地獄谷の野猿公苑は猿もほっこりする温泉！日帰りでも楽しい長野の観光スポット！

長野県の野猿公苑では、野生のニホンザルが自然の状態で暮らしています。木の上や橋の上で遊んでいます。遊び疲れると温泉に浸かって体を休めます。その表情はリラックスしています。野猿公苑の楽しみ方や日帰り可能な周辺の見どころ、温泉・グルメをご紹介します。

野猿公苑は野生の猿を、自然に近い状態で観察できる場所です。動物園では見られない猿のかわいいしぐさや争う姿なども見られます。冬の猿の様子がスノーモンキーと言われ外国の観光客にも人気になっています。冬だけでなく四季を通して楽しむことが出来る長野のスポットです。

野猿公苑の猿は、餌付けされ人にも驚くことは少ないですが、野生の猿です。観察には注意が必要です。食べ物を見せない、与えない。サルに触ったり嚇かしたりしない。近くからサルの眼を見つめない。近づきすぎない。犬、猫等のペットは連れて行かない。注意守ってくださいね。

長野県にある地獄谷温泉は、人里から離れて静かな山の中にたたずむ１軒宿の秘湯です。江戸時代から続く宿は木造の趣にあふれています。すぐそばを流れる横湯川の川音を聞きながら入る2つの露天風呂は混浴です。お猿が入ってくるとも言われていますが、先に入浴していることがあるかも！

一軒宿の後楽館には内湯があります。野生のニホンザルが最初に入った温泉がこの内湯と言われています。今でもお猿が覗きに来るようですよ。ちょっとどきどきしますね。そして少しのワクワク感も！野猿公苑の歴史を考えながら温泉に浸かると、感慨深いものがあります。

天気が良ければ、地獄谷温泉の源泉を見に行ってみませんか。少し山を登りますが、空気のいい高原をハイキングすると思えばその先に見どころも待っています。横湯川のせせらぎが聞こえるところに源泉を示すモニュメントが立っています。温泉の源泉を見ることも貴重な体験です。

一軒宿のそばを流れる横湯川の川原から白い湯柱が立ち上がっています。国の天然記念物に指定されている、地獄谷温泉の名物・噴泉です。川底から吹き上げる高温の噴泉は高さ20ｍにもなります。自然の噴泉ですので、決まった時間や高さで見られるわけではありません。20mならラッキー！

長野観光でおすすめしたい野猿公苑では、野生のニホンザルの自然な生態が見られます。その中には、かわいい表情や胸がキュンとなる表情を見せることがあります。瞬間の見どころをご紹介します。冬の風景だけではありませんので、訪れたときに同じような表情を見つけてくださいね。

温泉に肩まで浸かって、極楽・極楽というのは人間だけの特権ではありません。お猿さんがそう言ったかどうかは分かりませんが、お湯に浸かったその表情を見るときっとそう言っているのではないでしょうか。人も猿も温泉の心地よさは変わらないと思いますよ。

雪が降りつむ中、お猿さんの親子です。雪を避けているのでしょうか。寒さを避けているのでしょうか。懐に子供をしっかりと抱きかかえジッと耐えている姿には感動します。きっと母親なのでしょう。親子の関係が希薄になりつつある人間社会に見習って欲しいものです。

野猿公苑でも毎年たくさんの赤ちゃん猿が生まれます。生まれたばかりの赤ちゃん猿を見ることも出来ます。まだ目も開かない！でもお乳の場所だけは分かります。母親にしっかりと抱きかかえられて安心してお乳を飲む赤ちゃん猿は、見ているだけでほっとりと出来る風景です。

去年生まれた小猿でしょうか。何を見ても興味深深、ちょっとのことでビックリ、人間の子供と同じです。小猿どおしで寄り添って、いたずらっぽく人間たちを観察しています。かわいらしく、そして愛らしい表情を見せてくれます。いつまでもこのままいて欲しいと思ってしまいます。

ひとり？思いにふけっている猿もいます。何を思っているのでしょうか。群れから離れ孤独を楽しんでいるのでしょうか。そんな思いで見ているのは孤独に耐えられない人間だからでしょうか。その表情を見ているとふとそんなことを考えてしまいます。そっとしておきましょう。

