楽しめる場所なのです。

歴史上の最大の合戦場を見ておきたい方に、まずは拠点を作っておくことをおすすめします。目指すところは「関ケ原町歴史民俗資料館」と「関ケ原駅前観光交流館」のどちらかを選びます。様々な観光情報を聞くことができますし、おすすめの観光ルートも聞けますよ。パンフレットには史跡の場所とコンビニの場所も記してあります。

関ケ原駅前交流館の愛称は「いざ！関ケ原」と言い、親しみのわいてくるネーミングです。中でも注目して頂きたいのがコインロッカーです。関ケ原の戦いに参戦した武将の名前と家紋が記されています。ロッカーの大きさは兵力の大きさに比例しています。この交流館で観光スポットやルートなど、スタッフのお話を聞くといいですよ。

関ケ原の合戦史跡を巡るときに活躍してくれるのが、レンタルサイクルです。あちこちに点在している史跡に移動する際に、車ですれ違うのも大変な場所や未舗装の道があるので、自転車での移動をおすすめします。細い道での移動に大活躍します。レンタルサイクルは、資料館や観光案内所近くにあるので利用してみましょう。

合戦地の観光ルートを距離で選ぶこともでき、一番短いコースですと2.5kmの最短で、手軽に合戦地を体感したい方におすすめです。制覇したい方は16kmの距離でほとんどの陣跡を巡ることができるスペシャルコースもあります。歴史と自然をじっくりと体感したい方にどうぞ！スタートとゴールは関ケ原歴史民俗資料館となります。

コースによって移動距離がかなり違いますので、レンタルサイクルで巡った方がいいです。ウォーキングコースには、4.5kmの関ケ原合戦のハイライトを巡るコース・7kmの福島正則陣跡から宇喜多秀家陣跡へ直行するコース・12kmで松尾山を省いたルートがあります。時間と体力を考えてコースを選ぶことをおすすめします。

史跡を巡っていると、説明を録音した機械があるところもあるのですが、詳しく知りたい方には説明ボランティアの方をお願いすることができます。関ケ原町役場に電話をするんです。ただ、事前に電話でボランティアの方と日程を合わせることが必要になります。問い合わせやご予約等は早くしておくといいです。

JR関ケ原駅から徒歩７分ほどのところにある「レストラン伊吹」さんです。昭和34年からの創業で、中でも気のあるメニューが「あんかけ焼きそば」です。油っこさは感じられず、甘めのあんです。野菜もたっぷり入って、麵はカリカリです。洋食レストランですが、和食もありますので、メニュー選びに困らないと思います。

あんかけ焼きそばとセットで食事をする方も多いです。中でも、あんかけ焼きそばとフライものをセットにして食べる方が多いです。サクサク食感の唐揚げやヒレカツをセットにする方が多いでしょうか。合戦観光で疲れた身体にフル充電できそうなボリュームです。ラストオーダーは20時です。

実際に史跡を巡る旅もなかなか良いですが、自身で体験をしてみたいという方には「関ケ原ウォーランド」をおすすめします。1万坪の広大な敷地にカラフルな等身大の武将像240体以上で合戦が再現されています。戦場に立っているような雰囲気を体感することができるので、より合戦を感じられるかと思います。

一度見ると印象に残る、リアルな武将像です。戦国時代が気になる方も、歴史に関して興味が浅い方でも、とにかく気になってしまうことでしょう。合戦をさらにリアルに感じるために、もうひと工夫をしてみませんか？体験型のテーマパークのいいところは「甲冑体験」ができることです。

より歴史を体感するために「甲冑体験」をしてみませんか？まずは受付で申込書に記入します。スタッフからの説明を聞いたあと、料金（10歳以上2000円・9歳まで1000円）を支払います。お好みの甲冑を着る際にはスタッフが手伝ってくれるので安心です。記念写真を1枚撮ってくれて、60分間の敷地内散策が自由にできます。

関ケ原ウォーランドに来たからには、食べておきたい「天下丼」です。1日30食限定のローストビーフ丼なのです。高さは約23㎝で1300円になります。元はイベントメニューでしたが、人気が高いので定番入りしたメニューです。どうしても食べておきたい方は予約をすることをおすすめします。

