東京のクリスマスマーケットを調査！演出も素敵な冬の風物詩を満喫！

ロマンチックな演出と数々のドイツ料理、職人の見事な技術が伺える銀細工や装飾で迎えてくれる、冬の風物詩クリスマスマーケット。北海道や東京でもマーケットをふくめた海外の文化や行事がますます定着してきました。そこで今回は、大都会東京の光輝く様々なタイプのクリスマスマーケットをご紹介していきます!

本場ドイツではドイツ語で「Weihnachtsmarkt」バイナハツマルクトと呼ばれ地元の人たちに親しまれている1年の一大イベントです。この時期にはマーケットだけを目的にヨーロッパ各国を巡る人や世界中からドイツに観光客が訪れます。縁日のように広場には露店がならび、12月25日とその前のアドベントとよばれる4週間の準備期間に開催されています。

ドイツでは、広場だけでなく中世時代から色濃く残る城壁に囲まれた街全体が幻想的な光の世界に包まれ大変身します。イベントの最中はサンタではなく女性の妖精が登場し、子供達はサンタ用の郵便ポストから直接サンタに手がみを送ります。冬、厳しい寒さのドイツの街が最もあたたかく彩られる瞬間です。

それでは、我が国日本で2015年から開催されるようになった、日比谷公園の東京クリスマスマーケットからご紹介していきます。ここ日比谷では開催期間が15日間と決まっていて、本場のクリスマスマーケットをそのまま持ってきた状態に近い本格的なイベントが楽しめます。

マイスターが製作する工芸品、ドイツの食材も豊富に揃えられたブースが多数用意され、ぐるっと歩いてマーケットを堪能できるような空間になっています。ここでなら本物の雰囲気をゆったりと味わえ、2人のデートもさらにロマンチックに演出されるでしょう。日比谷駅A14出口から徒歩1分の公園噴水広場で開催です。

今回で9回目の開催になる六本木のクリスマスマーケットは、お洒落な雰囲気の中1000種類の雑貨が楽しめるマーケットです。ドイツ文化をしっかり再現した1つ1つの屋台では本場の様々な珍しいビールとグルメ料理が堪能できます。ビールはかなり大きいものもありますが味やサイズも日本向けにアレンジされているものがあり格別です。

生粋のドイツ人や他の人種にも定評があり夜遅くまで賑やかで楽しい雰囲気に包まれています!カップルできても友達同士で訪れても毎年違ったオブジェが見られたり、デートでも帰り道にイルミネーションが楽しめます。周辺にはショッピングや美術館、映画館にレストランと、2人で1日中歩いて周れるのでカップルにはおすすめです。

ロマンチックな夜景デートができる場所としてもお馴染み、東京スカイツリーのあるソラマチにも可愛らしいクリスマスマーケットが開かれています。ドイツから取り寄せたという木の小屋の屋台でプレミアムソーセージやクリスマス限定メニューが楽しくいただけるのでグルメな方にはおすすめです。

スカイツリーがそびえ立つ夜の空間はとても開放的で綺麗なので、デートのムードや演出に彩を添えます。以前人気が沸騰した幸せのホワイトベアも登場、プロジェクションマッピングなどの演出も加えられ盛り上がりを見せています。2人にとって素敵な聖なる夜になると良いですね。

恵比寿ガーデンプレイスの時計広場は周辺のレストランやバー、会場全体を含めフランスのやわらかくて豪華な雰囲気で満ちています。ここはカップルデートや友達と何度訪れても、クリスマスマーケット「マルシェ・ド・ノエル」がお洒落で楽しい大人ムードいっぱいで迎えてくれ、フランスの郷土料理であるガレットも堪能できます。

この場所の見所は、あたたかい木の温もりが感じられる5つのショップと高さ10メートルの巨大なクリスマスツリー、他では見ることのできないバカラの超豪華クリスタルシャンデリアではないでしょうか。フランスの街角風のイルミネーションやツリーのオーナメントはアンティーク好きの方にはおすすめ必見の場所です!