醸造の玉村本店が酒蔵を酒造美術館として開放しています。当主佐藤家代々のコレクションを展示しています。美人画で有名な日本画家の伊東深水が描いた風景画も展示されています。展示品は3ヵ月に一度変えられるので何度訪れても新鮮な干渉が出来ますよ。日帰り観光におすすめです。

玉村本店では美術品の公開で毛でなく、本業の酒造を見学することも出来ます。酒蔵見学で期待したいのは試飲ですが、玉村本店でも試飲が出来ます。絞りたての日本酒のほか、志賀ビールや志賀ワインをはじめ限定商品もありますので、日帰り観光でも立ち寄ってみてください。

長野県の北西部にあって、2000ｍ級の山々に囲まれた高原です。琵琶池や丸池など70余りの湖沼がありハイキングコースとしてもおすすめです。遊歩道も整備されていて、シニアや子連れでも日帰りOKです。春の花、夏の登山、秋の紅葉、冬はスキーと雄大な自然を満喫できます。

志賀高原にはたくさんの野生動物が生息していて、時にはその姿を見せてくれます。出会いたくはありませんがツキノワグマもいますので注意してくださいね。タヌキやテン、ヒメネズミなどは車道まで出てくることもあります。運がよければ天然記念物のニホンカモシカに合えるかも！

長野県の温泉の中でも古くからある秘湯と言っていいでしょう。温泉街も昭和の香りを漂わせています。時代を感じさせる建物や町並みが残っています。趣のある木造の建物と石畳で整備された道路に、浴衣を着て下駄を鳴らしてあちらこちらの旅館から観光客が歩いています。

渋温泉の街並は夜も楽しみがあります。温泉街のあちらこちらで提灯に灯がともる頃、居酒屋では店先のテーブルでお酒を楽しむのが人気です。無料で遊べるコマやけんだまなどもあり退屈しません。大人だけでなく子供も一緒に楽しめるスポットですね。

渋温泉の一角にある曹洞宗のお寺で、武田信玄にもゆかりのあるとされます。川中島の合戦で傷ついた兵士が傷を癒したのだそうです。立派な山門や屋根の武田菱の紋が付いた瓦などは、歴史と由緒を感じさせます。境内には信玄公の隠し湯と言われる「信玄かま風呂」があります。

温泉寺の境内には見ごたえのある広い日本庭園もありおすすめです。本道前にはなぜか日光東照宮にある「見ざる・言わざる・聞かざる」の三猿の石像があります。その真向かいには「見る・言う・聞く」なのでしょうか？対になった三猿の石像があります。狛犬の代わりなのでしょうか。

横手山は標高2307mで志賀高原の最高峰です。山頂から見る360度の大パノラマ、遠く富士山や日本海まで望むことができます。まさにおすすめの絶景です。冬は良質のパウダスノーで初心者から上級者まで楽しめるコースがあります。日帰りで美しい樹氷が見られることでも人気です。

横手山パノラマコースの一部にあるのがスカイレーターです。楽に2307mの頂上までいくことができます。長さ200ｍ、約5分の動く歩道のトレッキングです。見た目より急ですのでしっかりと手すりを落ちましょう。冬の間は休業になりますが、シニアや子連れの日帰り登山におすすめです。

スカイレーターから乗り継いで一気に山頂まで上ります。ペアシートになっていますのでカップルに人気のリフトです。夏には足元にニッコウキスゲが一面に咲き乱れます。秋には紅葉を眺めながら山頂まで！晴れていれば北アルプスを、運が良ければ雲海が見られます。

志賀高原の森の中にひっそりとたたずむ小さな池です。透明度が高くて水面もで鏡のように静かです。四季をとおして周囲の木々の姿を映しこみます。春の新緑は水面を緑に変えます。秋の紅葉は水面を赤く染めます。四季折々の移り変わりを逃さず見てきたいものですね。

一沼にはたくさんの水草が生育しています。中でも自生の睡蓮はおすすめです。初夏になると真っ白なの綺麗な花が咲き始めます。朝咲き始め午後には花を閉じてしまいます。そばには花ショウブの紫の花が咲いています。水中には見たこともない小さな水草の花が咲いています。