こちらも数量限定メニューで1日30食の「兜カレー」です。ローストビーフが兜のヒラヒラ部分、カボチャが紋章に見立てて作った絶品スジカレーです。カレーをかけてしまう前に写真を撮る方が続出中です。そして意外とボリュームがあります。絶対に食べたい方は予約することをおすすめします。（HPに電話番号があります）

関ケ原古戦場などの観光の後に、ちょっと自然でリフレッシュしませんか？こちらは「関ケ原鍾乳洞」です。夏は涼しく冬は暖かい鍾乳洞の温度は15度前後です。真夏に涼を求めてくる方もいらっしゃいます。階段はなく、舗装されており、照明もあるのでベビーカー（車椅子幅が64ｃｍまで）もＯＫです。

洞内には水流もあり、綺麗で冷たい水の中にはニジマスが泳ぎます。古代生物の化石やウミユリの化石なんかもありますよ。不思議な形の鍾乳石などもあります。ちょっとした探検気分を味わえます。自然が造った美しさを感じて頂けるかと思います。コウモリも住んでいるようですが、昼間に見ることはめったにないそうです。

鍾乳洞の入り口前には、水遊びができるスペースもあり、暗いところが苦手でも水遊びができます。水温は12度と結構冷たくて、夏の暑い日でも長くは入っていられないのですが、それでも子供たちが楽しそうに遊んでいる姿を見られます。水遊びが好きなお子さんがいるのであれば、ちょっと遊ばせてもいいですよ。

自然を感じられる場所ですので、四季の移り変わりを楽しめる場所でもあるんです。春は桜と新緑を、5月には藤の花を、夏の濃い緑、秋になると紅葉に変わります。1年の中でも紅葉の季節が一番美しいかと思います。紅葉の季節は10月中旬から12月初旬くらいまでです。紅葉の一番の見頃は11月中旬くらいからが良さそうです。

もっと自然と親しみたいと思ったら、オートキャンプ場「グリーンウッド関ケ原」で、キャンプを楽しんでみませんか？通年営業しているキャンプ場で、バンガローやコテージがあります。予約制ではありますが、空いていれば当日でも利用できます。電話と窓口での予約は9時～17時まで、ネット予約は24時間OKです。火・水曜定休です。

レジャーで、ます釣りやますつかみ、小川で遊ぶこともできます。グラウンドゴルフやマウンテンバイクも楽しめるので、どっぷり自然に親しむことができます。喫茶店もあるので利用できます。キャンプで泊まりの他に、デイキャンプもできるので日帰りでも楽しめますよ。共同施設には水洗トイレやコインシャワーなどもあります。

使いたいアウトドアグッズはご自身で持ち込みになります。保有数は少ないですが一部は有料でレンタルもできますよ。薪や炭、着火剤、ロックアイスなどは販売もしています。持ち込むものと現地で買えるものを分けてもいいですよね。念のため、お問い合わせしておきましょう。

グリーンウッド関ケ原では、ワンちゃんなどのペットの同伴も可能です。予約の際に申し出が必要ですが、一緒に連れていけるので心配なくレジャーや観光を楽しめますよ。もちろん、リードを付けることをお忘れにならないように。

史跡や観光スポットがたくさんある関ケ原ではありますが、宿泊先となると、あまりないのが現状です。お店も早く閉まるところもあります。車での移動ができる方ならよいのですが、公共機関を使って移動をしている方には、食事や宿泊先は切実な問題になります。

そこで、大垣市で泊まることを考えてみませんか？駅前にはお店やビジネスホテルも多く、遅くまで開いているので、困ることは少なくなります。早めの宿泊予約で割引も受けられることもあり、大垣で宿泊を考える方が多いです。隣町ですと、移動に不便は感じないのでは…と思います。

大垣駅近くには、いくつかのビジネスホテルもありますから、泊まる場所の心配はなさそうです。24時までではありますがコンビニもあり、居酒屋や飲食店もありますので食べることも心配ありません。素泊まりにして駅周辺で食べてもいいですし、ホテルで食べてもいいです。ちなみに関ケ原と大垣の移動時間はＪＲで15分ほどです。

関ケ原の観光スポットや自然と親しめる場所、食事や宿泊などをご紹介しました。過去には激しい合戦があった場所ではありますが、現在は自然の多い町になっていますので、観光スポットを存分に楽しんで頂けたらと思います。史跡を巡るには1日では巡りきれません。移り行く季節を感じながら、足を運んでみてはいかがでしょうか。