マッターホルンを観光するなら！スイスアルプスの名峰を満喫できる名所を紹介！

登山家から愛される名峰マッターホルン。毎年多くの方が名峰マッターホルンを目当てに訪れます。しかし、登山家以外にも多くの観光客がその素晴らしい景色や名所が人気で訪れます。名峰のマッターホルンを存分に楽しめる観光名所を紹介させて頂きます。これを見ればマッターホルン準備はバッチリですよ。

ガイドブックなどではマッターホルンのベストシーズンは6月から8月頃と紹介される事が多いようです。更に踏み込むとハイキングコースがオープンし高山植物も咲き始める6月下旬から7月中が最も人気がある時期だそうです。ただ、その時期はかなりの観光客が訪れる為、旅行を予定している方は早めの予約を強くおすすめします。

マッターホルン観光をする時の拠点となるのがツェルマットです。スイスヴァレー州にある村でマッターホルンの麓にあるんですよ。スイスアルプスの登山口やスキー場として知られているんですよ。マッターホルン観光をする方々にとっては無くてならない村なんですよ。先ずはここで観光準備をしましょう。

ツェルマットはアルプス山脈の高い山々に囲まれた位置にある為、この村からも雄大なアルプス山脈の絶景を見る事が出来るんです。この村からでも素晴らしいですが、まだまだこれ以上の絶景が望めるおすすめ名所があるので楽しみにしていてくださいね。時間がある時にはツェルマットの街並を散策してみてくださいね。

ツェルマットは元々農村でした。しかし1865年にマッターホルン初登頂を機に一気にマッターホルンの麓にあるツェルマットに注目が集まりました。それ以降ツェルマットは観光業が盛んになりました。ここに住む約半数の方がホテルやレストランにて従事する観光が盛んな村として活躍しているんですよ。

名峰マッターホルンの美しい眺望とアクセスに便利なので人気なのがゴルナーグラートです。マッターホルンの景色が最大の人気ではあるんですが、そこまでのレトロな登山鉄道からの眺めも見どころなんです。ツェルマット駅から約30分程ですが、標高がどんどん上がっていく毎にテンションアップも間違いありません。

登山列車でマッターホルンを目指す行きの電車では進行方向右側がおすすめです。カラマツ林やマッターホルンが右手側に見えるので、是非とも右手側の座席が空いていたら座ってくださいね。頂上に着くゴルナーグラート展望台があります。そこから見える景色は圧巻ですよ。360度の大パノラマが待っています。

頂上の展望台からはアルプスの名峰が見渡せる特等席です。マッターホルンはもちろん、モンテローザ、リスカムなどの名峰も見る事が出来ます。展望台にはクルムホテルがあり、部屋からはその眺望を独り占め出来ます。朝方、昼間、夕方、夜で見え方が全く違うので、宿泊する方は時間帯を変えて色々と表情を見てくださいね。

ゴルナーグラード鉄道の頂上駅には絶景が見渡せるおすすめの展望台を紹介しましたが、その1つ前のリッフェルベルク駅にもおすすめ観光名所があるんですよ。リッフェルベルク駅からローテンボーデン駅を結ぶハイキングコースが大人気でおすすめです。初心者でも安心のコースなのも嬉しいポイントなんです。

リッフェルベルク駅を降りて直ぐのところにあるのがリッフェル湖です。目の前の湖に景色が反射して大自然を満喫できるおすすめの観光名所なんです。特に7月上旬には高山植物を至るところで見る事が出来ますよ。折角なら、自分の足で大自然の中を進んでみるのも良いのではないでしょうか。

ハイキングコースのゴールであるローテンボーデン駅周辺にはレストランやカフェが多くあります。ハイキングを満喫した後は小休憩して疲れた身体をリフレッシュしてみませんか。中にはまだまだ歩き足りない体力自慢の方はローテンボーデンからツェルマット村まで続くハイキングコースもあるので挑戦してみては如何ですか。

先程紹介したゴルナーグラード展望台やリッフェル湖は標高3000メートル級の場所にあります。絶景は見たいけど、高山病や標高が高い観光名所まで行く自信がない方もいると思います。そんな方もご安心ください。標高がそこまで高くなくても絶景を見れるおすすめ場所がスネガパラダイスなんですよ。