武田信玄の隠れ湯として知られる長野県の秘湯です。奈良時代から続くと言われる温泉街は、今もレトロな雰囲気を残しています。映画・千と千尋の神隠しのモデルになったとされる宿もあります。木造4階建ての堂々とした建物は映画の世界に引き込まれそうです。日帰り湯も可能です。

小さな温泉街には風情ある建物がたくさんあります。その中には外湯の建物もあります。厄除け巡浴外湯めぐりは、手ぬぐいに朱印を押しながら外湯を巡ります。9つの外湯を全部廻るとご利益と、温泉の効能もあらたかですよ。宿泊客しか利用できない外湯もありますので注意が必要です。

長野電鉄の終点にある温泉街は、湯治場の雰囲気を残した旅館と現代風のホテルが混在し、新しい温泉街を作り出しています。温泉は1300年の間絶えることなく湧き出し、湯量は豊富です。温泉そのものを堪能できる温泉街です。ビニールハウスのようなかまくらでお酒が飲めるのも楽しみ！

長野電鉄・湯田中駅前温泉楓の湯は、アクセスも便利で日帰りでも楽しめるスポットです。駅前には半円形を水路が流れています。実は温泉が流れていて、足湯が出来るんです。ひとりずつの腰掛スペースも出来ていて、隣の人を気にすることなしに存分に足湯を堪能できます。

渋温泉と隣合わせの温泉街です。安代温泉には宿泊客だけが入れる安代大湯・開花の湯という外湯があります。90度という高温のお湯で、とっても熱いです。当然、水を加えることはできますが、42度以下には下げてはいけないそうです。熱いお湯が好き！という方は挑戦してみては？

地獄谷野猿公園から徒歩約30分の場所にあります。多くの観光客が集まる観光スポットの近くにありながら、隠れ家的な風情がある静かな温泉街です。旅館も高級感が漂う老舗旅館が立ち並びます。野猿公苑から散歩に出かけてのでしょうか。ニホンザルが顔を見せることもしばしばです。

長野県の志賀高原では一番古い温泉です。幕末の志士・佐久間象山も入ったと言われる歴史ある湯治場でしたが、今ではその面影は見当たりません。戦後のスキーブームにより、多くがスキー客向けのホテル街になっています。それだけに昼も夜も楽しめる温泉街です。日帰り湯も可能です。

長野オリンピックのアルペンスキー大回転会場がすぐあり、見晴らしの良い温泉街です。北信五岳や北アルプスを望むことができます。その絶景を求めて訪れる観光客もいるほどです。冬はスキー客で混雑しますが、新緑の頃や紅葉の頃がおすすめです。秋は紅葉で眼下が真っ赤に燃えます。

横手山頂ヒュッテにあるレストランです。標高2307mにある日本一高い場所にあるレストランでは、ここで焼かれた絶品のパンが人気です。高地ですがアクセスも手軽なことから「雲の上のパン屋さん」の愛称で親しまれています。クリームシチューが入ったきのこスープもおすすめです。

湯めぐりをしながらランチで楽しめる蕎麦屋さんです。本格的な手打ちの信州蕎麦を堪能できます。おすすめはくるみの入った汁でいただく、くるみだれ蕎麦です。くるみの風味は活きています。注文を受けてから蕎麦を打ち始めることもありますので、出てくるまでに時間がかかるかも！

手打ち蕎麦が看板のお店ですが、スイーツでも人気のお店です。そばクリームタルトやそばプリン、そばソフトクリームなど。やっぱり蕎麦屋さんですね。蕎麦を使ったスイーツには大変満足です。湯めぐりでほてった体には冷たいスイーツも似合っています。日帰りでスイーツを食べにくる客も！

渋温泉で85年間お菓子を作り続けている老舗です。店内のケースには和菓子やパンが並べられています。その中でも一番人気は「うずまきパン」です。丸いパンに黄色いクリームの渦巻きが乗っています。暖めて食べるのがおすすめだそうです。すぐ食べると言えばレンジで暖めてくれます。

地獄谷の野猿公苑と周辺の日帰り可能な見どころや温泉をご紹介しました。温泉に入るお猿を見るため多くの観光客が訪れています。周辺には気軽にアクセスできる高原や秘湯と呼ばれる温泉がたくさんあります。お猿さんが楽しむだけでなく、人も絶景と温泉でほっこりしてみませんか。