ファッショナブルで落ちついた雰囲気が人気の表参道ヒルズにも本館地下3階のイベントスペースに、光のクリスマスマーケットが登場します!ここからガーデンパーティーへ向かう人達がプレゼントやパーティーバッグが買えるようにとの配慮がコンセプトになっているマーケットだそうです。

仲間たちとのホームパーティーや、カップルでお家デートを楽しみたい方はここのクリスマスマーケットに足を運んでみてはどうでしょう?本場ヨーロッパから上陸した数々の美しい雑貨やお菓子で、クリスマスパーティーの準備を一緒に楽しく進めることができるのでとても便利です。

昨年は横浜赤レンガ倉庫に一面の銀世界、雪景色の演出が披露され、今年も本物に限りなく近いムードのクリスマスマーケットが期待できる場所です。ドイツから取り寄せられた15個の木の屋台・ヒュッテでは、クリスマスケーキのシュトーレンや様々なタイプの温かいグリューワインが堪能できます。

その他、巨大クルミ割り人形が飾られ、ドイツ・エルツ地方の工芸品であるエルツ人形なども販売されます。昨年から、熱々のホットチョコレートをたっぷりぬったマシュマロやポップも販売されているので、日本では味わえない数々の美味しいスイーツが手軽に味わえます。ビールだけでなくホットチョコレートなどメジャーではないものも味わってみたいですね。

埼玉新都心のけやき広場にはきらめくイルミネーションが特徴のクリスマスマーケットが開催されます。準備にかかせない飾りつけや、ツリーの下に置くプレゼントなどにぴったりの輸入雑貨店が大集結します!やわらかい食感のプレッチェルやカリーブルストの他、ドイツグルメ飲食店が多数用意されます。

国家資格を持つマイスターによるクリスマスケーキ・シュトーレンから、冷たいビールが美味しく感じる温かいテントなども去年から設置されるようになったそうなので、そこで暖かくして過ごす事もできます。ここでは、ドイツシュタイフ社のテディーベア展も開催されるのでお子様や家族にもおすすめです!

ドイツ料理が用意される従来のクリスマスマーケットとは違い、通常のレストランや、様々なカード、クリスマス雑貨ショッピングを楽しみたい!クリスマスの雰囲気のみを味わいたい!という方は、丸の内南口を出たところにある日本郵便が手掛けるショッピング街、KITTEに行ってみてはどうでしょう?

昨年は、高さ14.5メートルの本物の巨大もみの木が設置され多くの人達で賑わいました。雪が降り積もったような本物の銀世界が表現され訪れた人達を驚かせました。外ではなく室内でクリスマスを過ごしたいかたやざまざまな場所の違ったツリーをデートで見て周りたい方にはおすすめです。光の粒が降り注ぐライトアップやライブも行われます。

東京テレポート駅から６分、お台場ウエストプロムナードでは、ヨーロピアンクリスマススイーツストリートが開催されます。ここお台場でしか味わえない限定スィーツや、ドイツだけでなくヨーロッパ16ヶ国の伝統的なお菓子が味わえ、ワインの他温かいスープも用意されます。

マーケットさながらのストリートは、食べ歩きデートとしてもおすすめですが、洋菓子好きの方やヨーロッパの伝統文化に興味がある方にはおすすめです。民族衣装に身を包んだ踊りのほか賛美歌やゴスペルライブも一緒に堪能する事ができ、ベルギーの最高級チョコレートや、幸せが訪れるというハッピースイーツなども用意されているんです。

東京やその他周辺地区で行われる多数のクリスマスマーケットをお見せしてきましたがいかがでしたか?沢山あるので迷いますが開催日時によっては、お仕事や学校の帰りに様々な場所を巡りドイツ料理や文化に触れる事ができます。デートの他にも出張や旅行を計画されている方には現地を知る良い機会になるのではないでしょうか?