江ノ島岩屋洞窟を観光！行き方は？パワースポットとしても有名！

皆さんは、江ノ島の岩屋洞窟に行ったことがありますか?夏になると海水浴でにぎわったり、新鮮な海の幸を食べに行ったりと大人気の江ノ島ですが、その島の中にある岩屋洞窟も外せない観光スポットになっています。今回はそんな江ノ島岩屋洞窟はどんなところなのか?伝説やパワースポットにもなっている場所でもあるので、その行き方までをご紹介していきたいと思います。

まず、ご紹介したいのが、江ノ島岩屋洞窟は「江ノ島神社発祥の地」として知られるスポットがあります。岩屋洞窟は第一岩屋と第二岩屋の二つの入り口がある洞窟で、その第一岩屋を歩いていくと見ることができます。入り口は小さく、洞窟の中は暗いので、小さなろうそくを持って、洞窟内を見学するという形になっており、ちょっとしたお化け屋敷に行っているような気分になります。

江ノ島岩屋洞窟は、江ノ島の一番奥にあり、その手前に江ノ島神社があります。3つの宮があり、辺津宮、中津宮、奥津宮の三つで、1000年以上前に、天皇の命によって、神を祀るようになったのが始まりです。皆さんもよく知る、鎌倉時代の源頼朝も神に祈っていたとされている場所になっています。こういった陸から離れた島は、昔から信仰の対象にされることが多かったんですね。

また、この江ノ島岩屋洞窟は、海水の波による力でできたもので、入ってみると自然の力の凄さを感じることができます。昔はこの洞窟にも水がはいっていた時期があったりとなかなか危険な場所だったみたいですが、大正時代の関東大震災で、島が隆起したので今は海水がはいらなくなっており、このような観光地になっています。

この江ノ島岩屋洞窟のおもしろいところは、その自然の力でできた洞窟もありますが、伝説があることで、ロマンあふれるそんな話があります。いくつかの伝説がある中で、有名なものは二つあり、1つ目は「岩屋洞窟は富士山の人穴に繋がっているというもの」、そして2つ目は「昔、鎌倉時代の北条時宗が子孫繁栄を願ったら、願いを叶え、龍が現れたというもの」の2つです。

まず、一つ目の伝説の「岩屋洞窟は富士山の人穴に繋がっているというもの」ですが、どこからこの伝説が出てきたのかわかりませんが、非常にロマンあふれる伝説だと思います。岩屋洞窟の中には富士山につながっているとされる穴も見学できるのでぜひ、見ておくのがおすすめです。ちなみに富士山の人穴までは70キロ以上あるので、もし繋がっていたらスゴイですよね。

続いて、二つ目の伝説で、「昔、鎌倉時代の北条時宗が子孫繁栄を願ったら、願いを叶え、龍が現れたというもの」で、この龍に関してはいくつかの伝説があるようです。悪霊としての龍であったり、願いをかなえる龍であったりと様々ですが、中にはその龍が祭られており、ちょっとしたイベント的なことも楽しむことができます。

そんな数々の伝説がある江ノ島岩屋洞窟ですが、パワースポットもあると人気の場所になっています。江ノ島は海水浴場などが人気なため、忘れてしまわれがちですが、神の宿る島としても知られており、岩屋洞窟内を歩いていくといくつかのパワースポットがあります。ただ、洞窟観光に行くだけでなく、パワースポットも必ず見ておきましょう!

まず、一つ目は悪縁切りのパワースポットです。こちらは第一岩屋にあり、先ほどの江ノ島神社の発祥の地であったり、富士山の人穴につながる穴などがありますが、それだけでなく、その近くにいくつかおいてある仏たちがパワースポットになっているようです。昔から信仰がされてきたためにパワーが宿ったのかわかりませんが、悪縁切りのパワースポットになっています。

お次のパワースポットは活力アップのパワースポットということで、第二岩屋にあります。こちらには先ほどの伝説でもあったような龍が祀られているところで、その周辺がパワースポットになっているようです。龍が活力を表しているのか、強いパワーがあるそうです。この第二岩屋は洞窟内が、光と音の演出がされていて、幻想的な雰囲気を味わえます。

お次のパワースポットは洞窟内ではなく、第二岩屋の上にあるパワースポットで、「龍恋の鐘」があります。これは伝説で「悪党だった龍は天女に改心させられて、天女に惚れてしまい、結ばれた」という話から作られたものらしく、恋人と鐘を鳴らして、南京錠を付けると永遠の愛が叶うといわれているそうです。こちらはカップルのデートコースに最適なのでぜひ行ってみてください!