スネガパラダイスは標高が2288メートル地点にある観光名所です。体力に自信がない方や標高が高い所が苦手な方におすすめです。それ以外にもアクセスも抜群なんです。ツェルマットからは地中を走るケーブルカーで3分で到着出来ちゃうんです。そこにあるスネガ展望台からの景色は最高におすすめです。

マッターホルンは見る角度によって表情が変わる事から、山の女王とも言われています。山の女王マッターホルンが最も美しく見える角度がスネガ展望台からの眺めと言われているんですよ。もちろん駅の周辺にはカフェやレストランがあるのでゆっくりしながら絶景も楽しめますよ。晴れた日には外の風が気持ちいテラス席がおすすめですよ。

スネガ展望台と並んで、山の女王マッターホルンが美しく見えると人気の観光名所がロートホルンパラダイスです。ロートホルンパラダイスは標高3103メートル地点にあります。アクセス方法としてはスネガパラダイスよりゴンドラロープウェイを乗り継ぐ事で行く事が出来ます。

ゴンドラから見える景色もおすすめです。アルプス山脈が連なる壮大な光景を空中散歩をしながら見る事が出来る特等席です。是非とも、窓から見える眺望を楽しんでくださいね。標高が上がる毎に景色も変わるので、変化も楽しむ事が出来ます。ただ、高所恐怖症の方には少し試練かもしれませんね。

ロートホルンパラダイスでは6月下旬から9月中旬の夏期限定で行われる人気の早朝ツアーがあるんです。それは、朝焼けの時間帯でマッターホルンと周りの山々が朝焼けによって紫からピンク色に色鮮やかに変わる瞬間を見る事が出来るんです。朝一から幻想的なマッターホルンのワンシーンを記念に残しに行きませんか。

マッターホルンの眺望も楽しみつつも、大自然の中を感じたいと言う方におすすめした観光名所がシュヴァルツゼーパラダイスです。ツェルマットの村外れにあるマッターホルンエクスプレスという高速ケーブルカーを利用して行く事が出来ます。約12分間で到着出来ますので、その間はスピード感ある空中散歩を楽しんでくださいね。

シュヴァルツゼーとは黒い湖という意味なんだそうです。その名前を体現するかのように高速ケーブルカーを降りると目の前に色の濃い山上湖が広がっています。色の濃い湖と緑の草原、遠めは白色が美しい山々が広がり色鮮やかな景色が眼前一杯に広がり、胸躍らせる事は間違いありません。最高の景色がそこに広がりますよ。

湖畔には礼拝堂があるのですが、自然への畏怖と尊敬を感じさせます。その佇まいからも幻想的な雰囲気を感じさせてくれます。湖周辺にはハイキングコースがあるので、天気が良い時には大自然を身近に感じながら、散策するだけでも素晴らしい体験が出来ると思いますよ。眺望と自然を感じたい方にはおすすめの観光名所です。

山の女王マッターホルンをより身近で見たい方にはマッターホルングレーシャーパラダイスをおすすめします。ツェルマットからは20分程の時間でアクセスする事が出来る観光名所です。ここには標高の高い2つの展望台があります。その内の1つはヨーロッパで最も高い展望台なんですよ。より近い目線でマッターホルンを見る事が出来るんです。

大型ケーブルカーで頂上の駅まで着いたら、山肌を掘って作られたトンネルが見えてきます。それだけでもワクワク感が押し寄せます。更にトンネルの先にあるエレベーターを使って上の展望台を目指します。注意して欲しいのはエレベーターで上がる為一気に標高も上がるので、体調を崩さないように気を付けてくださいね。

エレベーターを降りると先ず1つ目の展望台があり、標高は3818メートルです。体調と相談してまだまだ余力のある方は更に階段を登って上を目指しましょう。登った先にヨーロッパで最も高い展望台があり、標高は3883メートルです。誰よりもマッターホルンを近場で見られる名所がそこで待っていますよ。

スイスと言えばマッターホルンやアルプス山脈の名峰が見れることで有名です。ですが、折角スイスのマッターホルンまで来たからには街や村の中の観光スポットも楽しんでみては如何でしょうか。マッターホルンの麓の村ツェルマットにはマッターホルン博物館があるんですよ。天気が優れない時には力強い観光スポットになってくれますよ。

マッターホルン博物館は村の中心にある教会広場の一角にあります。ドーム型のガラスで出来た特徴的な形をしているので直ぐに見つけられると思いますよ。博物館内にはスイスマッターホルンの地学的な研究や名峰登頂を目指したアルピニスト達の歴史はもちろん、昔の生活や暮らしを再現したコーナーがあるので、スイスの事を知る事ができます。