伝説やパワースポットなどがある江ノ島岩屋洞窟ですが、まだまだ見どころはあるので、そちらをご紹介していきます。まずは「祀られた古い石の信仰」ということですが、こちらは先ほども出た第一岩屋の奥にある江ノ島神社発祥の地周辺にある古い石たちです。鎌倉時代からも信仰があったように非常に古い石がたくさん置かれているので、ぜひそちらも見てきてください。

お次の江ノ島岩屋洞窟のみどころは「龍神像と雷太鼓」です。先ほどもご紹介した伝説の龍が祭られているところで、パワースポットにもなっています。伝説でもあるように江ノ島神社へも祀られている天女と結ばれたという龍という話があり、恋愛や活力アップのパワースポットになっています。また、近くにある雷太鼓は叩くことができ、ちょっとしたイベントもあります。

この雷太鼓は、叩くと光るようになっています。そこで願い事を願いながら、ゆっくり雷太鼓を2回叩くというイベントがあり、2回とも光ったら願いがかない、1回なら半分、といったような願掛けができるようになっています。光らなかったらもう一度叩くこともでき、何度も叩けば願いは叶わないといったような形になっており、ぜひ行ったらやってみてください!

お次の江ノ島岩屋洞窟の見どころは、第一岩屋にある「日蓮の寝姿石」というものがあります。日蓮というのは人で、鎌倉で宗教の布教活動した人として、知られており、江ノ島で修業したといわれています。その寝姿に似ているという石があり、こちらも一つの見どころになっています。この奥に富士山につながる穴があるのでついでにみてくるとおすすめです。

お次の江ノ島岩屋洞窟の見どころですが、岩屋洞窟に入るとまず、目に飛び込んでくるのが大正時代の写真たちです。コチラは岩屋洞窟の案内板ような形で、大正時代の写真や、岩屋洞窟に関することが書かれているので、時間があれば、見てくるのがおすすめです。どうやって洞窟ができたかなど、勉強になることも記載されています。

続いては江ノ島岩屋洞窟の営業時間や料金についてご紹介していきます。営業時間は月によって変わるようですが、大体9時から早くて16時、遅くて19時となっています。また、入場料は大人500円、子供200円となっており、洞窟内は20分ぐらいで、見てこれるのでぜひ行ってみてください。

最後は江ノ島岩屋洞窟へのアクセスのご紹介です。これまで岩屋洞窟のご紹介をしてきましたが、ちょっと駅から遠いのでなかなか穴場のスポットになっています。行き方は江ノ島入り口から徒歩か船で行くかの2通りあります。江ノ島まで徒歩で行かれる方は、入り口からさらに徒歩で行かないといけないので、船を使った行き方がおすすめです。

まず、徒歩での行き方ですが、岩屋洞窟は江ノ島の一番奥にあるので、江ノ島の展望台の方に山を登っていきます。大体かかる時間は30分から40分ほどで到着できますが、ちょっと時間がかかってしまいます。そんな時は船がおすすめで、行きだけ船を使い、帰りは歩いて帰るという行き方がおすすめです。道中にも江ノ島の観光スポットがあるのでそれらを見て回ってください!

続いて船での行き方ですが、江ノ島の弁天橋から岩屋洞窟付近まで行く「べんてん丸」という遊覧船があり、それを使っての行き方です。徒歩で行くより断然早く、10分くらいで行くことができます。料金は大人400円、子供200円となっているので、徒歩が厳しい場合や時間がないときに使うのがおすすめです。片道だけ徒歩でも楽しいと思います。

以上で江ノ島の岩屋洞窟のご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか?江ノ島神社発祥の地であったり、伝説がある場所、パワースポットとして知られるところですが、奥にあるのでちょっと行きづらいこともあり、意外と穴場になっています。そんな時は船を使えば、気軽に行けるのでぜひ行ってみてください。