マッターホルン博物館の展示の中でも特に貴重なのが19世紀に名峰マッターホルンを初登頂したウィンパーのピッケルやザイルです。下山時に大事故を引き起こした途切れたザイルの展示は今でも貴重な展示物です。スイスの名峰の歴史を知る事が出来る博物館がここにはあるんですよ。

マッターホルンの麓村ツェルマットはスイスの名峰の歴史をしる博物館だけが見どころではありません。是非ともツェルマットのメインストリートであるバーンホフ通りにも注目してみてください。バーンホフ通りはツェルマットを南北に貫く村のメインストリートになっています。ツェルマットを知るならこの道を歩くに限ります。

観光業が主なツェルマットの中でもバーンホフ通りは多くの人たちで賑わっており、人通りが絶える事はありません。メインストリート沿いにはホテルやレストラン、カフェが立ち並びます。もちろん飲食店だけではありません。お土産屋も複数あるので、スイス旅行のお土産を選んでみては如何でしょうか。

多くの人で賑わうバーンホフ通りは人間だけが利用する訳ではないんですよ。朝方と夕方の1日2回のタイミングで牧草地と小屋を往復する羊の大群がこのメインストーリを利用するんです。その光景もスイスツェルマットならではの光景なので、タイミングよく見かけられたらラッキーですよ。

ロートホルンの山麓にある山上湖の1つがグリンジ湖です。マッターホルン周辺には複数の山上湖がありますが、四季折々の変化が最も楽しめると言われているのがグリンジ湖なんですよ。グリンジ湖は標高2334メートル地点にあります。同じ場所でも四季によって全く異なる景色を見る事が出来るんですよ。

夏期には一面が緑色になる清々しい景色、秋には黄金色に輝く色鮮やかな景色、冬には雪化粧をした一面銀世界がグリンジ湖で見られるんですよ。日本にも四季があるので、四季の移り変わりを感じられる場所には何だか親近感が沸きますよね。スイスマッターホルンの四季を感じたい方はグリンジ湖へ足を伸ばしてくださいね。

グリンジ湖へ向かうにはハイキングコースを利用するのがおすすめです。スネガからライゼーを通る緩やかな登り道を進むハイキングコースもしくは、ブラウヘルトから下り道を進むハイキングコースがアクセスし易いと思いますよ。ハイキング好きの方は是非ともコース上にグリンジ湖も組み込んでくださいね。

名峰マッターホルンを楽しむ方法は色々あります。そんな中でもマッターホルンを湖に反射させて楽しむ逆さマッターホルンが観光客の中でも人気がある楽しみ方の1つです。水面にマッターホルンが移る姿は神秘的です。天気がよく、雲がないなど条件が整わないと綺麗な逆さマッターホルンは拝めないので運も大事なんですよ。

そんな逆さマッターホルンが堪能出来る湖を簡単に紹介します。既に紹介したリッフェル湖、グリンジ湖も逆さマッターホルンが期待出来ます。それ以外にはシュテリー湖やシュバルツ湖が逆さマッターホルンが拝める観光名所として知名度と人気が高いんです。まるで絵はがきのような逆さマッターホルンをカメラで是非とも納めてくださいね。

マッターホルンに言った際にはスイスアルプス最高峰のモンテローザも一緒に見てきてくださいね。モンテローザはマッターホルンよりも高い標高4634メートルの山なんですよ。年中雪と氷河に覆われたモンテローザは間違いなくスイスアルプス最高峰と言って過言ではありません。どうせなら両方一緒に楽しみたいですよね。

モンテローザは単独の峰でありません。複数の峰からなる名称がモンテローザなんですよ。アルプス山脈では2番目に高い山ではありますが、スイス国内では1番に高い名峰として知られています。モンテローザもスイスとイタリアに跨っていますが、最も標高が高い4634メートル地点はイタリア内にあるそうです。

マッターホルンのおすすめ観光情報を紹介させて頂きました。スイスの名峰の魅力は存分に伝わりましたか。写真でも綺麗ですが、実際にその地に立つと、カメラでは納まりきらないほどの迫力があります。本来はカメラでは入りきらない雄大な光景が待っています。是非ともあの興奮と感動をご自身で体験しに行ってくださいね。